2012年10月26日金曜日
NY株、小反発=売られ過ぎで〔米株式〕(25日)
【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク株式市場は、前日までに株式が売られ過ぎたとの見方から買いが入り、優良株で構成するダウ工業株30種平均は3日ぶりに小反発した。
ダウは前日終値比26.34ドル高の1万3103.68ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は4.42ポイント高の2986.12。
欧州市場サマリー(25日)
1348GMT 24日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.2973 1.2971
ドル/円<JPY=> 80.270 79.800
ユーロ/円<EURJPY=> 104.12 103.51
25日終値 前営業日終値
株 FT100 5805.05(+0.27) 5804.78
クセトラDAX 7200.23(+7.38) 7192.85
金 現物午後値決め 1715.50 1706.50
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物
3カ月物ユーロ(12月限) 99.80 (‐0.01) <FEIZ2>
独連邦債2年物(12月限) 110.60 (+0.00) <FGBSZ2><0#FGBS:>
独連邦債5年物(12月限) 125.25 (‐0.04) <FGBMZ2><0#FGBM:>
独連邦債10年物(12月限) 140.32 (‐0.15) <FGBLZ2><0#FGBL:>
独連邦債30年物(12月限) 129.16 (‐0.50) <FGBXZ2><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 0.086 (0.080) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.585 (0.567) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.582 (1.557) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.444 (2.417) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ドル/円が4カ月ぶり高値をつけた。
一連の米指標や日銀が来週、金融緩和を行うとの期待からドルが買われた。
ドル/円は一時、6月25日以来の高値となる1ドル=80.33円をつけた。
ユーロも円 に対して上昇した。
<株式> ロンドン株式市場はほぼ横ばいで終了した。
第3・四半期の国内総生産(GDP)が好調だったことで銀行株に買いが入ったものの、企業決算がまちまちの結果となったことで、相場の上値は抑えられた。
英国立統計局はこの日、第3・四半期の実質GDP伸び率は速報値で前期比プラス1.0%となったと発表。
2007年第3・四半期以来の高い伸びとなり、リセッション(景気後退)からの脱却が確認された。
これを受け銀行株に買いが入り、銀行株指数<.FTNMX08350>は0.8%高となった。
ただ英経済の見通しに対する慎重な見方は根強く、デュネディン・インカム・グロウス投資信託のマネジャー、ジェレミー・ウイットリー氏は、「GDP統計は予想を上回り、英経済に期待をもたらした。
ただ、単期の統計でしかなく、持続的な回復の始まりを示すものではない」との見方を示した。
世界最大の広告グループの英WPP<WPP.L>は2.3%安。
通年の増収率見通しを下方修正したことが嫌気された。
一方、日用品大手ユニリーバ<ULVR.L>は2.9%高。
新興市場の堅調な需要が追い風となり、第3・四半期は実質5.9%の増収となったことが好感された。
欧州株式市場は小幅続伸。
仏製薬サノフィや英蘭系の日用品ユニリーバの底堅い業績が追い風となった。
ただ、トレーダーの間からは、ユーロ圏をめぐる懸念が今後上値を押さえ込む可能性があるとの声が聞かれた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は2.19ポイント(0.20%)高の1095.90。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は7.15ポイント(0.29%)安の2483.43。
サノフィ<SASY.PA>は1.4%上昇し、FTSEユーロファースト300の上昇分の大半を占めた。
第3・四半期決算が予想を上回ったほか、2012年通年の利益が予想ほど減少しないとの見通しを示した。
