2012年9月30日日曜日
アジア株式市場サマリー(28日)
前営業日比 売買代金/出来高概算
上海総合指数<.SSEC>
大引け 2086.169 29.846高 646.7億元(上海A株)
高値 2089.633
安値 2040.350
前営業日終値 2056.323 52.151高 602.0億元(上海A株)
ハンセン指数<.HSI>
大引け 20840.38 78.09高 506.7億香港ドル
高値 20889.90
安値 20725.52
前営業日終値 20762.29 234.56高 514.6億香港ドル
ST指数(シンガポール)<.FTSTI>
大引け 3060.34 0.91高 17.26億株
高値 3073.08
安値 3056.51
前営業日終値 3059.43 12.75高 23.60億株
KLSE総合指数(クアラルンプール)<.KLSE>
大引け 1636.66 8.82高 9.94億株
高値 1639.79
安値 1628.86
前営業日終値 1627.84 8.54高 7.31億株
SET指数(バンコク)<.SETI>
大引け 1298.79 12.68高 361億バーツ
高値 1300.17
安値 1293.62
前営業日終値 1286.11 11.61高 396億バーツ
総合株価指数(ソウル)<.KS11>
大引け 1996.21 7.51高 6.67億株
高値 2000.01
安値 1988.41
前営業日終値 1988.70 8.26高 6.87億株
加権指数(台湾)<.TWII>
大引け 7715.16 31.36高 860.4億台湾ドル
高値 7721.29
安値 7665.35
前営業日終値 7683.80 14.17高 772.8億台湾ドル
総合株価指数(ジャカルタ)<.JKSE>
大引け 4262.561 37.537高 4.65兆ルピア
高値 4263.961
安値 4233.026
前営業日終値 4225.024 44.861高 4.34兆ルピア
総合株価指数(マニラ)<.PSI>
大引け 5346.10 44.61高 N/A
高値 5346.10
安値 5309.54
前営業日終値 5301.49 8.86高 N/A
SENSEX指数(ムンバイ)<.BSESN>
大引け 18762.74 183.24高 2.57億株
高値 18869.94
安値 18698.51
前営業日終値 18579.50 52.67安 2.81億株
ベトナム株価指数(ホーチミン)<.VNI>
大引け 392.57 0.77安 N/A
高値 393.91
安値 390.99
前営業日終値 393.34 1.78安 N/A
<中国・香港株式市場> 中国株式市場は続伸。
中国当局による景気刺激策を期待する見方が広がった。
ただ、四半期ベースでは、国内外の経済の成長鈍化から企業利益が圧迫され、投資家も株式市場への資金投入を手控えたため、主要株価指数は2期連続で下落した。
香港市場も続伸。
中国当局が減速する景気のてこ入れを図るとの期待や、各中央銀行による量的緩和政策を背景に、第3・四半期は7.2%高で終えた。
<東南アジア株式> 大半の市場で値上がりした。
きょうが第3四半期の最終営業日となるが、四半期ベースでも力強い伸びを記録した。
世界各国の市場で、スペイン政府が発表した歳出削減策が好感されたことが背景。
一方、米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスはこの日、ベトナムのソブリン格付けを「B2」に一段階引き下げた。
これがベトナムの銀行株を押し下げたほか、ホーチミン市場のVN指数<.VNI>も0.20%値下がりした。
バンコク市場のSET指数<.SETI>は域内6市場で値上がり率トップとなり、約1%高。
終値ベースで1996年5月以降の高値となっている。
<ソウル株式市場> 続伸。
スペインをめぐる懸念が後退し、外国人や個人の買いが入った。
ただ、来週は祝日があることから商いは閑散だった。
韓国航空宇宙産業<047810.KS>が14.8%急伸。
同社株の売却入札に現代重工業<009540.KS>と大韓航空<003490.KS>が1兆2000億ウォン(11億ドル)の仮提案を出したことが材料視された。
<台湾株式市場> 続伸。
加権指数は四半期ベースでは5.7%上昇した。
中国が来月上旬、国慶節のため長期の連休でその間中国人観光客が増加するとの期待が広がる中、晶華国際酒店<2707.TW>などのホテル運営会社が上昇を主導した。
[東京 28日 ロイター]
円、77円台後半〔ロンドン外為〕(28日正午)
【ロンドン時事】28日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、動意に乏しい中、1ドル=77円台後半を推移した。
