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直近の決算発表予定

2013年5月15日水曜日

証券ディーラー「プロの視点」(5/15)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■米国株高、102円台のドル高と外部要因進展とともに買い優勢の展開となった本日の株価相場ですが、外需関連や好決算を中心に中核銘柄の活躍が目立つ一方で、直近でディーリング資金を集めていた銘柄には利益確定売りに押されるものもあるなど、物色対象を選別する意識も高まってきているのではないでしょうか。

日経平均株価は大幅反発。
前営業日に攻防が見られた節目14800円から、外部要因進展とともに一気に大台15000円回復を果たしました。
ローソクは陽線転換と大台突破からの上放れを感じさせる動きとなっています。

前営業日に見られた短期過熱感からの利益確定売り、先高感からの押し目買いによる売り買い交錯で膠着感を強めていた株価指数ですが、外部要因の大幅進展とともに一気に水準を切り上げてきました。

また、昨日には全体観から離れた個別注視の流れで東京電力<9501>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>らディーリング対象が賑わいを見せていたものの、本日ではこれらディーリング対象が利益確定売りに押され、代わって国際優良株を中心とする中核銘柄が賑わうなど、一転して個別注視から全体観を意識する資金シフトが確認されています。

さて、前営業日配信版では「指数膠着で短期売買膨らむも好業績株物色は順調」と題していました。

当欄では一貫して、決算シーズン後は業績の悪いものを売って、業績の良いものに乗り換える「選別物色」が進むとの見方を示していましたが、目標株価達成を紹介していた電話会員情報銘柄の日野自動車<7205>は連日で上場来高値を更新するなど、先月開示の決算評価、外需関連への資金シフトを上手く取り込んでいます。

また、前営業日5月14日のインターネット会員A情報で買い推奨していたいすゞ自動車<7202>がストップ高。
円安進展に加え、前営業日引け後発表の決算が材料視されて人気化するなど、決算銘柄のなかでも「業績のより良い銘柄」に資金が集中する格好となりました。

一方、大型連休前の4月23日に配信した厳選5銘柄付きレポート「GW前に仕掛ける【空売り戦略】2013」の注目銘柄・シキボウ<3109>が大幅安し目標株価を達成。
返金条件クリアを果たしましたが、5月9日の決算開示以降、下げが加速してきており、同社株においては「業績の悪い銘柄」としての資金流出も見て取れます。

引き続き、これまで開示された企業業績を確認しつつ、資金シフトの対象となる「業績のより良い銘柄」を見極めていきたいところ。
決算開示も一巡してきたことから、保有銘柄に関しても取捨選択を行うタイミングではないでしょうか。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は上昇。
世界的な各国中銀の緩和スタンスを受けて、緩和効果が追い風となる金融関連を中心に買い進まれています。

週末開催のG7で各国中銀の緩和スタンスに理解を示す内容を確認、今後も緩和効果が期待されるなか、金融関連を中心に買い優勢で推移しました。

ダウ構成銘柄では、バンカメ、アメックスが値上がり率上位となり、値下がりも3銘柄に限られるなど、ほぼ全面高商状となっています。

ダウ平均株価は、前営業日比123.57ドル高の15,215.25ドル。
ナスダック総合指数は23.82ポイント高の3,462.61ポイントで取引を終えました。

為替相場では、株式市場上昇とともにユーロ、ドル買いを確認。
東京時間帯早朝では、1ドル102円台前半、1ユーロ132円台前半の円安水準で取引されています。

東京株式市場では、米国市場上昇、為替相場の円安推移を好感した買いが先行。
日経平均株価は14962円の反発スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が大台15000円を奪回するなど、円安推移を受けて外需関連を中心に買いが買いを呼ぶ展開に。
節目15100円まで上げ幅を広げました。

ただ、昼休みを挟んで円買いも見られており、後場からは利益確定売りが先行。
しかし日経平均株価の大台15000円の値固め意識が高く、押し目買いで盛り返しています。

日経平均株価終値は、337.61円高の15,096.03円。
東証1部の売買代金は概算で4兆4701億円。
東証1部の売買高は概算で57億5284万株。
値上がり銘柄は635(37%)に対し値下がりは1011(59%)、変わらずは65(3%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■指数上伸で中核銘柄が好調。
円安推移でトヨタ<7203>、キヤノン<7751>の外需関連、三菱UFJFG<8306>、ソフトバンク<9984>の内需関連ともに強く、株価指数を押し上げています。

決算銘柄のいすゞ自動車<7202>、事業再編期待でソニー<6758>が人気化。
値動きの良いマツダ<7261>、富士重工業<7270>、三菱自<7211>などの上げ幅も目立ちました。

全市場の売買代金上位では、利益確定売りに押された東京電力<9501>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、アイフル<8515>、シャープ<6753>ら直近でディーリング資金を集めていた銘柄の下落が目立っています。

セクターでは、デンソー<6902>、日産自動車<7201>の輸送用機器、日立<6501>、東芝<6502>の電気機器など国際優良株が多く属する業種が業種別株価指数騰落の値上がり上位を占めました。

国際優良株と関係性の深い旭硝子<5201>、日本電気硝子<5214>のガラス製品、長期金利上昇でJT<2914>の食料品、所属全銘柄が上昇した保険などが買われています。

一方、長期金利上昇が逆風となるオリコ<8585>、三菱UFJリース<8593>のその他金融、平和不動産<8803>、三井不動産<8801>の不動産などが値下がり上位となりました。

個別では、大型契約締結の日本ガイシ<5333>、増額の東洋ゴム<5105>、決算銘柄の太陽誘電<6976>、格上げのABCマート<2670>、東レ<3402>、ニコン<7731>、目標株価引き上げのTDK<6762>などが人気化しています。

新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が利益確定売りに押された流れから、コロプラ<3668>、タカラバイオ<4974>、ユーグレナ<2931>、ナノキャリア<4571>なども軟調。
一方でオルトプラス<3672>、オイシックス<3182>、地盤ネット<6072>、クルーズ<2138>などが買われました。

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