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2013年3月25日月曜日

証券ディーラー「プロの視点」(3/25)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■外部要因軟化で売り直された前営業日から、またも外部要因改善で見直し買いを集めるなど、外部要因で一喜一憂する展開が続いている株式相場ですが、日中で株価指数は水準を切り上げたものの、前場、後場でそれぞれもみあいに終始するなど、相場の方向性は見極めにくい格好に。
代わって値動きの良い低位金融などにディーリング資金が向かうなど、先週からの神経質な反応が続いています。

日経平均株価は急反発。
前営業日に割り込んだ節目12500円や5日移動平均線(12441.90円)に乗り直してきました。
日中値幅は113.94円ながら、前場に限っては46.34円、後場も48.33円とザラ場での値動きは乏しくなっています。

早朝にキプロスが救済条件で欧州中央銀行(ECB)、欧州委員会、国際通貨基金(IMF)のトロイカと暫定合意に達したことで、デフォルト(債務不履行)回避が濃厚となったことでユーロが浮上。
欧州問題進展が見直し買いを誘ったものの、依然として安定感を欠く外部要因の移り変わりが神経質な反応につながりました。

先週木曜日、前営業日にも低位金融関連の賑わいは「やや近視眼的なテーマ」であることを指摘していましたが、外部要因改善の見られた本日も売買代金上位では中核銘柄の見直しに混じって低位金融の人気化が目立っています。

ただ、金融関連は外部要因軟化を確認した前営業日に売り直されたのも記憶に新しく、物色の継続性については疑問符が付くところ。
本日の買い気も欧州動向に基づくものだけに、ポイントとなるのが欧米市場の反応でしょう。
近視眼的なテーマへの物色集中、そして指数の前場と後場のもみあいには、欧米市場の反応を見極めたいとの意識も働いているのではないでしょうか。

さて、前営業日配信版では「新年度相場を見据えた銘柄選定を! 企業の業績変化に注目」と題していました。

不安定な外部要因に一喜一憂する展開ですが、当欄では実質新年度相場入りとなる「権利落ち」後を見据えて、先週発売の会社四季報などで企業実態を見極めつつ、引き続き狙い目となる高成長企業の銘柄選定を進めるスタンスを推していたと思います。

明日は権利付き最終日となり、明後日の27日には権利落ちの売り圧力が発生しますが、多くの企業が採用する3月期の権利落ち以降は、集計タイミング入りとなる3月期業績の修正発表が行われやすくなるほか、来期業績が明らかとなる個別銘柄の本決算発表を先回りする局面となるのではないでしょうか。

そこで明日販売締め切りの「厳選5銘柄付き市況分析レポート」のテーマも来期の業績変化を意識した「来期の業績変化を先取り! 新年度で狙える【高成長株!】」を採用。
市況分析に基づく銘柄選別のポイントをまとめていますので、ぜひ確認してみてください。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は上昇。
キプロス支援問題の進展期待や個別企業の好業績を好感した買いが入っています。

キプロス議会が国際支援の確保と金融システム崩壊阻止に必要な法案について審議しており、週明けにも支援合意に至るとの見方が強まったことで、前営業日にキプロス問題を嫌気して売られた流れから見直し買いが優勢となりました。

また、ナイキ、ティファニーなどが好業績を明らかにして物色を集めており、ダウ構成銘柄でもウォルマート、アメックスなど消費関連を中心に買い進まれています。

ダウ平均株価は、前営業日比90.54ドル高の14,512.03ドル。
ナスダック総合指数は22.40ポイント高の3,245.00ポイントで取引を終えました。

為替相場では、週明けの東京時間帯早朝にキプロス問題で支援策の原則合意が伝わり、円買いに傾いていた流れが和らぐ格好。
1ドル94円台後半、1ユーロ123円台半ばのユーロ高水準で取引されています。

東京株式市場では、米国市場の反発、為替相場のユーロ高推移を好感した見直し買いが先行。
日経平均株価は12507円の反発スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が節目12500円に乗り直してきたものの、前営業日下落からの戻り売り圧力もあり、水準を探る動きに。
節目12500円を挟んでもみあいに終始しました。

昼休みを挟んで円買い圧力をこなしており、後場の日経平均株価は上げ幅を拡大。
ただ、買い気も欧州動向に基づくものだけに、欧米市場の反応を見極めたいとの意識も強く、後場も水準を切り上げるももみあいとなっています。

日経平均株価終値は、207.93円高の12,546.46円。
東証1部の売買代金は概算で1兆9914億円。
東証1部の売買高は概算で26億9676万株。
値上がり銘柄は927(54%)に対し値下がりは642(37%)、変わらずは138(8%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■外部要因改善による指数反発で、ソニー<6758>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>など前営業日に下落していた国際優良株が反発。
日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>なども見直されており、株価指数を押し上げています。

キプロス支援問題の進展で前営業日に売られていた三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンクも見直される流れ。
証券業の野村ホールディングス<8604>、低位金融のオリコ<8585>、アイフル<8515>などもディーリング資金を集めて買い進まれたほか、不動産の三菱地所<8802>、ケネディクス<4321>なども好調でした。

売買代金上位では、中核銘柄や低位金融に混じってディー・エヌ・エー<2432>、あおぞら銀行<8304>もしっかり。
増配方針の古河機械金属<5715>の値上がりも目立っています。

セクターでは、人気化したオリコ<8585>、アイフル<8515>らが属するその他金融が業種別株価指数騰落の値上がり最上位に。
三菱地所<8802>、三井不動産<8801>の不動産、ファーストリテイリング<9983>を擁する小売業などが続きました。

JXホールディングス<5020>、出光興産<5019>の石油製品、サッポロ<2501>、アサヒ<2502>の食料品、三菱商事<8058>、三井物産<8031>の卸売なども買われています。

一方、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>の海運が業種別株価指数騰落の値下がり最上位となり、全日空<9202>の空運、住友鉱山<5713>、三菱マテリアル<5711>の非鉄なども売られました。

個別では、通販サイト統合観測報道の高島屋<8233>、増額のジャックス<8584>、目標株価引き上げの良品計画<7453>、自社株買いのプロネクサス<7893>などが材料物色を集めています。

新興市場では、値動きの軽いエニグモ<3665>、ユーグレナ<2931>、GMOクラウド<3788>、バイオ関連のカルナバイオサイエンス<4572>、オンコセラピー・サイエンス<4564>、ジーエヌアイグループ<2160>などが短期資金で賑わいました。

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