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2012年9月26日水曜日

ダウ、横ばい=ナスダックは小安い〔米株式〕(26日朝)


【ニューヨーク時事】26日午前のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、前日終値比ほぼ横ばい水準となり、午前9時40分現在は前日終値比1.08ドル高の1万3458.63ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在7.85ポイント安の3109.88。


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円、77円台後半〔NY外為〕(26日朝)


【ニューヨーク時事】26日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、スペインの債務問題を背景にリスク回避の買いが入る一方、ドル買い圧力も強く、前日と同水準を推移した。
午前9時10分現在は1ドル=77円75~85銭で、前日午後5時比横ばい。


スペインの中央銀行は、同国の第3四半期の成長率が著しく鈍化するとの見解を表明。
これを受け、同国がいまだに支援要請に踏み切らないことも市場の先行き不安をあおる中、長期国債の利回りは6%台に達し、ユーロは対主要通貨で下落した。
一方で、円は相対的に安全な通貨としての買いを集めた。


ただ、前日にフィラデルフィア連銀のプロッサー総裁が量的金融緩和第3弾(QE3)の有効性について疑問を投げ掛ける発言をしたため、ドル買い圧力も根強い。
このため、円の対ドル相場は海外市場で強含みで推移したものの、当市場入り後には値を戻す展開となった。


ユーロは同時刻現在、1ユーロ=1.2850~2860ドル(前日午後5時は1.2891~2901ドル)、対円では同99円95銭~100円05銭(同100円30~40銭)。


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円、77円台後半〔NY外為〕(26日午前8時)


【ニューヨーク時事】26日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=77円65~75銭と前日午後5時(77円75~85銭)比10銭の円高・ドル安で推移している。


一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.2844~2854ドル(前日午後5時は1.2891~2901ドル)、対円では同99円79~89銭(同100円30~40銭)。


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円、77円台後半〔ロンドン外為〕(26日正午)


【ロンドン時事】26日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、円に関する材料に乏しい中、1ドル=77円台後半でこう着した。
正午現在では、1ドル=77円65~75銭と、前日午後4時(77円85~95銭)比20銭の円高・ドル安。


一方でユーロは、東京市場での売り一服後も、弱含んでいる。
アジア株や欧州株が軟調に推移、スペイン国債の利回りも上昇するなど、リスク回避姿勢が強まった。
ドイツ、オランダ、フィンランドの3カ国財務相が欧州安定機構(ESM)による銀行資本注入の対象を限定するべきだとの声明を発表、ユーロ圏内の不協和音も懸念された。


一方である市場関係者は、「中間期末に向けた、債券買い株売りというリバランスとも見受けられる」との見方を示した。


ユーロは正午現在、対円では1ユーロ=99円85~95銭(前日午後4時は100円90銭~101円00銭)。
対ドルでは同1.2855~2865ドル(1.2955~2965ドル)。


前出の市場関係者は、ユーロ・ドル相場について「1.2830~2835ドルの水準がテクニカルでの節目」とし、この水準を割り込めば1.27ドル台を目指すとの見通しを示した。


他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6185~6195ドル(1.6250~6260ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9395~9405フラン(0.9330~9340フラン)。


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東京マーケット・サマリー(26日)


<外為市場>



ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>



午後5時現在 77.69/71 1.2874/78 100.00/07



NY午後5時 77.80/82 1.2902/05 100.33/38



午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安の77円後半。
自民党新総裁に安倍晋三元首相が選出されたが、反応は限定的。
一方、ヘッジファンドの売りでユーロ/ドルが下落し、ユーロ/円は株安も手伝って100円割れとなった。


<株式市場>



日経平均 8906.70円(184.84円安)



8894.02円─8971.75円



東証出来高 14億6328万株



東証売買代金 1兆0088億円



東京株式市場で日経平均は反落。
心理的節目の9000円を13日以来約2週間ぶりに下回って引けた。
9月中間期末の権利落ち日となったことに加え、前日の米国株続落や円高警戒感のほか、日本の自動車メーカーが中国で相次ぎ減産するなど中国リスクを嫌気した。
ハイテクなど主力輸出株が下げたほか、商社、海運、銀行も軟調となり、日経平均は配当落ち分(75円程度)を超える下落幅となった。


東証1部騰落数は、値上がり434銘柄に対し、値下がりが1103銘柄、変わらずが119銘柄だった。


<短期金融市場> 17時09分現在



無担保コール翌日物金利 0.081%(速報ベース)



