■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■直近の経済指標から期待感が先行していた先週末発表の重要指標が予想下振れ。円高推移とともに売り直された本日の株式相場ですが、前営業日までの指数反転からの押し目買い意欲は高く、指数はやや方向性に欠く動き。全体観を傾けにくく、物色は値幅取りに着目した対象に向かっています。
日経平均株価は反落。日中では利益確定売りと押し目買いが交錯し、節目14300円を挟んだ水準での推移が続きました。同水準には25日移動平均線(14294.22円)も位置しており、水準を探る意識も見て取れます。
注目された米雇用統計では、直近の雇用指標から好調な内容が期待されていたこともあり、予想下ブレの内容には失望感が高まったものの、むしろ金融緩和政策の継続期待につながり、米国市場は持ち直しの動き。ただ、為替相場では経済指標と緩和策維持がドル売り材料となり、円高推移で週明けを迎えました。
ここ連日で買い進まれていた東京市場は売り直される格好となりましたが、前営業日配信版でも「米雇用統計に期待感先行 決算ディーリングのチャンス」と題していたと思います。
「もし米雇用統計確認時に波乱発生や出尽くしの状況となっても米国株価指数が最高値圏にあるなかでは『押し目』と判断される可能性もあり、日経平均株価でも本日奪回した25日移動平均線など各支持線が下方に控えるなかでは下値余地が限られるとの見方も広がっているのではないでしょうか」とも記していましたが、米国市場の下げ渋りには押し目買い意欲の高さが反映された格好でしょう。
「5日移動平均線とのプラス乖離が3.8%と短期過熱感が漂うところ。25日ボリンジャーバンドのバンドワイズもスクイーズ(収斂)の動きとなるなか、ここからの上値に買いは入れ難い局面ですし、東京市場参加者としても一旦は25日移動平均線近辺での『押し目』を期待する状況でしょうか」と想定していたように、節目14300円や25日移動平均線(14308.63円)レベルで水準を探る動きとなりました。
円高推移で大引け前に弱含んだものの、前営業日の値幅内での推移となり、日中の方向性は見極めにくく、まだトレンドは定まっていません。ひとまずは下値切り上げ継続、下方の5日移動平均線(14053.62円)をサポートとした底堅い動きが期待されるところですが、今週はSQ算出週でもあり、奇しくも行使価格14250円での引け値となった辺りは、行使価格14250円を軸に上下の14500円や14000円までの位置関係を探っていく状況でしょうか。
さて、物色対象としては「値動きの見込まれる決算銘柄」を継続的に挙げていましたが、本日の売買代金上位には決算銘柄があまり目立たず、おなじみのディーリング対象が値幅取り資金を集めています。
これには同業の決算内容確認とともに発表前銘柄の反応も織り込まれていくほか、開示数増加とともに物色も分散しやすくなってきていることが作用しているのではないでしょうか。
今週も金曜日の開示ピークに向けて、基本線では短期的な決算人気化を捉えるスタンスが軸となりますが、少しずつ決算シーズンの一巡後を見越して好決算銘柄はマークしておきたいところ。決算シーズン後も物色継続の見込まれる銘柄を選んでいく作業となります。
日経平均株価は反落。日中では利益確定売りと押し目買いが交錯し、節目14300円を挟んだ水準での推移が続きました。同水準には25日移動平均線(14294.22円)も位置しており、水準を探る意識も見て取れます。
注目された米雇用統計では、直近の雇用指標から好調な内容が期待されていたこともあり、予想下ブレの内容には失望感が高まったものの、むしろ金融緩和政策の継続期待につながり、米国市場は持ち直しの動き。ただ、為替相場では経済指標と緩和策維持がドル売り材料となり、円高推移で週明けを迎えました。
ここ連日で買い進まれていた東京市場は売り直される格好となりましたが、前営業日配信版でも「米雇用統計に期待感先行 決算ディーリングのチャンス」と題していたと思います。
「もし米雇用統計確認時に波乱発生や出尽くしの状況となっても米国株価指数が最高値圏にあるなかでは『押し目』と判断される可能性もあり、日経平均株価でも本日奪回した25日移動平均線など各支持線が下方に控えるなかでは下値余地が限られるとの見方も広がっているのではないでしょうか」とも記していましたが、米国市場の下げ渋りには押し目買い意欲の高さが反映された格好でしょう。
