2012年9月26日水曜日
東京マーケット・サマリー(26日)
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 77.69/71 1.2874/78 100.00/07
NY午後5時 77.80/82 1.2902/05 100.33/38
午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安の77円後半。
自民党新総裁に安倍晋三元首相が選出されたが、反応は限定的。
一方、ヘッジファンドの売りでユーロ/ドルが下落し、ユーロ/円は株安も手伝って100円割れとなった。
<株式市場>
日経平均 8906.70円(184.84円安)
8894.02円─8971.75円
東証出来高 14億6328万株
東証売買代金 1兆0088億円
東京株式市場で日経平均は反落。
心理的節目の9000円を13日以来約2週間ぶりに下回って引けた。
9月中間期末の権利落ち日となったことに加え、前日の米国株続落や円高警戒感のほか、日本の自動車メーカーが中国で相次ぎ減産するなど中国リスクを嫌気した。
ハイテクなど主力輸出株が下げたほか、商社、海運、銀行も軟調となり、日経平均は配当落ち分(75円程度)を超える下落幅となった。
東証1部騰落数は、値上がり434銘柄に対し、値下がりが1103銘柄、変わらずが119銘柄だった。
<短期金融市場> 17時09分現在
無担保コール翌日物金利 0.081%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.720(+0.005)
安値─高値 99.715─99.725
無担保コール翌日物は0.075─0.08%中心で取引された。
主な取り手は地銀や信託、証券など。
当座預金残高が過去最高規模に膨らむ中、資金需要は限定的で、調達一巡後は0.07%付近に弱含んだ。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近と横ばい。
ユーロ円3カ月金利先物は債券高を受けてしっかりする場面があった。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 144.10(+0.14)
安値─高値 144.02─144.12
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.780%(─0.015)
安値─高値 0.785─0.780%
国債先物は続伸。
前日の米債高を受けて買いが先行。
日経平均が9000円を割り込んで下げ幅を広げたことで買い戻しが優勢となった。
先物12月限は一時144円12銭と9月6日以来約3週ぶりの高値を付けた。
後場は、買いが一巡すると短期筋からの戻り売りも出て上値が重くなった。
現物債もしっかり。
長期から超長期ゾーンにかけて強含み。
利回りは9月上旬の水準にまで低下した。
一部の銀行勢や保険会社の年限長期化に伴う買いが入ったとの観測が出ていた。
ただ、期内最終受け渡しなどの理由から、活発な市場参加者の動きはみられなかった。
自民党は26日の総裁選挙で、安倍晋三元首相を新総裁に選出した。
安倍氏は名目成長率を上げることなどを掲げているため、長期的には株高、円債のイールドカーブのスティープ化に働きやすいとの見方が出ていた。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ18は一段とワイド化した。
プレミアムは一時227ベーシスポイント(bp)にまで上昇し、前日引け(223bp)を4bp上回る水準で取引される場面があった。
中国の景気減速懸念に加え、日中の対立も長期化しかねない情勢で、日本企業の収益に対する不安感の高まりからリスク回避の動きが強まったという。
日経平均<.N225>が約2週間ぶりに9000円を下回ったこともワイド化の要因との見方も出ていた。
<スワップ市場>
スワップ金利(16時35分現在の気配)
2年物 0.33%─0.23%
3年物 0.33%─0.23%
4年物 0.35%─0.25%
5年物 0.39%─0.29%
7年物 0.54%─0.44%
10年物 0.83%─0.73%
[東京 26日 ロイター]
ドル上値重く、77円台後半=ユーロ、一時急落〔東京外為〕(26日午後5時)
26日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、実需の取引が交錯して小動きとなった後、リスク回避姿勢の高まりに伴うクロス円の下落で上値の重い展開となった。
ユーロは一時1ユーロ=100円を下回る水準まで急落した。
午後5時現在のドル円は、1ドル=77円68~71銭と前日(午後5時、77円76~76銭)比08銭の小幅ドル安・円高。
朝方は、手掛かり材料難で小動きとなった海外の流れを引き継ぎ、77円70銭台で始まった。
仲値にかけて、輸出入企業の売買が拮抗(きっこう)し、狭いレンジでもみ合ったものの、その後は方向感に欠けた。
午後は、自民党新総裁に安倍元首相が選出されたが、反応薄。
「新総裁で世論がどのように変化するかに注目している」(大手邦銀)との声が聞かれた。
欧州勢が参加し始める時間帯には、クロス円の下落にドル円も圧迫される展開となった。
市場では中国経済と欧州情勢が注目されている。
上海などアジア株が下落していることから「中国経済減速に対する『懸念』が『現実』に変わった」(同)との見方があった。
欧米時間には、メルケル独首相とラガルドIMF専務理事会談、8月米新築住宅販売のほか、イタリア国債や米国債の入札が予定されている。
ユーロは対円、対ドルで軟調で始まった後は、「アジア株の下落を受けて売り優勢となったところに利益確定売りが重なった」(市場筋)ことから一時、100円を割り込んだ。
午後5時現在は、1ユーロ=100円03~04銭(前日午後5時、100円33~33銭)、対ドルで1.2873~2876ドル(同1.2899~2902ドル)。
大幅反落=環境悪化で一段安〔東京株式〕(26日)
【第1部】日経平均株価は前日比184円84銭安の8906円70銭、東証株価指数(TOPIX)も同15.12ポイント安の742.54と、ともに大幅反落した。
海外株安やユーロ安・円高の進行を受けた売り注文が広がり、日経平均は約2週間ぶりに9000円を割り込んだ。
出来高は14億6328万株。
【第2部】反落。
アトムが下落、マーベラスは続落し、トランコムが下げ止まった。
半面、レーザーテックはしっかり、日アビオが上昇。
出来高2159万株。
【外国株】軟調。
出来高1万4400株。
▽中国関連株が下落
日経平均株価は、米国株安を受けて取引開始直後に9000円を割り込んだ。
その後も、アジア主要株式市場の下落や円高の進行が投資家心理を圧迫。
午後の取引でじり安歩調となり、下げ幅は200円に迫った。
自民党の総裁選に関心を奪われた市場関係者も少なくなく、終日、投資意欲は停滞気味。
安倍晋三氏の当選が決まり、防衛関連株と位置付けられる銘柄が値上がりする場面もあったが、全般への影響は限定的だった。
むしろ、景気減速懸念の根強さも背景にある中国関連株の値下がりが止まらず、投資家心理の冷え込みぶりを印象付けた。
日経平均は下値支持線として意識されてきた、25日、200日の各移動平均線を下抜けた。
チャート的にも弱気サインがともり、市場関係者からは「調整局面を迎えた」(銀行系証券)との声が上がっていた。
軟調=アジア株低迷受け〔東京株式〕(26日後場寄り付き)
【第1部】米国株安を受けて下落した前場の地合いを引き継ぎ、アジア株の低迷もあり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とも軟調に推移している。
ホンダ、トヨタ、日産自の自動車株や、キヤノン、ファナック、日立、ソニーの電機株が値を下げている。
三菱UFJ、みずほFG、三井住友の大手銀行株や、三菱商、三井物の商社株もさえない。
ソフトバンク、NTTドコモが売られ、武田、アステラス薬の薬品株も甘い。
半面、JALが切り返し、ディーエヌエー、グリーが買われている。
日揮、千代化も堅調。
大幅反落=日経平均は9000円割れ〔東京株式〕(26日前場)☆差替
【第1部】日経平均株価は前日比155円82銭安の8935円72銭、東証株価指数(TOPIX)は同12.68ポイント安の744.98と、ともに大幅反落した。
米国株安や円相場の高止まりが投資家心理を圧迫し、幅広い銘柄が売られた。
配当落ち分(市場筋推計でマイナス70円強の影響)も加わり、日経平均は9000円を割り込んだ。
東証1部銘柄の71%が値下がりし、値上がりは20%。
出来高は6億9548万株、売買代金が4810億円。
業種別株価指数(33業種)は、空運業、石油・石炭製品、鉱業、卸売業を中心に全業種が下落した。
個別銘柄では、ANAが下押し、JX、国際帝石や三菱商、三井物はさえない。
ホンダ、トヨタが売られ、日立、キヤノン、ファナックは大幅安。
三井住友、みずほFGが値を下げ、武田、NTTドコモの利回り銘柄は下げ足を速めた。
コマツが5営業日続落。
半面、ディーエヌエーが買い直され、東宝はしっかり。
関西電、九州電が堅調。
JALは上場来安値を大幅に更新した後、いってこい。
【第2部】下押す。
アトムが急落、マーベラスは続落し、トランコムも軟調。
半面、カーチスHDは値を上げ、アライドHDが買われた。
出来高1374万株。
【外国株】軟化。
出来高6800株。
(続)
下落=日経平均、9000円割れ〔東京株式〕(26日前場寄り付き)
【第1部】米国株安や円相場の高止まりを受けて幅広い銘柄が売られ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下落して始まった。
配当落ち分(市場筋推計で約70円)の影響もあり、日経平均は100円超値下がりし、約2週間ぶりに9000円を割り込んだ。
キヤノン、ソニー、京セラが下押し、トヨタ、ホンダは一段安。
ファナックが大幅安で、コマツ、日立建機や郵船、川崎汽、三菱商、三井物の景気敏感株も軟調。
三菱UFJ、みずほFGのメガバンク株や武田、NTTドコモといった利回り銘柄が売られている。
ソフトバンク、グリーはさえない。
JALが連日の上場来安値更新。
半面、KDDIが基準値を上回り、Jフロントはしっかり。
ルネサスが反発している。
NY市場サマリー(25日)
(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 77.80/82
始値 77.79/81
前営業日終値 77.84/86
ユーロ/ドル 終値 1.2902/05
始値 1.2944/45
前営業日終値 1.2932/33
30年債<US30YT=RR>
(2105GMT) 97*31.00(+0*31.00) =2.8514%
前営業日終盤 97*00.00(+0*29.00) =2.9007%
10年債<US10YT=RR>
(2105GMT) 99*18.50(+0*12.50)=1.6714%
前営業日終盤 99*06.00(+0*11.50)=1.7146%
5年債<US5YT=RR>
(2105GMT) 99*28.75(+0*01.25) =0.6460%
前営業日終盤 99*27.50(+0*02.50) =0.6540%
2年債<US2YT=RR>
(2105GMT) 99*31.00( 0*00.00) =0.2663%
前営業日終盤 99*31.00(‐0*00.25) =0.2662%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 13457.55(‐101.37)
前営業日終値 13558.92(‐ 20.55)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 3117.73(‐43.06)
前営業日終値 3160.78(‐19.18)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1441.59(‐15.30)
前営業日終値 1456.89(‐ 3.26)
COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ2><GCZ2><0#GC:>
終値 1766.40(+ 1.80)
前営業日終値 1764.60(‐13.40)
COMEX銀(12月限)(セント/オンス)<2SIZ2><SIZ2><SIcv1><0#SI:>
終値 3394.80(‐ 3.60)
前営業日終値 3398.40(‐65.40)
原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLX2><CLX2><0#CL:>
終値 91.37(‐0.56)
前営業日終値 91.93(‐0.96)
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値 306.71(+0.78)
前営業日終値 305.93(‐3.05)
<為替> ユーロが対ドルで下落。
スペイン情勢に対する市場の警戒感が高まっており、株・商品(コモディティ)相場の下げも圧迫材料となった。
スペイン政府は、2013年に新たな緊縮策の準備を進めているが、首都マドリードでは、一段の財政引き締めに抗議するデモ隊が警官隊と衝突した。
公表されたスペイン財政に関する半期データによると、2012年の財政目標の達成は困難な見通しとなっている。
株やコモディティが失速する一方で、ニューヨーク時間の取引の大半をプラス圏で推移していたユーロや豪ドル、カナダドルなどの資源国通貨も下落した。
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は、南欧諸国の債券買い入れ計画の正当性をあらためて主張。
買い入れ策に否定的なドイツでの会合で行った総裁の発言が、当初ユーロを支援した。
<債券> 株安を受け長期国債価格が上昇。
材料難で全般的に薄商いだった。
午後に行われた350億ドルの2年債入札には底堅い需要が見られ、最高落札金利は0.273%と、入札前の取引水準を約0.3ベーシスポイント(bp)下回った。
朝方発表された7月のケース・シラー米住宅価格指数は、主要20都市圏の住宅価格指数が6カ月連続で上昇し、9月のコンファレンス・ボード(CB)米消費者信頼感指数は7カ月ぶり高水準となった。
これを受け、国債利回りは当初上昇したが、株安に伴いその後は低下した。
欧州をめぐる一定の不安が引き続き米国債への逃避買いにつながったという。
<株式> 続落。
S&P500は6月25日以来、ナスダックも7月20日以来の大幅な下落率となった。
前日に業績見通しを引き下げたキャタピラー<CAT.N>が売り込まれ、相場を圧迫した。
アップル<AAPL.O>が2.5%安と、スマートフォン(多機能携帯電話)iPhone(アイフォーン)5の需要への対応能力をめぐる懸念から続落し、ハイテク株の売りを誘った。
前日2015年の利益見通しを下方修正したキャタピラーは4.2%急落。
四半期末に伴うポートフォリオ調整や予想より良好な米消費者信頼感統計を受けて序盤はプラス圏で推移していた。
<金先物> 小反発。
ドル安を好感したものの、オプション絡みの売りが上値を抑えた。
複数の中央銀行が相次いで金準備を拡大したことも支援材料だった。
国際通貨基金(IMF)が公表した統計によると、7月に韓国中銀とパラグアイ中銀がともに保有金を積み増したほか、8月にはトルコ、ウクライナの各中銀もこれに加わった。
<原油先物> 続落。
中心限月として8月2日以来約1カ月半ぶりの安値で終了した。
取引序盤は、ドル安で上昇していたが、米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁が、量的緩和第3弾(QE3)の有効性に疑問を投げかけたほか、金利が早めに上昇するとの見解を示したことを嫌気した。
米株が朝方の上昇から一転して売り地合いとなったことも原油需要減観測を誘った。
[東京 26日 ロイター]
NY株、3日続落=QE3効果疑問視の発言で〔米株式〕(25日)☆差替
【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク株式相場は、量的緩和第3弾(QE3)の効果を疑問視する連銀総裁の発言をきっかけに利益を確定する売りが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比101.37ドル安の1万3457.55ドルと3営業日続落した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同43.05ポイント安の3117.73と続落した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2965万株増の7億5449万株(暫定値)。
朝方は、米住宅価格指数や消費者信頼感指数の上昇を受けて買いが先行。
しかし、プロッサー総裁が「(米連邦準備制度理事会による)資産購入の雇用への効果はあまりない」と述べたことが伝わると、徐々に売りが優勢となった。
また、スペインの首都マドリードで、財政緊縮策に反対するデモ隊が警察と衝突したとの報道も、嫌気されたもようだ。
もともと追加緩和に懐疑的だったプロッサー総裁の発言は、「特に目新しい内容ではない」(大手証券)というが、実体経済の先行き不透明感を改めて意識させるきっかけをつくった。
また、投資家は「QE3への期待を織り込んで上げてきた相場の利益を確定する理由を探していた」(同)といい、この発言は、利食いのための絶好の口実を与えた。
個別銘柄では、利益見通しを下方修正した米建設機械大手キャタピラーが4.3%安。
また、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)やシティグループなどの大手金融株が売られた。
NY株、3日続落=QE3効果疑問視の発言で〔米株式〕(25日)
【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク株式相場は、量的緩和第3弾(QE3)の効果を疑問視する連銀総裁の発言をきっかけに利益を確定する売りが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比101.37ドル安の1万3457.55ドルと3営業日続落した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同43.05ポイント安の3117.73と続落した。
反発〔ロンドン株式〕(25日)
【ロンドン時事】25日のロンドン株式市場の株価は、米住宅関連指標が良かったことなどを好感して反発し、FT100種平均株価指数は前日終値比20.87ポイント(0.36%)高の5859.71で終了した。
キャピタル・スプレッズの販売担当責任者、アンガス・キャンベル氏は、「相場はこのところの主要中銀の金融緩和に支援されている面もあり、売り手は入りづらい」と指摘。
「ユーロ圏で劇的なことが起きるまでは、相場が大きく下振れする可能性がない。
リスク志向を強めていくだろう」と語った。
個別銘柄では、石油大手BPは3.00ペンス高の446.00ペンス、金融大手バークレイズが2.95ペンス高の223.20ペンス。
製薬大手グラクソスミスクラインは14.50ペンス高の1456.50ペンス。
欧州株式市場サマリー(25日)
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5859.71(+20.87)
前営業日終値 5838.84(‐13.78)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7425.11(+11.95)
前営業日終値 7413.16(‐38.46)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3513.81(+16.59)
前営業日終値 3497.22(‐33.50)
<ロンドン株式市場> 反発して終了した。
米経済統計が好調だったことで、世界的な景気回復に対する懸念が和らぎ、エネルギー株を中心に買いが入った。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は20.87ポイント(0.36%)高の5859.71で取引を終えた。
ハーグリーブス・ランズダウン証券の英株式責任者、リチャード・ハンター氏は、「英国内の企業動向も経済状況も市場の動意にならなかったことから、米株式市場の寄付き前まで、FT100指数は神経質な動きを示していた。
(米国の)好調な経済指標がカンフル剤としての役割を果たした」と述べた。
北海ブレント先物が1.1%上昇したことを受け、エネルギー株に買いが入り、エネルギー指数<.FTNMX0530>は0.5%高となった。
一方、銀行株<.FTNMX8350>は下落。
スタンダード・チャータード(スタンチャート)<STAN.L>は、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングス<TEM.UL>が保有するスタンチャート株18%を売却する可能性があるとの観測が再浮上したことで売られ、1.6%安で引けた。
鉱山株<.FTNMX177>も下落。
中国からの需要が減少するとの懸念から金属価格が下落したことで売られた。
商品取引大手グレンコア・インターナショナル<GLEN.L>が鉱山大手エクストラータ<XTA.L>に提示している買収案について、エクストラータの回答期限が10月1日まで延長されたことが嫌気され、エクストラータは2.0%安、グレンコアは2.1%安で取引を終えた。
欧州航空大手エアバスの親会社EADS<EAD.PA>との経営統合を検討している英防衛大手BAEシステムズ<BAES.L>は1.9%安。
仏独政府の抵抗を和らげるために、EADSの株主に有利な条件を検討しているとの話が伝わったことが売りにつながった。
パリ証券取引所上場のEADS株は0.8%上昇している。
<欧州株式市場> 反発した。
第3・四半期を控えて持続可能な成長の兆しを投資家が求める中、好調な米指標で地合いが改善した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.03ポイント(0.36%)高の1119.79。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は10.59ポイント(0.41%)高の2568.48。
