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直近の決算発表予定

2013年3月11日月曜日

さくら投資顧問(3/11)

東日本大震災から2年が経ちました。
改めて、亡くなられた方々へ哀悼の意を表すると共に、
被災された全ての皆さまへ、お見舞い申し上げます。
●相場概況 - 週末終値(前週末比)
 日経平均     12283.62(+677.24)
 NYダウ     14397.07(+307.41)
 米ドル/円    96.03(+2.47)
 ユーロ/円    124.85(+3.00)
 ユーロ/米ドル  1.3021(-0.0165)
 米国債(10年) 1.845%(-0.115)
 米国債(30年) 1.3002(-0.0019)
 WTI原油先物  91.95(+1.27)
 NY金      1576.90(+4.60)
今週の注目指標
●3/12(火)
1月鉱工業生産 [前月比](英)18:30
前回 → +1.1%
●3/13(水)
1月鉱工業生産・季調済 [前月比](ユーロ)19:00
前回 → +0.7%
2月小売売上高 [前月比](米)21:30
前回 → +0.1%
2月小売売上高 [前月比:除自動車](米)21:30
前回 → +0.2%
RBNZオフィシャル・キャッシュレート
前回 → 2.50%
●3/14(木)
2月新規雇用者(豪)9:30
前回 → +1.04万人
2月失業率(豪)9:30
前回 → 5.4%
新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 34.0万件
2月生産者物価指数 [前月比](米)21:30
前回 → +0.2%
2月生産者物価指数 [コア:前月比](米)21:30
前回 → +0.2%
2月生産者物価指数 [前年比](米)21:30
前回 → +1.4%
2月生産者物価指数 [コア:前年比](米)21:30
前回 → +1.8%
●3/15(金)
3月NY連銀製造業景気指数(米)21:30
前回 → 10.04
2月消費者物価指数 [前月比](米)21:30
前回 → 0.0%
2月消費者物価指数 [コア:前月比](米)21:30
前回 → +0.3%
2月消費者物価指数 [前年比](米)21:30
前回 → +1.6%
2月消費者物価指数 [コア:前年比](米)21:30
前回 → +1.9%
1月対米証券投資 [ネット長期フロー](米)22:00
前回 → +252億USD
1月対米証券投資 [ネットフロー合計](米)22:00
前回 → +642億USD
2月鉱工業生産 [前月比](米)22:15
前回 → -0.1%
3月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(米)22:55
前回 → 77.6
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)

