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2013年3月29日金曜日

証券ディーラー「プロの視点」(3/29)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■前場では外部要因改善での見直し買い、後場では先物主導と見られる買いが入ったものの、前営業日下落からの戻り売り圧力は根強く、買い気の鈍さが感じられた本日の株式相場ですが、次期の業績変化が期待される有望株は堅調展開。
値動きの見られる先物、ディーリング対象となる個別銘柄には活発な売買が続いています。

日経平均株価は反発。
前場と後場の買い優勢の場面で見られたように、節目12400円を意識した展開となりました。
ただ、前述の通りに戻り売り圧力は根強く、5日移動平均線(12449.14円)に沿って上値を切り下げてきています。

さて、前営業日配信版では「難地合いでも業績変化期待株は活躍 今は短期候補と両面で」と題していました。

投資戦略も「短中期の投資テーマとして次期の業績変化が期待できる銘柄、日中の短期売買対象として値動きの良い銘柄」の両面で物色対象を選んでいくスタンスを紹介していたと思います。

まず、前営業日の当欄で目標株価達成を紹介していたレポート銘柄のJトラスト<8508>が12%を超える大幅続伸。
そして会員情報銘柄の朝日インテック<7747>も上場来高値に面合わせするなど、次期の業績変化が期待できる銘柄には引き続き資金流入が確認されました。

また、米国市場が「グッドフライデー」の祝日休場の影響で週末三連休となることで「日中の値動きを捉える視点も引き続き有効でしょう」として、ディーリング妙味の強い銘柄も短期売買対象となることを紹介。
全市場の売買代金上位ではソフトバンク<9984>、ケネディクス<4321>、東京電力<9501>らの値動きが目立っています。

さて、前営業日にも紹介していたように来週は重要イベントが目白押し。
日中で振れやすい展開が続くことも予想されることから、引き続きじっくり取り組む銘柄と短期売買対象とを分けて考えていく視点を持ち合わせておきたいところ。

やはり翌日にポジションを持ち越さないデイトレードは、突発的な波乱発生にも対応できるメリットは無視できないのではないでしょうか。

また、後場で日経平均先物主導の動きが見られたこともあり、先物推移を確認していく流れも続きそう。
来週開催予定の日銀金融政策決定会合での声明も現物市場の昼休みに伝わることもあり、昼休みがない先物取引の反応が注目されるほか、金曜日の米雇用統計も夜間市場のある先物取引の推移で把握できるだけに、先物取引を活用する良い機会かもしれません。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は上昇。
GDP確定値の上方修正や欧州市場の反発も買い材料視されています。

米商務省が発表した第4四半期の実質国内総生産(GDP)確定値は前期比0.4%増となり、0.1%増の改定値から上方修正されたほか、企業投資や住宅投資の伸びが確認されており、買い材料視されました。

また、前営業日にイタリア政局不安で軟調展開となっていた欧州市場がドイツ経済指標の良好な内容を受けて見直し買いを集めており、米国市場の支援材料ともなっています。

ダウ平均株価は、前営業日比52.38ドル高の14,578.54ドル。
ナスダック総合指数は11.00ポイント高の3,267.52ポイントで取引を終えました。

為替相場では、欧州市場の持ち直し、米国経済指標の上方修正でユーロ、ドルともに円に対して上昇。
東京時間帯早朝では、1ドル94円台前半、1ユーロ120円台後半の水準で取引されています。

東京株式市場では、欧米市場上昇に為替相場の円安推移を好感した買いが先行。
日経平均株価は12405円の反発スタートに。

寄り付き後は、今晩の米国市場は祝日休場、外部要因のさらなる進展が期待し難いなか、買い気も鈍く、前営業日下落からの戻り売りに押される流れ。
日経平均株価はマイナス圏まで水準を切り下げる場面もありました。

昼休みを挟んで為替相場の円買い一服、先物主導上昇とともに後場寄りからは見直しが広がる格好。
ただ、指数再浮上も前場の寄り付き水準でもある日経平均株価の節目12400円が戻りメドとも見られており、前場に続いて戻り売りも出ています。

日経平均株価終値は、61.95円高の12,397.91円。
東証1部の売買代金は概算で1兆8255億円。
東証1部の売買高は概算で25億9552万株。
値上がり銘柄は443(25%)に対し値下がりは1179(68%)、変わらずは88(5%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■株価指数は反発スタートからの戻り売り、先物主導の後場浮上など安定感を欠いており、トヨタ<7203>、ソニー<6758>が買われた半面、ホンダ<7267>、キヤノン<7751>は安く、国際優良株はまちまちな反応となっています。

日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、ファーストリテイリング<9983>が上昇するも時価総額上位の三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンクが下落しており、株価指数に影響を与えました。

売買代金上位では、需給妙味の強いケネディクス<4321>が活況高。
最上位に入ったほか、内需系のソフトバンク<9984>、材料性で東京電力<9501>が浮上するなど、ディーリング主導の流れも確認されています。

一方、中期経営計画の内容が市場期待に届かなかったパナソニック<6752>が軟調。
三菱地所<8802>、三井不動産<8801>の不動産、三菱商事<8058>、三井物産<8031>の総合商社など大型株がさえない動きとなりました。

セクターでは、東京電力<9501>、関西電力<9503>、九州電力<9508>の電気ガスが業種別株価指数騰落の値上がり最上位。
三菱マテリアル<5711>、住友鉱山<5713>の非鉄、ブリヂストン<5108>、住友ゴム<5110>のゴム製品なども続いています。

一方、所属全銘柄が下落した水産農林、三菱地所<8802>、三井不動産<8801>の不動産、王子ホールディングス<3861>、大王製紙<3880>の紙パルプが値下がり上位に。

三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>の銀行業、野村ホールディングス<8604>の証券、新日鐵住金<5401>、JFEホールディングス<5411>の鉄鋼なども軟調でした。

個別では、経営基盤強化策発表の沖電気<6703>、日本網膜研究所と資本提携で大日本住友製薬<4506>、格上げの東京エレクトロン<8035>、三井金属<5706>、荏原<6361>、大和工業<5444>などが材料人気を集めています。

新興市場では、軽量級のユーグレナ<2931>、地盤ネット<6072>、バイオ関連のナノキャリア<4571>、カルナバイオサイエンス<4572>、アンジェスMG<4563>、UMNファーマ<4585>、不動産関連のいちごホールディングス<2337>、レーサム<8890>、プロパスト<3236>らが人気化するなど、短期資金が循環しました。

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