正午現在、77円60~70銭と、前日午後4時(77円65~75銭)比05銭の円高・ドル安
円は朝方、対ドルで77円40銭台を付けるなど「重い展開」(邦銀筋)だったが、じりじりと前日の水準に戻した。
ユーロは堅調。
スペインが前日発表した緊縮財政策がひとまず好感された格好となった。
ただ、「中身は増税が主体で、歳出削減に甘い。
スペイン問題は長期化しそうだ」(同)との声も聞かれた。
ユーロは正午現在、対円で1ユーロ=100円30~40銭(前日午後4時は99円85~95銭)、対ドルでは同1.2920~2930ドル(1.2855~2865ドル)。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6185~6195ドル(1.6185~6195ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9355~9365フラン(0.9390~9400フラン)。
東京マーケット・サマリー(28日)
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 77.56/58 1.2929/33 100.30/32
NY午後5時 77.62/64 1.2913/14 100.20/22
午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の77円半ば。
半期末で輸出企業の売りが断続的に流入するとともに、投機筋の売りが相場を圧迫、一時77.43円まで下落した。
海外市場の流れを引き継いでドルが全般的に売られる中で、ユーロ/ドルは堅調に推移した。
<株式市場>
日経平均 8870.16円(79.71円安)
8838.85円─8989.08円
東証出来高 17億5670万株
東証売買代金 1兆1198億円
9月中間期末の東京株式市場で日経平均は反落。
スペインの経済改革案発表を好感した欧米株上昇に伴い小高くスタートしたが、先物主導の下げで弱含み、後場は一段安となる場面があった。
外為市場では対ドルで円高が進行し、トヨタ自動車<7203.T>などの主力輸出株が軟調。
中間期末のドレッシング買いも観測されたが、信用取引に絡む需給の悪さも重しとなった。
業種別では、海運や自動車、商社、証券のほか、ディフェンシブ系の医薬品も軟調だった。
東証1部騰落数は、値上がり405銘柄に対し、値下がりが1153銘柄、変わらずが115銘柄だった。
<短期金融市場> 18時09分現在
無担保コール翌日物金利 0.078%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.715(─0.005)
安値─高値 99.715─99.720
無担保コール翌日物は0.075─0.08%中心で取引された。
主な取り手は地銀。
期末日を迎えて強含む展開も想定されたが、朝方から落ち着いた展開。
当座預金残高が過去最高規模を維持する中、期末越えの資金調達も前日までに終えた金融機関が多かった。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートはT+1が0.102%付近。
ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
中心限月2013年6月限は99.715。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 144.19(+0.09)
安値─高値 144.09─144.21
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.770%(─0.010)
安値─高値 0.775─0.765%
国債先物は上昇。
スペインが経済改革の工程表を明らかにしたことを受けて同国をめぐる懸念がやや後退し、27日の米国市場は株高/債券安となった。
ところが円債市場では、朝方に発表された8月鉱工業生産指数が市場予想を下回ったほか、1日に発表される日銀短観(9月調査)も弱めの内容が予想されているため、景気の先行き不透明感から買いが優勢となった。
外為市場で円高基調となる中、日経平均株価が軟調に推移したことを手掛かりに強含んだ。
現物債は中間期末のため、市場参加者は動きにくかったが、中長期ゾーンに先物主導の買いが見られた。
銀行勢の需要との観測が出ていた。
一方、超長期ゾーンは連日益出しが優勢となり、利回りには上昇圧力がかかった。
イールドカーブは長期から超長期ゾーンにかけてスティープ化の形状。
日銀が実施した資産買入等基金による国債買い入れオペは無難な結果だった。
応札倍率は2.98倍。
年限別区分を撤廃して初めてのオペとなった。