KBLスイスのフィリーペ・カレット最高投資責任者(CIO)は、ユーロ圏およびスペインの債務危機をめぐる懸念から、ヘルスケアなどのディフェンシブ銘柄を選好すると述べた。
また、スペインの問題解決に向けた明確な道筋が見えない中、「相場は調整局面を迎える可能性がある」と予想した。
スペインの主要株価指数IBEX<.IBEX>は0.2%安。
減益決算を発表した同国のサンタンデール銀<SAN.MC>は0.6%下落した。
ユニリーバ<UNc.AS>は2.6%高。
第3・四半期は実質5.8%の増収となり、市場予想を上回った。
半面、フランステレコム<FTE.PA>は5.2%安。
減配方針を示したほか、2013年は厳しい年になると警告した。
欧州企業の決算内容は強弱まちまちとなっている。
トムソン・ロイター・スターマインのデータによると、これまでに決算を発表している欧州企業の47%が市場予想を下回った。
<ユーロ圏債券> 独連邦債が売られた。
英国の第3・四半期国内総生産(GDP)伸び率が5年ぶりの高水準となったことで、リスク資産への買い意欲が高まった。
独10年債利回りは一時、1.625%まで上昇。
だがその後は利回り上昇を受けて買い戻しが入り、午後終盤には1.58%に低下した。
独連邦債先物も8ティックの下げにとどまり、140.39で清算した。
ある市場関係者は「独連邦債はレンジ取引にとどまっている。
(利回りが)1.60%を上回る水準はレンジの下限で、この辺りではかなりの需要が見られる」と述べた。
またスペインによる全面支援の要請が不透明な情勢なため、独国債が大きく売られる公算は小さいとみられている。
第3・四半期の英GDP伸び率は前期比プラス1.0%と、前期比伸び率としては2007年第3・四半期以来5年ぶりの高水準を記録した。
ロンドン五輪などが押し上げ要因となり、英国は3四半期連続のマイナス成長から脱した。
また米新規失業保険申請件数も(季節調整済み)は前週比2万3000件減の36万9000件となった。
スペイン10年債利回りは3ベーシスポイント(bp)上昇の5.62%。
今週に入り20bp程度上昇している。
2年債は3.11%、5年債利回りは4.5%となった。
スペイン経済・競争力省のイニゴ・フェルナンデス・デメサ国庫金融政策総局長は24日、今年の資金調達計画はほぼ完了したとした上で、政府は来年の国・地方向け資金調達を始める用意があるとの考えを示した。
[東京 26日 ロイター]
欧州株式市場サマリー(25日)
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5805.05(+0.27)
前営業日終値 5804.78(+6.87)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7200.23(+7.38)
前営業日終値 7192.85(+19.16)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3411.53(‐14.96)
前営業日終値 3426.49(+19.99)
<ロンドン株式市場> ほぼ横ばいで終了した。
第3・四半期の国内総生産(GDP)が好調だったことで銀行株に買いが入ったものの、企業決算がまちまちの結果となったことで、相場の上値は抑えられた。
英国立統計局はこの日、第3・四半期の実質GDP伸び率は速報値で前期比プラス1.0%となったと発表。
2007年第3・四半期以来の高い伸びとなり、リセッション(景気後退)からの脱却が確認された。
これを受け銀行株に買いが入り、銀行株指数<.FTNMX08350>は0.8%高となった。
ただ英経済の見通しに対する慎重な見方は根強く、デュネディン・インカム・グロウス投資信託のマネジャー、ジェレミー・ウイットリー氏は、「GDP統計は予想を上回り、英経済に期待をもたらした。
ただ、単期の統計でしかなく、持続的な回復の始まりを示すものではない」との見方を示した。
世界最大の広告グループの英WPP<WPP.L>は2.3%安。
通年の増収率見通しを下方修正したことが嫌気された。
一方、日用品大手ユニリーバ<ULVR.L>は2.9%高。
新興市場の堅調な需要が追い風となり、第3・四半期は実質5.9%の増収となったことが好感された。
<欧州株式市場> 小幅続伸。
仏製薬サノフィや英蘭系の日用品ユニリーバの底堅い業績が追い風となった。
ただ、トレーダーの間からは、ユーロ圏をめぐる懸念が今後上値を押さえ込む可能性があるとの声が聞かれた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は2.19ポイント(0.20%)高の1095.90。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は7.15ポイント(0.29%)安の2483.43。