「5日移動平均線とのプラス乖離が3.8%と短期過熱感が漂うところ。25日ボリンジャーバンドのバンドワイズもスクイーズ(収斂)の動きとなるなか、ここからの上値に買いは入れ難い局面ですし、東京市場参加者としても一旦は25日移動平均線近辺での『押し目』を期待する状況でしょうか」と想定していたように、節目14300円や25日移動平均線(14308.63円)レベルで水準を探る動きとなりました。
円高推移で大引け前に弱含んだものの、前営業日の値幅内での推移となり、日中の方向性は見極めにくく、まだトレンドは定まっていません。ひとまずは下値切り上げ継続、下方の5日移動平均線(14053.62円)をサポートとした底堅い動きが期待されるところですが、今週はSQ算出週でもあり、奇しくも行使価格14250円での引け値となった辺りは、行使価格14250円を軸に上下の14500円や14000円までの位置関係を探っていく状況でしょうか。
さて、物色対象としては「値動きの見込まれる決算銘柄」を継続的に挙げていましたが、本日の売買代金上位には決算銘柄があまり目立たず、おなじみのディーリング対象が値幅取り資金を集めています。
これには同業の決算内容確認とともに発表前銘柄の反応も織り込まれていくほか、開示数増加とともに物色も分散しやすくなってきていることが作用しているのではないでしょうか。
今週も金曜日の開示ピークに向けて、基本線では短期的な決算人気化を捉えるスタンスが軸となりますが、少しずつ決算シーズンの一巡後を見越して好決算銘柄はマークしておきたいところ。決算シーズン後も物色継続の見込まれる銘柄を選んでいく作業となります。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は続伸。注目された米雇用統計は予想を下回ったものの、緩和策継続観測が強まり、売り先行から切り返しています。
米労働省が発表した7月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比16万2000人増加となり、市場予想の18万5000人増を下回る結果に。前月も18万8000人増と、速報値の19万5000人増から下方修正されるなど、直近の雇用指標から好調な内容が期待されていたこともあり、予想下ブレの内容には失望売りが出ました。
ただ、今週開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で債券購入の継続を支持していたセントルイス連銀のブラード総裁が「労働市場と経済が強さを増している確証を得た上で債券購入のペースを減速させるべきだ」と述べるなど、金融緩和策の継続観測が強まると、見直し買いで切り返しています。
ダウ平均株価は、前営業日比30.34ドル高の15,658.36ドル。ナスダック総合指数は13.84ポイント高の3689.59ポイントで取引を終えました。
為替相場では、予想下ブレの経済指標が嫌気されたほか、緩和策継続観測によるドル売りが優勢。東京時間帯早朝では、1ドル98円台後半、1ユーロ131円台前半の円高水準で取引されています。
東京株式市場では、米国市場は売り先行から持ち直したものの、為替相場の円高推移を嫌気した売りが先行。日経平均株価は14318円の反落スタートに。
寄り付き後は、前営業日の大幅上昇からの利益確定売りが出たものの、為替相場で円安推移を支援材料に押し目買いを誘う流れ。日経平均株価の節目14300円を挟んでのもみあいに終始しました。
後場寄りでは、昼休みの円安推移とともに押し目買い意欲が高まったものの、前場高値を上抜けず、円高推移とともに売り直される格好。大引け前まで弱含んでいます。
日経平均株価終値は、208.12円安の14,258.04円。東証1部の売買代金は概算で1兆6431億円。東証1部の売買高は概算で19億9669万株。値上がり銘柄は611(34%)に対し値下がりは1037(59%)、変わらずは105(5%)となりました。
米労働省が発表した7月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比16万2000人増加となり、市場予想の18万5000人増を下回る結果に。前月も18万8000人増と、速報値の19万5000人増から下方修正されるなど、直近の雇用指標から好調な内容が期待されていたこともあり、予想下ブレの内容には失望売りが出ました。