国債先物中心限月12月限の大引けは、前営業日比9銭高の144円19銭。
10年最長期国債利回り(長期金利)は同1bp低い0.770%。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ18が小幅ワイド化。
プレミアムは前日引けの221ベーシスポイント(bp)より2bp高い223bpに上昇。
市場はスペインが歳出削減に重点を置いた2013年予算案を提示したことを評価しつつも、中国の大型景気刺激策への期待を背景とした27日の急速なタイト化を行き過ぎと判断。
方向感の決めにくい局面で、円高進行を警戒して株価が一段安となったことでリスク回避の流れに傾いたという。
<スワップ市場>
スワップ金利(16時30分現在の気配)
2年物 0.32%─0.22%
3年物 0.32%─0.22%
4年物 0.34%─0.24%
5年物 0.38%─0.28%
7年物 0.53%─0.43%
10年物 0.82%─0.72%
[東京 28日 ロイター]
反落=手じまい売り優勢に8900円割れ〔東京株式〕(28日)
【第1部】中間期末の手じまい売りが優勢となり、日経平均株価は前日比79円71銭安の8870円16銭、東証株価指数(TOPIX)は同8.17ポイント安の737.42と、ともに反落。
出来高は17億5670万株。
▽円高で業績不安
前日の米国株高で小高く始まったものの、朝方発表された鉱工業生産指数が予想を下回る内容であったことなどから、前場は先物に主導される形でマイナス圏に沈んだ。
後場も「中間期末のドレッシング買いが入る可能性がある」(中堅証券)との期待もむなしく、じりじりと下げ幅を広げる展開に。
来週に注目度の高い米雇用統計の発表を控え、買いポジションを解消する売りが広がったためだ。
市場を暗くしているのは円相場の高止まり。
「円高イコール企業業績悪化との連想が働き、買うものも買えない」(国内証券)といい、この日はアジア株の底堅さも下支えにはならなかった。
NY市場サマリー(28日)
(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 77.88/96
始値 77.62/63
前営業日終値 77.62/64
ユーロ/ドル 終値 1.2854/58
始値 1.2918/19
前営業日終値 1.2913/14
30年債<US30YT=RR>
(2105GMT) 98*17.00(+0*12.00) =2.8230%
前営業日終盤 98*05.00(‐1*06.50) =2.8419%
10年債<US10YT=RR>
(2105GMT) 99*29.50(+0*06.50)=1.6335%
前営業日終盤 99*23.00(‐0*13.50)=1.6559%
5年債<US5YT=RR>
(2105GMT) 100*00.00(+0*02.75) =0.6250%
前営業日終盤 99*29.25(‐0*05.50) =0.6425%
2年債<US2YT=RR>
(2105GMT) 100*01.00(+0*01.25) =0.2343%
前営業日終盤 99*31.75(+0*00.50) =0.2539%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 13437.13(‐48.84)
前営業日終値 13485.97(+72.46)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 3116.23(‐20.37)
前営業日終値 3136.60(+42.90)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1440.67(‐ 6.48)
前営業日終値 1447.15(+13.83)
COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ2><GCZ2><0#GC:>
終値 1773.90(‐ 6.60)
前営業日終値 1780.50(+26.90)
COMEX銀(12月限)(セント/オンス)<2SIZ2><SIZ2><SIcv1><0#SI:>
終値 3457.70(‐ 8.90)
前営業日終値 3466.60(+72.60)
原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLX2><CLX2><0#CL:>
終値 92.19(+0.34)
前営業日終値 91.85(+1.87)
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値 309.30(+1.97)
前営業日終値 307.33(+3.59)
<為替> ユーロが対ドルで下落。