7月の米20都市圏住宅価格指数が6カ月連続で上昇し、9月の米消費者信頼感指数が7カ月ぶり高水準に改善したことを背景に上昇した。
今夏、相場を押し上げた銀行株<.SX7P>が再び上昇した。
独製糖企業のズートツッカー<SZUG.DE>は3.4%高。
好調な砂糖やエタノール事業を受けて、事業見通しを引き上げたことを好感した。
食料・飲料株<.SX3P> は0.8%高。
世界第2位のトラックメーカー、スウェーデンのボルボ<VOLVb.ST>は4.2%高と大きく上昇した。
収益向上計画を好感した。
[東京 26日 ロイター]
円、77円台後半〔ロンドン外為〕(25日)
【ロンドン時事】25日のロンドン外国為替市場の円相場は、特段の材料がない中、1ドル=77円台後半で推移した。
午後4時現在では、1ドル=77円85~95銭と、前日午後4時と変わらず。
円は対ドルで、狭いレンジの中を77円66銭まで上げたが、その後クロス円の動きに連れてやや弱含んだ。
円は上値では政府・日銀の介入警戒感、下値は輸出企業の売りに挟まれて動きづらい状況という。
ユーロは強含み。
「欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測が遠のいた」(邦銀筋)ことなどを受けて上伸した。
また、このところ調整売りが出ていたことで、やや戻した側面もあるという。
ユーロは午後4時現在、対円では1ユーロ=100円90銭~101円00銭(前週末午後4時は100円55~65銭)。
対ドルでは同1.2955~2965ドル(1.2910~2920ドル)。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6250~6260ドル(1.6190~6200ドル)、スイス・フランは1ドル=0.9330~9340フラン(0.9360~9370フラン)。
NY株、反発=米経済指標を好感〔米株式〕(25日午前)
【ニューヨーク時事】25日午前の米株式市場は、堅調な米経済指標を好感し、反発している。
午前10時15分現在、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比49.61ドル高の1万3608.53ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が11.82ポイント高の3172.60。
7月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(季節調整後)は全米主要20都市が前月比0.4%上昇し、6カ月連続でプラスとなった。
主要10都市では、前月比0.4%上昇と、いずれも住宅市場の回復を示す内容となった。
また、コンファレンス・ボードが発表した9月の消費者信頼感指数が70.3と前月の60.6から改善し、7カ月ぶりの高水準となったほか、市場予想(ロイター通信調べ)の63.0も上回った。
良好な内容の米経済指標を受け、米株価は高寄り後、上昇幅を一段と拡大している。
さらに、米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が24日、米連邦準備制度理事会(FRB)は雇用回復と物価安定のため、量的緩和第3弾(QE3)拡大の必要性を示唆したと報道されたことも、市場を下支えしている
個別銘柄では、バンク・オブ・アメリカ(0.99%高)やシティグループ(0.93%高)、ウェルズ・ファーゴ(0.85%高)と金融銘柄は堅調。
ホーム・デポも0.89%高と買われている。
一方で、2015年の1株当たり利益見通しを下方修正した米建設機械大手キャタピラーは2.20%安。
アルコア(0.55%安)も下げが目立つ。
ユナイテッド・テクノロジーズ(0.47%安)やヒューレット・パッカード(0.81%安)も売られている。
2012年9月25日火曜日
円、77円台後半〔NY外為〕(25日朝)
【ニューヨーク時事】25日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、手掛かり材料難から方向感に乏しく、小浮動している。
午前9時25分現在は1ドル=77円70~80銭と、前日午後5時(77円78~88銭)比08銭の円高・ドル安。
市場では大きな新材料に欠ける中、世界的な景気減速懸念を背景としたリスク回避傾向が強まり、円は対主要通貨で強含んだ。
しかし、高値圏では政府・日銀の介入に対する警戒感も強かったほか、五・十日を受けた売り買いも交錯し、上げ幅は限定的。
この日の米景況感統計などの発表を待ち、様子見姿勢も強かった。
ユーロは、欧州市場で下落したが、その後持ち直した。
ドイツの市場調査会社が同国の10月の消費者信頼感指数が前月比横ばいになるとの見通しを示したことで、前日に発表されたIFO景況感指数に続き、ユーロ圏経済のけん引役であるドイツ経済の低迷ぶりが当初意識された。
独紙で、同国連銀が欧州中央銀行(ECB)による国債購入の合法性を調査していると報道されたほか、スペインが依然として財政支援要請に足踏みを続けていることも嫌気された。
しかし、売り一服後は上伸。
同時刻現在は1ユーロ=1.2940~2950ドル(前日午後5時は1.2925~2935ドル)、対円では同100円60~70銭(同100円57~67銭)。
ダウ、ナスダックともに反発〔米株式〕(25日朝)
【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、午前9時35分現在は前日終値比24.82ドル高の1万3583.74ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在8.46ポイント高の3169.24。
アジア株式市場サマリー(25日)
前営業日比 売買代金/出来高概算
上海総合指数<.SSEC>
大引け 2029.293 3.899安 383.9億元(上海A株)
高値 2039.096
安値 2021.809
前営業日終値 2033.192 6.502高 454.9億元(上海A株)
ハンセン指数<.HSI>
大引け 20698.68 3.98高 396.9億香港ドル
高値 20758.36
安値 20648.59
前営業日終値 20694.70 40.24安 396.4億香港ドル
ST指数(シンガポール)<.FTSTI>
大引け 3067.13 0.80安 19.08億株
高値 3078.32
安値 3066.04
前営業日終値 3067.93 10.30安 17.68億株
KLSE総合指数(クアラルンプール)<.KLSE>
大引け 1618.58 6.20高 9.89億株
高値 1620.98
安値 1603.09
前営業日終値 1612.38 11.32安 8.27億株
SET指数(バンコク)<.SETI>
大引け 1287.41 3.11高 349億バーツ
高値 1290.70
安値 1284.46
前営業日終値 1284.30 1.96安 347億バーツ
総合株価指数(ソウル)<.KS11>
大引け 1991.41 12.03安 5.24億株
高値 2004.26
安値 1988.88
前営業日終値 2003.44 1.07高 4.77億株
加権指数(台湾)<.TWII>
大引け 7734.13 34.17安 774.5億台湾ドル
高値 7789.39
安値 7720.44
前営業日終値 7768.30 13.71高 740.6億台湾ドル
総合株価指数(ジャカルタ)<.JKSE>
大引け 4226.886 25.972高 4.48兆ルピア
高値 4228.092
安値 4190.546
前営業日終値 4200.914 43.707安 3.98兆ルピア
総合株価指数(マニラ)<.PSI>
大引け 5325.17 0.43安 N/A
高値 5335.25
安値 5313.44
前営業日終値 5325.60 33.54高 N/A
SENSEX指数(ムンバイ)<.BSESN>
大引け 18694.41 21.07高 2.79億株
高値 18790.01
安値 18636.16
前営業日終値 18673.34 79.49安 2.86億株
ベトナム株価指数(ホーチミン)<.VNI>
大引け 391.77 1.40高 N/A
高値 394.06
安値 390.14
前営業日終値 390.37 5.11安 N/A
<中国・香港株式市場> 中国株式市場は世界の経済成長に対する懸念が再燃し、反落して引けた。
中国人民銀行(中央銀行)が短期金融市場に過去最大規模の資金供給を行い、預金準備率引き下げへの期待が後退した。
香港市場はほぼ変わらず。
香港取引所<0388.HK>と輸送関連株が下げた。
<東南アジア株式> 東南アジア株式市場は、レンジ取引となるなか、横ばいから小幅上昇で引けた。
ユーロ圏債務問題、特にスペインについて市場が警戒感を緩めなかった。
シンガポール市場は終盤に売りが出て、この日の安値近辺で引けた。
<ソウル株式市場> 反落。
世界経済の長期低迷に対する懸念が広がり、海外勢の売りが目立った。
海外勢は13日ぶりの売り越し。
大型連休を前に投資家がポートフォリオの調整に動く中、投資信託会社も株式売却を実施した。
<台湾株式市場> 3営業日ぶりに反落。
電子機器受託製造(EMS)世界最大手の鴻海精密工業<2317.TW>は2.4%安。
傘下企業の工場で大規模な暴動が発生し、一時は操業を停止していた。
[東京 25日 ロイター]
東京マーケット・サマリー(25日)
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 77.76/78 1.2899/03 100.31/36
NY午後5時 77.84/86 1.2932/33 100.63/70
午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の77円後半。
リスク回避ムードの中で、クロス円が下落。
ドル/円も相場を圧迫された。
年金などリアルマネーの売りが観測されたという。
ユーロ/ドルは欧州勢が本格参入する時間を前に下げが加速、1.29ドルを割り込んだ。
<株式市場>
日経平均 9091.54円(22.25円高)
9023.63円─9112.54円
東証出来高 17億4553万株
東証売買代金 1兆0732億円
東京株式市場で日経平均は小反発。
為替市場での円高継続や海外株安が重しとなり、輸出関連株に売りが先行した。
一方で、9月中間期の権利付き最終売買日となったことから、配当・優待の権利確保を意識した買いもみられ、心理的な節目の9000円を堅持したことから買い戻しも入った。
売買代金は再び1兆円を回復した。
東証1部騰落数は、値上がり1130銘柄に対し、値下がりが380銘柄、変わらずが168銘柄だった。
<短期金融市場> 17時36分現在
無担保コール翌日物金利 0.084%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.715(─0.015)
安値─高値 99.715─99.730
無担保コール翌日物は0.08%中心で取引された。
主な取り手は地銀や信託。
当座預金残高が過去最高規模に膨らんでいるが、期末週であることや、債券決済などの要因から資金ニーズは依然として強めになった。
ただ、試し取りで加重平均金利が高くなった前日とは違う流れとなり、資金の取り一巡後は0.075%付近にレートは低下した。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近と横ばい。
日銀が実施した4カ月物共通担保資金供給(資産買入等基金)オペは、再び札割れになった。
札割れは9月13日オファー分以来。
1週間物の米ドル資金供給オペでは、応札が見られなかった。
邦銀のドル調達環境は安定しているとの指摘が出ていた。
東京金融取引所のユーロ円3カ月金利先物は、前日同様にポジション調整で弱含み。
中心限月2013年6月限は前営業日清算値比1ティック安の99.715。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.96(+0.02)
安値─高値 143.90─144.01
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.795%(+0.005)
安値─高値 0.795─0.790%
国債先物は小幅続伸。
序盤は世界景気懸念や欧州不安などから安全資産の米独の国債が買われた流れを引き継ぎ、強含みとなった。
中心限月12月限は一時9月6日以来となる144円を回復した。
外為市場で円高基調となったが、日経平均株価が底堅く推移すると、国債先物に短期筋からの戻り売りが出て、上値が抑えられた。
後場にはマイナス圏に沈む場面が見られた。
今週末にオプションの期日を迎えることも影響した。
現物債は中間期末が意識され、市場参加者の動きは鈍かった。
超長期ゾーンに平準買いが見られた程度で、中長期ゾーンは動意薄。
午後の取引では、長期ゾーンが先物主導で利回りに上昇圧力がかかる局面があった。
財務省が実施した流動性供給入札は、ほぼ市場実勢通りとなり、無難な結果だった。
日銀が実施した国債買い入れオペは、残存1年超10年以下がやや甘い結果となった。
残存1年近辺の短いゾーンから中期ゾーンで応札された可能性が高いとの指摘が出ていた。
国債先物中心限月12月限の大引けは、前営業日比2銭高の143円96銭。
10年最長期国債利回り(長期金利)は0.795%。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、ソニー<6758.T>のプレミアムが大幅に上昇。
スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)による格下げが嫌気された。
ソニーのプレミアムは格下げ発表後に425ベーシスポイント(bp)と前日比20bp程度ワイドな水準で出合いを付けた後、410─480bpの気配が観測された。
<スワップ市場>
スワップ金利(17時28分現在の気配)
2年物 0.32%─0.22%
3年物 0.32%─0.22%
4年物 0.34%─0.24%
5年物 0.39%─0.29%
7年物 0.54%─0.44%
10年物 0.83%─0.73%
[東京 25日 ロイター]
ドル下落、77円台後半=ユーロ売りになびく〔東京外為〕(25日午後5時)
25日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、世界経済の減速懸念からリスク回避姿勢が高まり下落。
ユーロ売りになびいた。
午後5時現在は、1ドル=77円76~76銭と前日(午後5時、78円07~11銭)比31銭のドル安・円高。
朝方の東京市場は、ドル売りが進んだ海外の流れを引き継ぎ、77円80銭台で始まった。
仲値にかけては「五・十日」の決済需要でもみ合い。
午前中はアジア株が底堅く推移したことからクロス円が堅調となり、ドル円の下支え要因となった。
安住財務相が閣議後会見で円高進行をけん制したものの、相場への影響は限定的だったが、「77円台の水準では、市場は政府・日銀による為替介入を意識せざるを得ない」(外資系証券)との声が聞かれた。
午後は、アジア株が軟調となったことからクロス円が下落、ドル円も連れ安となり、77円70銭台まで値を下げた。
市場では、スペインがユーロ圏に支援要請するかどうかを注目。
スペイン国内銀行のストレステストや米格付け大手による格付け見直しが予定されており、「スペインの先行き不透明感がユーロ売り材料になっている」(大手邦銀)との声が聞かれた。
欧米時間には、7月米S&Pケース・シラー住宅価格、9月米消費者信頼感指数などが発表されるほか、メルケル独首相とドラギECB総裁の会談、イタリア国債やスペイン国債の入札が予定されている。
ユーロは対円、対ドルで午前中はじり高だったが、午後に入って下落基調に転じた。
午後5時現在は、1ユーロ=100円33~33銭(前日午後5時、101円13~20銭)、対ドルで1.2899~2902ドル(同1.2953~2955ドル)。
ドル小幅続落、77円台後半=ユーロ売りになびく〔東京外為〕(25日午後3時)
25日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、ユーロ売りが強まったことになびき、1ドル=77円台後半で小幅続落している。
午後3時現在、77円78~78銭と前日(午後5時、78円07~11銭)比29銭のドル安・円高。
午前中のドル円は、中間期末を控えた実需筋の売り買いにもみ合う展開で、77円80~85銭前後の狭いレンジで浮動した。
午後に入ると、2時すぎからユーロの下げが徐々に顕著となり、ドル円もじり安となった。
安住財務相の「やるときは徹底的にやる」とのけん制発言は大きくは響かなかったものの、「介入警戒感から下値は積極的には攻めにくい状態にある」(大手邦銀)とされ、ユーロ安の影響は限定的となっている。
ユーロも対円、対ドルで続落。
午前中は海外市場で売られた後の買い戻しがみられたが、午後は再び下げに転じた。
市場関係者は「特段のニュースは浮上しておらず、フロー主導で対ドル、対円で下げ足が速まった」(為替ブローカー)という。
アジア株価が総じて軟調となる中、「リスクオフ的な売りがユーロに出たのではないか」(FX業者)との指摘もある。
午後3時現在、1ユーロ=100円33~35銭(前日午後5時、101円13~20銭)、対ドルで1.2898~2901ドル(同1.2953~2955ドル)。
為替に左右される展開〔東京株式〕(25日、続き)☆差替
前日の米国株安を嫌気して、東京市場では前日終値より安い水準で寄り付いた。
売りが一巡した後、円高が対ドル、対ユーロともに一服したため、輸出関連株などに買い戻しが入った。
先物主導でじりじりと値を上げて切り返し、日経平均は9100円台に乗せた。
後場に入ると、再び円高が進み、アジア株が軟調なこともあって売り物に押され、日経平均、TOPIXともにマイナス圏に下落。
市場関係者からは、「出来高、売買代金ともに低水準で商いが薄く、為替に左右される展開だった」(大手証券)との声も聞かれた。
欧州債務危機や中国の景気先行き懸念など、「世界景気の不透明感が高まっている」(同)と、外部環境は悪化している一方で、9月末決算銘柄の権利付き売買最終日とあって、「売り込むこともできない」(国内証券)と、投資家にとってはポジションの取りづらい状況だった。
小じっかり=環境落ち着き買い優勢〔東京株式〕(25日後場寄り付き)
【第1部】為替相場など外部環境の落ち着きを受けた買いが優勢となり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小じっかり。
日産自、トヨタが締まり、ソニー、パナソニック、キヤノンは値を上げている。
三菱UFJ、三井住友が小高く、野村、第一生命も強含み。
KDDIが年初来高値圏で堅調を持続し、OLC、ファーストリテはしっかり。
半面、ファナックが下押し、コマツ、日立建機は軟調。
ディーエヌエー、グリーが安く、中部電、関西電の電力株は下落している。
武田が売り物がち。
JALは下げ足を速めている。
ドル小動き、77円台後半=介入警戒感強い〔東京外為〕(25日正午)
25日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、世界経済の減速懸念から海外市場で売りが進んだ流れを引き継ぎ、1ドル=77円台後半に下落して始まったあとは、小動きとなった。
正午現在は、77円82~86銭と前日(午後5時、78円07~11銭)比25銭のドル安・円高で推移している。
前日の海外では、中国や欧州の景気先行きに対する懸念でリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円が買われた。
東京市場に入ってからは、中間期末の五・十日で実需の動向が注目されたが、「売り買いが拮抗(きっこう)していた」(大手邦銀)といい、一時やや買いが強まる場面はあったが、おおむね77円80銭台での小幅な動きとなった。
上海株が底堅く推移し、クロス円も堅調だったこともドルの下支えとなった。
政府・日銀の介入への警戒感も根強かった。
安住財務相は閣議後に、円高進行について「最後の1分1秒まで、やるときは徹底的にやる」などとけん制発言をした。
「77円台後半では投資家のドル買いも活発」(前出の大手邦銀)との声が聞かれた。
バークレイズ銀行の山本雅文氏は「QE3によって米景気の下振れリスクは低下しており、一段の長期金利低下は考えにくい。
ドル円も下値は限定的だろう」とみている。
ユーロは対円で下落、対ドルで小動き。
東京市場に入ってからは買い戻しに下げ渋っている。
ただ、独IFO景況感指数の低下や、スペインの支援要請の遅れなどから、「ECBの国債買い入れ策が好感された先々週までとは一変して、ユーロは再び売られやすくなっている」(FX業者)との見方が強い。
正午現在は、1ユーロ=100円77~80銭(前日午後5時、101円13~20銭)、対ドルで1.2946~2949ドル(同1.2953~1.2955ドル)。
反発=輸出関連株などに買い戻し〔東京株式〕(25日前場)
【第1部】為替相場の円高一服を背景に、輸出関連株を中心に買い戻しの動きがみられ、小幅高となった。
日経平均株価は前日比25円99銭高の9095円28銭、東証株価指数(TOPIX)も同1.56ポイント高の755.24とともに反発した。
出来高は7億8494万株。
【第2部】小幅安。
トランコムが3日続落。
マーベラスが軟調、キューブシスは小安い。
半面、セブンシーズ、アトムがしっかり。
出来高2796万株。
【外国株】まちまち。
出来高2400株。
▽先物主導で値を上げる
前日の欧米株安を受け、朝方はマイナス水準で寄り付いたものの、売り一巡後は「先物で小口の買い物が入った」(大手証券)と、先物主導でじりじりと上昇し、切り返した。
為替相場は1ドル=77円台後半、1ユーロ=100円台後半とそれぞれ円高基調ではあるものの、朝方からは円高が一服した格好で、自動車株などが値を戻した。
市場関係者からは「寄り付きが日経平均の200日移動平均線(9016円86銭)より高く、安心感が広がった」(インターネット証券)との声も上がっている。