サノフィ<SASY.PA>は1.4%上昇し、FTSEユーロファースト300の上昇分の大半を占めた。
第3・四半期決算が予想を上回ったほか、2012年通年の利益が予想ほど減少しないとの見通しを示した。
KBLスイスのフィリーペ・カレット最高投資責任者(CIO)は、ユーロ圏およびスペインの債務危機をめぐる懸念から、ヘルスケアなどのディフェンシブ銘柄を選好すると述べた。
また、スペインの問題解決に向けた明確な道筋が見えない中、「相場は調整局面を迎える可能性がある」と予想した。
スペインの主要株価指数IBEX<.IBEX>は0.2%安。
減益決算を発表した同国のサンタンデール銀<SAN.MC>は0.6%下落した。
ユニリーバ<UNc.AS>は2.6%高。
第3・四半期は実質5.8%の増収となり、市場予想を上回った。
半面、フランステレコム<FTE.PA>は5.2%安。
減配方針を示したほか、2013年は厳しい年になると警告した。
欧州企業の決算内容は強弱まちまちとなっている。
トムソン・ロイター・スターマインのデータによると、これまでに決算を発表している欧州企業の47%が市場予想を下回った。
[東京 26日 ロイター]
NY株、反発=米指標を好感〔米株式〕(25日午前)
【ニューヨーク時事】25日午前のニューヨーク株式相場は、良好な内容の米経済指標が並んだことから、反発している。
午前10時20分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比72.57ドル高の1万3149.91ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同19.36ポイント高の3001.06。
米商務省が発表した9月の耐久財受注額は前月比9.9%増と、2010年1月以来2年8カ月ぶりの高い伸び率となった。
労働省が発表した前週まで1週間の新規失業保険申請件数は前週比2万3000件減の36万9000件と、市場予想(ロイター通信調べ)の37万件をわずかに下回った。
9月の全米活動指数も前月から改善。
市場のリスク選好が戻る中、株式を物色する動きにつながった。
また、この日は大手決算が目白押し。
米家庭用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の7~9月期決算は、減収減益となったものの市場予想を上回ったことで、大幅高。
米穀物大手ブンゲも、増収増益を受けて買いを集めた。
一方、米通信大手スプリント・ネクステルは赤字幅が拡大したことで下落、米航空大手ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスと米先物取引大手CMEグループも、それぞれ減収減益となったことで、売り込まれた。
その他個別銘柄では、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、JPモルガン・チェースなど金融銘柄がしっかり。
ファイザー、メルク、ジョンソン・アンド・ジョンソンなど医薬・健康関連銘柄も買われた。
ボーイングは下落。
2012年10月25日木曜日
NY株、続落=企業業績なお警戒〔米株式〕(24日)
【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク株式相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明がほぼ予想通りの内容となる中、米企業業績への警戒感が引き続き重しとなり、続落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比25.19ドル安の1万3077.34ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同8.76ポイント安の2981.70で終了した。
欧州市場サマリー(24日)
1338GMT 23日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.2966 1.2985
ドル/円<JPY=> 79.750 79.840
ユーロ/円<EURJPY=> 103.41 103.66
24日終値 前営業日終値
株 FT100 5804.78(+6.87) 5797.91
クセトラDAX 7192.85(+19.16) 7173.69
金 現物午後値決め 1706.50 1711.00
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物
3カ月物ユーロ(12月限) 99.80 (+0.01) <FEIZ2>
独連邦債2年物(12月限) 110.61 (+0.06) <FGBSZ2><0#FGBS:>