スペインの全面支援要請をめぐる不透明感が重しとなった。
スペインが発表した銀行のストレステスト(健全性審査)では、全体で593億ユーロの資本不足が見つかった。
ただ、ユーロ圏諸国に対する銀行支援の要請額は約400億ユーロにとどまるとの見方を示した。
ユーロはストレステストの発表後、下げ幅を削ったが、なお弱地合いが続いている。
第3・四半期全体では1.5%上昇。
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がユーロ防衛に向けてあらゆる措置を講じると表明したことや、南欧諸国の債券を無制限に買い取る新たな債券買い取りプログラムを発表したことが支援した。
<債券> 国債価格が小幅高。
スペインの動向や米経済をめぐる不安が相場を下支えた。
スペイン政府が前日発表した来年の予算案や経済改革案は欧州中央銀行(ECB)の債券買い入れ支援に道を開くとみられるなか、この日はスペイン銀行のストレステストの結果が明らかとなった。
景気が大幅に悪化した場合、593億ユーロの追加資本が必要になる見通し。
これを受け、ユーロは下げ渋る展開となり、米国債への逃避買いも縮小したが、スペインでは市民による抗議活動も発生しており、同国をめぐる不安は根強いという。
また9月のシカゴ地区購買部協会景気指数が約3年ぶりに判断の分かれ目となる50を割り込んだことも国債買いにつながった。
<株式> 反落して終了した。
9月のシカゴ地区購買部協会景気指数が3年ぶりに節目となる50を割り込むなど、軟調な経済指標を受けて景気をめぐる懸念が高まった。
第3・四半期の上昇率はダウが4.3%、ナスダックが6.2%、S&Pが5.9%。
カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)<RIM.TO><RIMM.O>が5%上昇した。
前日発表した第2・四半期(9月1日終了)決算で、赤字幅が市場の予想を下回った。
スポーツ用品メーカー大手の米ナイキ<NKE.N>は1.1%安。
前日発表した四半期決算で中国向け出荷予定額が落ち込んだことが嫌気された。
<金先物> スペイン不安から対ユーロでドル高が進行したことを嫌気し、小反落。
中心限月の12月物は、前日終値比6.60ドル安の1オンス=1773.90ドルで取引を終了した。
<原油先物> 需給や外為相場の動きをにらみもみ合った後、小幅続伸。
米国産標準油種WTIの中心限月11月物は前日終値比0.34ドル高の1バレル=92.19ドルと、21日以来1週間ぶりの高値で終了。
12月物は0.35ドル高の92.56ドル。
[東京 29日 ロイター]
円下落、78円絡み〔NY外為〕(28日)
【ニューヨーク時事】週末28日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、ポジション調整や対ユーロでのドル買いに押され、軟化した。
午後5時現在は1ドル=77円90~78円00銭と、前日同時刻(77円55~65銭)比35銭の円安・ドル高。
期末要因などから持ち高調整の動きが広がり、ドルが円などを主要通貨に対して買い優勢となった。
また、スペイン情勢の先行きに懐疑的な見方が広がる中、対ユーロでドル買いが先行。
これにつられて、円売り・ドル買いが進み、円は一時78円11銭まで下落する場面があった。
この日発表された9月のシカゴ景況指数(PMI)や9月の消費者景況感指数(確定値)が低調となった一方、8月の個人消費支出がほぼ市場予想と一致。
強弱まちまちの内容に相場の反応は限定的だった。
市場関係者からは「四半期末、月末が重なり、海外勢を中心にドル買いフローが高まった。
米経済指標などの特段の材料を受けての反応ではない」(邦銀筋)との指摘があった。
一方、スペイン中央銀行は同日、国内の主要金融機関を対象に行われた特別検査(ストレステスト)で、資本不足が総額593億ユーロだったと発表。
事前に懸念されていたほど資本は不足していなかったと受けとめられ、ユーロは下げ幅を圧縮する場面があった。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.2855~2865ドル(前日午後5時は1.2907~2917ドル)、対円では同100円05~15銭(同100円17~27銭)。
NY株、反落=米指標やスペイン懸念受け〔米株式〕(28日)
【ニューヨーク時事】週末28日のニューヨーク株式相場は、低調な米経済指標やスペインの格下げ懸念などを背景に反落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比48.84ドル安の1万3437.13ドルで終わった。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同20.37ポイント安の3116.23で終了した。