9月末決算銘柄の権利付き売買最終日に当たるため、「売り方の様子見姿勢が強い」(国内証券)と、売り物の薄さにつながっているという。
日経平均、25円99銭高の9095円28銭で終了=東京株式前場
25日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前日比25円99銭高の9095円28銭で終了した。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、同1.56ポイント高の755.24で終了した。
日経平均、37円92銭安の9031円37銭で始まる=東京株式前場
25日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前日比37円92銭安の9031円37銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、同2.83ポイント安の750.85で始まった。
NY市場サマリー(24日)
(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 77.84/86
始値 78.01/04
前営業日終値 78.15/23
ユーロ/ドル 終値 1.2932/33
始値 1.2899/00
前営業日終値 1.2975/78
30年債<US30YT=RR>
(2105GMT) 97*00.00(+0*29.00) =2.9007%
前営業日終盤 96*03.00(‐0*02.00) =2.9474%
10年債<US10YT=RR>
(2105GMT) 99*06.00(+0*11.50)=1.7146%
前営業日終盤 98*26.50(+0*03.00)=1.7545%
5年債<US5YT=RR>
(2105GMT) 99*27.50(+0*02.50) =0.6540%
前営業日終盤 99*25.00(+0*03.00) =0.6701%
2年債<US2YT=RR>
(2105GMT) 99*31.00(‐0*00.25) =0.2662%
前営業日終盤 99*31.25( 0*00.00) =0.2622%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 13558.92(‐20.55)
前営業日終値 13579.47(‐17.46)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 3160.78(‐19.18)
前営業日終値 3179.96(+4.00)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1456.89(‐3.26)
前営業日終値 1460.15(‐0.11)
COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ2><GCZ2><0#GC:>
終値 1764.60(‐13.40)
前営業日終値 1778.00(+ 7.80)
COMEX銀(12月限)(セント/オンス)<2SIZ2><SIZ2><SIcv1><0#SI:>
終値 3398.40(‐65.40)
前営業日終値 3463.80(‐ 4.40)
原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLX2><CLX2><0#CL:>
終値 91.93(‐0.96)
前営業日終値 92.89(+0.47)
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値 305.93(‐3.05)
前営業日終値 308.98(+2.05)
<為替> ユーロがドル、円に対しおよそ1週間ぶりの安値をつけた。
9月の独IFO業況指数が2010年2月以来の低水準に悪化したことに加え、スペインが全面支援の要請を渋っているとの見方が圧迫した。
スペインのデギンドス経済相が週末に、支援要請を急がないとの考えを示したことが嫌気され、同国国債利回りはこの日上昇。
欧州当局者からは、ガリシア州の地方選挙が行われる10月21日以前にスペインが支援要請することはないとの見方も出ている。
また対ドルで4カ月ぶり高値に上昇するなど、ユーロに対しては高値警戒感が出ており、多くの市場関係者がユーロの反落を見込んでいた。
<債券> 国債価格が上昇。
世界経済の減速をめぐる懸念が国債買いを誘い、指標10年債利回りは米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)を発表する前の水準に低下した。
独IFO業況指数は5カ月連続で低下し、ユーロ圏債務危機の影響がドイツにも波及しているとの懸念が強まった。
こうしたなか、月末に向けファンド勢によるポートフォリオ調整の動きが予想され、相場を支えるとみられている。
<株式> 小幅下落。
ドイツの経済指標やキャタピラーが取引終了直前に2015年度の利益見通しを引き下げたことが失望を誘い、世界経済をめぐる懸念が高まった。
キャタピラーは0.9%下落。
世界経済をめぐる懸念でエネルギー株やハイテク株が下落し、S&Pハイテク株指数<.GSPT>は0.8%安となった。
アップル<AAPL.O>は1.3%安の690.79ドル。
同社の最新スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」の販売台数は21日の発売開始から3日間で500万台を超えたものの、アナリストからは生産が需要に追いついていないのではないかと懸念する声が聞かれた。
石油サービスセクター指数<.OSX>は1.4%安。
需要をめぐる懸念を背景とした原油相場の下落が重しとなった。
<金先物> 反落。
欧州債務不安を背景に対ユーロでドル高が進行したことに連れた。
前週までの急伸を受けた利益確定売りや調整売りも目立った。
<原油先物> 反落。
ドル高・ユーロ安の進行や欧州債務問題の先行きに悲観的なムードが強まった。
シカゴ地区連銀が朝方発表した8月の全米活動指数(CFNAI)が前月から悪化したことも相場を押し下げた。
[東京 25日 ロイター]
円上伸、77円台後半〔NY外為〕(24日)
【ニューヨーク時事】週明け24日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、欧州の景気減速懸念や南欧諸国の債務不安を背景にリスク回避の買いが優勢となり、1ドル=77円台後半に上伸した。
午後5時現在は、77円78~88銭と前週末午後5時(78円11~21銭)比33銭の円高・ドル安。
この日は、米経済指標の発表や要人発言もなく、欧州情勢をにらんだ展開。
相対的に安全とされる円が選好され、10日ぶりに77円台に上昇した。
ただ、政府・日銀による円売り介入への警戒感が根強く77円台後半で上値は抑えられた。
ユーロはドル、円に対して下落。
9月のIFO景況感指数は101.4と市場予想(102.5=ロイター通信調べ)を下回った。
これで5カ月連続低下し、同国の景気減速基調が鮮明になった。
独紙の報道で、ギリシャ債務懸念も再燃。
ユーロ圏がギリシャの債務削減を再検討するかどうかをめぐりる不透明感が投資家心理を圧迫した。
さらに、重債務国のスペインは依然としてユーロ圏に支援の要否について明確な態度を示していないほか、格付け大手による国債格下げの可能性もくすぶっている。
ユーロは、対ドルで同時刻現在1.2925~2935ドル(前週末午後5時は1.2973~2983ドル)。
一時1.2891ドルと約1週間半ぶりに1.29ドルを割り込んだ。
対円では同100円57~67銭(同101円45~55銭)。
NY株、小幅続落=欧州懸念で〔米株式〕(24日)☆差替
【ニューヨーク時事】週明け24日のニューヨーク株式市場は、欧州の景気懸念を受けて小幅続落し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比20.55ドル安の1万3558.92ドルで終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は19.18ポイント安の3160.78。
ニューヨーク証券取引所の出来高(暫定値)は前週末比11億8340万株減の6億2484万株。
序盤は、9月のドイツ景況感指数が5カ月連続で低下したことを受けて景気悪化懸念が強まり、売りが先行。
週末の独仏首脳会談で、ユーロ圏の金融監督を一元化する「銀行同盟」などの問題で意見の相違が目立ったことも売りにつながった。
ただ金融株を中心に押し目買いが入り、ダウはプラスに転じる局面もあった。
株価はこのところ、今年の高値圏でもみ合いが続く。
市場では「米連邦準備制度理事会(FRB)の量的金融緩和を受けて、資金が入っている」(日系証券)との見方があった。
個別では、金融大手JPモルガン・チェースが0.9%高。
アップルは1.3%安。
新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」の発売から3日間の売り上げが500万台を突破したと発表したが、一部の市場予想を下回った。
また、中国の下請け工場で暴動が発生したことで、供給懸念も広がった。
円、77円台後半〔ロンドン外為〕(24日)
【ロンドン時事】週明け24日のロンドン外国為替市場の円相場は、特段の材料が見当たらない中をじり高となり、1ドル=77円台後半となった。
午後4時現在では、1ドル=77円85~95銭と、前週末午後4時(78円10~20銭)比25銭の円高・ドル安。
アジア株や欧州株が軟調に推移し、ややリスク回避の流れが強まる中、クロス円の取引を中心に円高がじわり進み、9月14日以来10日ぶりとなる77円台に突入した。
一方ユーロは、独IFO景況感指数が5カ月連続で低下したことをきっかけに下落。
ただ、売り一服後は小動きとなった。
午後4時現在、対円では1ユーロ=100円55~65銭(前週末午後4時は101円45~55銭)。
対ドルでは同1.2910~2920ドル(1.2985~2995ドル)。
一時、9月13日以来約10日ぶりとなる1.28ドル台を付けた。
ある市場関係者は、「為替相場はトレンドを持った動きとはなっていない」と指摘。
四半期末を控え、「居所を探る展開」との見方を示した。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6190~6200ドル(1.6250~6260ドル)、スイス・フランは1ドル=0.9360~9370フラン(0.9325~9335フラン)。
2012年9月24日月曜日
ダウ、続落=ナスダックは反落〔米株式〕(24日朝)
【ニューヨーク時事】週明け24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、午前9時35分現在は前週末終値比54.64ドル安の1万3524.83ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在26.16ポイント安の3153.80。
東京マーケット・サマリー(24日)
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 78.07/09 1.2952/56 101.11/18
NY午後5時 78.15/23 1.2975/78 101.39/42
午後5時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル安の78円前半。
午後は各通貨ペアとも小動きに終始した。
日米欧の中央銀行とは対照的に中国は政策対応に動かず、アジアの主要株価指数が総じてさえない展開を続けるなか、リスクオンモードになりにくかった。
<株式市場>
日経平均 9069.29円(40.71円安)
9031.13円─9091.97円
東証出来高 14億1044万株
東証売買代金 9133億円
東京株式市場で日経平均は反落。
為替市場の円高傾向が嫌気され、自動車、電機などの輸出株が売られたほか、中国景気減速やスペイン支援動向への警戒感も上値を圧迫した。
鉄鋼、化学などの素材関連もさえなかった。
一方で通信、食品、医薬品などのディフェンシブ系セクターは消去法的に買われ、相場を下支えた。
東証1部の売買代金は6営業日ぶりに1兆円を下回った。
東証1部騰落数は、値上がり773銘柄に対し、値下がりが725銘柄、変わらずが178銘柄だった。
<短期金融市場> 17時04分現在
無担保コール翌日物金利 0.091%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.725(─0.010)
安値─高値 99.725─99.740
無担保コール翌日物は0.08─0.085%中心で取引された。
主な取り手は地銀。
当座預金残高が過去最高水準に膨らむ方向にある地合いだが、債券決済要因などで比較的しっかりした資金需要がみられた。
一部に資金偏在もあったとの声が聞かれた。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近と横ばい。
東京金融取引所のユーロ円3カ月金利先物はポジション調整で弱含み。
中心限月2013年6月限は前営業日清算値比1ティック安の99.725。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.94(+0.14)
安値─高値 143.85─143.99
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.790%(─0.010)
安値─高値 0.795─0.790%
国債先物は堅調。
外為市場が円高基調となる中、日経平均株価が軟調地合いで推移したことが影響した。
ただ、円高一服となり、日経平均株価が下落幅を縮小し始めると、短期筋からの戻り売りが優勢となり上値が重くなった。
現物債は総じてしっかり。
先物周りから長いゾーンの利回り低下が目立った。
長期金利は9月19日以来の0.8%割れ。
もっとも、中間期末が意識され、活発な投資家の動きは見られなかった。
中期ゾーンも小じっかり。
国債先物中心限月12月限の大引けは、前営業日比14銭高の143円94銭。
10年最長期国債利回り(長期金利)も同1bp低下の0.790%。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、新指標のiTraxxJapanシリーズ18のプレミアムは216ベーシスポイント(bp)と、前週末引け(210.5bp)に比べてワイドな水準で取引された。
グローバルな景気減速を背景にした株安を受けて、信用リスクを回避する動きが強まった。
<スワップ市場>
スワップ金利(16時43分現在の気配)
2年物 0.32%─0.22%
3年物 0.32%─0.22%
4年物 0.34%─0.24%
5年物 0.38%─0.28%
7年物 0.54%─0.44%
10年物 0.84%─0.74%
[東京 24日 ロイター]
日経平均、43円99銭安の9066円01銭で始まる=東京株式後場
24日午後の東京株式市場の日経平均株価は、前営業日比43円99銭安の9066円01銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、同2.87ポイント安の753.51で始まった。
ドル、一時78円台割れ寸前=期末決済とクロス円下落で〔東京外為〕(24日正午)
週明け24日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、7~9月期末の輸出企業の決済絡みのドル売りに加えて、クロス円の下落が重しとなり、一時1ドル=78円台割れ寸前まで小幅下落した。
正午現在は78円10~11銭と前週末(午後5時、78円19~22銭)比09銭の小幅ドル安・円高で推移している。
朝方に日銀が発表した8月8・9日開催の金融政策決定会合議事要旨では、一部委員の「為替相場への働き掛けなど、インフレ期待を高める一段の工夫が必要ではないか」との発言が明らかになったが、日銀が追加緩和を発表した直後とあって、材料視されなかった。
その後は小動きが続いたが、四半期末の輸出企業の売り圧力が意識され、さらに「中国経済の減速懸念からアジア株が下落し、豪ドルなどのクロス円が下落した」(外為どっとコム総研・神田卓也氏)ため、仲値後は一時78円近辺まで下値を試す動きとなった。
午前11時を回ると、下値攻めの動きは一服し、やや買い戻す動きもみられた。
市場では「午後は実需筋の需給とヘッドラインニュース次第の展開だろう。
ただ、手掛かり材料に乏しく、あまり方向感はなさそうだ」(大手邦銀)とみられている。
ドル円は前々週、ECBとFRBの金融緩和を好感したリスクオンムードの中で上昇し、前週はその調整で下落した経緯がある。
「今週は上下どちらにも動きづらい。
上値の重さは確認済みだが、77円台まで下げれば、政府・日銀のドル買い介入への警戒感も強まる」(FX業者)という。
ユーロは対円、対ドルで下落。
朝方は小動きだったが、クロス円の下落につれて売られた。
市場では引き続きスペインの支援要請をめぐる動向が注目されている。
正午現在は1ユーロ=101円05~12銭(前週末午後5時、101円45~46銭)、対ドルで1.2937~2939ドル(同1.2972~2972ドル)。
<外為・株式>NY=17時 1ドル=78円11~21銭
21日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午後5時現在、1ドル=78円11~21銭で、前日の午後5時に比べ07銭の円高・ドル安になった。
ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前日の終値に比べ17ドル46セント安の1万3579ドル47セントで取引を終えた。
ドル小動き、78円台前半=海外市場の流れ引き継ぐ〔東京外為〕(24日午前9時)
週明け24日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前週末の海外市場の流れを引き継ぎ小動きとなっている。
午前9時現在、78円12~13銭と前週末(午後5時、78円19~22銭)比07銭の小幅ドル安・円高。
前週末の海外市場ではドル円の取引につながる材料が乏しく、動意を欠いた。
週明けのオセアニア市場では一時78円05銭前後まで下値を試す動きとなったが、その後は下げ渋った。
午前8時50分には日銀が8月8・9日に開催した金融政策決定会合の議事要旨を公表し、「為替相場への働きかけなどインフレ期待高める工夫が必要」などの委員の発言が伝えられたが、直後にこれを手掛かりとした円売りの動きは見当たらなかった。
その後は「輸出企業の期末の円買いが強まるという見方」(外為ブローカー)のもとでドル売り・円買いがやや強まっている。
本日の東京市場は月末週ということもあり、実需の動向が注目されている。
ただ、「下値では政府・日銀の介入への警戒感も強い」(同)といい、仮に77円台を付けても下値は限られるとの見方が有力だ。
ユーロは対円で小幅安、対ドルで小動き。
欧州ではギリシャをめぐり、ユーロ圏が再度の債務削減を検討しているとの報道があったが、「なお不透明感が強い」(外為アナリスト)といい、明確に方向感が出るには至っていない。
「今週発表されるスペインの銀行ストレステストや、米大手格付け会社のスペイン国債格付けの調査結果などを見極める展開になりそう」(前出の外為ブローカー)という。
午前9時現在、1ユーロ=101円29~31銭(前週末午後5時、101円45~46銭)、対ドルで1.2965~2968ドル(同1.2972~2972ドル)。
円小動き、78円台前半〔NY外為〕(21日)
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、新規の手掛かり材料難から動意に乏しく、1ドル=78円台前半で浮動した。
午後5時現在は78円11~21銭と、前日午後5時(78円18~28銭)比07銭の円高・ドル安。
この日は、主要な経済指標の発表がなく動きにくかった。
アトランタ連銀のロックハート総裁が午後に経済見通しと金融政策について講演したが、相場への影響は限られた。
政府・日銀による円売り介入への警戒感もくすぶり、値幅は17銭と狭かった。
ユーロは、ドル、円に対して上伸。
欧州連合(EU)欧州委員会がスペインの財政・構造改革に向けた新計画策定に協力中との英紙報道や、スペインが来週にもユーロ圏諸国に支援を要請するとの観測を受けて、欧州中央銀行(ECB)によるスペイン国債買い入れが実現すればユーロ高が進行する、との思惑も買いを誘った。
ただ、欧州の景気減速懸念も根強く、対ドル、対円ともに高値圏は維持できなかった。
ユーロは、同時刻現在対ドルで1ユーロ=1.2973~2983ドル(前日午後5時は1.2963~2973ドル)、対円では同101円45~55銭(同101円41~51銭)。
NY株、4日ぶり反落=利益確定の売りで〔米株式〕(21日)
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式相場は、引けにかけて利益を確定するための売りが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比17.00ドル安の1万3579.93ドルと4日ぶりに反落した。
一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同4.00ポイント高の3179.96と反発した。
円、78円台前半〔ロンドン外為〕(21日)
【ロンドン時事】週末21日のロンドン外国為替市場の円相場は、手掛かり材料難の中、1ドル=78円台前半でのこう着した展開となった。
午後4時現在は78円10~20銭と、前日午後4時(78円20~30銭)比10銭の円高・ドル安。
世界経済の先行きに投資家の注目が集まる中、この日は欧州、米国ともに主要経済指標の発表がなく、市場は様子見姿勢の強い閑散とした商状。
ドル円は米国の追加金融緩和を受けて円買い・ドル売り圧力が強いものの、一方で政府・日銀による円売り介入への警戒感も強く、値動きは14銭にとどまった。
ユーロももみあい。
スペインによる欧州中央銀行(ECB)の国債購入要請をめぐる不透明感から積極的に売り買いを手掛けづらく、「大口のフローに反応する程度で動意には乏しい」(邦銀筋)地合いが続いた。
