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2013年2月22日金曜日

証券ディーラー「プロの視点」(2/22)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■前営業日に続いて外部要因軟化で売りが先行するも、要人発言による円高一服とともに見直し買いが広がった本日の株式相場ですが、このところ低下していたボリュームは戻るも売買代金上位では中核銘柄が目立たず、代わって地合いを問わず仕手系の材料株、バイオ関連のテーマ人気も見られるなど、このところのディーリング主導の相場環境は変わっていません。

日経平均株価は反発。
前営業日に抵抗した節目11300円割れから一時は11200円を割り込む場面があったものの、円安推移とともに切り返し、節目11300円に乗り直してきました。
ただ、後場の浮上時も前営業日に割り込んだ5日移動平均線(11388.71円)近辺で水準を探る動きとなっています。

前営業日の下落も節目意識の高さから、当欄でも「為替相場など外部要因で一喜一憂しつつも基本的には買い目線で臨んでいる市場参加者が多いのではないでしょうか」とも記していましたが、要人発言による円高一服を機に急速に下げ渋るなど、やはり為替相場を睨みながら買い手掛かりを探る状況が続いているのではないでしょうか。

ボリューム面では、東証1部の売買代金は概算で2兆円乗せ、売買高も概算で33億株台と巻き返してきましたが、売買代金上位では指数反発に比して中核銘柄の反応は鈍く、指数浮上に準じてファーストリテイリング<9984>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>ら日経平均株価構成比率上位が反応したのみに過ぎません。

そこで前営業日配信版でも「このまま株式市場で材料視されるテーマ、ディーリング資金の集まりやすいバイオ関連、低位株や仕手系色の強い銘柄などを見ていきたいところ」として「今はリスクを取ればハイリターンが期待できる相場」と題していました。

すでに「株とまとホームページ」で紹介しているように、今週20日前引け後配信の電話会員情報で買い推奨していたナノキャリア<4571>が目標株価を達成。
前営業日にも上昇していたように、バイオ関連のテーマ性から地合いを問わずに活躍。
前場立ち上がりの目標株価達成から、日中でも20%超の上昇率を記録し、全市場の売買代金上位に進出するなど、全員参加型の人気銘柄となっています。

また、同じく売買代金上位では、前回レポート銘柄で当欄でも継続紹介しているガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が切り返し、仕手系色の強いサニックス<4651へ>のディーリング物色も継続。
全市場の値上がり上位もバイオ関連に混じって仕手系色の強い丸山製作所<6316>が進出してくるなど、地合いを問わずに活躍が見込まれる投資対象が選好されました。

そこで前営業日にも「安易に中核銘柄を手掛けて全体相場に振り回されるより、ディーリング資金集中の期待できる銘柄群を選び抜き、積極的にリスクを取ればハイリターンが期待できる局面とも言えるでしょう」とも締めていましたが、相場の強弱両面で狙える仕手系色の強い銘柄や低位、バイオ関連など、ディーリング資金集中の期待できる銘柄群を選び抜き、積極的にハイリターンを狙っていく局面との見方に変わりはありません。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は続落。
前日に明らかとなったFOMC議事録確認後の売りが続いています。

前日午後に明らかとなったFOMC議事録を受けて売り圧力が強まり、さらに2月のフィラデルフィア連銀地区製造業景況指数はマイナス12.5ポイントとなり、前月のマイナス5.8ポイントから低下したことも嫌気され、終始軟調に推移しました。

ダウ構成銘柄では、決算銘柄のウォルマートが買われたほか、引け後に開示を控えるHPも堅調。
軟調相場のなか個別物色を集めています。

ダウ平均株価は、前営業日比46.92ドル安の13,880.62ドル。
ナスダック総合指数は32.92ポイント安の3,131.49ポイントで取引を終えました。

為替相場では、欧州時間帯で経済指標を嫌気したユーロ売りが優勢。
東京時間帯早朝では、1ドル93円台前半、1ユーロ122円台後半のユーロ安水準で取引されています。

東京株式市場では、米国市場続落、為替相場のユーロ安推移を嫌気した売りが先行。
日経平均株価は11238円の続落スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が節目11300円を割り込む立ち上がりとなり、下値を探る動きに。
後半にかけて11200円を割り込む場面が見られたものの、麻生財務相が「為替の安定化が重要」との発言が伝わり、為替相場の円高が和らぐと急速に下げ渋る動きを見せました。

昼休みを挟んで円安が進んでおり、後場では日経平均株価がプラス圏に浮上。
ただ、週末を控えての手仕舞い売りもあり、上値は限られています。

日経平均株価終値は、76.81円高の11,385.94円。
東証1部の売買代金は概算で2兆807億円。
東証1部の売買高は概算で33億411万株。
値上がり銘柄は573(33%)に対し値下がりは982(57%)、変わらずは145(8%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■場中の円安推移による指数反発も中核銘柄の反応は鈍く、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、ソニー<6758>ら国際優良株、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンクは軟調に推移しています。

日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9984>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>、キヤノン<7751>らが買われたほか、為替感応度の高い富士重工業<7270>などが好調でした。

売買代金上位では、仕手系色の強いサニックス<4651>が高く、新興市場所属のバイオ関連のナノキャリア<4571>、ソーシャルゲーム関連のガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>の売買が目立っています。

また、ソーシャルゲーム関連のディー・エヌ・エー<2432>、グリー<3765>らがしっかり。
外部要因に左右されにくく、安定した資金流入が確認されました。

セクターでは、王子ホールディングス<3861>、日本製紙<3893>の紙パルプ、JT<2914>の食料品、ディー・エヌ・エー<2432>のサービス業など、内需関連が中心に買われています。

JR西日本<9021>、JR東海<9022>の陸運、ファーストリテイリング<9983>の小売、ソフトバンク<9984>の情報通信など、ディフェンシブセクターも選好されました。

一方、業種別株価指数騰落の値下がり上位では、東京海上ホールディングス<8766>、T&Dホールディングス<8795>の保険業、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>の銀行など金融関連が入っています。

また、旭硝子<5201>のガラス製品、三菱商事<8058>、三井物産<8031>の卸売、JXホールディングス<5020>、出光興産<5019>の石油製品なども売られました。

個別では、米ボーイングの新型航空機787のバッテリー問題防止素材開発の東ソー<4042>、目標株価引き上げのコムシスホールディングス<1721>、朝日インテック<7747>、ダイフク<6383>らが材料物色を集めています。

新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したナノキャリア<4571>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が大商い。
バイオ関連ではタカラバイオ<4674>、メディネット<2370>、そーせいグループ<4565>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>、アールテック・ウエノ<4573>、テラ<2191>らがテーマ人気で買い進まれました。

また、軽量級のジェイアイエヌ<3046>、日本ファルコム<3723>、ブロッコリー<2706>なども短期資金を集めています。

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