3カ月物国庫短期証券流通利回り ──



ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.720(+0.005)



安値─高値 99.715─99.725



無担保コール翌日物は0.075─0.08%中心で取引された。
主な取り手は地銀や信託、証券など。
当座預金残高が過去最高規模に膨らむ中、資金需要は限定的で、調達一巡後は0.07%付近に弱含んだ。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近と横ばい。


ユーロ円3カ月金利先物は債券高を受けてしっかりする場面があった。


<円債市場>



10年国債先物中心限月・12月限(東証) 144.10(+0.14)



安値─高値 144.02─144.12



10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.780%(─0.015)



安値─高値 0.785─0.780%



国債先物は続伸。
前日の米債高を受けて買いが先行。
日経平均が9000円を割り込んで下げ幅を広げたことで買い戻しが優勢となった。
先物12月限は一時144円12銭と9月6日以来約3週ぶりの高値を付けた。
後場は、買いが一巡すると短期筋からの戻り売りも出て上値が重くなった。
現物債もしっかり。
長期から超長期ゾーンにかけて強含み。
利回りは9月上旬の水準にまで低下した。
一部の銀行勢や保険会社の年限長期化に伴う買いが入ったとの観測が出ていた。
ただ、期内最終受け渡しなどの理由から、活発な市場参加者の動きはみられなかった。


自民党は26日の総裁選挙で、安倍晋三元首相を新総裁に選出した。
安倍氏は名目成長率を上げることなどを掲げているため、長期的には株高、円債のイールドカーブのスティープ化に働きやすいとの見方が出ていた。


<クレジット市場>



政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp



地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp



クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ18は一段とワイド化した。
プレミアムは一時227ベーシスポイント(bp)にまで上昇し、前日引け(223bp)を4bp上回る水準で取引される場面があった。
中国の景気減速懸念に加え、日中の対立も長期化しかねない情勢で、日本企業の収益に対する不安感の高まりからリスク回避の動きが強まったという。
日経平均<.N225>が約2週間ぶりに9000円を下回ったこともワイド化の要因との見方も出ていた。


<スワップ市場>



スワップ金利(16時35分現在の気配)



2年物 0.33%─0.23%



3年物 0.33%─0.23%



4年物 0.35%─0.25%



5年物 0.39%─0.29%



7年物 0.54%─0.44%



10年物 0.83%─0.73%



[東京 26日 ロイター]


ドル上値重く、77円台後半=ユーロ、一時急落〔東京外為〕(26日午後5時)


26日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、実需の取引が交錯して小動きとなった後、リスク回避姿勢の高まりに伴うクロス円の下落で上値の重い展開となった。
ユーロは一時1ユーロ=100円を下回る水準まで急落した。
午後5時現在のドル円は、1ドル=77円68~71銭と前日(午後5時、77円76~76銭)比08銭の小幅ドル安・円高。


朝方は、手掛かり材料難で小動きとなった海外の流れを引き継ぎ、77円70銭台で始まった。
仲値にかけて、輸出入企業の売買が拮抗(きっこう)し、狭いレンジでもみ合ったものの、その後は方向感に欠けた。
午後は、自民党新総裁に安倍元首相が選出されたが、反応薄。
「新総裁で世論がどのように変化するかに注目している」(大手邦銀)との声が聞かれた。
欧州勢が参加し始める時間帯には、クロス円の下落にドル円も圧迫される展開となった。


市場では中国経済と欧州情勢が注目されている。
上海などアジア株が下落していることから「中国経済減速に対する『懸念』が『現実』に変わった」(同)との見方があった。
欧米時間には、メルケル独首相とラガルドIMF専務理事会談、8月米新築住宅販売のほか、イタリア国債や米国債の入札が予定されている。


ユーロは対円、対ドルで軟調で始まった後は、「アジア株の下落を受けて売り優勢となったところに利益確定売りが重なった」(市場筋)ことから一時、100円を割り込んだ。
午後5時現在は、1ユーロ=100円03~04銭(前日午後5時、100円33~33銭)、対ドルで1.2873~2876ドル(同1.2899~2902ドル)。


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大幅反落=環境悪化で一段安〔東京株式〕(26日)


【第1部】日経平均株価は前日比184円84銭安の8906円70銭、東証株価指数(TOPIX)も同15.12ポイント安の742.54と、ともに大幅反落した。
海外株安やユーロ安・円高の進行を受けた売り注文が広がり、日経平均は約2週間ぶりに9000円を割り込んだ。
出来高は14億6328万株。


