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2013年3月28日木曜日

証券ディーラー「プロの視点」(3/28)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■外部要因軟化を受けて売り優勢の流れとなった本日の株式相場ですが、売買代金上位では中核銘柄が売られた一方で内需系銘柄や値動きの良い銘柄が選好され、そして新興市場では値幅取り物色が活発に。
前営業日に続いて値動き選好の流れと次期の業績変化が期待される有望株の上昇が確認されています。

日経平均株価は急反落。
このところ5日移動平均線を挟んでの動きが続いていましたが、大きく下抜けてきました。
ただ、後場で節目12300円水準で抵抗すると、引けにかけて下げ渋る動きも見られています。

さて、前営業日配信版では「新年度相場スタート 投資戦略に合わせた銘柄選びを」と題していました。

実質新年度相場入りで「短中期の投資テーマとして次期の業績変化が期待できる銘柄、日中の短期売買対象として値動きの良い銘柄と、投資戦略に合わせて物色対象を選んでいきましょう」とも記していたと思います。

26日に販売を締め切り、昨日配信を行った厳選5銘柄付き市況分析レポート「来期の業績変化を先取り! 新年度で狙える【高成長株!】」では、提供銘柄は前営業日に5銘柄中3銘柄が前日比6%以上の上昇率を記録していたことを紹介していましたが、本日ではその3銘柄のエンシュウ<6218>、ミツバ<7280>、Jトラスト<8508>が10%上昇率の目標株価を達成。
返金条件をクリアしてきました。

いずれもテーマ通りに「次期の業績変化」が期待される銘柄ですが、とくにミツバ<7280>は前営業日引け後に集計中の今期業績予想の増額修正を発表。
当欄でも「集計タイミング入りとなる3月期業績の修正発表が行われやすくなる」と指摘していたように、増額修正が買い材料視されています。

会員情報でも3月25日のインターネット会員B情報で買い推奨していた朝日インテック<7747>が目標株価を達成。
最高業績更新期待の有望株として中長期上昇トレンドを継続、押し目買い推奨を行い、上場来高値奪回に向けて水準を切り上げてきました。
海外売上高比率が高いため、外部要因軟化は逆風となるものの、政策による貿易拡大期待がベースとなっています。

さて、短中期の投資テーマとして次期の業績変化が期待できる銘柄のほかに、日中の短期売買対象として値動きの良い銘柄を挙げていましたが、全体調整のなかでも全市場の売買代金上位にはディーリング妙味のあるソフトバンク<9984>、ケネディクス<4321>、アイフル<8515>らが進出。
値幅取りに着目したディーリング主導の流れも見られました。

また、明日には米国市場が「グッドフライデー」の祝日休場となり、米国市場が週末三連休となり、外部要因が不安定ななかでは、日中の値動きを捉える視点も引き続き有効でしょう。

さらに来週には、月曜日に日銀短観、米国でISM製造業景況指数、水曜日から木曜日にかけて行われる新体制で初めての日銀金融政策決定会合、金曜日には米雇用統計と重要イベントが目白押し。
日中で振れやすい展開も続くのではないでしょうか。

基本線では「短中期の投資テーマとして次期の業績変化が期待できる銘柄、日中の短期売買対象として値動きの良い銘柄」の両面で物色対象を選んでいくスタンスに変更はありません。
じっくり取り組む銘柄と短期売買対象とを分けて考えていきましょう。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は反落。
欧州問題の先行き懸念が強まったほか、住宅指標の軟化を受けて売り優勢で推移しています。

欧州市場では、イタリアのベルサニ民主党党首が大連立の可能性を否定したことでイタリア政局問題が嫌気され、18カ国全てで主要株価指数が下落。
米国市場も売り優勢の展開となりました。

また、2月の中古住宅販売成約指数は前月比0.4%の低下となり、市場予想の0..3%低下を下回る結果に。
前月も速報値の4.5%上昇から3.8%上昇に下方修正されるなど、住宅指標軟化も売り材料視されています。

