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2013年3月4日月曜日

さくら投資顧問(3/4)

●相場概況 - 週末終値(前週末比)
 日経平均     11606.38(+220.44)
 NYダウ     14089.66(+89.09)
 米ドル/円    93.56(+0.15)
 ユーロ/円    121.85(-1.32)
 ユーロ/米ドル  1.3021(-0.0165)
 米国債(10年) 1.845%(-0.115)
 米国債(30年) 3.055%(-0.096)
 WTI原油先物  90.68(-2.45)
 NY金      1572.30(-0.50)
今週の注目指標
●3/4(月)
2月PMI建設業(英)18:30
前回 → 48.7
●3/5(火)
1月小売売上高 [前月比](豪)9:30
前回 → -0.2%
RBAキャッシュターゲット(豪)12:30
前回 → 3.00%
2月PMIサービス業(英)18:30
前回 → 51.5
1月小売売上高 [前月比](ユーロ)19:00
前回 → -0.8% (修正 -0.9%)
1月小売売上高 [前年比](ユーロ)19:00
前回 → -3.4% (修正 -3.6%)
2月ISM非製造業景況指数(米)24:00
前回 → 55.2
●3/6(水)
第4四半期GDP [前期比](豪)9:30
前回 → +0.5%
第4四半期GDP [前年比](豪)9:30
前回 → +3.1%
2月ADP全国雇用者数(米)22:15
前回 → +19.2万人
加中銀政策金利発表(加)24:00
前回 → 1.00%
米ベージュブック(米)28:00
●3/7(木)
日銀金融政策決定会合
前回 → 0.00-0.10%
1月貿易収支(豪)9:30
前回 → -4.27億AUD
BOE政策金利発表(英)21:00
前回 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)21:45
前回 → 0.75%
1月貿易収支(米)22:30
前回 → -385億USD
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 34.4万件
●3/8(金)
1月鉱工業生産 [前月比](独)20:00
前回 → +0.3%
2月非農業部門雇用者数(米)22:30
前回 → +15.7万人
2月失業率(米)22:30
前回 → 7.9%
2月雇用ネット変化(加)22:30
前回 → -2.19万人
2月失業率(加)22:30
前回 → 7.0%
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)

