【編集部から】
日銀の「異次元緩和」を受け、注目されていた生命保険会社の2013年度の運用方針 がまとまってきましたが、為替相場の反応は限られました。いずれはヘッジなしで外 債を買って円安を後押しする局面があるかもしれないけれど、当面は買うにしてもヘ ッジ付きで、為替相場への影響は中立だろうというのが市場の受け止め方のようです 。 ただ、いまは1ドル=100円手前でもたもたするくらいのほうがいいのではないか と思います。経済が温まっていないなかでの急速な円安は、輸入燃料のコスト上昇な どを通じて中小事業者の経営を圧迫します。大企業にしても、これまで円高を追い風 に海外企業の買収などでグローバル化を進めてきたのが、案件の値段があがるなどし て、長期戦略の手が止まりかねません。 23日の電子版マーケットの相場解説記事(日本株、「1ドル=100円の壁」が支え る底堅さ)では、「1ドル=100円の節目が近いうちは株価の上値余地を意識せざる を得ず、一時的に円相場が弱含んでも株価は下値を切り下げていきにくい」という市 場関係者のコメントが紹介されていました。一気に動く相場も面白いですが、実体経 済も株式相場も、ここはあせらずじっくり熟成を待つのも悪くありません。 (マーケット編集長 深田武志) 日本株、「1ドル=100円の壁」が支える底堅さ(NQNスペシャル) http://mx.nikkei.com/?4_79659_4670_1
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