ただ、今週開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で債券購入の継続を支持していたセントルイス連銀のブラード総裁が「労働市場と経済が強さを増している確証を得た上で債券購入のペースを減速させるべきだ」と述べるなど、金融緩和策の継続観測が強まると、見直し買いで切り返しています。
ダウ平均株価は、前営業日比30.34ドル高の15,658.36ドル。ナスダック総合指数は13.84ポイント高の3689.59ポイントで取引を終えました。
為替相場では、予想下ブレの経済指標が嫌気されたほか、緩和策継続観測によるドル売りが優勢。東京時間帯早朝では、1ドル98円台後半、1ユーロ131円台前半の円高水準で取引されています。
東京株式市場では、米国市場は売り先行から持ち直したものの、為替相場の円高推移を嫌気した売りが先行。日経平均株価は14318円の反落スタートに。
寄り付き後は、前営業日の大幅上昇からの利益確定売りが出たものの、為替相場で円安推移を支援材料に押し目買いを誘う流れ。日経平均株価の節目14300円を挟んでのもみあいに終始しました。
後場寄りでは、昼休みの円安推移とともに押し目買い意欲が高まったものの、前場高値を上抜けず、円高推移とともに売り直される格好。大引け前まで弱含んでいます。
日経平均株価終値は、208.12円安の14,258.04円。東証1部の売買代金は概算で1兆6431億円。東証1部の売買高は概算で19億9669万株。値上がり銘柄は611(34%)に対し値下がりは1037(59%)、変わらずは105(5%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■円高による指数反落でトヨタ<7203>、マツダ<7261>、富士重工業<7270>ら外需関連、日経平均株価構成比率上位のソフトバンク<9984>、ファーストリテイリング<9983>が安く、指数を押し下げる動き。指数ETFの日経レバレッジ<1570>も売りが目立っています。
米国での金融緩和継続期待も三井住友FG<8316>、三菱UFJFG<8306>のメガバンク、証券の野村ホールディングス<8604>の押し上げには至らず、利益確定売りが優勢に。ただ、低位金融のアイフル<8515>、オリコ<8585>、不動産関連のケネディクス<4321>などにはディーリング資金が向かいました。
売買代金上位では決算銘柄が目立たず、前営業日に上昇していたクルーズ<2138>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が売られた半面、アドウェイズ<2489>、ユナイテッド<2497>が買い直されるなど、新興軽量級のなかで資金循環が確認されています。
セクターでは、所属全銘柄が下落した保険、王子ホールディングス<3861>、日本製紙<3863>の紙パルプ、中部電力<9502>、関西電力<9503>の電気ガスらが業種別株価指数騰落の値下がり上位に並びました。
また、国際石油開発帝石<1605>の鉱業、JR東日本<9020>、JR西日本<9021>の陸運、三井住友FG<8316>、三菱UFJFG<8306>の銀行、野村ホールディングス<8604>、大和証券<8601>の証券らも売られています。
一方、値上がりセクターは帝人<3401>、東洋紡<3101>、ルック<8029>の繊維、三井倉庫<9302>、ケイヒン<9312>の倉庫運輸の2業種に限られました。
個別では、東京都民銀行<8339>、八千代銀行<8409>の両行が経営統合観測報道で人気化。決算銘柄のカシオ<6952>、増額のクレハ<4023>、格上げのコスモ石油<5007>、三和ホールディングス<5929>などが材料物色を集めています。
新興市場では、好対照となった前述の4銘柄を除くと、中核銘柄のデジタルガレージ<4819>、軽量級のオークファン<3674>、ネットイヤーグループ<3622>などの物色が目立ちました。
米国での金融緩和継続期待も三井住友FG<8316>、三菱UFJFG<8306>のメガバンク、証券の野村ホールディングス<8604>の押し上げには至らず、利益確定売りが優勢に。ただ、低位金融のアイフル<8515>、オリコ<8585>、不動産関連のケネディクス<4321>などにはディーリング資金が向かいました。