【第2部】反落。
アトムが下落、マーベラスは続落し、トランコムが下げ止まった。
半面、レーザーテックはしっかり、日アビオが上昇。
出来高2159万株。


【外国株】軟調。
出来高1万4400株。


▽中国関連株が下落

日経平均株価は、米国株安を受けて取引開始直後に9000円を割り込んだ。
その後も、アジア主要株式市場の下落や円高の進行が投資家心理を圧迫。
午後の取引でじり安歩調となり、下げ幅は200円に迫った。


自民党の総裁選に関心を奪われた市場関係者も少なくなく、終日、投資意欲は停滞気味。
安倍晋三氏の当選が決まり、防衛関連株と位置付けられる銘柄が値上がりする場面もあったが、全般への影響は限定的だった。
むしろ、景気減速懸念の根強さも背景にある中国関連株の値下がりが止まらず、投資家心理の冷え込みぶりを印象付けた。


日経平均は下値支持線として意識されてきた、25日、200日の各移動平均線を下抜けた。
チャート的にも弱気サインがともり、市場関係者からは「調整局面を迎えた」(銀行系証券)との声が上がっていた。



日経平均、8900円割れ=一時8899円18銭―東京株式後場


26日の東京株式市場の日経平均株価は、午後2時53分に前日比192円36銭安の8899円18銭と、8900円を割り込んで推移している。


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軟調=アジア株低迷受け〔東京株式〕(26日後場寄り付き)


【第1部】米国株安を受けて下落した前場の地合いを引き継ぎ、アジア株の低迷もあり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とも軟調に推移している。


ホンダ、トヨタ、日産自の自動車株や、キヤノン、ファナック、日立、ソニーの電機株が値を下げている。
三菱UFJ、みずほFG、三井住友の大手銀行株や、三菱商、三井物の商社株もさえない。
ソフトバンク、NTTドコモが売られ、武田、アステラス薬の薬品株も甘い。
半面、JALが切り返し、ディーエヌエー、グリーが買われている。
日揮、千代化も堅調。


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大幅反落=日経平均は9000円割れ〔東京株式〕(26日前場)☆差替


【第1部】日経平均株価は前日比155円82銭安の8935円72銭、東証株価指数(TOPIX)は同12.68ポイント安の744.98と、ともに大幅反落した。
米国株安や円相場の高止まりが投資家心理を圧迫し、幅広い銘柄が売られた。
配当落ち分(市場筋推計でマイナス70円強の影響)も加わり、日経平均は9000円を割り込んだ。


東証1部銘柄の71%が値下がりし、値上がりは20%。
出来高は6億9548万株、売買代金が4810億円。


業種別株価指数(33業種)は、空運業、石油・石炭製品、鉱業、卸売業を中心に全業種が下落した。


個別銘柄では、ANAが下押し、JX、国際帝石や三菱商、三井物はさえない。
ホンダ、トヨタが売られ、日立、キヤノン、ファナックは大幅安。
三井住友、みずほFGが値を下げ、武田、NTTドコモの利回り銘柄は下げ足を速めた。
コマツが5営業日続落。
半面、ディーエヌエーが買い直され、東宝はしっかり。
関西電、九州電が堅調。
JALは上場来安値を大幅に更新した後、いってこい。


【第2部】下押す。
アトムが急落、マーベラスは続落し、トランコムも軟調。
半面、カーチスHDは値を上げ、アライドHDが買われた。
出来高1374万株。


【外国株】軟化。
出来高6800株。
(続)

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下落=日経平均、9000円割れ〔東京株式〕(26日前場寄り付き)


【第1部】米国株安や円相場の高止まりを受けて幅広い銘柄が売られ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下落して始まった。
配当落ち分(市場筋推計で約70円)の影響もあり、日経平均は100円超値下がりし、約2週間ぶりに9000円を割り込んだ。


キヤノン、ソニー、京セラが下押し、トヨタ、ホンダは一段安。
ファナックが大幅安で、コマツ、日立建機や郵船、川崎汽、三菱商、三井物の景気敏感株も軟調。
三菱UFJ、みずほFGのメガバンク株や武田、NTTドコモといった利回り銘柄が売られている。
ソフトバンク、グリーはさえない。
JALが連日の上場来安値更新。
半面、KDDIが基準値を上回り、Jフロントはしっかり。
ルネサスが反発している。


