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2012年9月14日金曜日

円、78円挟み〔NY外為〕(14日午前8時)


【ニューヨーク時事】週末14日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=77円98銭~78円08銭と前日午後5時(77円43~53銭)比55銭の円安・ドル高で推移している。


一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.3091~3101ドル(前日午後5時は1.2982~2992ドル)、対円では同102円15~25銭(同100円63~73銭)。

東京マーケット・サマリー(14日)


<外為市場>



ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>



午後5時現在 77.64/66 1.3021/25 101.09/16



NY午後5時 77.47/51 1.2984/87 100.64/67



午後5時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べて若干ドル高の77円後半。
当局による介入への警戒感や実需の買いが支援した。
一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和第3弾(QE3)が打ち出されたことを受け、ドルが対ユーロ、豪ドルなどで下落したが、クロス円で円安が進行したことで、ドル/円の下値が支えられた。


<株式市場>



日経平均 9159.39円(164.24円高)



9081.80円─9193.27円



東証出来高 24億9543万株



東証売買代金 1兆6268億円



東京株式市場で日経平均は3日続伸。
米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和第3弾(QE3)決定に加え、為替市場でユーロ高・円安が進んだことを好感し、一時は9200円目前まで上昇した。
輸出関連を含めた主力株に買い戻しが続いたほか、景気敏感株や資源関連の上昇が目立った。
ただ、3連休を控えたポジション調整もあり、大引けにかけて上昇幅は縮小した。


東証1部騰落数は、値上がり1243銘柄に対し、値下がりが352銘柄、変わらずが80銘柄だった。


<短期金融市場> 17時45分現在



無担保コール翌日物金利 0.091%(速報ベース)



3カ月物国庫短期証券流通利回り ──



ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.710(変わらず)



安値─高値 99.710─99.720



無担保コール翌日物は0.09%中心で取引された。
地銀、信託を主な取り手に、0.085─0.095%の範囲での出合い。
準備預金の積み最終日を迎えて、地銀中心に資金需要がやや強まった。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、国庫短期証券の発行要因で0.101%付近と強含み。
日銀が実施した資産買入等基金による国庫短期証券の買い入れ結果は、応札倍率が6.49倍となり、前回の5.38倍を上回る高水準だった。
しっかりした応札が見られた。
東京金融取引所のユーロ円3カ月金利先物は債券高で強含む場面もあったが、総じて動意に欠けた。


<円債市場>



10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.87(+0.27)



安値─高値 143.76─143.91



10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.795%(─0.030)



安値─高値 0.805─0.795%



国債先物は反発。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が住宅ローン担保証券(MBS)を月額400億ドル買い入れるなどの追加緩和策を決定。
米債市場は、ガイダンス強化によってサポートされる中短期金利が低下、将来のインフレ期待から30年金利は上昇し、カーブはツイスト・スティープ化した。
米10年債利回りは大きく振れたが、終盤に低下した流れを円債が引き継いだ。
中心限月12月限は一時前日比31銭高の143円91銭と3営業日ぶりの高水準に上昇した。
後場は日経平均株価にらみで短期筋からの戻り売りが出ると上値が抑えられる場面があった。
現物債も先物主導で、銀行勢中心の押し目買いが観測された。
各ゾーンともに強含みとなったが、長期金利が9月11日以来の0.8%割れになったことが目立った。
もっとも、午後の取引では先物の上値が重くなると、買いが続かず、益出し売りも見られた。
一部に日銀の追加緩和への思惑もあり、中短期ゾーンは底堅く推移。
超長期ゾーンの動きは鈍い。


国債先物中心限月12月限の大引けは、前営業日比27銭高の143円87銭。
10年最長期国債利回り(長期金利)は同3bp低下の0.795%。


<クレジット市場>



政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp



地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp



クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ17のプレミアムは一時173ベーシスポイント(bp)と、前日引け(185bp)と比べて12bp低い水準で取引される場面があった。
シリーズ17が170bp台を付けたのは7月中旬以来、約2カ月ぶり。
米連邦準備理事会(FRB)が13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和第3弾(QE3)という積極的な追加金融緩和策に踏み切ったことで、リスクオンの流れが加速。
米CDSのタイト化に連動したほか、内外株高もタイト化を促したという。


<スワップ市場>



スワップ金利(17時34分現在の気配)



2年物 0.33%─0.23%



3年物 0.33%─0.23%



4年物 0.36%─0.26%



5年物 0.40%─0.30%



7年物 0.55%─0.45%



10年物 0.85%─0.75%



[東京 14日 ロイター]

日経ニュース・夕版(9/14)

【経済】

円高続けば2割の製造業で雇用調整 労働経済白書

【国際】

中国に行動の透明性求める 日豪外務・防衛担当相協議

反米デモ、10カ国以上に拡大 14日に大規模デモも

【政治】

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町村氏「原発は順次再稼働を」 総裁選演説会

【マーケット】

OKI株、日経平均採用を継続

【社会】

埼玉でおれおれ詐欺相次ぐ 3人が計3700万円被害

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