売買代金上位では決算銘柄が目立たず、前営業日に上昇していたクルーズ<2138>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が売られた半面、アドウェイズ<2489>、ユナイテッド<2497>が買い直されるなど、新興軽量級のなかで資金循環が確認されています。
セクターでは、所属全銘柄が下落した保険、王子ホールディングス<3861>、日本製紙<3863>の紙パルプ、中部電力<9502>、関西電力<9503>の電気ガスらが業種別株価指数騰落の値下がり上位に並びました。
また、国際石油開発帝石<1605>の鉱業、JR東日本<9020>、JR西日本<9021>の陸運、三井住友FG<8316>、三菱UFJFG<8306>の銀行、野村ホールディングス<8604>、大和証券<8601>の証券らも売られています。
一方、値上がりセクターは帝人<3401>、東洋紡<3101>、ルック<8029>の繊維、三井倉庫<9302>、ケイヒン<9312>の倉庫運輸の2業種に限られました。
個別では、東京都民銀行<8339>、八千代銀行<8409>の両行が経営統合観測報道で人気化。決算銘柄のカシオ<6952>、増額のクレハ<4023>、格上げのコスモ石油<5007>、三和ホールディングス<5929>などが材料物色を集めています。
新興市場では、好対照となった前述の4銘柄を除くと、中核銘柄のデジタルガレージ<4819>、軽量級のオークファン<3674>、ネットイヤーグループ<3622>などの物色が目立ちました。
■■ 〜 本日の注目銘柄シューティング! 〜 ■■<7261>マツダ 423円 前日比−18円(−4.08%)
反落。ここ連日で買い進まれていた反動で利益確定売りが出たほか、米雇用統計の予想下振れで円高に振れており、売り直されているようだ。中核銘柄のトヨタ<7203>、同じく値動きの軽い富士重工業<7270>なども売られており、外需関連に売りが出ている。
<8515>アイフル 1,033円 前日比+28円(+2.79%)
続伸。指数反落とともに利益確定売りが出ていたものの、米雇用統計の予想下振れで米国で金融緩和継続期待が高まっており、金融関連の一角として買われている。大型の三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>は指数反落とともに売られたものの、同社株と同じく低位金融のオリコ<8585>、ケネディクス<4321>などには値幅取り資金が入っているようだ。
<2489>アドウェイズ 364,000円 前日比+39,500円(+12.17%)
反発。直近で売られたいたものの、指数安値もみあいで方向感を欠いており、新興軽量級として値幅取りに着目した買いが入っている。前営業日に上昇していたクルーズ<2138>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が売られた半面、同社株と同様にユナイテッド<2497>が買い直されるなど、新興軽量級のなかで資金循環が確認された。
反落。ここ連日で買い進まれていた反動で利益確定売りが出たほか、米雇用統計の予想下振れで円高に振れており、売り直されているようだ。中核銘柄のトヨタ<7203>、同じく値動きの軽い富士重工業<7270>なども売られており、外需関連に売りが出ている。
<8515>アイフル 1,033円 前日比+28円(+2.79%)
続伸。指数反落とともに利益確定売りが出ていたものの、米雇用統計の予想下振れで米国で金融緩和継続期待が高まっており、金融関連の一角として買われている。大型の三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>は指数反落とともに売られたものの、同社株と同じく低位金融のオリコ<8585>、ケネディクス<4321>などには値幅取り資金が入っているようだ。
<2489>アドウェイズ 364,000円 前日比+39,500円(+12.17%)
反発。直近で売られたいたものの、指数安値もみあいで方向感を欠いており、新興軽量級として値幅取りに着目した買いが入っている。前営業日に上昇していたクルーズ<2138>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が売られた半面、同社株と同様にユナイテッド<2497>が買い直されるなど、新興軽量級のなかで資金循環が確認された。
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