欧州市場サマリー(28日)
1826GMT 27日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.2861 1.2913
ドル/円<JPY=> 78.030 77.580
ユーロ/円<EURJPY=> 100.37 100.20
<p />28日終値 前営業日終値
株 FT100 5742.07(‐37.35) 5779.42
クセトラDAX 7216.15(‐73.87) 7290.02
金 現物午後値決め 1776.00 1763.00
<p />(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物
3カ月物ユーロ(12月限) 99.81 (+0.00) <FEIZ2>
独連邦債2年物(12月限) 110.70 (+0.02) <FGBSZ2><0#FGBS:>
独連邦債5年物(12月限) 125.59 (+0.00) <FGBMZ2><0#FGBM:>
独連邦債10年物(12月限) 141.43 (‐0.14) <FGBLZ2><0#FGBL:>
独連邦債30年物(12月限) 132.42 (‐0.30) <FGBXZ2><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 0.033 (0.043) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.529 (0.537) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.460 (1.461) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.275 (2.280) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ユーロが対ドルで下落。
同日公表されたスペイン銀のストレステスト(健全性審査)結果はおおむね前向きな内容と受け止められているが、スペインの支援要請をめぐる根強い不透明感が地合いを圧迫している。
<株式> ロンドン株式市場は反落し、およそ3週間ぶり安値で引けた。
欧州債務危機や世界経済の減速をめぐる根強い懸念が地合いを圧迫した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>終値は9月5日以来の安値。
また心理的節目となる5800も下回って引けた。
週足では1.9%下落。
ただこの日最終取引日となった第3・四半期は3.1%上昇した。
自動車保険のアドミラル<ADML.L>はおよそ3%安。
同業のRSA<RSA.L>も1.3%値を下げた。
英公正取引庁(OFT)が国内自動車保険セクターを調査していることが重しとなった。
中国当局が新たな景気浮揚策を講じるとの期待感から、ランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>、リオ・ティント<RIO.L>、BHPビリトン<BLT.L>などの鉱山株は買われ、FT100種の下値を支えた。
欧州株式市場は反落。
過去3カ月にわたり力強い上昇を見せたものの、この日はファンド筋を中心に利益確定の売りが出て、企業業績やマクロ経済をめぐる懸念に関心がシフトした。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は14.04ポイント(1.27%)安の1089.22。
商いは薄かった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は51.80ポイント(2.07%)安の2454.26。
スタンダード・ライフ・インベストメンツのグローバル戦略部門責任者アンドリュー・ミリガン氏は過去3カ月の相場上昇について「中央銀行による刺激策が上昇をけん引してきた。
今後も上昇するためには企業やマクロ経済面で一段と強いパフォーマンスが必要になる」と指摘した。
スペインのIBEX指数<.IBEX>は1.7%安。
DJユーロSTOXX欧州銀行株<.SX7P>も1.7%下落した。
中銀の措置にもかかわらず、実体経済は厳しい状況が続いている
仏政府が28日発表した2013年予算案は、富裕層や大手企業向けの増税を柱とする財政赤字削減策を盛り込み、同国経済が圧迫を受ける可能性がある。
また、スペインが公表した銀行ストレステスト(健全性審査)の結果によると、国内銀はストレスシナリオの下で593億ユーロの追加資本が必要となる可能性がある。