独連邦債5年物(12月限) 125.35 (+0.22) <FGBMZ2><0#FGBM:>
独連邦債10年物(12月限) 140.58 (+0.23) <FGBLZ2><0#FGBL:>
独連邦債30年物(12月限) 129.78 (+0.08) <FGBXZ2><0#FGBX:>
現物利回り
独連邦債2年物 0.080 (0.109) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.567 (0.603) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.557 (1.577) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.417 (2.419) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ユーロがドルと円に対して小幅安となった。
ドイツの指標が予想外に弱く、同国経済が後退に向かう可能性があるとの懸念が強まった。
ロイター・データによると、ユーロ/ドルは一時、1週間ぶり安値となる1ユーロ=1.2918ドルをつけた。
対円でも、1週間ぶり安値となる1ユーロ=102.96円をつける場面があった。
ドル指数<.DXY>は一時、2週間ぶり高水準となる80.151をつけた。
<株式> ロンドン株式市場は小反発した。
日用品のレキット・ベンキーザー<RB.L>の堅調な決算が追い風となった。
ただ、企業収益への懸念から一段の上昇は限られるとの見方も出ている。
レキット・ベンキーザーは3.7%高で上げが目立った。
弱い企業決算が相次ぐ中、第3・四半期の既存店ベースの売上高が伸びたことが好感された。
一方、運輸のナショナル・エクスプレス<NEX.L>は12.6%下落した。
2013年について厳しい見通しを示したことを嫌気した。
フランクリン・テンプルトンのファンドマネジャー、コリン・モートン氏は、弱い企業決算や世界経済の減速への懸念から、鉱山などの景気循環株よりも、公共事業や食品など下落局面に抵抗力があるとされる銘柄を好んでいると述べた。
JNファイナンシャルのシニアトレーダー、リック・ジョーンズ氏は、FT100種総合指数が5810付近から5790に下がる展開を予想する。
欧州株式市場は4営業日ぶりに反発。
中国発の堅調な指標を手がかりに石油・鉱山株が上昇したほか、ハイテク株に好決算をはやした買いが入った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.00ポイント(0.46%)高の1093.71。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は12.66ポイント(0.51%)高の2490.58。
企業向けソフトウエアメーカー大手の独SAP<SAPG.DE>は4.2%上昇し、ハイテク株全体を押し上げた。
予想を上回る業績が好感された。
エネルギー株は1%高、資源株は0.7%高。
HSBCが日発表した10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は3カ月ぶりの高水準に持ち直し、同国の経済が緩やかなペースで回復していることが浮き彫りとなった。
ノルウェーの通信企業テレノール<TEL.OL>は6.1%高。
同社が事業を展開するアジアの主要市場での業績が第4・四半期に上向くとの見通しを示した。
10月のIFO独業況指数が2010年2月以来の低水準に落ち込んだものの、新興市場国をめぐる明るいニュースが投資家のセンチメントを支える格好となった。
<ユーロ圏債券> ユーロ圏経済の低迷深刻化を示す経済指標を受け、独連邦債の価格が上昇し、同国の10年物国債入札にも強い需要が集まった。
マークイットが発表した10月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は45.8と前月の46.1から低下し、2009年6月以来の低水準となった。
また、ドイツのIFO経済研究所が発表した10月の独業況指数は100.0と、前月の101.4から低下し、2010年2月以来の低水準を記録した。
これらのさえない指標に加え、格付け会社ムーディーズが今週スペイン5州を格下げしたことなどを背景に安全資産への需要が高まり、33億ユーロの独連邦10年債入札には強い需要が集まった。
独連邦債先物は12ティック高の140.47で清算。
ギリシャの財政目標達成期限をめぐり当局者が食い違う見解を示したことから値動きは不安定で、一時は下落する場面もあった。
ギリシャのストゥルナラス財務相は24日、同国に対する金融支援について、国際支援機関が財政目標の達成期限延長を受け入れたと明らかにしたが、欧州当局者はそれとは食い違う見解を示した。
