為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年9月23日日曜日

ダウ、続伸=ナスダックは反発〔米株式〕(21日朝)


【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、午前9時35分現在は前日終値比41.73ドル高の1万3638.66ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在19.39ポイント高の3195.35。

円、78円台前半〔NY外為〕(21日午前8時)


【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=78円14~24銭と前日午後5時(78円18~28銭)比04銭の円高・ドル安で推移している。


一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.2972~2982ドル(前日午後5時は1.2963~2973ドル)、対円では同101円40~50銭(同101円41~51銭)。

円、78円台前半〔ロンドン外為〕(21日正午)


【ロンドン時事】週末21日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、手掛かり材料に乏しい中、1ドル=78円台前半での小動きとなった。
正午現在は78円15~25銭と、前日午後4時(78円20~30銭)比05銭の円高・ドル安。


主要中央銀行の金融政策が出そろって改めて世界経済の動向に注目が集まる中、この日は欧州、米国ともに主要経済指標の発表がなく、市場は全般に様子見。
東京市場では円買い・ドル売りが優勢になる場面も見られたが、「77円台に入ると政府・日銀の円売り介入への警戒感が出てくる」(邦銀筋)とされ、円の上値は限定的だった。


一方でユーロは、「節目となる1ユーロ=1.30ドル割れの水準で買い戻しが入った」(別の邦銀筋)格好となり、大台を回復。
もっとも「中東勢から出たフローのユーロ買いに反応しただけ」(市場筋)と、欧州債務問題など特段のユーロ買い材料は出ておらず、こちらも買い一巡後はもみあいで推移した。


ユーロの対ドル相場は正午現在1ユーロ=1.3005~3015ドル(前日午後4時は1.2945~2955ドル)。
対円では同101円70~80銭(101円30~40銭)。


他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6270~6280ドル(1.6195~6205ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9305~9315フラン(0.9335~9345フラン)。

東京マーケット・サマリー(21日)


<外為市場>



ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>



午後5時現在 78.20/22 1.2971/75 101.45/48



NY午後5時 78.24/26 1.2965/66 101.45/50



午後5時現在のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の78円前半。
仲値公示付近までは輸入企業の買いが相場を押し上げたが、それがはげ落ちると失速。
さらにリスクオンムードのドル売りが相場を圧迫した。
一方、ユーロ/ドルは一時1.30ドルを回復した。


<株式市場>



日経平均 9110.00円(23.02円高)



9103.95円─9159.33円



東証出来高 16億0958万株



東証売買代金 1兆0270億円



東京株式市場で日経平均は小反発。
上海総合株価指数<.SSEC>などアジア株が切り返し買い戻しが優勢となったが、円高や景気減速への懸念は根強く上値は重かった。
電力、食品、医薬品、鉄道などのディフェンシブ系や精密機器が堅調だった一方、景気敏感株の鉄鋼は売られた。


東証1部騰落数は、値上がり900銘柄に対し、値下がりが600銘柄、変わらずが177銘柄だった。


<短期金融市場> 17時19分現在



無担保コール翌日物金利 0.081%(速報ベース)



3カ月物国庫短期証券流通利回り ──



ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.735(変わらず)



安値─高値 99.735─99.745



無担保コール翌日物は0.075─0.08%中心で取引された。
主な取り手は地銀。
当座預金残高が高水準で推移する中、資金余剰感が強く、朝方の調達一巡後は落ち着いた展開で、0.07%付近でも出合いが観測された。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近。
日銀が実施した4カ月物共通担保資金供給(資産買入等基金)オペは3回連続で札割れを回避した。
ユーロ円3カ月金利先物は、債券が底堅く推移したことで、強含み。


財務省が実施した2カ月物国庫短期証券の入札結果は、市場の事前予想と一致した。
国内勢、海外勢の厚めの需要を集めしっかりした入札結果となった。


東京銀行間取引金利(TIBOR)は、6カ月物が0.42545%となり、20日の0.42727%から低下。
日銀が下限金利の撤廃と来年から短期国債買い入れ5兆円増額を決めたことで、1年以内の金利が下がり始めているとの声が聞かれた。


<円債市場>



10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.80(変わらず)



安値─高値 143.74─143.85



10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.800%(変わらず)



安値─高値 0.800─0.800%



国債先物は前営業日比横ばい。
材料難で動意に欠く中、世界景気先行きへの懸念や国債の好需給などを背景に全般に底堅い展開。
現物債は総じて強含み。
長期ゾーンは横ばい圏だったが、超長期ゾーンは強含みで推移した。
銀行勢や生保の押し目買い観測が出ていた。
中期ゾーンは小じっかり。
日銀が実施した国債買い入れオペの結果は、残存1年超10年以下が市場実勢から見て、やや甘かった。