先週は、月始めの重要指標や欧州関連の金融政策など、
相場が動く材料が沢山ありました。
その結果、どのように動いたのか?
確認してみましょう、まずは米国から。
〜米国〜
●3/5(火)
2月ISM非製造業景況指数(米)24:00
前回 → 55.2
結果 → 56.0
●3/6(水)
2月ADP全国雇用者数(米)22:15
前回 → +19.2万人 (修正 +21.5万人)
結果 → +19.8万人
米ベージュブック(米)28:00
(前回)
・経済活動:全地区で緩やかに拡大
・製造業:6地区で拡大、3地区で縮小
(今回)
・2月の米経済は緩やか、もしくはまずまずな成長
・個人消費:大半の地区で増加
・製造業:大半の地区で緩やかに改善
●3/7(木)
1月貿易収支(米)22:30
前回 → -385億USD (修正 -381億USD)
結果 → -444億USD
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 34.4万件 (修正 34.7万件)
結果 → 34.0万件
●3/8(金)
2月非農業部門雇用者数(米)22:30
前回 → +15.7万人 (修正 +11.9万人)
結果 → +23.6万人
2月失業率(米)22:30
前回 → 7.9%
結果 → 7.7%
米国重要指標は予想よりも好結果なものが多く、
NYダウも連日史上最高値を更新するほど
米市場は盛り上がりました。
特に雇用統計は非農業部門雇用者数は大幅増で、
失業率も0.2%減と雇用指標も好調でした。
これによりドル高への動きが強まっており、
USD/JPYは96円台まで推移しました。
アベノミクスによる円安効果と米指標の好調からのドル高と、
現在は日米ともに思惑が一致しております。
ただし、このまま米国がドル高に邁進するかは少々疑問が残ります。
どのタイミングで切り替えてくるのか?が今後のポイントですが、
例年でいくと、4月以降から仕掛けてくるかもしれません。
〜欧州〜
●3/4(月)
2月PMI建設業(英)18:30
前回 → 48.7
結果 → 46.8
●3/5(火)
2月PMIサービス業(英)18:30
前回 → 51.5
結果 → 51.8
1月小売売上高 [前月比](ユーロ)19:00
前回 → -0.8% (修正 -0.9%)
結果 → +1.2%
1月小売売上高 [前年比](ユーロ)19:00
前回 → -3.4% (修正 -3.0%)
結果 → -1.3%
●3/7(木)
BOE政策金利発表(英)21:00
前回 → 0.50%
結果 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)21:45
前回 → 0.75%
結果 → 0.75%
●3/8(金)
1月鉱工業生産 [前月比](独)20:00
前回 → +0.3% (修正 +0.6%)
結果 → 0.0%
ポイントは、イタリア問題を踏まえての
欧州中銀金融政策発表とドラギ総裁の会見でした。
ドラギ総裁の会見では、イタリア情勢をあまり深刻に捉えていないこと、
利下げを検討したこと、ユーロ高への懸念に特に言及がないこと、
とのコメントが出たことで安心感が広がりユーロ買いへ動きました。
また英国では、BOE議事録にて
資産買い入れのメンバーが増えてきた件などが出たので、
G20後の欧州圏の通貨安強調ムードが強いことから
追加金融緩和への期待もありましたが、
結局、資産買い入れ枠も3750億ポンドに維持され、
こちらも安心感からかポンド買いになりました。
〜豪州〜
●3/5(火)
1月小売売上高 [前月比](豪)9:30
前回 → -0.2%
結果 → +0.9%
RBAキャッシュターゲット(豪)12:30
前回 → 3.00%
結果 → 3.00%
●3/6(水)
第4四半期GDP [前期比](豪)9:30
前回 → +0.5% (修正 +0.7%)
結果 → +0.6%
第4四半期GDP [前年比](豪)9:30
前回 → +3.1%
結果 → +3.1%
●3/7(木)
1月貿易収支(豪)9:30
前回 → -4.27億AUD
結果 → -10.57億AUD
RBAも利下げ観測が流れていましたが、
サプライズとはなりませんでした。
発表前後は多少乱高下しましたが、
週末のイベントでドルなどで円安に動くと
豪ドルも連動して円安に動きました。
以上となりますが、週末の米雇用統計を受けて
今週はどう動くのかに注目です。
NYダウも良かったので、
明日の日経平均もたぶん上がるでしょうね。
※3月10日執筆・配信
また、日銀総裁関連のこともありますし…油断は禁物です。
日銀総裁といえば、白川総裁最後の日銀政策会合は
やはり「現状維持」で終わりましたね。
ホント最後まで何もしなかったですね…さようなら。
新体制となる4月からの会合には注目です。
先週の注目指標(結果)
●3/4(月)
2月PMI建設業(英)18:30
前回 → 48.7
結果 → 46.8
●3/5(火)
1月小売売上高 [前月比](豪)9:30
前回 → -0.2%
結果 → +0.9%
RBAキャッシュターゲット(豪)12:30
前回 → 3.00%
結果 → 3.00%
2月PMIサービス業(英)18:30
前回 → 51.5
結果 → 51.8
1月小売売上高 [前月比](ユーロ)19:00
前回 → -0.8% (修正 -0.9%)
結果 → +1.2%
1月小売売上高 [前年比](ユーロ)19:00
前回 → -3.4% (修正 -3.0%)
結果 → -1.3%
2月ISM非製造業景況指数(米)24:00
前回 → 55.2
結果 → 56.0
●3/6(水)
第4四半期GDP [前期比](豪)9:30
前回 → +0.5% (修正 +0.7%)
結果 → +0.6%
第4四半期GDP [前年比](豪)9:30
前回 → +3.1%
結果 → +3.1%
2月ADP全国雇用者数(米)22:15
前回 → +19.2万人 (修正 +21.5万人)
結果 → +19.8万人
加中銀政策金利発表(加)24:00
前回 → 1.00%
結果 → 1.00%
米ベージュブック(米)28:00
(前回)
・経済活動:全地区で緩やかに拡大
・製造業:6地区で拡大、3地区で縮小
(今回)
・2月の米経済は緩やか、もしくはまずまずな成長
・個人消費:大半の地区で増加
・製造業:大半の地区で緩やかに改善
●3/7(木)
日銀金融政策決定会合
前回 → 0.00-0.10%
結果 → 0.00-0.10%
1月貿易収支(豪)9:30
前回 → -4.27億AUD
結果 → -10.57億AUD
BOE政策金利発表(英)21:00
前回 → 0.50%
結果 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)21:45
前回 → 0.75%
結果 → 0.75%
1月貿易収支(米)22:30
前回 → -385億USD (修正 -381億USD)
結果 → -444億USD
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 34.4万件 (修正 34.7万件)
結果 → 34.0万件
●3/8(金)
1月鉱工業生産 [前月比](独)20:00
前回 → +0.3% (修正 +0.6%)
結果 → 0.0%
2月非農業部門雇用者数(米)22:30
前回 → +15.7万人 (修正 +11.9万人)
結果 → +23.6万人
2月失業率(米)22:30
前回 → 7.9%
結果 → 7.7%
2月雇用ネット変化(加)22:30
前回 → -2.19万人
結果 → +5.07万人
2月失業率(加)22:30
前回 → 7.0%
結果 → 7.0%