市場からは、来週発表される米国の新築住宅販売件数や耐久財受注などの統計に注目する声が聞かれた。
ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.2985~2995ドル(前日午後4時は1.2945~2955ドル)。
対円では同101円45~55銭(101円30~40銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6250~6260ドル(1.6195~6205ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9325~9335フラン(0.9335~9345フラン)。
2012年9月23日日曜日
ダウ、続伸=ナスダックは反発〔米株式〕(21日朝)
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、午前9時35分現在は前日終値比41.73ドル高の1万3638.66ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在19.39ポイント高の3195.35。
円、78円台前半〔NY外為〕(21日午前8時)
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=78円14~24銭と前日午後5時(78円18~28銭)比04銭の円高・ドル安で推移している。
一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.2972~2982ドル(前日午後5時は1.2963~2973ドル)、対円では同101円40~50銭(同101円41~51銭)。
円、78円台前半〔ロンドン外為〕(21日正午)
【ロンドン時事】週末21日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、手掛かり材料に乏しい中、1ドル=78円台前半での小動きとなった。
正午現在は78円15~25銭と、前日午後4時(78円20~30銭)比05銭の円高・ドル安。
主要中央銀行の金融政策が出そろって改めて世界経済の動向に注目が集まる中、この日は欧州、米国ともに主要経済指標の発表がなく、市場は全般に様子見。
東京市場では円買い・ドル売りが優勢になる場面も見られたが、「77円台に入ると政府・日銀の円売り介入への警戒感が出てくる」(邦銀筋)とされ、円の上値は限定的だった。
一方でユーロは、「節目となる1ユーロ=1.30ドル割れの水準で買い戻しが入った」(別の邦銀筋)格好となり、大台を回復。
もっとも「中東勢から出たフローのユーロ買いに反応しただけ」(市場筋)と、欧州債務問題など特段のユーロ買い材料は出ておらず、こちらも買い一巡後はもみあいで推移した。
ユーロの対ドル相場は正午現在1ユーロ=1.3005~3015ドル(前日午後4時は1.2945~2955ドル)。
対円では同101円70~80銭(101円30~40銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6270~6280ドル(1.6195~6205ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9305~9315フラン(0.9335~9345フラン)。
東京マーケット・サマリー(21日)
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 78.20/22 1.2971/75 101.45/48
NY午後5時 78.24/26 1.2965/66 101.45/50
午後5時現在のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の78円前半。
仲値公示付近までは輸入企業の買いが相場を押し上げたが、それがはげ落ちると失速。
さらにリスクオンムードのドル売りが相場を圧迫した。
一方、ユーロ/ドルは一時1.30ドルを回復した。
<株式市場>
日経平均 9110.00円(23.02円高)
9103.95円─9159.33円
東証出来高 16億0958万株
東証売買代金 1兆0270億円
東京株式市場で日経平均は小反発。
上海総合株価指数<.SSEC>などアジア株が切り返し買い戻しが優勢となったが、円高や景気減速への懸念は根強く上値は重かった。
電力、食品、医薬品、鉄道などのディフェンシブ系や精密機器が堅調だった一方、景気敏感株の鉄鋼は売られた。
東証1部騰落数は、値上がり900銘柄に対し、値下がりが600銘柄、変わらずが177銘柄だった。
<短期金融市場> 17時19分現在
無担保コール翌日物金利 0.081%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.735(変わらず)
安値─高値 99.735─99.745
無担保コール翌日物は0.075─0.08%中心で取引された。
主な取り手は地銀。
当座預金残高が高水準で推移する中、資金余剰感が強く、朝方の調達一巡後は落ち着いた展開で、0.07%付近でも出合いが観測された。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近。
日銀が実施した4カ月物共通担保資金供給(資産買入等基金)オペは3回連続で札割れを回避した。
ユーロ円3カ月金利先物は、債券が底堅く推移したことで、強含み。
財務省が実施した2カ月物国庫短期証券の入札結果は、市場の事前予想と一致した。
国内勢、海外勢の厚めの需要を集めしっかりした入札結果となった。
東京銀行間取引金利(TIBOR)は、6カ月物が0.42545%となり、20日の0.42727%から低下。
日銀が下限金利の撤廃と来年から短期国債買い入れ5兆円増額を決めたことで、1年以内の金利が下がり始めているとの声が聞かれた。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.80(変わらず)
安値─高値 143.74─143.85
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.800%(変わらず)
安値─高値 0.800─0.800%
国債先物は前営業日比横ばい。
材料難で動意に欠く中、世界景気先行きへの懸念や国債の好需給などを背景に全般に底堅い展開。
現物債は総じて強含み。
長期ゾーンは横ばい圏だったが、超長期ゾーンは強含みで推移した。
銀行勢や生保の押し目買い観測が出ていた。
中期ゾーンは小じっかり。
日銀が実施した国債買い入れオペの結果は、残存1年超10年以下が市場実勢から見て、やや甘かった。
民主党は21日午後の代表選挙で、野田佳彦首相を党代表に再選した。
再選を織り込んでいた市場は材料視しなかった。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、新指標のiTraxxJapanシリーズ18のプレミアムは211ベーシスポイント(bp)と、前日引け(208bp)に比べて3bp高い水準で取引された。
景気減速懸念に伴う企業業績への不安感から、信用リスクを回避するプロテクションの買いが優勢。
とはいえ、株価がプラス圏で推移したほか、週末要因から積極的な取引が手控えられ、ワイド化の勢いも限定的だったという。
<スワップ市場>
スワップ金利(16時29分現在の気配)
2年物 0.31%─0.21%
3年物 0.31%─0.21%
4年物 0.33%─0.23%
5年物 0.38%─0.28%
7年物 0.54%─0.44%
10年物 0.84%─0.74%
[東京 21日 ロイター]
NY市場サマリー(21日)
(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 78.15/23
始値 78.17/18
前営業日終値 78.24/26
ユーロ/ドル 終値 1.2975/78
始値 1.2993/94
前営業日終値 1.2965/66
30年債<US30YT=RR>
(2105GMT) 96*03.00(‐0*02.00) =2.9474%
前営業日終盤 96*05.00(+0*10.00) =2.9441%
10年債<US10YT=RR>
(2105GMT) 98*26.50(+0*03.00)=1.7545%
前営業日終盤 98*23.50(+0*02.50)=1.7648%
5年債<US5YT=RR>
(2105GMT) 99*25.00(+0*03.00) =0.6701%
前営業日終盤 99*22.00(‐0*00.50) =0.6894%
2年債<US2YT=RR>
(2105GMT) 99*31.25( 0*00.00) =0.2622%
前営業日終盤 99*31.25( 0*00.00) =0.2621%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 13579.47(‐17.46)
前営業日終値 13596.93(+18.97)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 3179.96(+4.00)
前営業日終値 3175.96(‐6.66)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1460.15(‐0.11)
前営業日終値 1460.26(‐0.79)
COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ2><GCZ2><0#GC:>
終値 1778.00(+7.80)
前営業日終値 1770.20(‐1.50)
COMEX銀(12月限)(セント/オンス)<2SIZ2><SIZ2><SIcv1><0#SI:>
終値 3463.80(‐ 4.40)
前営業日終値 3468.20(+ 9.40)
原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLV2><CLV2><0#CL:>
終値 92.89(+0.47)
前営業日終値 92.42( NA )
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値 308.98(+2.05)
前営業日終値 306.93(‐1.48)
<為替> ユーロが対ドルで上昇、当初の下げから値を戻す展開となった。
スペインが早期に支援要請を行うとの憶測が広がった。
週末を迎え薄商いのなか全般的に値が振れやすかった。
ユーロの見通しについて市場では、先行き不透明感が根強いことから、一方的な値上がりとはなりにくいとみられている。
ユーロは対ドルで0.1%高の1.2987ドル。
ロイターデータによると、1.3047ドルまで値上がりする場面も見られた。
今週17日には4カ月半ぶり高値となる1.3169ドルをつけていた。
ドルは対円で0.2%安の78.10円。
今週19日には79.21円と1カ月ぶり高値をつけていた。
<債券> 薄商いのなか長期債価格が下落した。
スペインが近く支援を要請する可能性があるとの観測が高まり、高リスク資産を買う動きが強まった。
中期ゾーンが短期や長期ゾーンをアウトパフォームした。
投資家は短期債よりも高い利回りを求める一方で、30年債などはインフレ懸念から敬遠された。
<株式> ほぼ横ばいで終了した。
ただ、日欧米などの主要国で最新スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」の販売を開始したアップル<AAPL.O>は、取引時間中に過去最高値を更新するなど、好調だった。
アップル株は一時705.07ドルまで上昇。
その後は小緩み、0.2%高の700.10ドルで取引を終えた。
<金先物> 対ユーロでのドル軟調が朝方の買いを支援したが、あと利食い売りに一部値を消した。
中心限月12月物は反発し、前日終値比7.80ドル高の1オンス=1778.00ドルと2月末以来約6カ月半ぶりの高値を更新して終了。
1800ドルの大台乗せまであと10ドルに迫る場面もあった。
<原油先物> スペインの債務問題をめぐる不安の緩和やドル安を受け、5営業日ぶりに反発した。
この日から米国産標準油種WTIの中心限月となった11月物は前日終値比0.47ドル高の1バレル=92.89ドルで終了。
12月物は0.47ドル高の93.21ドルで引けた。
[東京 22日 ロイター]
円小動き、78円台前半〔NY外為〕(21日)
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、新規の手掛かり材料難から動意に乏しく、1ドル=78円台前半で浮動した。
午後5時現在は78円11~21銭と、前日午後5時(78円18~28銭)比07銭の円高・ドル安。
この日は、主要な経済指標の発表がなく動きにくかった。
アトランタ連銀のロックハート総裁が午後に経済見通しと金融政策について講演したが、相場への影響は限られた。
政府・日銀による円売り介入への警戒感もくすぶり、値幅は17銭と狭かった。
ユーロは、ドル、円に対して上伸。
欧州連合(EU)欧州委員会がスペインの財政・構造改革に向けた新計画策定に協力中との英紙報道や、スペインが来週にもユーロ圏諸国に支援を要請するとの観測を受けて、欧州中央銀行(ECB)によるスペイン国債買い入れが実現すればユーロ高が進行する、との思惑も買いを誘った。
ただ、欧州の景気減速懸念も根強く、対ドル、対円ともに高値圏は維持できなかった。
ユーロは、同時刻現在対ドルで1ユーロ=1.2973~2983ドル(前日午後5時は1.2963~2973ドル)、対円では同101円45~55銭(同101円41~51銭)。
NY株、4日ぶり反落=利益確定の売りで〔米株式〕(21日)☆差替
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式相場は、引けにかけて利益を確定するための売りが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比17.46ドル安の1万3579.47ドルと4日ぶりに反落した。
一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同4.00ポイント高の3179.96と反発した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比11億3324万株増の18億0824万株。
朝方は、スペインと欧州連合(EU)欧州委員会が支援の前提条件となる財政改革について協議していると英紙フィナンシャル・タイムズが報じたことから、欧州債務危機の対策が進展するとの期待感が高まり、買いが先行した。
しかし、先週半ばに連邦公開市場委員会(FOMC)が量的緩和第3弾(QE3)を決定して以降、株価が大幅に上昇していることから、高値警戒感は継続。
昼過ぎに半導体業界の景況感悪化を示す指標が発表されたことをきっかけに、週末を控えて利益を確定する売りが広がった。
QE3を好感する買いはいったん一巡した格好。
しかし、無期限のQE3によって潤沢な資金が株式や先物市場に流れるとの期待は強く、「相場は当面、高値水準でのもみ合いが続く」(大手証券)との指摘が聞かれた。
個別銘柄では、アップルが小幅高。
新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」がこの日、日米欧などで発売となった。
好業績を発表したKBホームは、16.4%高と急騰した。
NY株、4日ぶり反落=利益確定の売りで〔米株式〕(21日)
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式相場は、引けにかけて利益を確定するための売りが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比17.00ドル安の1万3579.93ドルと4日ぶりに反落した。
一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同4.00ポイント高の3179.96と反発した。
円、78円台前半〔ロンドン外為〕(21日)
【ロンドン時事】週末21日のロンドン外国為替市場の円相場は、手掛かり材料難の中、1ドル=78円台前半でのこう着した展開となった。
午後4時現在は78円10~20銭と、前日午後4時(78円20~30銭)比10銭の円高・ドル安。
世界経済の先行きに投資家の注目が集まる中、この日は欧州、米国ともに主要経済指標の発表がなく、市場は様子見姿勢の強い閑散とした商状。
ドル円は米国の追加金融緩和を受けて円買い・ドル売り圧力が強いものの、一方で政府・日銀による円売り介入への警戒感も強く、値動きは14銭にとどまった。
ユーロももみあい。
スペインによる欧州中央銀行(ECB)の国債購入要請をめぐる不透明感から積極的に売り買いを手掛けづらく、「大口のフローに反応する程度で動意には乏しい」(邦銀筋)地合いが続いた。
市場からは、来週発表される米国の新築住宅販売件数や耐久財受注などの統計に注目する声が聞かれた。
ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.2985~2995ドル(前日午後4時は1.2945~2955ドル)。
対円では同101円45~55銭(101円30~40銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6250~6260ドル(1.6195~6205ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9325~9335フラン(0.9335~9345フラン)。
2012年9月22日土曜日
ダウ、続伸=ナスダックは反発〔米株式〕(21日朝)
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、午前9時35分現在は前日終値比41.73ドル高の1万3638.66ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在19.39ポイント高の3195.35。
円、78円台前半〔NY外為〕(21日午前8時)
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=78円14~24銭と前日午後5時(78円18~28銭)比04銭の円高・ドル安で推移している。
一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.2972~2982ドル(前日午後5時は1.2963~2973ドル)、対円では同101円40~50銭(同101円41~51銭)。
円、78円台前半〔ロンドン外為〕(21日正午)
【ロンドン時事】週末21日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、手掛かり材料に乏しい中、1ドル=78円台前半での小動きとなった。
正午現在は78円15~25銭と、前日午後4時(78円20~30銭)比05銭の円高・ドル安。
主要中央銀行の金融政策が出そろって改めて世界経済の動向に注目が集まる中、この日は欧州、米国ともに主要経済指標の発表がなく、市場は全般に様子見。
東京市場では円買い・ドル売りが優勢になる場面も見られたが、「77円台に入ると政府・日銀の円売り介入への警戒感が出てくる」(邦銀筋)とされ、円の上値は限定的だった。
一方でユーロは、「節目となる1ユーロ=1.30ドル割れの水準で買い戻しが入った」(別の邦銀筋)格好となり、大台を回復。
もっとも「中東勢から出たフローのユーロ買いに反応しただけ」(市場筋)と、欧州債務問題など特段のユーロ買い材料は出ておらず、こちらも買い一巡後はもみあいで推移した。
ユーロの対ドル相場は正午現在1ユーロ=1.3005~3015ドル(前日午後4時は1.2945~2955ドル)。
対円では同101円70~80銭(101円30~40銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6270~6280ドル(1.6195~6205ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9305~9315フラン(0.9335~9345フラン)。
東京マーケット・サマリー(21日)
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 78.20/22 1.2971/75 101.45/48
NY午後5時 78.24/26 1.2965/66 101.45/50
午後5時現在のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の78円前半。
仲値公示付近までは輸入企業の買いが相場を押し上げたが、それがはげ落ちると失速。
さらにリスクオンムードのドル売りが相場を圧迫した。
一方、ユーロ/ドルは一時1.30ドルを回復した。
<株式市場>
日経平均 9110.00円(23.02円高)
9103.95円─9159.33円
東証出来高 16億0958万株
東証売買代金 1兆0270億円
東京株式市場で日経平均は小反発。
上海総合株価指数<.SSEC>などアジア株が切り返し買い戻しが優勢となったが、円高や景気減速への懸念は根強く上値は重かった。
電力、食品、医薬品、鉄道などのディフェンシブ系や精密機器が堅調だった一方、景気敏感株の鉄鋼は売られた。
東証1部騰落数は、値上がり900銘柄に対し、値下がりが600銘柄、変わらずが177銘柄だった。
<短期金融市場> 17時19分現在
無担保コール翌日物金利 0.081%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.735(変わらず)
安値─高値 99.735─99.745
無担保コール翌日物は0.075─0.08%中心で取引された。
主な取り手は地銀。
当座預金残高が高水準で推移する中、資金余剰感が強く、朝方の調達一巡後は落ち着いた展開で、0.07%付近でも出合いが観測された。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近。