民主党は21日午後の代表選挙で、野田佳彦首相を党代表に再選した。
再選を織り込んでいた市場は材料視しなかった。


<クレジット市場>



政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp



地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp



クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、新指標のiTraxxJapanシリーズ18のプレミアムは211ベーシスポイント(bp)と、前日引け(208bp)に比べて3bp高い水準で取引された。
景気減速懸念に伴う企業業績への不安感から、信用リスクを回避するプロテクションの買いが優勢。
とはいえ、株価がプラス圏で推移したほか、週末要因から積極的な取引が手控えられ、ワイド化の勢いも限定的だったという。


<スワップ市場>



スワップ金利(16時29分現在の気配)



2年物 0.31%─0.21%



3年物 0.31%─0.21%



4年物 0.33%─0.23%



5年物 0.38%─0.28%



7年物 0.54%─0.44%



10年物 0.84%─0.74%



[東京 21日 ロイター]

NY市場サマリー(21日)


(カッコ内は前営業日比、%は利回り)



ドル/円 終値 78.15/23



始値 78.17/18



前営業日終値 78.24/26



ユーロ/ドル 終値 1.2975/78



始値 1.2993/94



前営業日終値 1.2965/66



30年債<US30YT=RR>



(2105GMT) 96*03.00(‐0*02.00) =2.9474%



前営業日終盤 96*05.00(+0*10.00) =2.9441%



10年債<US10YT=RR>



(2105GMT) 98*26.50(+0*03.00)=1.7545%



前営業日終盤 98*23.50(+0*02.50)=1.7648%



5年債<US5YT=RR>



(2105GMT) 99*25.00(+0*03.00) =0.6701%



前営業日終盤 99*22.00(‐0*00.50) =0.6894%



2年債<US2YT=RR>



(2105GMT) 99*31.25( 0*00.00) =0.2622%



前営業日終盤 99*31.25( 0*00.00) =0.2621%



ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>



終値 13579.47(‐17.46)



前営業日終値 13596.93(+18.97)



ナスダック総合<.IXIC>



終値 3179.96(+4.00)



前営業日終値 3175.96(‐6.66)



S&P総合500種<.SPX>



終値 1460.15(‐0.11)



前営業日終値 1460.26(‐0.79)



COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ2><GCZ2><0#GC:>



終値 1778.00(+7.80)



前営業日終値 1770.20(‐1.50)



COMEX銀(12月限)(セント/オンス)<2SIZ2><SIZ2><SIcv1><0#SI:>



終値 3463.80(‐ 4.40)



前営業日終値 3468.20(+ 9.40)



原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLV2><CLV2><0#CL:>



終値 92.89(+0.47)



前営業日終値 92.42( NA )



CRB商品指数(ポイント)<.CRB>



終値 308.98(+2.05)



前営業日終値 306.93(‐1.48)



<為替> ユーロが対ドルで上昇、当初の下げから値を戻す展開となった。
スペインが早期に支援要請を行うとの憶測が広がった。


週末を迎え薄商いのなか全般的に値が振れやすかった。
ユーロの見通しについて市場では、先行き不透明感が根強いことから、一方的な値上がりとはなりにくいとみられている。


ユーロは対ドルで0.1%高の1.2987ドル。
ロイターデータによると、1.3047ドルまで値上がりする場面も見られた。
今週17日には4カ月半ぶり高値となる1.3169ドルをつけていた。


ドルは対円で0.2%安の78.10円。
今週19日には79.21円と1カ月ぶり高値をつけていた。


<債券> 薄商いのなか長期債価格が下落した。
スペインが近く支援を要請する可能性があるとの観測が高まり、高リスク資産を買う動きが強まった。


中期ゾーンが短期や長期ゾーンをアウトパフォームした。
投資家は短期債よりも高い利回りを求める一方で、30年債などはインフレ懸念から敬遠された。


<株式> ほぼ横ばいで終了した。
ただ、日欧米などの主要国で最新スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」の販売を開始したアップル<AAPL.O>は、取引時間中に過去最高値を更新するなど、好調だった。


アップル株は一時705.07ドルまで上昇。
その後は小緩み、0.2%高の700.10ドルで取引を終えた。


<金先物> 対ユーロでのドル軟調が朝方の買いを支援したが、あと利食い売りに一部値を消した。
中心限月12月物は反発し、前日終値比7.80ドル高の1オンス=1778.00ドルと2月末以来約6カ月半ぶりの高値を更新して終了。
1800ドルの大台乗せまであと10ドルに迫る場面もあった。