円、96円台前半〔NY外為〕(11日午前8時)

【ニューヨーク時事】週明け11日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=96円04~14銭と前週末午後5時(95円93銭~96円03銭)比11銭の円安・ドル高で推移している。
一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.2995~3005ドル(前週末午後5時は1.3000~3010ドル)、対円では同124円89~99銭(同124円72~82銭)。

東京マーケット・サマリー(11日)

レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 96.05/07 1.3006/10 124.93/97
NY午後5時 96.02/05 1.2999/03 124.82/86
午後5時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの96円前半。
強い2月米雇用統計を受けて前週末に大幅高となったことで、朝方は利益確定のドル売り/円買いが流入し、ドル/円は96円を割り込んだ。
しかし、95円台での滞空時間は短く、下値では本邦勢のドル手当てを含む根強い買いが見られた。

<株式市場>
日経平均 12349.05円(65.43円高)
12300.83円─12403.95円
東証出来高 45億8750万株
東証売買代金 2兆8464億円
東京株式市場で日経平均は8日続伸。
日経平均は連日で昨年来高値を更新し、終値は2008年9月9日以来4年半ぶりの高値水準となった。
為替が1ドル96円台と円安に振れる中でハイテクや自動車が買われたほか、次期日銀総裁下での大胆な金融緩和への期待感から、金融株や不動産など内需系が堅調。
ただし買い一巡後は利益確定売りなどで伸び悩む展開となった。

東証1部騰落数は、値上がり1292銘柄に対し、値下がりが336銘柄、変わらずが75銘柄だった。

<短期金融市場> 17時08分現在
無担保コール翌日物金利 0.084%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(6月限) 99.800(─0.005)
安値─高値 99.795─99.800
無為担保コール翌日物加重平均レートは速報で0.084%。
前週末(0.083%)並みになった。
地銀、信託などを主な取り手に、0.075─0.080%を中心に取引された。
債券決済日で朝方はやや強含む場面があったが、足元の資金余剰感は強く、取り一巡後はレートが切り下がった。
日銀が実施した共通担保資金供給(資産買入等基金)オペ(3月13日─4月8日)は、予定額8000億円に対して応札額は6904億円にとどまり、5回連続の札割れ。