スペイン10年債利回りは5.1ベーシスポイント(bp)低下の5.59%。
同2年債利回りは3.03%。
5年債利回りは4.43%となった。
[東京 25日 ロイター]
2012年10月24日水曜日
NYダウ急落、243ドル安 米企業業績への懸念高まる
【サンノゼ=畑中徹】23日のニューヨーク株式市場は、米企業業績への懸念が高まり、大企業で構成するダウ工業株平均は急落した。
終値は、前日より243.36ドル(1.82%)安い1万3102.53ドルで取引を終えた。
ハイテク株が主体のナスダック市場の総合指数も、前日より26.50ポイント(0.88%)低い2990.46だった。
大幅続落〔ロンドン株式〕(23日)
【ロンドン時事】23日のロンドン株式市場の株価は、企業決算への懸念やスペイン自治州格下げなどが嫌気されて大幅続落となり、FT100種平均株価指数は前日終値比85.00ポイント(1.44%)安の5797.91で終了した。
ETXキャピタルのアナリスト、イシャク・シデキ氏は、「米国などの決算がさえず、中国の高級品需要も不振なようだ。
資金は安全な逃避先に向かっている」と指摘。
「今週は欧州企業決算が相次ぐ。
今後数日はデフェンシブ銘柄が選好されるだろう」と語った。
個別銘柄では、石油大手BPは10.20ペンス安の433.25ペンス。
金融大手バークレイズが2.75ペンス高の232.65ペンス。
製薬大手グラクソスミスクラインが14ペンス安の1401.00ペンス。
ダウ、急反落=米企業業績懸念で一時218ドル安〔米株式〕(23日午前)
【ニューヨーク時事】23日午前のニューヨーク株式相場では、米大手企業の業績不安から売り込まれ、優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時前日終値比218ドル安まで急落した。
午前10時20分現在は、ダウが前日終値比212.54ドル安の1万3133.35ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同31.50ポイント安の2985.46。
この日は、市場の関心が米企業業績に集中。
米工業・事務用製品大手スリーエムが朝方発表した2012年7~9月期決算は、減収増益となり、1株当たり利益は1.65ドルと市場予想(トムソン・ロイター調べ)と一致。
ただ、業況の厳しさを理由に12年通期の業績予想をアナリスト予想を下回るレンジに設定した。
また、化学大手デュポンは、世界的な需要不振を背景に売上高と1株当たり利益が市場予想に届かず、従業員1500人の削減計画を明らかにした。
米企業業績への失望感からダウは寄り付き直後から売りを浴びた。
さらに、10月のリッチモンド連銀景況指数が前月の4からマイナス7に悪化したことが嫌気された。
このほか、欧州債務不安も引き続き市場のリスク投資意欲を抑制。
米格付け大手ムーディーズ・インベスター・サービスが前日、スペインの5自治州の格付けを引き下げ、これを受けて欧州株が下落したことも地合いを弱めた。
個別銘柄では、デュポン(8.5%安)、アルコア(3.0%安)などの下げがきつい。
タブレット型多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」小型機の発表がうわさされるアップルは1.1%安で推移している。
半面、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は2.8%高。
好業績を追い風にコーチは5.8%上伸。
ヤフー(4.6%高)も前日引け後に発表された堅調な決算内容が好感されている。
2012年10月23日火曜日
欧州市場サマリー(22日)
1328GMT 19日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3050 1.3021
ドル/円<JPY=> 79.830 79.300
ユーロ/円<EURJPY=> 104.17 103.26
<p />22日終値 前営業日終値
株 FT100 5882.91(‐13.24) 5896.15
クセトラDAX 7328.05(‐52.59) 7380.64
金 現物午後値決め 1726.75 1737.00
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物
3カ月物ユーロ(12月限) 99.80 (‐0.01) <FEIZ2>
独連邦債2年物(12月限) 110.53 (‐0.01) <FGBSZ2><0#FGBS:>
独連邦債5年物(12月限) 124.97 (‐0.07) <FGBMZ2><0#FGBM:>
独連邦債10年物(12月限) 140.02 (‐0.09) <FGBLZ2><0#FGBL:>
