為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年1月16日水曜日

証券ディーラー「プロの視点」(1/16)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■前営業日の要人発言からの円高基調が継続、円高進展とともに大きく売り直される格好となった本日の株式相場ですが、中核銘柄を中心に全面安商状となった一方で新興市場の一角ではディーリング物色が確認されるなど、全体相場の影響を受け難く、需給妙味の強い銘柄には資金流入が続いています。

日経平均株価は大幅反落。
立ち上がりでは先週算出のSQ値10771.98円近辺で推移していたものの、円高進展とともに下げ幅を拡大しました。
節目10600円で踏み止まりましたが、節目10800円、5日移動平均線(10702.46円)を割り込んできています。

当欄でも「為替相場など外部要因の変化に敏感な全体相場に関しては『短期調整を挟みながらの展開が続くのではないでしょうか』との見方に変更はありません」とも記していたように、外部要因軟化とともに調整を余儀なくされました。

ただ、市場参加者の物色意欲につながるボリューム面では、東証1部の売買代金が2兆円超、売買高も概算で36億株超と高水準が続いており、利益確定売りの側面も強いのではないでしょうか。

日経平均株価およびTOPIXの株価指数では、ともに直近の節目や5日移動平均線を割り込んだものの、ボリンジャーバンド+1σを上回る水準。
まだまだ基調としては上向きとも判断できます。

しかしながら、米国は主要企業の決算発表が本格化。
さらに来週では日銀金融政策決定会合も予定されており、会合では政府の求めるインフレ目標など積極的な緩和姿勢を採ることが予想されているものの、政策結果前では円安加速のポジティブ、出尽くしのネガティブのリスク両面を考慮していきたいところ。

そこで、前営業日配信版では「新興株価指数の活躍見逃せず! 新興市場銘柄が物色の軸に」と題していました。

当欄にて東証マザーズ指数、ジャスダック指数、日経ジャスダック平均の新興株価指数の活躍を紹介していましたが、本日ではジャスダック指数が続伸着地を果たしたほか、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均も前営業日から上値、下値ともに切り上げており、外部要因や全体相場の影響を受け難く、需給妙味の強い新興市場銘柄の物色は継続しています。

このまま「新興市場銘柄」を物色の軸として取り組んでいきたいところ。
本日販売締め切りの厳選5銘柄付き市況分析レポート』「新興市場で狙える将来性有望な【高成長株】」にて、新興市場銘柄を対象とする銘柄アプローチや売買タイミングなどのポイントをまとめていますので、ぜひ確認してみてください。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は小動き。
経済指標を好感した買いが入ったものの、アップルの続落がナスダック市場を押し下げています。

米商務省が発表した昨年12月の小売売上高は、前月比0.5%増加と市場予想の0..2%増を上回り、前月も速報値の0.3%増から0.4%増に上方修正されるなど、小売株を押し上げ要因となりました。

ただ、前営業日にも下げていたアップルがこの日も安く、ナスダック市場を押し下げる格好に。
HP、ベライゾン、AT&Tも下落しています。

ダウ平均株価は、前営業日比27.57ドル高の13,534.89ドル。
ナスダック総合指数は6.72ポイント安の3,110.78ポイントで取引を終えました。

為替相場では、前営業日東京時間帯で伝わった甘利経済再生相の発言からの円高が海外時間帯でも継続。
東京時間帯早朝では、1ドル88円台後半、1ユーロ118円台前半の円高水準で取引されています。

東京株式市場では、円高推移を嫌気した売りが先行。
日経平均株価は10806円の反落スタートに。

寄り付き後は、先週算出のSQ値10771.98円近辺で推移しており、SQ値を意識する局面があったものの、円高進展とともに下値を探る動きとなりました。

昼休みを挟んで円高が進んでおり、後場の日経平均株価はさらに下げ幅を拡大する動き。
5日移動平均線を割り込み、節目の10600円台を探っています。

日経平均株価終値は、278.64円安の10,600.44円。
東証1部の売買代金は概算で2兆260億円。
東証1部の売買高は概算で36億4824万株。
値上がり銘柄は332(19%)に対し値下がりは1287(76%)、変わらずは73(4%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■円高進展による指数反落でトヨタ<7203>、キヤノン<7751>の国際優良株が安く、日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、ソフトバンク<9984>、ファーストリテイリング<9983>も軟調。
株価指数を押し下げています。

三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンク、証券業の野村ホールディングス<8604>も売られており、直近で賑わっていたアイフル<8515>、オリコ<8585>の低位金融の下げもきつく、幅広い銘柄が下落しました。

一方、売買代金上位では太陽光発電関連のサニックス<4651>、バイオのタカラバイオ<4974>、橋梁株の日本橋梁<5912>らが個別で賑わっており、物色は値動きの良い一部の銘柄に偏っています。

セクターでは、業種別株価指数騰落の全業種が下落。
後場後半までの値上がりが日本航空<9201>の空運業の1業種に限られるなど、ほぼ全面安商状となりました。

値下がり上位では、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の大手三社が下落した海運が最上位に進出。
三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の不動産、野村ホールディングス<8604>の証券業、第一生命<8750>の保険など、金融関連業種が続いています。

また、帝人<3401>、東レ<3402>の繊維、新日鉄住金<5401>、JFEホールディングス<5411>の鉄鋼、王子ホールディングス<3861>の紙パルプ、旭硝子<5201>、日本板硝子<5202>のガラス製品など、素材系業種も下落しました。

個別では、格上げのニトリ<9843>、塩野義製薬<4507>、決算の北興化学工業<4992>、ドトール日レス<3087>などが材料物色を集めています。

新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したタカラバイオ<4974>が活躍。
決算評価から太陽光発電人気につながったウエストホールディングス<1407>、エヌ・ピー・シー<6255>、IPOの地盤ネット<6072>なども短期資金で人気化しました。

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