ユーロ3カ月金利先物は弱含み。
相場が高値圏にあり、株高/債券安を受けて持ち高調整売りが入った。
中心限月2013年6月限は前営業日清算値比0.5ティック安の99.800。

<円債市場>
10年国債先物中心限月・6月限(東証) 144.97(─0.06)
安値─高値 144.81─145.02
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.655%(+0.005)
安値─高値 0.665─0.655%
国債先物中心限月6月限は前週末比6銭安の144円97銭と反落して取引を終えた。
前週末の海外市場で2月米雇用統計が市場予想を上回る雇用改善が見られたことで、米債が売られた流れを引き継いだ。
もっとも、日銀の緩和強化への期待が相場を下支え。
また取引最終日を迎えた3月限から持ち高を移すテクニカル的な動きで方向感に欠いた動きとなった。
現物市場は長期・超長期ゾーンを中心に軟調。
期末が意識されて投資家の動きは鈍かったが、14日の20年債入札に備えた調整売りが長期・超長期ゾーンで出た。
10年最長期国債利回り(長期金利)は一時同1.5bp高い0.665%に上昇する場面があったが、0.655%で引けた。

<クレジット市場>
政保債(地方公)10年1.5─2.0bp 銀行債(みずほ)5年 12─13bp
地方債(都債) 10年2.0─2.5bp 電力債(東電) 5年280─300bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ18が100ベーシスポイント(bp)割れに迫った。
プレミアムは102ベーシスポイント(bp)と、前週末引け(104.5bp)から2.5bp低い水準で取引された。
内外の株高と、円安基調にあることを手掛かりに、信用リスクを取るプロテクションの売りが優勢になったという。

<スワップ市場>
スワップ金利(16時44分現在の気配)
2年物 0.26%─0.16%
3年物 0.27%─0.17%
4年物 0.29%─0.19%
5年物 0.34%─0.24%
7年物 0.51%─0.41%
10年物 0.82%─0.72%
[東京 11日 ロイター]

円、96円台前半〔ロンドン外為〕(11日午前9時)

【ロンドン時事】週明け11日のロンドン外国為替市場の円相場は、前週末の米雇用改善などを背景とする急速な円安進行の後を受け、いったん模様眺めとなり、1ドル=96円台前半を推移している。
午前9時現在では96円05~15銭と、前週末午後4時(96円15~25銭)比10銭の円高・ドル安。
ユーロももみ合い。
対円では1ユーロ=124円95銭~125円05銭(前週末午後4時は124円80~90銭)、対ドルでは1.2995~1.3005ドル(1.2975~2985ドル)。

日経ニュース・夕版(3/11)

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証券ディーラー「プロの視点」(3/11)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■先週末の米国市場で米雇用統計を通過。
株式、為替相場とも堅調に推移し買い優勢の立ち上がりとなった本日の株式相場ですが、さすがに前営業日大幅高からの利益確定売り、円買いが株価指数の上値の重しに。
場中では次期日銀総裁予定の黒田氏に対する参院議院運営委員会の所信聴取が金融関連物色を誘うなど、前営業日に続く豊富なボリュームから市場参加者の物色意欲の高さも見て取れます。

日経平均株価は8日続伸。
節目12300円上抜けを果たすも節目12400円で跳ね返されました。
リーマンショック以前の高値圏となる4年半振りの水準まで切り上げ、300円を超える大幅高となった前営業日から、上値の重さが見られるのは致し方ないところでしょうか。

