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2013年2月13日水曜日

小反落=円安一服で利益確定売り〔東京株式〕(13日前場)

【第1部】日経平均株価は24円67銭安の1万1344円45銭、東証株価指数(TOPIX)も同1.98ポイント安の966.52と、ともに小反落した。
円安の一服感を背景に輸出関連株を中心に利益確定売りが広がった。
前日の大幅高に対する反動もあり、上値の重い値動きだった。
出来高は19億2023万株(概算値)。
▽高値警戒根強く上値追いにくい
円相場の下落に一服感が出ており、積極的な買いは入りにくい状況だ。
米国ではダウ工業株30種平均が5年4カ月ぶりの高値を記録するなど景気回復期待が根強いのは確か。
しかし、日経平均は昨年11月中旬以降の急激な上昇を受け高値警戒感が強まっており、上値は追いにくい環境にある。
日経平均は6日以降、心理的な節目として意識されやすい1万1500円を3度試したが、いずれもはね返されている形。
3月きりコールオプションの権利行使価格1万1500円には3万4000単位を超える建玉があり、「売方の抵抗が強まっている」(銀行系証券)状態。
円相場の下落に一服感が出ている中では、買方の腰も引け気味だ。
市場関係者からは、13日から開かれる日銀の金融政策決定会合で「サプライズ緩和でもなければ、目先的には高値圏でのもみ合いが続く」(大手証券)との声が上がっていた。

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