市場の警戒感を反映して貴金属関連株が買われ、ランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>が1.9%、フレスニロ<FRES.L>が4.2%、それぞれ上昇した。
<ユーロ圏債券> スペイン国債利回りがほぼ横ばいとなった。
スペイン政府の今後の動向を見極めたいとの思惑から、ポジション調整の動きが広がった。
スペインが前日発表した2013年予算案と経済改革の工程表を債券市場は慎重ながら歓迎した。
ただ、不透明感が払しょくされない中、同国債への需要は引き続き低調となった。
市場では、スペイン政府が全面支援を要請するのか、いつ要請するのかという問題をはじめ、銀行資本の状況やムーディーズによる格下げの可能性にも警戒感がくすぶっている。
ニューヨークでグローバル債券戦略を担当するデビッド・キーブル氏は「ここでやや調整が入るのは理にかなっている」との見方を示し、「投資家は短期的なポジションを手じまっている。
私ならロングポジションを抱えて週末に入ることは避ける」と述べた。
スペイン10年債利回りはほぼ横ばいの5.98%。
ムーディーズはスペインの格付けをジャンク(投機的)等級に引き下げる可能性があり、そうなれば指数連動ファンドなどによる売りが広がる恐れがある。
安全資産の独連邦債先物は16ティック高の141.73。
四半期末のポジション調整に絡む買いが支援材料となった。
[東京 29日 ロイター]
欧州株式市場サマリー(28日)
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5742.07(‐37.35)
前営業日終値 5779.42(+11.33)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7216.15(‐73.87)
前営業日終値 7290.02(+13.51)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3354.82(‐84.50)
前営業日終値 3439.32(+24.48)
<ロンドン株式市場> 反落し、およそ3週間ぶり安値で引けた。
欧州債務危機や世界経済の減速をめぐる根強い懸念が地合いを圧迫した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>終値は9月5日以来の安値。
また心理的節目となる5800も下回って引けた。
週足では1.9%下落。
ただこの日最終取引日となった第3・四半期は3.1%上昇した。
自動車保険のアドミラル<ADML.L>はおよそ3%安。
同業のRSA<RSA.L>も1.3%値を下げた。
英公正取引庁(OFT)が国内自動車保険セクターを調査していることが重しとなった。
中国当局が新たな景気浮揚策を講じるとの期待感から、ランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>、リオ・ティント<RIO.L>、BHPビリトン<BLT.L>などの鉱山株は買われ、FT100種の下値を支えた。
<欧州株式市場> 反落。
過去3カ月にわたり力強い上昇を見せたものの、この日はファンド筋を中心に利益確定の売りが出て、企業業績やマクロ経済をめぐる懸念に関心がシフトした。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は14.04ポイント(1.27%)安の1089.22。
商いは薄かった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は51.80ポイント(2.07%)安の2454.26。
スタンダード・ライフ・インベストメンツのグローバル戦略部門責任者アンドリュー・ミリガン氏は過去3カ月の相場上昇について「中央銀行による刺激策が上昇をけん引してきた。
今後も上昇するためには企業やマクロ経済面で一段と強いパフォーマンスが必要になる」と指摘した。
スペインのIBEX指数<.IBEX>は1.7%安。
DJユーロSTOXX欧州銀行株<.SX7P>も1.7%下落した。
中銀の措置にもかかわらず、実体経済は厳しい状況が続いている
仏政府が28日発表した2013年予算案は、富裕層や大手企業向けの増税を柱とする財政赤字削減策を盛り込み、同国経済が圧迫を受ける可能性がある。
また、スペインが公表した銀行ストレステスト(健全性審査)の結果によると、国内銀はストレスシナリオの下で593億ユーロの追加資本が必要となる可能性がある。
市場の警戒感を反映して貴金属関連株が買われ、ランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>が1.9%、フレスニロ<FRES.L>が4.2%、それぞれ上昇した。
[東京 29日 ロイター]
登録:
投稿 (Atom)