一段と上値志向が強まった前営業日から、先週末の米国市場で確認された米雇用統計も好内容に。
前述の通り外部要因進展に加え、次期日銀総裁予定の黒田氏に対する参院議院運営委員会の所信聴取でも積極的な金融緩和政策の必要性を打ち出したことで、本日も買い優勢での推移となりました。

また、前営業日はSQ売買に絡んで東証1部の売買代金は3兆900億円台、売買高も48億株台と商いが膨らみましたが、本日も売買代金は概算で2兆8000億円台、売買高も概算で45億株台と高水準。
活発な商いは市場参加者の物色意欲の高さを示すものでしょう。

さて、前営業日配信版では「イベント続くも好地合い明らか 買いやすい銘柄で利益確定を!」と題していました。

「今は買い目線で『勝ちやすい相場』と見て間違いありません」とも記していましたが、先週3月6日前引け後配信の電話会員情報で買い推奨していた楽天<4755>が目標株価を達成。
傘下に証券と銀行の金融事業を持ち、金融関連の側面があるほか、同社株も20万円以下で手掛けられる低売買単価銘柄でもあり、資金効率に適した「手掛けやすい投資対象」だったのではないでしょうか。

連日で会員推奨銘柄の目標株価達成を紹介していますが、活況相場を追い風に値幅は小刻みでも利益確定を何度も繰り返していけば、複利効果で大きな利益を得られることができるのは当欄でお伝えしている通りです。
今は資金効率の高い「手掛けやすい投資対象」をもとに利益確定を重ねる局面でしょう。

現在販売中の「厳選5銘柄付き市況分析レポート」のテーマも資金効率を意識した「20万円以下で買える株」を採用。
市況分析に基づく銘柄選別のポイントをまとめていますので、ぜひ確認してみてください。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■先週末の米国市場は続伸。
米雇用統計が良好な内容となり、買い優勢で推移しています。

米労働省が発表した2月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比23万6000人増となり、市場予想の16万5000人増を上回る内容に。
また、家計調査に基づく失業率は7.7%となり、前月の7.9%から減少したほか、2008年12月以来で最低となるなど、良好な雇用環境が確認されました。

ダウ構成銘柄では、消費関連のウォルマート、マクドナルド、ホームデポらが値上がり上位に。
下落も7銘柄にとどまり、株価指数を押し上げています。

ダウ平均株価は、前営業日比67.58ドル高の14,397.07ドル。
ナスダック総合指数は12.28ポイント高の3,244.37ポイントで取引を終えました。

為替相場では、経済指標好感のドル買いが優勢。
週明けの東京時間帯早朝では、1ドル95円台前半、1ユーロ125円台前半の円安水準で取引されています。

東京株式市場では、米国市場続伸、為替相場の円安推移を好感した買いが先行。
日経平均株価は12363円の続伸スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価は12300円台乗せから節目12400円に迫るも前営業日の大幅上昇、散発する円買い圧力を受けて節目攻防を意識。
やや上値の重い展開となりました。

昼休みを挟んで若干の円買い圧力とともに日経平均株価は伸び悩む格好。
物色も金融関連のディーリングに向かっており、株価指数には上値の重さが目立っています。

日経平均株価終値は、65.43円高の12,349.05円。
東証1部の売買代金は概算で2兆8464億円。
東証1部の売買高は概算で45億8750万株。
値上がり銘柄は1292(75%)に対し値下がりは336(19%)、変わらずは75(4%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■参院議院運営委員会での所信聴取で次期日銀総裁予定の黒田氏が積極的な金融緩和政策の必要性を打ち出したことで、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、みずほFG<8411>、三井住友FG<8316>、証券業の野村ホールディングス<8604>、大和証券グループ本社<8601>など金融関連が一斉高となっています。

また、公的資金返済の発表や報道が相次いた三井住友トラスト<8309>、りそなホールディングス<8308>もしっかり。
金融関連との関係性が深い不動産の三菱地所<8802>、三井不動産<8801>なども賑わいました。