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NY市場サマリー(25日)


(カッコ内は前営業日比、%は利回り)



ドル/円 終値 77.80/82



始値 77.79/81



前営業日終値 77.84/86



ユーロ/ドル 終値 1.2902/05



始値 1.2944/45



前営業日終値 1.2932/33



30年債<US30YT=RR>



(2105GMT) 97*31.00(+0*31.00) =2.8514%



前営業日終盤 97*00.00(+0*29.00) =2.9007%



10年債<US10YT=RR>



(2105GMT) 99*18.50(+0*12.50)=1.6714%



前営業日終盤 99*06.00(+0*11.50)=1.7146%



5年債<US5YT=RR>



(2105GMT) 99*28.75(+0*01.25) =0.6460%



前営業日終盤 99*27.50(+0*02.50) =0.6540%



2年債<US2YT=RR>



(2105GMT) 99*31.00( 0*00.00) =0.2663%



前営業日終盤 99*31.00(‐0*00.25) =0.2662%



ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>



終値 13457.55(‐101.37)



前営業日終値 13558.92(‐ 20.55)



ナスダック総合<.IXIC>



終値 3117.73(‐43.06)



前営業日終値 3160.78(‐19.18)



S&P総合500種<.SPX>



終値 1441.59(‐15.30)



前営業日終値 1456.89(‐ 3.26)



COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ2><GCZ2><0#GC:>



終値 1766.40(+ 1.80)



前営業日終値 1764.60(‐13.40)



COMEX銀(12月限)(セント/オンス)<2SIZ2><SIZ2><SIcv1><0#SI:>



終値 3394.80(‐ 3.60)



前営業日終値 3398.40(‐65.40)



原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLX2><CLX2><0#CL:>



終値 91.37(‐0.56)



前営業日終値 91.93(‐0.96)



CRB商品指数(ポイント)<.CRB>



終値 306.71(+0.78)



前営業日終値 305.93(‐3.05)



<為替> ユーロが対ドルで下落。
スペイン情勢に対する市場の警戒感が高まっており、株・商品(コモディティ)相場の下げも圧迫材料となった。


スペイン政府は、2013年に新たな緊縮策の準備を進めているが、首都マドリードでは、一段の財政引き締めに抗議するデモ隊が警官隊と衝突した。
公表されたスペイン財政に関する半期データによると、2012年の財政目標の達成は困難な見通しとなっている。


株やコモディティが失速する一方で、ニューヨーク時間の取引の大半をプラス圏で推移していたユーロや豪ドル、カナダドルなどの資源国通貨も下落した。


ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は、南欧諸国の債券買い入れ計画の正当性をあらためて主張。
買い入れ策に否定的なドイツでの会合で行った総裁の発言が、当初ユーロを支援した。


<債券> 株安を受け長期国債価格が上昇。
材料難で全般的に薄商いだった。


午後に行われた350億ドルの2年債入札には底堅い需要が見られ、最高落札金利は0.273%と、入札前の取引水準を約0.3ベーシスポイント(bp)下回った。


朝方発表された7月のケース・シラー米住宅価格指数は、主要20都市圏の住宅価格指数が6カ月連続で上昇し、9月のコンファレンス・ボード(CB)米消費者信頼感指数は7カ月ぶり高水準となった。
これを受け、国債利回りは当初上昇したが、株安に伴いその後は低下した。


欧州をめぐる一定の不安が引き続き米国債への逃避買いにつながったという。


<株式> 続落。
S&P500は6月25日以来、ナスダックも7月20日以来の大幅な下落率となった。
前日に業績見通しを引き下げたキャタピラー<CAT.N>が売り込まれ、相場を圧迫した。


アップル<AAPL.O>が2.5%安と、スマートフォン(多機能携帯電話)iPhone(アイフォーン)5の需要への対応能力をめぐる懸念から続落し、ハイテク株の売りを誘った。
前日2015年の利益見通しを下方修正したキャタピラーは4.2%急落。


四半期末に伴うポートフォリオ調整や予想より良好な米消費者信頼感統計を受けて序盤はプラス圏で推移していた。


<金先物> 小反発。
ドル安を好感したものの、オプション絡みの売りが上値を抑えた。
複数の中央銀行が相次いで金準備を拡大したことも支援材料だった。
国際通貨基金(IMF)が公表した統計によると、7月に韓国中銀とパラグアイ中銀がともに保有金を積み増したほか、8月にはトルコ、ウクライナの各中銀もこれに加わった。