<原油先物> スペインの債務問題をめぐる不安の緩和やドル安を受け、5営業日ぶりに反発した。
この日から米国産標準油種WTIの中心限月となった11月物は前日終値比0.47ドル高の1バレル=92.89ドルで終了。
12月物は0.47ドル高の93.21ドルで引けた。


[東京 22日 ロイター]

円小動き、78円台前半〔NY外為〕(21日)


【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、新規の手掛かり材料難から動意に乏しく、1ドル=78円台前半で浮動した。
午後5時現在は78円11~21銭と、前日午後5時(78円18~28銭)比07銭の円高・ドル安。


この日は、主要な経済指標の発表がなく動きにくかった。
アトランタ連銀のロックハート総裁が午後に経済見通しと金融政策について講演したが、相場への影響は限られた。
政府・日銀による円売り介入への警戒感もくすぶり、値幅は17銭と狭かった。


ユーロは、ドル、円に対して上伸。
欧州連合(EU)欧州委員会がスペインの財政・構造改革に向けた新計画策定に協力中との英紙報道や、スペインが来週にもユーロ圏諸国に支援を要請するとの観測を受けて、欧州中央銀行(ECB)によるスペイン国債買い入れが実現すればユーロ高が進行する、との思惑も買いを誘った。
ただ、欧州の景気減速懸念も根強く、対ドル、対円ともに高値圏は維持できなかった。


ユーロは、同時刻現在対ドルで1ユーロ=1.2973~2983ドル(前日午後5時は1.2963~2973ドル)、対円では同101円45~55銭(同101円41~51銭)。

NY株、4日ぶり反落=利益確定の売りで〔米株式〕(21日)☆差替


【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式相場は、引けにかけて利益を確定するための売りが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比17.46ドル安の1万3579.47ドルと4日ぶりに反落した。
一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同4.00ポイント高の3179.96と反発した。


ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比11億3324万株増の18億0824万株。


朝方は、スペインと欧州連合(EU)欧州委員会が支援の前提条件となる財政改革について協議していると英紙フィナンシャル・タイムズが報じたことから、欧州債務危機の対策が進展するとの期待感が高まり、買いが先行した。


しかし、先週半ばに連邦公開市場委員会(FOMC)が量的緩和第3弾(QE3)を決定して以降、株価が大幅に上昇していることから、高値警戒感は継続。
昼過ぎに半導体業界の景況感悪化を示す指標が発表されたことをきっかけに、週末を控えて利益を確定する売りが広がった。


QE3を好感する買いはいったん一巡した格好。
しかし、無期限のQE3によって潤沢な資金が株式や先物市場に流れるとの期待は強く、「相場は当面、高値水準でのもみ合いが続く」(大手証券)との指摘が聞かれた。


個別銘柄では、アップルが小幅高。
新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」がこの日、日米欧などで発売となった。
好業績を発表したKBホームは、16.4%高と急騰した。

NY株、4日ぶり反落=利益確定の売りで〔米株式〕(21日)


【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式相場は、引けにかけて利益を確定するための売りが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比17.00ドル安の1万3579.93ドルと4日ぶりに反落した。
一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同4.00ポイント高の3179.96と反発した。

円、78円台前半〔ロンドン外為〕(21日)


【ロンドン時事】週末21日のロンドン外国為替市場の円相場は、手掛かり材料難の中、1ドル=78円台前半でのこう着した展開となった。
午後4時現在は78円10~20銭と、前日午後4時(78円20~30銭)比10銭の円高・ドル安。


世界経済の先行きに投資家の注目が集まる中、この日は欧州、米国ともに主要経済指標の発表がなく、市場は様子見姿勢の強い閑散とした商状。
ドル円は米国の追加金融緩和を受けて円買い・ドル売り圧力が強いものの、一方で政府・日銀による円売り介入への警戒感も強く、値動きは14銭にとどまった。


ユーロももみあい。
スペインによる欧州中央銀行(ECB)の国債購入要請をめぐる不透明感から積極的に売り買いを手掛けづらく、「大口のフローに反応する程度で動意には乏しい」(邦銀筋)地合いが続いた。
市場からは、来週発表される米国の新築住宅販売件数や耐久財受注などの統計に注目する声が聞かれた。


ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.2985~2995ドル(前日午後4時は1.2945~2955ドル)。
対円では同101円45~55銭(101円30~40銭)。


他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6250~6260ドル(1.6195~6205ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9325~9335フラン(0.9335~9345フラン)。

ブログ アーカイブ