独連邦債30年物(12月限) 129.42 (‐0.34) <FGBXZ2><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 0.123 (0.115) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.641 (0.612) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.613 (1.581) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.440 (2.404) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ユーロがドルに対して上昇、対円では5カ月半ぶり高値をつけた。
週末に行われたスペイン地方選の結果を受け、同国が財政支援要請に踏み切る障害が取り除かれたとの見方が広がった。
円はドルに対しても弱含んだ。
9月の輸出が落ち込み、日銀が来週、一段の刺激策を講じるとの期待が膨らんだ。
ドル/円は一時、7月半ば以来の高値水準となる1ドル=79.86円をつけた。
<株式> ロンドン株式市場は続落。
これから本格化する主要企業決算への懸念が高まり、地合いが悪化した。
製薬株が売られ、シャイア<SHP.L>は1.8%安。
アストラゼネカ<AZN.L>は0.5%値を下げた。
トムソン・ロイター・スターマインによると、欧州企業の8%がこれまで決算を発表しており、そのうち約半数近くが市場予測に届かなかった。
スターマインのアナリストは第3・四半期利益の伸びを前年比7.6%と見込んでいるが、これまで決算を発表した企業は平均で4.2%の減益となっている。
前週末売られた鉱山株は底堅い動きとなった。
市場関係者によると、モルガン・スタンレーが、相対的な株価の割安感や中国経済見通しの改善を理由に、素材株の中で鉱山株を選好するとの見解を示したことが追い風となった。
金鉱大手ランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>は2.7%上昇。
金価格の上昇やソシエテ・ジェネラルによる目標株価引き上げが支援した。
欧州株式市場は続落。
この日決算を発表した米重機大手キャタピラー<CAT.N>が、通年利益見通しを引き下げたことが嫌気された。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.43ポイント(0.40%)安の1107.42。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は11.14ポイント(0.44%)安の2531.10。
キャタピラーの第3・四半期決算は予想を上回る増益となったものの、売上高は市場予想に届かなかった。
また、世界の景気が予想以上に速いペースで減速していることを理由に、通年利益見通しを下方修正した。
見通し引き下げは今年に入り2回目。
企業の決算発表が本格化するなか、ここ数週間で多くの企業から同様の見解が示されている。
IGのセールス・トレーダー、ウィル・ヘデン氏は、キャタピラーのニュースについて「企業決算というよりも、マクロ経済ニュースとみなされた。
ニュースが薄いなか、警戒感が強まった」と述べた。
一方、銀行・保険株は逆行高となった。
スペイン地方選で、与党・国民党がラホイ首相の出身地であるガリシア州で予想以上の議席を獲得。
スペインが国際支援の要請に一歩近づいた可能性がある。
<ユーロ圏債券> スペイン国債利回りが上昇した。
同国銀行支援をめぐり、欧州連合(EU)内で意見に隔たりが生じ、ラホイ首相側の勝利に終わった地方選のプラス効果を打ち消した。
北西部のガリシア州で21日投開票された地方議会選は、ラホイ首相の所属する中道右派の与党・国民党が勝利、緊縮策への支持を得ると同時に、財政支援申請への障害が取り除かれた格好となった。
ただ、ドイツが欧州安定メカニズム(ESM)による銀行への直接資本注入を遡及的に実施することはないとの立場を示したことが嫌気された。
あるトレーダーは「支援や欧州中央銀行(ECBの国債買い入れ)が見込まれる一方で、過去からの(銀行)資産に関する全体の問題が懸念材料となっている。
現在のところは複雑な状況だ」と分析した。
スペインの10年債利回りは8ベーシスポイント(bp)上昇して5.44%となった。
2年債利回り も9bp上がって2.89%だった。
市場では、スペインの支援要請時期やECBの国債購入策の詳細に対する警戒感が広がり、周辺国国債の上昇を抑えた。
ドイツ連邦債は堅調に推移したものの、下げに転じた。
ECBのアスムセン専務理事が、ユーロが後戻りできないことを示すため、ECBの権限の下であらゆることを行う決意を示したことが背景。