<原油先物> 続落。
中心限月として8月2日以来約1カ月半ぶりの安値で終了した。


取引序盤は、ドル安で上昇していたが、米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁が、量的緩和第3弾(QE3)の有効性に疑問を投げかけたほか、金利が早めに上昇するとの見解を示したことを嫌気した。
米株が朝方の上昇から一転して売り地合いとなったことも原油需要減観測を誘った。


[東京 26日 ロイター]

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NY株、3日続落=QE3効果疑問視の発言で〔米株式〕(25日)☆差替


【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク株式相場は、量的緩和第3弾(QE3)の効果を疑問視する連銀総裁の発言をきっかけに利益を確定する売りが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比101.37ドル安の1万3457.55ドルと3営業日続落した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同43.05ポイント安の3117.73と続落した。


ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2965万株増の7億5449万株(暫定値)。


朝方は、米住宅価格指数や消費者信頼感指数の上昇を受けて買いが先行。
しかし、プロッサー総裁が「(米連邦準備制度理事会による)資産購入の雇用への効果はあまりない」と述べたことが伝わると、徐々に売りが優勢となった。
また、スペインの首都マドリードで、財政緊縮策に反対するデモ隊が警察と衝突したとの報道も、嫌気されたもようだ。


もともと追加緩和に懐疑的だったプロッサー総裁の発言は、「特に目新しい内容ではない」(大手証券)というが、実体経済の先行き不透明感を改めて意識させるきっかけをつくった。
また、投資家は「QE3への期待を織り込んで上げてきた相場の利益を確定する理由を探していた」(同)といい、この発言は、利食いのための絶好の口実を与えた。


個別銘柄では、利益見通しを下方修正した米建設機械大手キャタピラーが4.3%安。
また、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)やシティグループなどの大手金融株が売られた。

NY株、3日続落=QE3効果疑問視の発言で〔米株式〕(25日)


【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク株式相場は、量的緩和第3弾(QE3)の効果を疑問視する連銀総裁の発言をきっかけに利益を確定する売りが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比101.37ドル安の1万3457.55ドルと3営業日続落した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同43.05ポイント安の3117.73と続落した。

反発〔ロンドン株式〕(25日)


【ロンドン時事】25日のロンドン株式市場の株価は、米住宅関連指標が良かったことなどを好感して反発し、FT100種平均株価指数は前日終値比20.87ポイント(0.36%)高の5859.71で終了した。


キャピタル・スプレッズの販売担当責任者、アンガス・キャンベル氏は、「相場はこのところの主要中銀の金融緩和に支援されている面もあり、売り手は入りづらい」と指摘。
「ユーロ圏で劇的なことが起きるまでは、相場が大きく下振れする可能性がない。
リスク志向を強めていくだろう」と語った。


個別銘柄では、石油大手BPは3.00ペンス高の446.00ペンス、金融大手バークレイズが2.95ペンス高の223.20ペンス。
製薬大手グラクソスミスクラインは14.50ペンス高の1456.50ペンス。

欧州株式市場サマリー(25日)


(カッコ内は前営業日比)



FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>



終値 5859.71(+20.87)



前営業日終値 5838.84(‐13.78)



クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>



終値 7425.11(+11.95)



前営業日終値 7413.16(‐38.46)



CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>



終値 3513.81(+16.59)



前営業日終値 3497.22(‐33.50)



<ロンドン株式市場> 反発して終了した。
米経済統計が好調だったことで、世界的な景気回復に対する懸念が和らぎ、エネルギー株を中心に買いが入った。


FT100種総合株価指数<.FTSE>は20.87ポイント(0.36%)高の5859.71で取引を終えた。


ハーグリーブス・ランズダウン証券の英株式責任者、リチャード・ハンター氏は、「英国内の企業動向も経済状況も市場の動意にならなかったことから、米株式市場の寄付き前まで、FT100指数は神経質な動きを示していた。
(米国の)好調な経済指標がカンフル剤としての役割を果たした」と述べた。


北海ブレント先物が1.1%上昇したことを受け、エネルギー株に買いが入り、エネルギー指数<.FTNMX0530>は0.5%高となった。


一方、銀行株<.FTNMX8350>は下落。
スタンダード・チャータード(スタンチャート)<STAN.L>は、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングス<TEM.UL>が保有するスタンチャート株18%を売却する可能性があるとの観測が再浮上したことで売られ、1.6%安で引けた。