日銀が実施した4カ月物共通担保資金供給(資産買入等基金)オペは3回連続で札割れを回避した。
ユーロ円3カ月金利先物は、債券が底堅く推移したことで、強含み。
財務省が実施した2カ月物国庫短期証券の入札結果は、市場の事前予想と一致した。
国内勢、海外勢の厚めの需要を集めしっかりした入札結果となった。
東京銀行間取引金利(TIBOR)は、6カ月物が0.42545%となり、20日の0.42727%から低下。
日銀が下限金利の撤廃と来年から短期国債買い入れ5兆円増額を決めたことで、1年以内の金利が下がり始めているとの声が聞かれた。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.80(変わらず)
安値─高値 143.74─143.85
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.800%(変わらず)
安値─高値 0.800─0.800%
国債先物は前営業日比横ばい。
材料難で動意に欠く中、世界景気先行きへの懸念や国債の好需給などを背景に全般に底堅い展開。
現物債は総じて強含み。
長期ゾーンは横ばい圏だったが、超長期ゾーンは強含みで推移した。
銀行勢や生保の押し目買い観測が出ていた。
中期ゾーンは小じっかり。
日銀が実施した国債買い入れオペの結果は、残存1年超10年以下が市場実勢から見て、やや甘かった。
民主党は21日午後の代表選挙で、野田佳彦首相を党代表に再選した。
再選を織り込んでいた市場は材料視しなかった。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、新指標のiTraxxJapanシリーズ18のプレミアムは211ベーシスポイント(bp)と、前日引け(208bp)に比べて3bp高い水準で取引された。
景気減速懸念に伴う企業業績への不安感から、信用リスクを回避するプロテクションの買いが優勢。
とはいえ、株価がプラス圏で推移したほか、週末要因から積極的な取引が手控えられ、ワイド化の勢いも限定的だったという。
<スワップ市場>
スワップ金利(16時29分現在の気配)
2年物 0.31%─0.21%
3年物 0.31%─0.21%
4年物 0.33%─0.23%
5年物 0.38%─0.28%
7年物 0.54%─0.44%
10年物 0.84%─0.74%
[東京 21日 ロイター]
NY市場サマリー(21日)
(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 78.15/23
始値 78.17/18
前営業日終値 78.24/26
ユーロ/ドル 終値 1.2975/78
始値 1.2993/94
前営業日終値 1.2965/66
30年債<US30YT=RR>
(2105GMT) 96*03.00(‐0*02.00) =2.9474%
前営業日終盤 96*05.00(+0*10.00) =2.9441%
10年債<US10YT=RR>
(2105GMT) 98*26.50(+0*03.00)=1.7545%
前営業日終盤 98*23.50(+0*02.50)=1.7648%
5年債<US5YT=RR>
(2105GMT) 99*25.00(+0*03.00) =0.6701%
前営業日終盤 99*22.00(‐0*00.50) =0.6894%
2年債<US2YT=RR>
(2105GMT) 99*31.25( 0*00.00) =0.2622%
前営業日終盤 99*31.25( 0*00.00) =0.2621%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 13579.47(‐17.46)
前営業日終値 13596.93(+18.97)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 3179.96(+4.00)
前営業日終値 3175.96(‐6.66)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1460.15(‐0.11)
前営業日終値 1460.26(‐0.79)
COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ2><GCZ2><0#GC:>
終値 1778.00(+7.80)
前営業日終値 1770.20(‐1.50)
COMEX銀(12月限)(セント/オンス)<2SIZ2><SIZ2><SIcv1><0#SI:>
終値 3463.80(‐ 4.40)
前営業日終値 3468.20(+ 9.40)
原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLV2><CLV2><0#CL:>
終値 92.89(+0.47)
前営業日終値 92.42( NA )
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値 308.98(+2.05)
前営業日終値 306.93(‐1.48)
<為替> ユーロが対ドルで上昇、当初の下げから値を戻す展開となった。
スペインが早期に支援要請を行うとの憶測が広がった。
週末を迎え薄商いのなか全般的に値が振れやすかった。
ユーロの見通しについて市場では、先行き不透明感が根強いことから、一方的な値上がりとはなりにくいとみられている。
ユーロは対ドルで0.1%高の1.2987ドル。
ロイターデータによると、1.3047ドルまで値上がりする場面も見られた。
今週17日には4カ月半ぶり高値となる1.3169ドルをつけていた。
ドルは対円で0.2%安の78.10円。
今週19日には79.21円と1カ月ぶり高値をつけていた。
<債券> 薄商いのなか長期債価格が下落した。
スペインが近く支援を要請する可能性があるとの観測が高まり、高リスク資産を買う動きが強まった。
中期ゾーンが短期や長期ゾーンをアウトパフォームした。
投資家は短期債よりも高い利回りを求める一方で、30年債などはインフレ懸念から敬遠された。
<株式> ほぼ横ばいで終了した。
ただ、日欧米などの主要国で最新スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」の販売を開始したアップル<AAPL.O>は、取引時間中に過去最高値を更新するなど、好調だった。
アップル株は一時705.07ドルまで上昇。
その後は小緩み、0.2%高の700.10ドルで取引を終えた。
<金先物> 対ユーロでのドル軟調が朝方の買いを支援したが、あと利食い売りに一部値を消した。
中心限月12月物は反発し、前日終値比7.80ドル高の1オンス=1778.00ドルと2月末以来約6カ月半ぶりの高値を更新して終了。
1800ドルの大台乗せまであと10ドルに迫る場面もあった。
<原油先物> スペインの債務問題をめぐる不安の緩和やドル安を受け、5営業日ぶりに反発した。
この日から米国産標準油種WTIの中心限月となった11月物は前日終値比0.47ドル高の1バレル=92.89ドルで終了。
12月物は0.47ドル高の93.21ドルで引けた。
[東京 22日 ロイター]
円小動き、78円台前半〔NY外為〕(21日)
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、新規の手掛かり材料難から動意に乏しく、1ドル=78円台前半で浮動した。
午後5時現在は78円11~21銭と、前日午後5時(78円18~28銭)比07銭の円高・ドル安。
この日は、主要な経済指標の発表がなく動きにくかった。
アトランタ連銀のロックハート総裁が午後に経済見通しと金融政策について講演したが、相場への影響は限られた。
政府・日銀による円売り介入への警戒感もくすぶり、値幅は17銭と狭かった。
ユーロは、ドル、円に対して上伸。
欧州連合(EU)欧州委員会がスペインの財政・構造改革に向けた新計画策定に協力中との英紙報道や、スペインが来週にもユーロ圏諸国に支援を要請するとの観測を受けて、欧州中央銀行(ECB)によるスペイン国債買い入れが実現すればユーロ高が進行する、との思惑も買いを誘った。
ただ、欧州の景気減速懸念も根強く、対ドル、対円ともに高値圏は維持できなかった。
ユーロは、同時刻現在対ドルで1ユーロ=1.2973~2983ドル(前日午後5時は1.2963~2973ドル)、対円では同101円45~55銭(同101円41~51銭)。
NY株、4日ぶり反落=利益確定の売りで〔米株式〕(21日)☆差替
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式相場は、引けにかけて利益を確定するための売りが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比17.46ドル安の1万3579.47ドルと4日ぶりに反落した。
一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同4.00ポイント高の3179.96と反発した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比11億2542万株増の18億0042万株(暫定値)。
朝方は、スペインと欧州連合(EU)欧州委員会が支援の前提条件となる財政改革について協議していると英紙フィナンシャル・タイムズが報じたことから、欧州債務危機の対策が進展するとの期待感が高まり、買いが先行した。
しかし、先週半ばに連邦公開市場委員会(FOMC)が量的緩和第3弾(QE3)を決定して以降、株価が大幅に上昇していることから、高値警戒感は継続。
昼過ぎに半導体業界の景況感悪化を示す指標が発表されたことをきっかけに、週末を控えて利益を確定する売りが広がった。
QE3を好感する買いはいったん一巡した格好。
しかし、無期限のQE3によって潤沢な資金が株式や先物市場に流れるとの期待は強く、「相場は当面、高値水準でのもみ合いが続く」(大手証券)との指摘が聞かれた。
個別銘柄では、アップルが小幅高。
新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」がこの日、日米欧などで発売となった。
好業績を発表したKBホームは、16.4%高と急騰した。
NY株、4日ぶり反落=利益確定の売りで〔米株式〕(21日)
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式相場は、引けにかけて利益を確定するための売りが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比17.00ドル安の1万3579.93ドルと4日ぶりに反落した。
一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同4.00ポイント高の3179.96と反発した。
2012年9月21日金曜日
ダウ、続伸=ナスダックは反発〔米株式〕(21日朝)
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、午前9時35分現在は前日終値比41.73ドル高の1万3638.66ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在19.39ポイント高の3195.35。
東京マーケット・サマリー(21日)
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 78.20/22 1.2971/75 101.45/48
NY午後5時 78.24/26 1.2965/66 101.45/50
午後5時現在のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の78円前半。
仲値公示付近までは輸入企業の買いが相場を押し上げたが、それがはげ落ちると失速。
さらにリスクオンムードのドル売りが相場を圧迫した。
一方、ユーロ/ドルは一時1.30ドルを回復した。
<株式市場>
日経平均 9110.00円(23.02円高)
9103.95円─9159.33円
東証出来高 16億0958万株
東証売買代金 1兆0270億円
東京株式市場で日経平均は小反発。
上海総合株価指数<.SSEC>などアジア株が切り返し買い戻しが優勢となったが、円高や景気減速への懸念は根強く上値は重かった。
電力、食品、医薬品、鉄道などのディフェンシブ系や精密機器が堅調だった一方、景気敏感株の鉄鋼は売られた。
東証1部騰落数は、値上がり900銘柄に対し、値下がりが600銘柄、変わらずが177銘柄だった。
<短期金融市場> 17時19分現在
無担保コール翌日物金利 0.081%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.735(変わらず)
安値─高値 99.735─99.745
無担保コール翌日物は0.075─0.08%中心で取引された。
主な取り手は地銀。
当座預金残高が高水準で推移する中、資金余剰感が強く、朝方の調達一巡後は落ち着いた展開で、0.07%付近でも出合いが観測された。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近。
日銀が実施した4カ月物共通担保資金供給(資産買入等基金)オペは3回連続で札割れを回避した。
ユーロ円3カ月金利先物は、債券が底堅く推移したことで、強含み。
財務省が実施した2カ月物国庫短期証券の入札結果は、市場の事前予想と一致した。
国内勢、海外勢の厚めの需要を集めしっかりした入札結果となった。
東京銀行間取引金利(TIBOR)は、6カ月物が0.42545%となり、20日の0.42727%から低下。
日銀が下限金利の撤廃と来年から短期国債買い入れ5兆円増額を決めたことで、1年以内の金利が下がり始めているとの声が聞かれた。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.80(変わらず)
安値─高値 143.74─143.85
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.800%(変わらず)
安値─高値 0.800─0.800%
国債先物は前営業日比横ばい。
材料難で動意に欠く中、世界景気先行きへの懸念や国債の好需給などを背景に全般に底堅い展開。
現物債は総じて強含み。
長期ゾーンは横ばい圏だったが、超長期ゾーンは強含みで推移した。
銀行勢や生保の押し目買い観測が出ていた。
中期ゾーンは小じっかり。
日銀が実施した国債買い入れオペの結果は、残存1年超10年以下が市場実勢から見て、やや甘かった。
民主党は21日午後の代表選挙で、野田佳彦首相を党代表に再選した。
再選を織り込んでいた市場は材料視しなかった。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、新指標のiTraxxJapanシリーズ18のプレミアムは211ベーシスポイント(bp)と、前日引け(208bp)に比べて3bp高い水準で取引された。
景気減速懸念に伴う企業業績への不安感から、信用リスクを回避するプロテクションの買いが優勢。
とはいえ、株価がプラス圏で推移したほか、週末要因から積極的な取引が手控えられ、ワイド化の勢いも限定的だったという。
<スワップ市場>
スワップ金利(16時29分現在の気配)
2年物 0.31%─0.21%
3年物 0.31%─0.21%
4年物 0.33%─0.23%
5年物 0.38%─0.28%
7年物 0.54%─0.44%
10年物 0.84%─0.74%
[東京 21日 ロイター]
日経平均、30円05銭高の9117円03銭で始まる=東京株式後場
21日午後の東京株式市場の日経平均株価は、前日比30円05銭高の9117円03銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、同2.67ポイント高の756.48で始まった。
ドル小動き、78円台前半=ポジション調整中心〔東京外為〕(21日正午)
21日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)はポジション調整の動きにとどまり、1ドル=78円台前半で小動きとなった。
正午現在は78円22~24銭と前日(午後5時、78円20~20銭)比2銭のドル高・円安で推移している。
ニューヨーク市場では米週間新規失業保険申請件数がさえない結果となったことを受けて、一時78円水準を試す場面もみられたが、「78円割れは当局も警戒するレベルだ」(大手外銀)といい、その後は介入警戒感から下げ渋った。
東京時間に入ってからは週末を控えたドルの買い戻しが続き、一時78円35銭前後まで上昇した。
「前日までの投資家の中間期末に向けたレパトリに伴うドル売り・円買いが一服し、仲値はややドル不足気味だったようだ」(他の大手外銀)という。
ただ、午前10時半を回ると再び売りが優勢となり、78円20銭前後まで軟化した。
本日は目立った指標発表などが予定されていないことから、「欧州勢が参入するまで、小動きが続きそうだ」(FXプライム・柳澤浩氏)との見方が強い。
ユーロも対円、対ドルで小動き。
前日に中国の景気減速懸念から売られたアジア株がきょうは底堅い値動きとなっており、クロス円も総じて落ち着いた動きとなっていることから、手掛かり材料を欠いている。
正午現在は1ユーロ=101円53~57銭(前日午後5時、101円38~39銭)、対ドルで1.2979~2982ドル(同1.2963~2964ドル)。
欧州市場サマリー(20日)
1338GMT 19日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.2931 1.3047
ドル/円<JPY=> 78.120 78.360
ユーロ/円<EURJPY=> 101.05 102.24
<p />20日終値 前営業日終値
株 FT100 5854.64(‐33.84) 5888.48
クセトラDAX 7389.49(‐1.27) 7390.76
金 現物午後値決め 1758.50 1766.75
<p /><p />先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.830 (+0.025) 0.055(0.005)
独連邦債2年物 0.052(0.074)
独連邦債10年物(12月限) 139.98 (+0.27) 1.591(1.631)
独連邦債30年物 2.416(2.463)
<為替> ドルや円が上昇。
さえない内容となった欧米中の指標を受け、世界の景気減速懸念が広がり、安全資産とされる通貨の買いが膨らんでいる。
ユーロは対ドルで1週間ぶりの安値をつけたほか、対円でも1%超下落した。
豪ドルやニュージーランドドルなど、高利回りの資源国通貨も売られている。
<株式> ロンドン株式市場は、反落して終了した。
ユーロ圏と中国の経済指標が思わしくなったことで景気先行き懸念が台頭。
英企業業績に対する懸念も高まった。
マークイットがこの日発表した9月のユーロ圏総合購買担当者景気指数速報値は45.9となり、前月の46.3から悪化。
また、HSBCが発表した9月の中国製造業購買担当者景気指数速報値は47.8となり、11カ月連続で景気の改善と悪化の分岐点となる50を下回った。
GFTマーケッツの市場ストラテジスト、ファワド・ラザクザダ氏は、「第3・四半期の企業決算発表シーズンが近づいており、どのような結果になるのか懸念が高まっている。
各国中銀が緩和策を打ち出したものの、世界的な経済情勢に何らかの変化が見られない限り、株式相場は低迷するとの懸念が出ている」と述べた。
この日は鉱山関連株が売られ、アングロ・アメリカン<AAL.L>は4.4%、リオ・ティント<RIO.L>は2.7%、それぞれ下落した。
売りは石油関連株にも広がり、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は1.9%安で引けた。
一方、原油価格下落を受け航空株が買われ、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の親会社、IAG<ICAG.L>は2.3%高で取引を終えた。
前日下落したインペリアル・タバコ<IMT.L>は2.7%高。
衛星放送大手BスカイB<BSY.L>は1%高。
同社の筆頭株主であるニューズ・コーポレーション<NWSA.O>をめぐる盗聴事件で、英当局が証拠を特定できなかったことが材料視された。
欧州株式市場は、欧米、および中国の経済指標が低調だったことを受け、反落した。
ただ、株価下落を受け株式へのエクスポージャーを高めようとする動きから買いも入ったため、主要株価指数はこの日の安値からは戻して引けた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は1.41ポイント(0.13%)安の1114.97。
一時は1109.00まで下げる場面もあった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は14.64ポイント(0.57%)安の2553.03。
FXCMのアナリスト、ニコラス・チェロン氏は、「これは上昇局面の中の一服商状で、調整が始まったわけではない」との見方を示し、「米連邦準備理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)が景気支援に動くことが明らかになった今、押目買いが入る地合いとなっている」と述べた。
この日は景気循環株の代表格である鉱山関連株が売られ、アングロ・アメリカン<AAL.L>は4.4%、リオ・ティント<RIO.L>は2.7%、それぞれ下落した。
銀行株も売られ、ユーロ圏銀行株指数<.SX7E>は下落。
特にイタリアの銀行が大きく下げ、バンコ・ポポラーレ<BAPO.MI>は4.4%、インテサ・サンパオロ<ISP.MI>は3.4%、ウニクレディト<CRDI.MI>は3.1%、それぞれ下落した。
仏ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>は2.3%安。