連邦債先物は24ティック安の139.87で清算した。
10年債利回りは1.3bp上昇して1.61%となった。
[東京 23日 ロイター]
小幅続落〔ロンドン株式〕(22日)
【ロンドン時事】週明け22日のロンドン株式市場の株価は、企業決算待ちとなる中を小幅続落し、FT100種平均株価指数は前週末終値比13.24ポイント(0.22%)安の5882.91で終了した。
IGマーケッツのアナリスト、クリス・ボーチャンプ氏は、「英石油大手BPがロシア合弁のTNK―BP持ち分をロスネフチに売却したとのニュースが出たが、非常に閑散商いだ」と指摘。
「様子見ムードとなっている」と語った。
個別銘柄では、石油大手BPは6.95ペンス安の443.45ペンス。
金融大手バークレイズが1.55ペンス高の235.40ペンス。
製薬大手グラクソスミスクラインが5.50ペンス安の1415.00ペンス。
円軟調、3カ月ぶり安値〔ロンドン外為〕(22日)
【ロンドン時事】週明け22日のロンドン外国為替市場の円相場は、日本の上半期貿易赤字が過去最高となるなど、円売り材料が相次ぎ、1ドル=79円80銭付近と7月12日以来3カ月ぶりの安値水準に下落した。
午後4時現在では、79円75~85銭と前週末午後4時(79円35~45銭)比40銭の円安・ドル高。
貿易赤字拡大のほか、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の財政健全化が示されなければ一段の格下げを検討すると表明したことや、日銀の白川方明総裁が追加金融緩和の方針を示したことが伝えられるなど、「円に対するネガティブなニュースが断続的に続いた」(邦銀筋)。
ただ、「輸出筋のドル売りもこれ以上の円安水準では継続的にあり、ドル円の上値は重い」(同)との声が聞かれた。
ある市場関係者は、「円の対ドル相場に関してはトレンドが(上伸傾向から下落傾向に)変わったと見ている人は多い」と指摘。
「仮に自民党政権になれば、一段と円安誘導が行われるのではないかとの見方も増えている」と話した。
この日は、欧州株がさえず、オーストラリア・ドルなどリスク通貨の値動きも重い中、円単独での動きが目立った。
前出の関係者は「80円台に突入してもおかしくない」との見通しを示した。
ユーロは円安が進む中を強含み。
午後4時現在では、1ユーロ=104円25~35銭(前週末午後4時は103円40~50銭)と、前週末比85銭の円安・ユーロ高。
対ドルでは、同1.3065~3075ドル(1.3025~3035ドル)。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6030~6040ドル(1.6015~6025ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9255~9265フラン(0.9275~9285フラン)。
2012年10月22日月曜日
円続落、79円台後半〔NY外為〕(22日朝)
【ニューヨーク時事】週明け22日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが一段と加速し、1ドル=79円台後半に続落している。
午前9時20分現在は79円75~85銭と、前週末午後5時(79円27~37銭)比48銭の円安・ドル高。
日本の財務省がこの日発表した9月の貿易収支統計によると、対中輸出の急減などが響き、赤字額は同月としての最大を記録。
月末に予定される日銀の金融政策決定会合での追加緩和観測が強まった。
また、この日は米スタンダード&プアーズ(S&P)が日本の格付けに関するリポートを発表し、財政健全化が進まない場合、現行の「AAマイナス」を引き下げる可能性があると警告したことも円売り材料視されたもよう。
一方、米国では23~24日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、週末26日には第3四半期GDP(国内総生産)速報値の発表を控えている。
これらのイベントをきっかけに、約3カ月半ぶりに80円台に乗せるかどうかが焦点となりそうだ。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.3040~3050ドル(前週末午後5時は1.3018~3028ドル)、対円では同104円10~20銭(同103円21~31銭)で推移している。
円軟調、3カ月ぶり安値〔ロンドン外為〕(22日正午)
【ロンドン時事】週明け22日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日本の上半期の貿易赤字が過去最高となるなど、円売り材料が相次ぎ、1ドル=79円80銭付近と7月12日以来3カ月ぶりの安値水準を推移している。