鉱山株<.FTNMX177>も下落。
中国からの需要が減少するとの懸念から金属価格が下落したことで売られた。


商品取引大手グレンコア・インターナショナル<GLEN.L>が鉱山大手エクストラータ<XTA.L>に提示している買収案について、エクストラータの回答期限が10月1日まで延長されたことが嫌気され、エクストラータは2.0%安、グレンコアは2.1%安で取引を終えた。


欧州航空大手エアバスの親会社EADS<EAD.PA>との経営統合を検討している英防衛大手BAEシステムズ<BAES.L>は1.9%安。
仏独政府の抵抗を和らげるために、EADSの株主に有利な条件を検討しているとの話が伝わったことが売りにつながった。
パリ証券取引所上場のEADS株は0.8%上昇している。


<欧州株式市場> 反発した。
第3・四半期を控えて持続可能な成長の兆しを投資家が求める中、好調な米指標で地合いが改善した。


FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.03ポイント(0.36%)高の1119.79。


DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は10.59ポイント(0.41%)高の2568.48。


7月の米20都市圏住宅価格指数が6カ月連続で上昇し、9月の米消費者信頼感指数が7カ月ぶり高水準に改善したことを背景に上昇した。


今夏、相場を押し上げた銀行株<.SX7P>が再び上昇した。


独製糖企業のズートツッカー<SZUG.DE>は3.4%高。
好調な砂糖やエタノール事業を受けて、事業見通しを引き上げたことを好感した。


食料・飲料株<.SX3P> は0.8%高。


世界第2位のトラックメーカー、スウェーデンのボルボ<VOLVb.ST>は4.2%高と大きく上昇した。
収益向上計画を好感した。


[東京 26日 ロイター]

円、77円台後半〔ロンドン外為〕(25日)


【ロンドン時事】25日のロンドン外国為替市場の円相場は、特段の材料がない中、1ドル=77円台後半で推移した。
午後4時現在では、1ドル=77円85~95銭と、前日午後4時と変わらず。


円は対ドルで、狭いレンジの中を77円66銭まで上げたが、その後クロス円の動きに連れてやや弱含んだ。
円は上値では政府・日銀の介入警戒感、下値は輸出企業の売りに挟まれて動きづらい状況という。


ユーロは強含み。
「欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測が遠のいた」(邦銀筋)ことなどを受けて上伸した。
また、このところ調整売りが出ていたことで、やや戻した側面もあるという。


ユーロは午後4時現在、対円では1ユーロ=100円90銭~101円00銭(前週末午後4時は100円55~65銭)。
対ドルでは同1.2955~2965ドル(1.2910~2920ドル)。


他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6250~6260ドル(1.6190~6200ドル)、スイス・フランは1ドル=0.9330~9340フラン(0.9360~9370フラン)。

NY株、反発=米経済指標を好感〔米株式〕(25日午前)


【ニューヨーク時事】25日午前の米株式市場は、堅調な米経済指標を好感し、反発している。
午前10時15分現在、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比49.61ドル高の1万3608.53ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が11.82ポイント高の3172.60。


7月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(季節調整後)は全米主要20都市が前月比0.4%上昇し、6カ月連続でプラスとなった。
主要10都市では、前月比0.4%上昇と、いずれも住宅市場の回復を示す内容となった。
また、コンファレンス・ボードが発表した9月の消費者信頼感指数が70.3と前月の60.6から改善し、7カ月ぶりの高水準となったほか、市場予想(ロイター通信調べ)の63.0も上回った。
良好な内容の米経済指標を受け、米株価は高寄り後、上昇幅を一段と拡大している。


さらに、米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が24日、米連邦準備制度理事会(FRB)は雇用回復と物価安定のため、量的緩和第3弾(QE3)拡大の必要性を示唆したと報道されたことも、市場を下支えしている

個別銘柄では、バンク・オブ・アメリカ(0.99%高)やシティグループ(0.93%高)、ウェルズ・ファーゴ(0.85%高)と金融銘柄は堅調。
ホーム・デポも0.89%高と買われている。
一方で、2015年の1株当たり利益見通しを下方修正した米建設機械大手キャタピラーは2.20%安。
アルコア(0.55%安)も下げが目立つ。
ユナイテッド・テクノロジーズ(0.47%安)やヒューレット・パッカード(0.81%安)も売られている。

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