売買代金上位では、金融関連に加えて四季報速報確認のキヤノン<7751>、東芝<6502>も進出。
含み資産関連の東京都競馬<9672>も強く、低位不動産のケネディクス<4321>、軽量級のガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>などもディーリング物色を集めています。

セクターでは、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、みずほFG<8411>、三井住友FG<8316>や、公的資金返済の発表や報道で買われた三井住友トラスト<8309>、りそなホールディングス<8308>の属する銀行が業種別株価指数騰落の値上がり最上位となりました。

証券業の野村ホールディングス<8604>、大和証券グループ本社<8601>、第一生命<8750>、東京海上ホールディングス<8766>の保険も続き、JR東日本<9020>、JR東海<9022>の陸運、三井倉庫<9302>、住友倉庫<9303>の倉庫運輸など土地保有セクターも並んでいます。

一方、JT<2914>擁する食料品、直近で買い進まれていたブリヂストン<5108>、住友ゴム工業<5110>、横浜ゴム<5101>のゴム製品が安く、値下がり上位となりました。

個別では、目標株価引き上げのアシックス<7936>、ネットワンシステムズ<7518>、日本ゼオン<4205>、三菱ガス化学<4182>、増配のセブン銀行<8410>らが買われたものの、金融関連物色の盛り上がりに対して存在感を欠いています。

新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が引き続きディーリング資金を集める格好。
傘下に金融事業を持つ楽天<4755>、日本アジアグループ<3751>なども賑わっており、金融関連からの連想買いが入りました。

みんなの外為 !今日の重要経済指標(3/11)

   
予想(コンセンサス) :-1.7%/-0.3%
   
ユーザー予想    :
上昇 52% 下落 48%
   
関連指標の動向   :
上昇47% 下落33%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:6.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-4.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :105億ユーロの黒字
   
ユーザー予想    :
上昇 49% 下落 51%
   
関連指標の動向   :
上昇40% 下落27%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:7.0pips
上昇時平均幅:5.0pips
下落時平均幅:-5.0pips
下落時安値幅:-7.0pips
   
予想(コンセンサス) :144億ユーロの黒字
   
ユーザー予想    :
上昇 55% 下落 45%
   
関連指標の動向   :
上昇40% 下落27%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:7.0pips
上昇時平均幅:5.0pips
下落時平均幅:-5.0pips
下落時安値幅:-7.0pips
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ドル堅調、96円台前半=利益確定売りこなす〔東京外為〕(11日正午)

週明け11日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米雇用統計改善による急伸を受けた利益確定などの売りをこなし、1ドル=96円台前半で堅調に推移した。
正午現在は96円21~24銭と前週末(午後5時、95円39~40銭)比82銭のドル高・円安で推移している。
朝方のオセアニア市場では、前週末のニューヨーク市場終盤にかけて買われた流れを引き継ぎ、96円20銭台まで上昇した。
東京市場に入ると、「利益確定などの売りが出た」(大手邦銀)ことから一時95円90銭台まで下げる場面もみられたものの、買い遅れている市場参加者も多いことから、間もなく96円台を回復するなど底堅く推移した。
FXプライムの柳澤浩チーフアナリストは「米国株の上昇が続く限りは、ドルは下がりにくい」と指摘している。
午前中は次期日銀総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁に対する参院の所信聴取が行われたが、「前週の衆院での所信聴取の内容と変わらない」(柳澤氏)と受け止められ、為替相場への影響はなかったもようだ。
黒田氏は、「現状では2%の物価目標の早期達成は難しい。
さらなる金融緩和が必要だと思っている」などと表明した。
ユーロは対円で小幅上昇、対ドルでは大幅下落。
対ドルでは、米雇用統計の好調を受けたドル買い・ユーロ売りや、フィッチのイタリア格下げなどが重しとなっている。
正午現在は1ユーロ=125円14~17銭(前週末午後5時、124円83~88銭)、対ドルで1.3005~3006ドル(同1.3087~3088ドル)。

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