正午現在では、79円80~90銭と前週末午後4時(79円35~45銭)比45銭の円安・ドル高。
貿易赤字拡大のほか、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の財政健全化が示されなければ一段の格下げを検討すると表明したことや、日銀の白川方明総裁が追加金融緩和の方針を示したことが伝えられるなど、「円に対するネガティブなニュースが断続的に続いた」(邦銀筋)という。
ただ、輸出筋の売りも「これ以上の円安水準では継続的にあり、ドル円の上値は重い」(同)との見方が聞かれた。
別の邦銀筋は、「ユーロ円が104円を抜けており、対ユーロでこれ以上の円安が進むと、ドル円も上値を試す可能性がある」との警戒感を示した。
ユーロは強含み。
正午現在では、1ユーロ=104円30銭~104銭40銭(前週末午後4時は103円40~50銭)と、前週末比1円10銭の円安・ユーロ高。
対ドルでは、同1.3065~3075ドル(1.3025~3035ドル)。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6040~6050ドル(1.6015~6025ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9255~9265フラン(0.9275~9285フラン)。
円軟調、3カ月ぶり安値〔ロンドン外為〕(22日午前9時)
【ロンドン時事】週明け22日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、東京市場の流れを引き継いで軟調となり、1ドル=79円60銭台と7月12日以来3カ月ぶりの安値水準を推移している。
午前9時現在では、79円65~75銭と前週末午後4時(79円35~45銭)比30銭の円安・ドル高。
ユーロは対円では、東京市場での上伸後はもみ合い。
午前9時現在では、1ユーロ=103円90銭~104銭00銭(前週末午後4時は103円40~50銭)と、前週末比50銭の円安・ユーロ高。
対ドルではロンドン市場入り後に弱含み、同1.3040~3050ドル(1.3025~3035ドル)。
ドル反発、79円台半ば=上値抜けて上昇に弾み〔東京外為〕(22日午後3時)
週明け22日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、午後に入って買いが強まり、1ドル=79円台半ばに反発している。
午後3時現在、79円54~56銭と前週末(午後5時、79円34~39銭)比20銭のドル高・円安。
午前中は79円台前半でもみ合う展開が続いたが、午後2時過ぎからドル買いが強まった。
特段の買い材料は浮上しておらず、市場関係者は「ドル買い・円売りのフローが持ち込まれ、上値として意識されていた200日移動平均の79円40銭前後を上抜いたことで上昇に弾みが付いた」(大手邦銀)という。
9月の貿易収支の赤字は、発表直後は目立った反応はみられなかったが、「徐々に円売りのムードが広がる遠因になった可能性がある」(別の大手邦銀)との声も聞かれた。
このほか、株価が戻り歩調となったこともドル円を支援した面もある。
ユーロは対円を中心に反発した。
対ドルも買いが優勢だが、前週末の水準には届いていない。
「ドル高・円安に連動してクロス円も上昇が加速した」(先の大手邦銀)と指摘されている。
午後3時現在、1ユーロ=103円86~89銭(前週末午後5時、103円72~73銭)、対ドルで1.3057~3057ドル(同1.3069~3071ドル)。
<東京市場>株価9000円割れ 輸出関連銘柄下げる
週明け22日午前の東京株式市場は、前週末に米株価が大幅安となった流れを受け、6営業日ぶりに反落した。
一時、前週末終値比134円89銭安の8867円79銭まで下落し、前週末に回復したばかりの9000円台を再び割り込んだ。
午前11時現在は前週末比66円52銭安の8936円16銭。
前週末19日のニューヨーク株式市場は、米主要企業の業績悪化懸念が広がったことで、ダウ工業株30種平均が前日比205ドル安と大きく下落。
その流れを受けた22日の東京市場も、自動車や電機など輸出関連銘柄を中心に値を下げている。
【浜中慎哉】
日経平均130円近く下げ取引スタート 東証
22日の東京株式市場は、日経平均株価が前週末終値に比べて130円近く値下がりし、8874円52銭で取引が始まった。
前週末までは5営業日連続で値上がりし、9000円台を回復していた。
前週末に米国市場が大幅に下落した流れも引き継ぎ、日本市場でもいったん利益を確定しようと、株を売る動きが優勢になっている。
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