主要株価指数は下落したものの、リスクの高さを示すEUROSTOXX50ボラティリティ指数<.V2TX>が0.8%低下の20.13と、7月中旬以来の低水準となったことで、相場が今後上向く可能性が示唆された。
<ユーロ圏債券> スペイン国債が下落。
スペインはこの日の入札を順調にこなしたものの、アジアや欧州、米国の経済指標が軒並み弱い内容となったことで、世界景気懸念が強まり、周辺国債全体が圧迫された。
同時に、リスクが低いとされる国債への需要が高まり、独連邦債が買われた。
ノルディアの首席アナリスト、ニルス・フロム氏は、ユーロ圏周辺国について「危機を切り抜ける必要がある。
ある程度の成長が確認されていれば、事態は幾分スムーズに進んでいただろう。
成長の兆しが見られないことは、スペインなどにとり大きな打撃となっている」と述べた。
スペイン財務省はこの日、3・10年債入札を実施。
欧州中央銀行(ECB)の支援表明が支えとなり、発行予定額を上回る48億ユーロを調達した。
ただ、スペインが支援要請に消極的な姿勢をとっていることや、同国の成長をめぐる懸念から、利回りは上昇。
10年物利回りは8ベーシスポイント(bp)上昇し5.81%、2年債利回りも3bp上がり3.25%となった。
一方、独連邦債先物は4営業日続伸し、0.5ポイント高の140.21。
独連邦債10年物利回りは5bp低下し1.54%。
スペインの動向が今後も、主要懸念材料になるとみられる。
ノムラのストラテジスト、アーティス・フランコビックス氏は、スペイン10年債の利回りについて、6.5%が危険水域と指摘。
「スペインが支援要請の決定を遅らせれば、利回りが押し上げられ、結局は支援要請に追い込まれるだろう。
従って、スペインが10月末までに支援を要請すると予想する」と述べた。
[東京 21日 ロイター]
NYダウ、3日続伸=4年9カ月ぶり高値〔米株式〕(20日)
【ニューヨーク時事】20日のニューヨーク株式相場は、世界景気減速への懸念がくすぶる中、米国の金融緩和などで市場への潤沢な資金供給が続くとの見方から底堅い展開となった。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比18.97ドル高の1万3596.93ドルと3日続伸、14日に続き、約4年9カ月ぶりの高値で終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同6.66ポイント安の3175.96で終了した。
反落〔ロンドン株式〕(20日)
【ロンドン時事】20日のロンドン株式市場の株価は、世界経済の先行き懸念に売られ反落、FT100種平均株価指数は前日終値比33.84ポイント安の5854.64で引けた。
この日発表された9月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)は47.8となり、11カ月連続で景気判断の別れ目となる50を下回った。
これを受け、中国経済の先行き不透明感が台頭。
またユーロ圏の総合PMIや米国の新規失業保険申請件数も低迷し、地合いを冷やす格好となった。
こうした中、当市場も序盤から、需要減退を見越した売りに鉱山株などが押され軟調に推移した。
ハーグリーブス・ランズダウンのキース・ボウマン氏は、「投資家は来月から始まる企業決算の内容に注目し始めている」とした上で、「個人的には来週発表される米国の住宅関連指標に注意したい」との認識を示した。
個別銘柄では資源大手のリオ・ティントが84.50ペンス安の3077.00ペンスと急落したほか、銀行大手のバークレイズも3.10ペンス安の222.05ペンスと売られた。
スーパーのテスコも3.70ペンス安の339.75ペンスと下落。
半面、石油大手のBPは0.55ペンス高の444.30ペンス、携帯のボーダフォンは0.55ペンス高の175.00ペンスと堅調だった。
円、78円台前半〔ロンドン外為〕(20日)
【ロンドン時事】20日のロンドン外国為替市場の円相場は、世界経済の先行き懸念を背景に円買い・ドル売りが優勢、1ドル=78円台前半の高値圏でもみあった。
午後4時現在は78円20~30銭と、前日午後4時(78円25~35銭)比05銭の円高・ドル安。
この日発表された9月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が11カ月連続で景気悪化を示したほか、ユーロ圏の総合PMIも45.9と2009年6月以来の低水準に悪化。
また米国でも、労働省が発表した新規失業保険申請件数が市場予想を上回り、雇用環境の厳しさを裏付ける内容となった。
これら弱い経済指標を背景に、市場では世界経済への先行き懸念も台頭。
安全資産とされる円を買う動きが優勢となり、対ドル78円02銭、対ユーロでは100円94銭といずれも約1週間ぶりの円高水準をつけた。
もっとも「市場では政府・日銀による円売り介入への警戒感も強くなってきている」(邦銀筋)とされ、円買い一巡後は上値も限定的だった。
また尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化についても、「円安要因として市場への影響が出始めている」(市場関係者)との指摘が出ていた。
ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.2945~2955ドル(前日午後4時は1.3050~3060ドル)。
対円では同101円30~40銭(102円15~25銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6195~6205ドル(1.6215~6225ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9335~9345フラン(0.9270~9280フラン)。
2012年9月20日木曜日
円、78円台前半〔NY外為〕(20日午前8時)
【ニューヨーク時事】20日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=78円16~26銭と前日午後5時(78円32~42銭)比16銭の円高・ドル安で推移している。
一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.2950~2960ドル(前日午後5時は1.3044~3054ドル)、対円では同101円29~39銭(同102円16~26銭)。
東京マーケット・サマリー(20日)
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 78.20/22 1.2963/67 101.39/42
NY午後5時 78.37/39 1.3044/46 102.24/31
午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安/円高の78円前半。
日銀の追加緩和から一夜明けたこの日、ドルの地合いは弱く、78.20円以下ではストップを巻き込んで下げが加速した。
ドル売りの主体は前日活発なドル買い/円売りを実施した短期筋だった。
クロス円ではモデル系ファンドによる売りが目立ち、豪ドル/円、ユーロ/円とも1円を超える下げ幅となった。
<株式市場>
日経平均 9086.98円(145.23円安)
9079.19円─9215.57円
東証出来高 19億0025万株
東証売買代金 1兆2924億円
東京株式市場で日経平均は反落。
前日の日銀追加緩和に対する海外市場での評価は厳しく、米欧での強烈な緩和姿勢よりも消極的だとして、外為市場では円高が再び進行。
上海総合株価指数<.SSEC>をはじめとするアジア株安も重しとなり、日経平均は4営業日ぶりに終値で9100円を割り込んだ。
自動車や電機など輸出関連株が軟調となったほか、前日に上昇した反動から海運株などの景気敏感株や金融株、不動産株が売られた。
東証1部騰落数は、値上がり270銘柄に対し、値下がりが1295銘柄、変わらずが115銘柄だった。
<短期金融市場> 17時11分現在
無担保コール翌日物金利 0.081%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.735(+0.015)
安値─高値 99.720─99.740
無担保コール翌日物は0.075─0.08%付近で取引された。
主な取り手は地銀。
当座預金残高が高水準で推移する中、国債大量償還を迎えたことで、資金需要は限られた。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近。
ユーロ円3カ月金利先物は債券高などで強含み。
財務省が実施した3カ月物国庫短期証券の入札結果は、市場予想通りとなった。
余剰資金の運用ニーズが強まる中、しっかりした入札になり、国内勢、海外勢ともに需要を集めた。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.80(+0.23)
安値─高値 143.65─143.81
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.800%(─0.015)
安値─高値 0.805─0.800%
国債先物は反発。
前日の米債高の流れを引き継いで短期筋からの買い戻しが優勢となった。
後場に入ると、さえない中国関連指標を受けてリスク回避ムードが強まり、日経平均株価が下落幅を広げると、中心限月12月限は一段高となった。
外為市場でのドル安/円高基調も影響した。
現物債は総じて強含みで推移した。
もっとも、長期金利0.8%割れへの抵抗感が強く、5年債利回りも節目の0.2%を割らなかった。
投資家の中には、中間決算期末を意識するところもあり、買い進むまでには至らなかった。
流動性供給入札の結果が市場予想より弱めとなったことで、超長期ゾーンは一時売りが優勢になる場面があったが、終盤に保険会社の平準買いなどで切り返した。
日銀が実施した残存期間1年以上2年以下、および2年超3年以下を対象にした国債の買入(基金)オペは2本とも札割れを回避した。
下限金利の撤廃を決定した措置が奏功したとの見方が出ていた。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、きょうから新指標として取引が始まったiTraxxJapanシリーズ18のプレミアムは200ベーシスポイント(bp)台前半から210bpを下回る水準で推移した。
旧指標のシリーズ17と比べると、シリーズ18は20bp程度ワイドな水準になるが、償還が3カ月延びたことが主因という。
株安、中国景気悪化などの不安材料が出ているが、20日に限ってはさほど材料視されることはなかった。
<スワップ市場>
スワップ金利(16時58分現在の気配)
2年物 0.31%─0.21%
3年物 0.31%─0.21%
4年物 0.34%─0.24%
5年物 0.39%─0.29%
7年物 0.55%─0.45%
10年物 0.84%─0.74%
[東京 20日 ロイター]
ドル続落、78円台前半=中国経済の減速懸念も嫌気〔東京外為〕(20日午後5時)
20日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日銀の追加金融緩和を受けた買いが海外市場で一巡し、下落基調で始まった。
その後は、中国経済の減速懸念を背景に続落している。
午後5時現在は1ドル=78円20~20銭と前日(午後5時、79円05~05銭)比85銭のドル安・円高。
前日の日銀追加緩和決定で進んだドル高・円安の流れは海外市場で途絶え、朝方の東京市場では78円40銭前後に下落して始まった。
8月の貿易統計は2カ月連続の赤字となったが、市場は反応薄。
仲値にかけては、しばらくもみ合った後、輸出企業の売りに押されて弱含んだ。
その後、9月のHSBC中国製造業PMI速報値を受けて上海総合指数などアジア株が大きく下落。
このため、午後にかけてクロス円が徐々に値を下げてドル円の圧迫要因になり、一時78円05銭前後まで売り込まれた。
市場では「前日にドル円の上値をトライしたが、結局抜けなかった」(大手邦銀)ことなどから、ドル安・円高への懸念が強まっている。
半期末となる最終週を控え、米国の重要経済統計が相次ぐこともあり「きょうが正念場」(同)と警戒する声が聞かれた。
欧米時間には、スペイン国債入札、最新週の米失業保険申請件数、8月の米景気先行指数、9月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数などが予定されている。
ユーロは対円、対ドルで大きく値を下げて始まった後、徐々に下げ足を速める展開。
アジア株が軟調に推移する中、市場のリスク回避姿勢が強まってユーロなどクロス円が売られた。
「ユーロは買われすぎていた。
イベントをこなし、ポジションを解消する動きが出ている」(外為ブローカー)との声が聞かれた。
午後5時現在は1ユーロ=101円38~39銭(前日午後5時、103円30~30銭)、対ドルで1.2963~2964ドル(同1.3062~3065ドル)。
軟調=円高を嫌気〔東京株式〕(20日前場)☆差替
【第1部】為替相場の円高進行を嫌気し、主力株中心に売りが広がった。
日経平均株価は前日比64円44銭安の9167円77銭、東証株価指数(TOPIX)も同4.17ポイント安の760.63と、ともに反落。
東証1部の下落銘柄は61%、上昇銘柄は29%。
出来高は7億8652万株、売買代金は5281億円。
業種別株価指数(33業種)は、海運業、鉱業、電気・ガス業が値下がりした半面、情報・通信業、食料品は上昇した。
個別では、京セラ、キヤノン、東芝が売られ、トヨタ、ホンダ、日産自は軒並み軟調。
三菱UFJ、三井住友は安く、大和証G、野村は弱含み。
第一生命、東京海上も甘い。
新日鉄、住金は下落。
ディーエヌエーは値を消した。
東電、中部電も安い。
半面、武田、アステラス薬の薬品株はしっかり。
NTT、KDDIは買われ、アサヒ、JTも底堅い。
JAL、ファーストリテ、シャープは上伸した。
【第2部】強含み。
北越メタルが急伸し、ニホンフラッシュ、宇部マテリアは続伸。
半面、アトムは軟調だった。
出来高1365万株。
【外国株】閑散商状。
出来高4600株。
(続)
NY株、続伸=住宅統計を好感〔米株式〕(19日)☆差替
【ニューヨーク時事】19日のニューヨーク株式市場では、優良株で構成するダウ工業株30種平均が好調な住宅関連統計を受けた買いから続伸し、前日終値比13.32ドル高の1万3577.96ドルで終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は3営業日ぶりに反発、4.82ポイント高の3182.62ポイント。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1017万株増減の6億3988万株。
8月の中古住宅販売件数は前月比7.8%増と、予想を大幅に上回った。
同月の住宅着工件数も2.3%増とプラスに回復した。
これを受けて安心感が広がり、買いが先行。
日銀が決めた追加金融緩和も地合いを押し上げた。
ただ、ダウは4年9カ月ぶり高値付近にあり、利益確定売りが出やすく、上値は重い。
世界規模で事業を展開する企業の一部からは、業績に関する慎重な見方が示されているが、市場では「不安要素がある限り、当局から何らかのアクションが起こされる」(日系証券)との見方がある。
個別では、住宅統計を受けて関連株が買われ、住宅建設大手DRホートンが4.1%高。
一方、原油安を受けてエネルギー株が売られ、エクソンモービルが1.2%安。
新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」の予約が好調なアップルは0.03%高と6日続伸し、上場来高値を更新した。
3日ぶり反発〔ロンドン株式〕(19日)
【ロンドン時事】19日のロンドン株式市場の株価は、日銀の追加金融緩和などを好感して3営業日ぶりに反発、FT100種平均株価指数は前日終値比20.32ポイント高の5888.48で引けた。
引き続き当面の利益を確保する売りが上値を抑えているものの、日銀を含めた主要中銀の緩和姿勢を背景に底堅い展開。
また市場予想を上回った米国の住宅着工許可件数なども好感された。
もっともETXキャピタルのマーク・プリースト氏は「日銀の金融緩和を背景に強い地合いとなったが、市場は依然としてスペイン問題への懸念を抱いている」と指摘した。
個別銘柄では石油大手BPが4.80ペンス高の443.75ペンスと買われたほか、通信のBTも0.60ペンス高の227.70ペンスと小反発した。
半面、銀行大手のバークレイズは0.25ペンス安の225.15ペンスと軟調。
携帯のボーダフォンも0.95ペンス安の174.45ペンスと小反落した。
円、78円台前半〔ロンドン外為〕(19日)
【ロンドン時事】19日のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の追加金融緩和を受けた円売りが一巡し、1ドル=78円台前半へじり高の展開となった。
午後4時現在は78円25~35銭と、前日午後4時(78円55~65銭)比30銭の円高・ドル安。
日銀はこの日の金融政策決定会合で追加金融緩和を決定、国債などを買い入れる基金の規模を10兆円拡大した。
これを受け東京市場では、「予想以上の追加緩和」(市場筋)として円売りが加速、ドル円は一時79円20銭台と約1カ月ぶりの安値水準まで下落した。
ただ中間期末を迎えた輸出企業の円買い・ドル売り圧力も強く、当市場入り後はじりじり下値を切り上げる展開。
米国の緩和姿勢を背景とするドル売りも根強く、結局前日と比べて円高方向に振れた。
もっとも市場からは、「今回の追加緩和により政府・日銀は円売り・ドル買い介入に踏み切りやすくなる」(邦銀筋)として円の上値は限られるとの見方が出ていた。
一方、朝方売られたユーロは、スペインやイタリア国債の利回り低下もにらみ午後に入って買い戻された。
スペインによる欧州中央銀行(ECB)の国債購入要請をめぐる不透明感があるものの、積極的に売り込む動きは見られず、むしろ1ユーロ=1.30ドル台近辺での底堅さを示す格好となった。
ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.3050~3060ドル(前日午後4時は1.3050~3060ドル)。
対円では同102円15~25銭(102円60~70銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6215~6225ドル(1.6250~6260ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9270~9280フラン(0.9280~9290フラン)。
2012年9月19日水曜日
ダウ、続伸=ナスダックは続落〔米株式〕(19日朝)
【ニューヨーク時事】19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、午前9時35分現在は前日終値比11.58ドル高の1万3576.22ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在3.44ポイント安の3174.36。
アジア株式市場サマリー(19日)
前営業日比 売買代金/出来高概算
上海総合指数<.SSEC>
大引け 2067.831 8.288高 434.6億元(上海A株)
高値 2069.950
安値 2055.198
前営業日終値 2059.543 18.957安 435.3億元(上海A株)
ハンセン指数<.HSI>
大引け 20841.91 239.98高 636.7億香港ドル
高値 20895.61
安値 20609.52
前営業日終値 20601.93 56.18安 508.7億香港ドル
ST指数(シンガポール)<.FTSTI>
大引け 3075.63 7.65高 24.17億株
高値 3085.47
安値 3068.53
前営業日終値 3067.98 10.74安 19.73億株
KLSE総合指数(クアラルンプール)<.KLSE>
大引け 1646.11 5.78高 10.30億株
高値 1647.32
安値 1640.81
前営業日終値 1640.33 2.62安 8.43億株
SET指数(バンコク)<.SETI>
大引け 1285.46 12.60高 363億バーツ
高値 1285.55
安値 1273.60
前営業日終値 1272.86 5.68安 286億バーツ
総合株価指数(ソウル)<.KS11>
大引け 2007.88 2.92高 9.46億株
高値 2012.74
安値 1993.91
前営業日終値 2004.96 2.61高 8.45億株
加権指数(台湾)<.TWII>
大引け 7781.91 47.65高 999.4億台湾ドル
高値 7781.91
安値 7726.35
前営業日終値 7734.26 27.96安 935.9億台湾ドル
総合株価指数(ジャカルタ)<.JKSE>
大引け 4244.711 20.817高 4.82兆ルピア
高値 4253.253
安値 4213.445
前営業日終値 4223.894 31.389安 8.57兆ルピア
総合株価指数(マニラ)<.PSI>
大引け 5317.03 14.10安 N/A
高値 5331.87
安値 5300.60
前営業日終値 5331.13 19.77安 N/A
SENSEX指数(ムンバイ)<.BSESN>
休場
前営業日終値 18496.01 46.30安 2.60億株
ベトナム株価指数(ホーチミン)<.VNI>
大引け 394.55 0.04高 N/A
高値 396.17
安値 390.89
前営業日終値 394.51 7.24安 N/A
<中国・香港株式市場> 中国株式市場は3日ぶりに反発して引けた。
金・銅の鉱山株が上昇。
中国人民銀行も他の中央銀行に追随し、金融緩和策を実施するとの期待が広がった。
香港株式市場は反発。
日銀が予想よりもさらに積極的な追加緩和策を発表したことから銀行株への買いが目立った。
米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)に続き日銀も追加緩和したことで、中国当局の動向にも注目が集まっている。
<東南アジア株式> 大半が上昇して引けた。
日銀が追加金融緩和を発表したことが投資家心理改善に寄与したほか、国際原油相場高を受けて、最近売られて安くなっていたコモディティ(商品)株に安値拾いの買いが入った。