ダウ平均株価は、前営業日比33.49ドル安の14,526.16ドル。
ナスダック総合指数は4.04ポイント高の3,256.52ポイントで取引を終えました。

為替相場では、欧州時間帯からユーロ売りが強まり、ドル円も円が買われる展開。
東京時間帯早朝では、1ドル94円台前半、1ユーロ120円台半ばの円高水準で取引されています。

東京株式市場では、欧米市場下落に為替相場のユーロ安を嫌気した売りが先行。
日経平均株価は12457円の小幅安スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が前営業日安値、5日移動平均線を下抜くと下値模索の動きに。
中国市場の下落、豪ドル急落など外部要因軟化も見切り売りにつながりました。

昼休みも対ドル、対ユーロで円が上昇し、時間外取引の米指数先物も下落しており、後場もリスク回避の流れが強まる格好に。
ただ、日経平均株価の節目12300円水準で下げ止まると、下げ渋る動きも見られています。

日経平均株価終値は、157.83円安の12,335.96円。
東証1部の売買代金は概算で2兆1803億円。
東証1部の売買高は概算で29億8319万株。
値上がり銘柄は538(31%)に対し値下がりは1099(64%)、変わらずは72(4%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■外部要因軟化による指数下押しで、国際優良株のトヨタ<7203>、ソニー<6758>、日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、キヤノン<7751>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>ら中核銘柄が総じて安く、株価指数を押し下げています。

一方、材料人気を集めていた内需系のソフトバンク<9984>がしっかり。
同業のKDDI<9433>、低位金融のアイフル<8515>などが堅調に推移しました。

売買代金上位では、需給妙味の強いケネディクス<4321>、目標株価引き上げの三菱重工業<7011>らが買われた半面、バッテリー問題のジーエス・ユアサコーポレーション<6674>が売られています。

セクターでは、東京電力<9501>、関西電力<9503>の電気ガス、ニトリ<9843>、しまむら<8227>の小売、第一生命<8750>、T&Dホールディングス<8795>の保険業の3業種が業種別株価指数騰落の値上がりセクターとなりました。

一方、所属全銘柄が下落した海運業、JXホールディングス<5020>、出光興産<5019>の石油製品、国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業が値下がり上位に並んでいます。

新日鐵住金<5401>、JFEホールディングス<5411>の鉄鋼、三菱商事<8058>、三井物産<8031>の卸売、三菱マテリアル<5711>、住友鉱山<5713>の非鉄など、素材系セクターも軟調でした。

個別では、イオン<8267>がTOB実施を明らかにしたダイエー<8263>、増額修正の三益半導体工業<8155>、既存店売上高好調なクスリのアオキ<3398>などが材料物色を集めています。

新興市場では、軽量級のユーグレナ<2931>、地盤ネット<6072>、ケンコーコム<3325>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、不動産関連のいちごホールディングス<2337>、コスモスイニシア<8844>、バイオ関連のカルナバイオサイエンス<4572>、アンジェスMG<4563>、ジーンテクノサイエンス<4584>らが買い進まれました。
■■ 〜 本日の注目銘柄シューティング! 〜 ■■<9984>ソフトバンク 4,320円 前日比+55円(+1.29%)
堅調。
外部要因軟化も指数調整も内需系銘柄として資金シフトを集めているようだ。
同業のKDDI<9433>なども底堅く推移しているほか、直近からガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>の連結化など材料性で賑わってい同社株には連想が働きやすいようだ。

<6758>ソニー 1,625円 前日比−50円(−2.99%)
急落。
欧州問題の先行き懸念でユーロが下落しており、欧州売上高比率の高い同社株に売りが出ている。
国際優良株のトヨタ<7203>、キヤノン<7751>、日経平均構成比率上位のファナック<6954>、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>らメガバンクの下げで株価指数を押し下げた。

<4321>ケネディクス 47,950円 前日比+100円(+0.21%)
高値圏で頑強な値動き。
前営業日のストップ高、全体調整の影響で利益確定売りを誘う場面が見られたものの、先高感から押し目買いを集めている。
売買代金上位に進出しており、過剰流動性相場の期待感から、日本アジア投資<8518>ら事業再生関連やベンチャーキャピタルなども買い進まれている。

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