<ソウル株式市場> 小幅続伸して引けた。
日銀の追加緩和策発表から海外勢の買いが目立った。
自動車株は下落。
日銀の追加緩和が円安につながり、日本の自動車メーカーが有利になるとの見方が広がった。
現代自動車<005380.KS>は2.2%安、起亜自動車<000270.KS>は3%安で取引を終了した。
<台湾株式市場> 反発して引けた。
業種別ではガラスセラミック指数<.TGLI>(2.28%高)と運輸指数<.TTPI>(2.12%高)が加権指数を押し上げた。
[東京 19日 ロイター]
円、78円台後半〔NY外為〕(19日午前8時)
【ニューヨーク時事】19日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=78円72~82銭と前日午後5時(78円74~84銭)比02銭の円高・ドル安で推移している。
一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.3000~3010ドル(前日午後5時は1.3042~3052ドル)、対円では同102円39~49銭(同102円76~86銭)。
東京マーケット・サマリー(19日)
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 79.04/06 1.3063/67 103.25/30
NY午後5時 78.79/81 1.3042/47 102.80/84
午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル高/円安の79円前半。
午前の取引では実需の売りで上値が抑えられたものの、午後に発表された日銀の追加緩和を受け、ドルは約1カ月ぶりの高値圏に上昇した。
買いの主体は海外短期筋。
<株式市場>
日経平均 9232.21円(108.44円高)
9140.75円─9288.53円
東証出来高 20億7449万株
東証売買代金 1兆3922億円
東京株式市場で日経平均は反発。
反日デモを嫌気して前日に急落したファーストリテイリング<9983.T>をはじめとする中国関連株が反発。
後場には日銀の追加金融緩和決定で円安に振れ、主力輸出株を含め幅広い銘柄が上昇。
8月20日の直近高値(9222円87銭)を上抜けた。
売買代金は連日1兆円を超えるなど、株式マーケットの地合いは改善しつつある。
東証1部騰落数は、値上がり1096銘柄に対し、値下がりが411銘柄、変わらずが174銘柄だった。
<短期金融市場> 17時11分現在
無担保コール翌日物金利 0.086%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.725(+0.015)
安値─高値 99.715─99.725
無担保コール翌日物は0.075─0.08%中心で取引された。
地銀や信託を主な取り手に、朝方は0.08%台で取引が始まったが、取り一巡後は0.075%に低下した。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近。
日銀が実施した4カ月物の共通担保資金供給(資産買入等基金)オペは2回連続で札割れを回避した。
ユーロ円3カ月金利先物は追加緩和を受けて買いが優勢だった。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.57(─0.08)
安値─高値 143.57─143.90
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.815%(+0.005)
安値─高値 0.815─0.795%
国債先物は続落。
前場は日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて全般的に様子見ムードとなった。
後場は日銀の追加緩和決定の発表直後に中心限月12月限は一時、前日終値より25銭高い143円90銭まで上昇。
しかし後場中盤からは、外為市場の円安基調、日経平均株価の上昇幅拡大が影響してマイナス圏に沈んだ。
現物債は超長期ゾーンが弱含みで推移。
20年債利回りは一時1.700%を付けたほか、30年債利回りは4月9日以来の1.945%に上昇し、イールドカーブはスティープ化した。
追加緩和を受けて中短期ゾーンは底堅く、長期ゾーンは先物主導の展開。
長期金利は一時節目の0.8%を割ったが、先物が戻り売りに押されると、0.8%台前半で弱含んだ。
追加緩和に関しては、一部にサプライズとの声が聞かれたが、景気刺激などへの緩和効果を疑問視する見方が出ていた。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ17のワイド化圧力が弱まった。
プレミアムは前日に192ベーシスポイント(bp)まで上昇していたが、19日は日銀による追加金融緩和を材料視した株高に反応して188bpへと低下。
もっとも、iTraxxJapan新シリーズへの移行を20日に控えて動きにくさがあったほか、中国の反日デモによる日本企業への影響が懸念されており、大幅なタイト化に至らなかったという。
<スワップ市場>
スワップ金利(17時09分現在の気配)
2年物 0.32%─0.22%
3年物 0.33%─0.23%
4年物 0.35%─0.25%
5年物 0.41%─0.31%
7年物 0.57%─0.47%
10年物 0.87%─0.77%
[東京 19日 ロイター]
円下落、79円絡み=日銀の追加緩和受け〔ロンドン外為〕(19日午前9時)
【ロンドン時事】19日朝方のロンドン外国為替市場の円相場は東京市場での急落を受け、1ドル=79円前後の安値圏で推移している。
午前9時現在は79円00~10銭と、前日午後4時(78円55~65銭)比45銭の円安・ドル高。
日銀はこの日の金融政策決定会合で、追加金融緩和を決定した。
東京市場ではこれを受けて円売りが加速、対ドルで9月7日以来となる79円台をつけたほか、対ユーロでは再び1ユーロ=103円台まで下落した。
当市場入り後は下げ渋っているものの、引き続き水準を切り下げて推移している。
ユーロの対ドル相場は午前9時現在1ユーロ=1.3060~3070ドル(前日午後4時は1.3050~3060ドル)。
対円では同103円20~30銭(102円60~70銭)。
反発=主力株の一角に買い〔東京株式〕(19日前場寄り付き)
【第1部】自動車など主力株の一角が買い優勢となり、日経平均株価は反発して始まった。
東証株価指数(TOPIX)も続伸スタート。
トヨタ、ホンダの自動車株が小高く、日産自、コマツは反発している。
ファナックが大幅続伸し、TDK、ソニーも上昇。
7&iHDが締まり、ファーストリテ、関西電は買われている。
再上場のJALは売り出し価格を上回って始まった。
半面、新日鉄、JFEが甘く、住友鉱、国際帝石は軟調。
ソフトバンクが弱含みで、ディーエヌエーは値を下げている。
キヤノンは反落。
円、78円台後半〔NY外為〕(18日)
【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日銀による追加金融緩和をめぐる思惑から弱含んだ。
午後5時現在は1ドル=78円74~84銭と、前日同時刻(78円66~76銭)比08銭の円安・ドル高。
19日に結果が発表される日銀の金融政策決定会合では、米国に続いて追加緩和が打ち出されるとの期待が浮上している。
また、尖閣諸島問題をめぐる日中関係の緊迫を受けて、地政学的リスクへの警戒感も円売り圧力につながった。
ただ、いずれの材料も今後の展開を見たいとする向きが多く、相場の振幅は限られた。
一方、ユーロは、重債務国スペインの救済をめぐる先行き不透明感が台頭し下落。
欧州中央銀行(ECB)は先に南欧諸国の国債の無制限購入を決定したが、スペインは支援要請に必要な条件を検討中との姿勢を改めて示している。
また、ユーロ圏が課す財政緊縮策が域内のリセッション(景気後退)を招くとの懸念も根強かった。
さらに、ドル、円に対して約4カ月ぶりの高値まで上伸した反動から利益確定の売りが出たことも下押しした。
ユーロは対ドルで、同時刻 現在1ユーロ=1.3042~3052ドル(前日午後5時は1.3111~3121ドル)、対円では同102円76~86銭(同103円13~23銭)。
続落〔ロンドン株式〕(18日)
【ロンドン時事】18日のロンドン株式市場の株価は、引き続き利食い売り圧力が強く続落、FT100種平均株価指数は前日終値比25.36ポイント安の5868.16で引けた。
引き続き、約6カ月ぶりの高値圏で利益を確定する売りが優勢。
また欧州債務危機をめぐり、スペインが欧州中央銀行(ECB)による国債購入の条件となる支援要請を行うかどうかが不透明なことも、銀行株を中心に市場の重しとなった。
IGマーケッツのアナリスト、クリス・ボーチャンプ氏は、「スペインの支援要請の有無をめぐる懸念が残っており、まだ数日は様子見姿勢が続きそうだ」と指摘した。
個別銘柄では銀行大手のバークレイズが2.60ペンス安の225.40ペンス、石油大手のBPが12.55ペンス安の438.95ペンスと急落。
通信のBTも1.10ペンス安の227.10ペンスと売られた。
半面、携帯のボーダフォンは1.75ペンス高の175.40ペンスと堅調。
2012年9月18日火曜日
円、78円台後半〔ロンドン外為〕(18日正午)
【ロンドン時事】18日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとして様子見姿勢が強く、1ドル=78円台後半でのもみあいとなった。
正午現在は78円55~65銭と、前日午後4時(78円75~85銭)比20銭の円高・ドル安。
市場では日銀の追加緩和期待に加え、「日本の企業収益への悪影響が懸念される」(市場筋)として新たに尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化も円売り材料として浮上。
当市場入り後も、円安・ドル高に振れる場面も見られた。
もっとも欧州株の下落を受けてリスク回避姿勢がやや強まっているほか、19日に発表される日銀の金融政策について「市場では6対4で現状維持との見方が広がっている」(邦銀筋)ともされ、次第には買い戻しも。
結局は新たな材料待ちの中で、狭い値幅内でももみあいにとどまった。
ユーロは軟調。
欧州中央銀行(ECB)に対するスペインの国債購入要請をめぐる不透明感が嫌気され、前週末に買い上げられたユーロを再び売り戻す動きが出された。
ユーロの対ドル相場は正午現在1ユーロ=1.3055~3065ドル(前日午後4時は1.3130~3140ドル)。
対円では同102円60~70銭(103円50~60銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6245~6255ドル(1.6260~6270ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9275~9285フラン(0.9255~9265フラン)。
<外為・株式>NY=17時 1ドル=78円34~44銭
14日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午後5時現在、1ドル=78円34~44銭で、前日の午後5時に比べ91銭の円安・ドル高になった。
ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前日の終値に比べ53ドル51セント高の1万3593ドル37セントで取引を終えた。
NY市場サマリー(14日)
(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 78.38/40
始値 78.11/14
前営業日終値 77.47/51
ユーロ/ドル 終値 1.3126/31
始値 1.3084/87
前営業日終値 1.2984/87
30年債<US30YT=RR>
(2105GMT) 93*11.50(‐3*03.50) =3.0918%
前営業日終盤 96*15.00(‐0*05.50) =2.9279%
10年債<US10YT=RR>
(2105GMT) 97*25.50(‐1*10.50)=1.8695%
前営業日終盤 99*04.00(+0*10.50)=1.7213%
5年債<US5YT=RR>
(2105GMT) 99*17.50(‐0*11.25) =0.7183%
前営業日終盤 99*28.75(+0*07.00) =0.6458%
2年債<US2YT=RR>
(2105GMT) 99*31.75(‐0*01.00) =0.2540%
前営業日終盤 100*00.75(+0*00.50) =0.2380%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 13593.37(+ 53.51)
前営業日終値 13539.86(+206.51)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 3183.95(+28.12)
前営業日終値 3155.83(+41.52)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1465.77(+ 5.78)
前営業日終値 1459.99(+23.43)
COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ2><GCZ2><0#GC:>
終値 1772.70(+ 0.60)
前営業日終値 1772.10(+38.40)
COMEX銀(12月限)(セント/オンス)<2SIZ2><SIZ2><SIcv1><0#SI:>
終値 3465.60(‐ 12.20)
前営業日終値 3477.80(+148.60)
原油先物(10月限)(ドル/バレル)<2CLV2><CLV2><0#CL:>
終値 99.00(+0.69)
前営業日終値 98.31(+1.30)
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値(暫定)320.93(+3.48)
前営業日終値 317.45(+1.75)
<為替> ドルが幅広く売られ、ユーロに対して4カ月ぶりの安値をつけた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が前日、追加緩和を打ち出したことからリスク資産への買い意欲が高まった。
8月の米小売売上高が予想を上回り2月以来の大幅な伸びとなったことや、9月の米ミシガン大消費者信頼感指数が5月以来の高水準となったことも、リスク選好の拡大につながった。
このところの円高で日本の当局による為替介入への警戒感が高まっている。
また米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融緩和を受け、日銀も来週の政策決定会合で緩和策を決定する可能性があるとの見方から円は売られやすくなるとの指摘が市場関係者から聞かれた。
<債券> 国債価格が下落し、30年債は週間の利回り上昇幅がここ3年余りで最大となった。
米連邦準備理事会(FRB)が前日に量的緩和第3弾(QE3)を打ち出したことでインフレ懸念が高まり、債券が売られる展開となった。
米労働省が今週発表した物価統計では基調インフレが低水準にとどまっていることが示されたものの、市場ではQE3によって将来のインフレ抑制が難しくなるのではとの懸念が広がっている。
バンク・オブ・ザ・ウエストの債券投資責任者ポール・モンタキラ氏は「FRBが打ち出した策はインフレの観点から見ればどれも大胆な措置だ」と述べた。
通常国債が売られた一方、インフレ指数連動債(TIPS)は前日に続いて上昇。
長期的なインフレ高進リスクに対するヘッジ手段として買いを集めた。
市場のインフレ期待を示す10年債と同年限のTIPSとの利回り格差(ブレークイーブン・レート)は16ベーシスポイント(bp)上昇し、2011年4月以来の高水準となる2.64%ポイントに達した。
<株式> 続伸。
相場は約5年ぶり高値圏で取引を終えた。
米連邦準備理事会(FRB)が前日発表した量的緩和第3弾(QE3)を含む新たな対策が引き続き買い材料となった。
ウエルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメント(ウィスコンシン州)の首席ポートフォリオ・ストラテジスト、ブライアン・ジェイコブセン氏は、QE3を受けFRBのバランスシートが年末までに11─12%程度拡大する可能性があると指摘。
これによりS&P500は足元の1465ポイントから1505ポイント近辺まで値上がりする可能性があると述べた。
アップル<AAPL.O>が最高値更新。
新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」はこの日から予約注文の受付が始まったが、同社のウェブサイト上ではすでに出荷予定日が発売日の21日から1週間ずれ込んでおり、アイフォーン5に対する需要はかなり膨らんでいるとみられている。
<金先物> 米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和第3弾(QE3)決定をきっかけとした強地合いが継続し、中心限月12月物は前日終値比0.60ドル高の1オンス=1772.70ドルと小幅続伸して引けた。
電子取引のレンジは、1767.70─1780.20ドル。
<原油先物> 米国の追加金融緩和による需要増期待やドルの軟化に加え、中東・北アフリカ地域の混乱を受けて続伸した。
米国産標準油種WTIの中心限月10月物は前日終値比0.69ドル高の1バレル=99.00ドルと、中心限月として5月3日以来約4カ月半ぶりの高値で終了。
同限月は、電子取引では早朝に一時100.42ドルを付け、約4カ月半ぶりに100ドルの大台に乗せた。
11月物は0.70ドル高の99.33ドル。
[東京 15日 ロイター]
円、78円台後半に下落=追加緩和観測で〔NY外為〕(17日)
【ニューヨーク時事】週明け17日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、前週末の円高・ドル安を受けた調整売りや日本の追加緩和観測の高まりなどから下落した。
午後5時現在は、1ドル=78円66~76銭と、前週末午後5時(78円34~44銭)比32銭の円安・ドル高。
円相場は朝方急落。
日銀の金融政策決定会合を18、19日に控えて、米国に続き日本も追加金融緩和に動くのではないかとの観測が広がったほか、円売り介入の警戒感が一段と増したことが背景と見られる。
また、円が対ユーロ相場で下落しストップロスの売りが活発化したことも、対ドルでの円売りを後押ししたもよう。
また市場関係者によると、調整売りも円安・ドル高の一因となった。
これに伴い円は朝方、一時78円93銭と8月22日以来約4週間ぶりの安値まで下落。
その後は78円70銭付近で小動きとなった。
ユーロは、週末の欧州連合(EU)財務相会合で目立った進展が見られなかったことやスペインの支援要請をめぐる思惑から、対ドルでは弱含みとなった。
対円では一時103円85銭と、5月9日以来約約4カ月ぶりの水準まで上昇した。
同時刻現在は対ドルで1ユーロ=1.3111~3121ドル(前週末午後5時は1.3127~3137ドル)、対円では同103円13~23銭(同102円85~95銭)。
NY株、5日ぶり反落=米指標など受け上昇一服〔米株式〕(17日)☆差替
【ニューヨーク時事】週明け17日のニューヨーク株式相場は、低調な米経済指標や欧州株の下落などを受けて、利益確定の売りが優勢となり、5営業日ぶりに反落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比40.27ドル安の1万3553.10ドルで終わった。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同5.28ポイント安の3178.67で終了した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比2億3315万株減の6億6318万株(暫定値)。
先週は米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)を決めたことで約4年9カ月ぶりの高値で取引を終えたが、この日は上昇に一服感が出て、利益確定の売りが優勢。
朝方公表された9月の米ニューヨーク州製造業景況指数の悪化や、先週末の欧州連合(EU)の財務相会合で債務危機対応に目立った進展が見られず、欧州株が下落したことなどが重しとなった。
市場関係者からは、「先週後半に加速度的に上昇したため、巻き戻しの動きが出ている」(準大手証券)との指摘が聞かれた。
個別銘柄では、ユナイテッド・ステーツ・スチール(USスチール)が4.7%安となるなど鉄鋼関連株が売られたほか、大手金融株も軒並み安。
一方、「iPhone(アイフォーン)5」の受注好調が伝わったアップルが1.2%高。
「今後も受注や生産状況の順調さが確認できれば買い材料になる公算が高い」(同)という。
2012年9月17日月曜日
円、78円挟み〔NY外為〕(14日午前8時)
【ニューヨーク時事】週末14日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=77円98銭~78円08銭と前日午後5時(77円43~53銭)比55銭の円安・ドル高で推移している。
一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.3091~3101ドル(前日午後5時は1.2982~2992ドル)、対円では同102円15~25銭(同100円63~73銭)。
円、78円絡み〔ロンドン外為〕(14日正午)
【ロンドン時事】週末14日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、ユーロ高が進む中を下落し、1ドル=78円絡みとなった。
正午現在では、1ドル=77円95銭~78円05銭と、前日午後4時(77円40~50銭)比55銭の円安・ドル高。
ユーロ・ドルが取引の中心となる中、円は対ユーロでの急落につれて、主要通貨に対し全面安の展開。
ある市場関係者は「政府・日銀の介入警戒感なども円を下押しした」との見方を示した。
ユーロは米追加緩和を受けて堅調。
正午現在、対円では1ユーロ=102円10~20銭(99円90銭~100円00銭)と、5月22日以来4カ月ぶりの102円台。
対ドルでも一時、5月4日以来4カ月ぶりとなる1ユーロ=1.31ドルに乗せた。
正午現在では、同1.3090~3100ドル(1.2900~2910ドル)と、1.31ドル絡みで推移している。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6230~6240ドル(1.6110~6120ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9290~9300フラン(0.9390~9400フラン)。
東京マーケット・サマリー(14日)
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 77.64/66 1.3021/25 101.09/16
NY午後5時 77.47/51 1.2984/87 100.64/67
午後5時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べて若干ドル高の77円後半。
当局による介入への警戒感や実需の買いが支援した。
一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和第3弾(QE3)が打ち出されたことを受け、ドルが対ユーロ、豪ドルなどで下落したが、クロス円で円安が進行したことで、ドル/円の下値が支えられた。
<株式市場>
日経平均 9159.39円(164.24円高)
9081.80円─9193.27円
東証出来高 24億9543万株
東証売買代金 1兆6268億円
東京株式市場で日経平均は3日続伸。
米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和第3弾(QE3)決定に加え、為替市場でユーロ高・円安が進んだことを好感し、一時は9200円目前まで上昇した。
輸出関連を含めた主力株に買い戻しが続いたほか、景気敏感株や資源関連の上昇が目立った。
ただ、3連休を控えたポジション調整もあり、大引けにかけて上昇幅は縮小した。
東証1部騰落数は、値上がり1243銘柄に対し、値下がりが352銘柄、変わらずが80銘柄だった。
<短期金融市場> 17時45分現在
無担保コール翌日物金利 0.091%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.710(変わらず)
安値─高値 99.710─99.720
無担保コール翌日物は0.09%中心で取引された。
地銀、信託を主な取り手に、0.085─0.095%の範囲での出合い。
準備預金の積み最終日を迎えて、地銀中心に資金需要がやや強まった。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、国庫短期証券の発行要因で0.101%付近と強含み。
日銀が実施した資産買入等基金による国庫短期証券の買い入れ結果は、応札倍率が6.49倍となり、前回の5.38倍を上回る高水準だった。
しっかりした応札が見られた。
東京金融取引所のユーロ円3カ月金利先物は債券高で強含む場面もあったが、総じて動意に欠けた。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.87(+0.27)
安値─高値 143.76─143.91
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.795%(─0.030)
安値─高値 0.805─0.795%
国債先物は反発。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が住宅ローン担保証券(MBS)を月額400億ドル買い入れるなどの追加緩和策を決定。
米債市場は、ガイダンス強化によってサポートされる中短期金利が低下、将来のインフレ期待から30年金利は上昇し、カーブはツイスト・スティープ化した。
米10年債利回りは大きく振れたが、終盤に低下した流れを円債が引き継いだ。
中心限月12月限は一時前日比31銭高の143円91銭と3営業日ぶりの高水準に上昇した。
後場は日経平均株価にらみで短期筋からの戻り売りが出ると上値が抑えられる場面があった。
現物債も先物主導で、銀行勢中心の押し目買いが観測された。
各ゾーンともに強含みとなったが、長期金利が9月11日以来の0.8%割れになったことが目立った。
もっとも、午後の取引では先物の上値が重くなると、買いが続かず、益出し売りも見られた。
一部に日銀の追加緩和への思惑もあり、中短期ゾーンは底堅く推移。
超長期ゾーンの動きは鈍い。
国債先物中心限月12月限の大引けは、前営業日比27銭高の143円87銭。
10年最長期国債利回り(長期金利)は同3bp低下の0.795%。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ17のプレミアムは一時173ベーシスポイント(bp)と、前日引け(185bp)と比べて12bp低い水準で取引される場面があった。
シリーズ17が170bp台を付けたのは7月中旬以来、約2カ月ぶり。
米連邦準備理事会(FRB)が13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和第3弾(QE3)という積極的な追加金融緩和策に踏み切ったことで、リスクオンの流れが加速。
米CDSのタイト化に連動したほか、内外株高もタイト化を促したという。
<スワップ市場>
スワップ金利(17時34分現在の気配)
2年物 0.33%─0.23%
3年物 0.33%─0.23%
4年物 0.36%─0.26%
5年物 0.40%─0.30%
7年物 0.55%─0.45%
10年物 0.85%─0.75%
[東京 14日 ロイター]
NY市場サマリー(14日)
(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 78.38/40
始値 78.11/14
前営業日終値 77.47/51
ユーロ/ドル 終値 1.3126/31
始値 1.3084/87
前営業日終値 1.2984/87
30年債<US30YT=RR>
(2105GMT) 93*11.50(‐3*03.50) =3.0918%
前営業日終盤 96*15.00(‐0*05.50) =2.9279%
10年債<US10YT=RR>
(2105GMT) 97*25.50(‐1*10.50)=1.8695%
前営業日終盤 99*04.00(+0*10.50)=1.7213%
5年債<US5YT=RR>
(2105GMT) 99*17.50(‐0*11.25) =0.7183%
前営業日終盤 99*28.75(+0*07.00) =0.6458%
2年債<US2YT=RR>
(2105GMT) 99*31.75(‐0*01.00) =0.2540%
前営業日終盤 100*00.75(+0*00.50) =0.2380%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 13593.37(+ 53.51)
前営業日終値 13539.86(+206.51)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 3183.95(+28.12)
前営業日終値 3155.83(+41.52)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1465.77(+ 5.78)
前営業日終値 1459.99(+23.43)
COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ2><GCZ2><0#GC:>
終値 1772.70(+ 0.60)
前営業日終値 1772.10(+38.40)
COMEX銀(12月限)(セント/オンス)<2SIZ2><SIZ2><SIcv1><0#SI:>
終値 3465.60(‐ 12.20)
前営業日終値 3477.80(+148.60)
原油先物(10月限)(ドル/バレル)<2CLV2><CLV2><0#CL:>
終値 99.00(+0.69)
前営業日終値 98.31(+1.30)
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値(暫定)320.93(+3.48)
前営業日終値 317.45(+1.75)
<為替> ドルが幅広く売られ、ユーロに対して4カ月ぶりの安値をつけた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が前日、追加緩和を打ち出したことからリスク資産への買い意欲が高まった。
8月の米小売売上高が予想を上回り2月以来の大幅な伸びとなったことや、9月の米ミシガン大消費者信頼感指数が5月以来の高水準となったことも、リスク選好の拡大につながった。
このところの円高で日本の当局による為替介入への警戒感が高まっている。
また米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融緩和を受け、日銀も来週の政策決定会合で緩和策を決定する可能性があるとの見方から円は売られやすくなるとの指摘が市場関係者から聞かれた。
<債券> 国債価格が下落し、30年債は週間の利回り上昇幅がここ3年余りで最大となった。
米連邦準備理事会(FRB)が前日に量的緩和第3弾(QE3)を打ち出したことでインフレ懸念が高まり、債券が売られる展開となった。
米労働省が今週発表した物価統計では基調インフレが低水準にとどまっていることが示されたものの、市場ではQE3によって将来のインフレ抑制が難しくなるのではとの懸念が広がっている。
バンク・オブ・ザ・ウエストの債券投資責任者ポール・モンタキラ氏は「FRBが打ち出した策はインフレの観点から見ればどれも大胆な措置だ」と述べた。
通常国債が売られた一方、インフレ指数連動債(TIPS)は前日に続いて上昇。
長期的なインフレ高進リスクに対するヘッジ手段として買いを集めた。
市場のインフレ期待を示す10年債と同年限のTIPSとの利回り格差(ブレークイーブン・レート)は16ベーシスポイント(bp)上昇し、2011年4月以来の高水準となる2.64%ポイントに達した。
<株式> 続伸。
相場は約5年ぶり高値圏で取引を終えた。
米連邦準備理事会(FRB)が前日発表した量的緩和第3弾(QE3)を含む新たな対策が引き続き買い材料となった。
ウエルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメント(ウィスコンシン州)の首席ポートフォリオ・ストラテジスト、ブライアン・ジェイコブセン氏は、QE3を受けFRBのバランスシートが年末までに11─12%程度拡大する可能性があると指摘。
これによりS&P500は足元の1465ポイントから1505ポイント近辺まで値上がりする可能性があると述べた。
アップル<AAPL.O>が最高値更新。
新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」はこの日から予約注文の受付が始まったが、同社のウェブサイト上ではすでに出荷予定日が発売日の21日から1週間ずれ込んでおり、アイフォーン5に対する需要はかなり膨らんでいるとみられている。
<金先物> 米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和第3弾(QE3)決定をきっかけとした強地合いが継続し、中心限月12月物は前日終値比0.60ドル高の1オンス=1772.70ドルと小幅続伸して引けた。
電子取引のレンジは、1767.70─1780.20ドル。
<原油先物> 米国の追加金融緩和による需要増期待やドルの軟化に加え、中東・北アフリカ地域の混乱を受けて続伸した。
米国産標準油種WTIの中心限月10月物は前日終値比0.69ドル高の1バレル=99.00ドルと、中心限月として5月3日以来約4カ月半ぶりの高値で終了。
同限月は、電子取引では早朝に一時100.42ドルを付け、約4カ月半ぶりに100ドルの大台に乗せた。
11月物は0.70ドル高の99.33ドル。
[東京 15日 ロイター]
NY株、53ドル高=量的緩和が支援〔米株式〕(14日)☆差替
【ニューヨーク時事】週末14日のニューヨーク株式市場は、米国の量的緩和第3弾(QE3)が引き続き支えとなり、4営業日続伸した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比53.51ドル高の1万3593.37ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は28.12ポイント高の3183.95。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9874万株増の8億9633万株。
米連邦準備制度理事会(FRB)は前日、住宅ローン担保証券(MBS)を毎月400億ドル購入する追加緩和策を決定。
これを受けてダウは4年9カ月ぶり高値まで値上がりし、この日も買いが優勢となった。
朝方発表された9月の消費者景況感指数が予想を上回ったことや、海外の株高も相場の追い風となった。
市場では「FRBは労働市場が改善するまで無期限に続けると表明し、一段と踏み込んだ。
これが好感されている」(日系証券)との声があった。
商品相場高を受けて素材、エネルギー関係が物色された。
アルコアが2.2%高、エクソンモービルが1.1%高。
スマートフォン(多機能携帯電話)の新型機「iPhone(アイフォーン)5」発表が好感されているアップルは1.2%高。
前日に続いて上場来高値を更新した。
NY株、53ドル高=量的緩和が支援〔米株式〕(14日)
【ニューヨーク時事】週末14日のニューヨーク株式市場は、米国の量的緩和第3弾(QE3)が引き続き支えとなり、4営業日続伸した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比53.51ドル高の1万3593.37ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は28.12ポイント高の3183.95。
欧州市場サマリー(14日)
1522GMT 13日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3143 1.2988
ドル/円<JPY=> 78.190 77.48
ユーロ/円<EURJPY=> 102.81 100.64
<p />14日終値 前営業日終値
株 FT100 5915.55(+95.63) 5819.92
クセトラDAX 7412.13(+101.81) 7310.32
金 現物午後値決め 1775.50 1733.25
<p />先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.765 (‐0.010) 0.005(-0.077)
独連邦債2年物 0.103(0.069)
独連邦債10年物(12月限) 138.78 (‐1.51) 1.710(1.569)
独連邦債30年物 2.536(2.401)
<為替> ドルが全面安。
米連邦準備理事会(FRB)が前日、量的緩和第3弾(QE3)に踏み切ったことを受け、ユーロ/ドルは一時5月初旬以来の高値となる1.3168ドルをつけた。
オーストラリアドルやカナダドルなどの資源国通貨も対ドルで上昇し、主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数<.DXY>は一時、約4カ月ぶりの低水準となる78.601まで低下した。
一方、ドルは対円では上昇。
日本当局による介入警戒感が高まっている。
また、FRBのQE3実施を受け、日銀が来週の金融政策決定会合で追加緩和に動くとの見方も円を圧迫しているとトレーダーは指摘した。
ドル/円は1%超上昇し、78.30円。
<株式> ロンドン株式市場は続伸し、FT100指数は6カ月ぶりの高値をつけた。
米連邦準備理事会(FRB)が前日に量的緩和第3弾(QE3)の実施を発表したことが追い風となった。
米追加緩和を受けて金属需要が拡大するとの期待が高まり、鉱山株<.FTNMX1770>に買いが入った。
サクデン・フィナンシャルのストラテジスト、ジャック・ポラード氏は、QE3で規模が定められなかったことなどを材料に株価が上昇していると指摘し、短期的に金融株がアウトパフォームするほか、商品相場が上昇して資源株が買われるとの見方を示した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は95.63ポイント(1.64%)高の5915.55と、3月以来の高値で終了した。
取引時間中には5932.62まで上昇する場面もあった。
5873─5876近辺にあった抵抗線を突破したことで、節目の6000に向けて一段と上昇するとの期待が高まっている。
個別銘柄では建材販売のウルズリー<WOS.L>が5.3%高。
クレディ・スイスは、配当利回りの高い企業や住宅建設関連銘柄がQE3の恩恵を最も大きく受けるとの見方を示し、ウルズリーなどを推奨銘柄に選んだ。
欧州株式市場は反発し、FTSEユーロファースト300種指数は14カ月ぶりの高値を更新した。
米連邦準備理事会(FRB)が前日、量的緩和第3弾(QE3)の実施に踏み切ったことを受けリスク選好度が高まるなか、資源・自動車・銀行株など、景気循環株の買いが膨らんだ。
FRBは13日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明でQE3の実施を発表。
住宅ローン担保証券(MBS)を月額400億ドル買い入れ、インフレが抑制されている限り、労働市場の見通しが大幅に改善するまで資産買い入れを継続する方針を示した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は13.88ポイント(1.25%)高の1120.15。
2011年7月以来の高値となった。
商いは活況で、出来高は90日平均の153%となった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は51.34ポイント(2.02%)高の2594.56。
チャートは同指数が一段高になることを示している。
EUROSTOXX50ボラティリティ指数<.V2TX>は10%超低下し、2カ月ぶり低水準に迫り、リスク選好の動き高まりが示された。
JPモルガン・アセット・マネジメントのグローバル市場ストラテジスト、ダン・モリス氏は「金融システムに供給される流動性に伴う恩恵やインフレヘッジ性から、景気循環株は好調となるはずだ。
原材料・エネルギー株が上昇するだろう」との見通しを示した。
鉱山株の上昇が目立ち、STOXX欧州600資源株指数<.SXPP>は6.1%上昇。
1日の上昇としては約9カ月ぶりの高さとなった。
カザキミス<KAZ.L>は13.7%高、ENRCは10.9%高。
自動車株<.SXAP>は3.8%、建設株<.SXOP>は3.7%、銀行株は2.7%それぞれ上昇した。
<ユーロ圏債券> 独連邦債価格が急落、利回りは11週間ぶりの水準に上昇した。
米連邦準備理事会(FRB)が前日、量的緩和第3弾(QE3)を含む新たな対策を発表したことで投資家の間でリスク選好が拡大した。
FRBは13日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明でQE3の実施を発表。
住宅ローン担保証券(MBS)を月額400億ドル買い入れ、インフレが抑制されている限り、労働市場の見通しが大幅に改善するまで資産買い入れを継続する方針を示した。
また異例の低金利を維持する時間軸を2015年半ばまでとし、従来の2014年終盤から延長した。
10年物のイタリア国債利回りは一時、5月以降で初めて5%を下回った。
大和キャピタルマーケッツのクリス・シクルナ経済調査部長は、FRBの決定も大きいが、ECBの新たな国債買い入れプログラム(OMT)など前週からの欧州の動きも下支えになっていると指摘した。
10年物の独連邦債利回りは15ベーシスポイント(bp)上昇し1.68%。
独連邦債先物は155ティック安の138.74と、4月上旬以来の安値となった。
こうしたなかスペイン国債は、来週行われる入札を前に利食い売りが出た。
10年物利回りは18bp上昇し5.85%。
円、78円台前半〔ロンドン外為〕(14日)
【ロンドン時事】週末14日のロンドン外国為替市場の円相場は、ユーロ高が進む中を下落し、1ドル=78円台前半となった。
正午現在では、1ドル=78円30銭~40銭と、前日午後4時(77円40~50銭)比90銭の円安・ドル高。
ユーロ・ドルが取引の軸となる中、円は対ユーロでの急落につれて対ドルでも下落。
ある市場関係者は「政府・日銀の介入警戒感なども円を下押しした」との見方を示した。
ユーロは米追加緩和を受けて急伸。
対円の高値は103円02銭と、5月14日以来4カ月ぶりとなる103円台を付けた。
対ドルでも、5月4日以来4カ月ぶりとなる1.31ドル台に乗せた。
別の市場関係者は、「ユーロは対ドルで、テクニカル上で重要な水準となる1.31ドルを上回ったところまで付けた」と指摘。
「ユーロ相場は全般的な巻き戻しとなっており、株高が継続すればユーロ高も目先続く」との見通しを示した。
午後4時現在、ユーロは対円で、1ユーロ=102円95銭~103円05銭(99円90銭~100円00銭)。
対ドルでは1ユーロ=1.3145~3155ドル(1.2900~2910ドル)。
高値は1.3169ドルだった。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6240~6250ドル(1.6110~6120ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9245~9255フラン(0.9390~9400フラン)。
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