■ 日銀総裁人事とユーロ爆弾の投下!
先週は、週明けとその翌日に大きな乱高下がありました。
まず、先週何が起こったのかを再確認しておきたいと思います。
週明けの月曜日ですが、安倍首相はじめ政府は
日米首脳会談から帰国後に"黒田東彦"アジア開発銀行総裁を
次期日銀総裁に起用する方向で調整をしている、
ということがわかりました。
財務省OBの武藤氏や民間からは岩田氏など
様々な日銀総裁候補が乱立しておりましたが、
黒田アジア開発銀行総裁に白羽の矢が立ちました。
武藤氏は残念ながら今回も落選です。。
岩田氏は日銀総裁ではなく副総裁候補としての
起用を考えていることもわかりました。
(もう一人の副総裁候補は中曽現日銀理事)
これにより、月曜日の円相場はUSD/JPYが
93円半ば→94円半ばと1円程のギャップアップで開始し、
EUR/JPYも123円半ば→125円付近までといずれも
大きくギャップアップで始まり市場は株高円安で反応しました。
これにはビックリされた方も多かったのでは?と思います。
黒田氏は財務省OBなのですが、積極的な金融緩和派のため
市場で好感された結果株高・円安に繋がりました。
(市場は元々候補だった武藤氏が日銀総裁有力になると円高、
逆に後退すると円安に動きました)
28日(木)には、国会に次期日銀総裁に黒田氏、
副総裁に中曽氏と岩田氏を起用する人事案が提示されました。
これからは与野党での本格的に攻防(駆け引き)に
入っていきます。
※近日中に「日銀総裁人事」に関するレポートを
会員の皆様へお届けしたいと思っております。
詳しくはそちらでご確認下さい。
と、ここまでは円安基調で良かったのですが…。
またまた、ユーロが爆弾を投下してきました。
G20からユーロ圏の反撃は凄まじいですね。
ユーロ圏は相当お怒りのようです。
それは先週も少し触れたのですが、
「イタリアの総選挙」のことです。
イタリア総選挙については先週何度も書いていますが、
下院で中道左派連合が中道右派連合を破り、
上院では過半数の議席を確保できずに連立が必要になる
可能性があるといったイタリアの政局不安を背景に、
USD/JPYは94円台から91円台へ、EUR/JPYは124円台から119円台へと
大幅なユーロ売り/円買いとなり円相場は大きく円高へ動きました。
これも月曜日の大きなギャップアップ同様、
火曜日の朝はすごくビックリした方も多いでしょう。
たった一日で、相場の形が全く正反対になりましたしね…。
その後もイタリア国債の入札にて利回りは上昇するものの、
調達額は目標額に到達したことで落ち着くと気配も見せながら、
連立の是非を巡って未だに混乱しており、
現在のところ中道左派連合(ベルサニ氏)は中道右派(ベルルスコーニ氏)と
大連立を組むことはないとの考えを示しており、
再選挙の可能性も否定できないのでこの後も注意が必要です。
結局、先週はイタリアの問題を残しつつも
週末の米国市場はダウが14,089.66ドルと、
5年5カ月ぶりの高値を更新して終了しました。
さて、今週は月初めということで、
米国の重要指標が目白押しで欧州関連の金利政策会合、
豪州の重要指標や金利政策と、今週はイベントでいっぱいです。
特に、現在はイタリア情勢が不安定なので、
木曜日の欧州中銀金融政策発表、そしてドラギ総裁の会見が気になります。
(ドラギ総裁、今年はモンテの損失隠し問題など
イタリアに振りまわされていますね・・・)
〜米国〜
●3/5(火)
2月ISM非製造業景況指数(米)24:00
前回 → 55.2
●3/6(水)
2月ADP全国雇用者数(米)22:15
前回 → +19.2万人
米ベージュブック(米)28:00
●3/7(木)
1月貿易収支(米)22:30
前回 → -385億USD
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 34.4万件
●3/8(金)
2月非農業部門雇用者数(米)22:30
前回 → +15.7万人
2月失業率(米)22:30
前回 → 7.9%
先週末の2月ISM製造業景況指数は予想よりも良く、
米国の経済指標は最近良い結果が多いです。
そう考えると今週の経済指標等も期待しちゃいますが、
思い込みは禁物ですので油断せずに臨みましょう。
〜欧州〜
●3/4(月)
2月PMI建設業(英)18:30
前回 → 48.7
●3/5(火)
2月PMIサービス業(英)18:30
前回 → 51.5
1月小売売上高 [前月比](ユーロ)19:00
前回 → -0.8% (修正 -0.9%)
1月小売売上高 [前年比](ユーロ)19:00
前回 → -3.4% (修正 -3.6%)
●3/7(木)
BOE政策金利発表(英)21:00
前回 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)21:45
前回 → 0.75%
●3/8(金)
1月鉱工業生産 [前月比](独)20:00
前回 → +0.3%
ポイントは、イタリア問題を踏まえての
欧州中銀金融政策発表とドラギ総裁の会見でしょうが、
英国(BOE)の動きにも注意です。
BOE議事録にて資産買い入れのメンバーが増えてきた件など、
G20後の欧州圏の通貨安強調ムードが強いことは
しっかりと頭に入れて臨みたいものです。
〜豪州〜
●3/5(火)
1月小売売上高 [前月比](豪)9:30
前回 → -0.2%
RBAキャッシュターゲット(豪)12:30
前回 → 3.00%
●3/6(水)
第4四半期GDP [前期比](豪)9:30
前回 → +0.5%
第4四半期GDP [前年比](豪)9:30
前回 → +3.1%
●3/7(木)
1月貿易収支(豪)9:30
前回 → -4.27億AUD
豪州もRBA議事録や前回の声明にて
利下げの余地には触れておりますので、
G20後、活発になりつつ各国の通貨安の動きには
十分警戒が必要になります。
また、日銀総裁を巡る動きも活発になりそうですから、
今週は相場が動きやすい材料が揃っており注意が必要ですね。
(ちなみに日銀金融政策決定会合は白川総裁最後の会合で、
今回も前回同様に無風状態かと思います)
今週も頑張っていきましょう。
先週の注目指標(結果)
●2/26(火)
1月新築住宅販売件数(米)24:00
前回 → 36.9万件 (修正 37.8万件)
結果 → 43.7万件
1月貿易収支(NZ)30:45
前回 → -4.86億NZD (修正 +5.34億NZD)
結果 → -3.05億NZD
●2/27(水)
1月耐久財受注 [前月比](米)22:30
前回 → +4.6% (修正 +4.3%)
結果 → -5.2%
1月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器](米)22:30
前回 → +1.3% (修正 +1.0%)
結果 → +1.9%
●2/28(木)
第4四半期民間設備投資(豪)9:30
前回 → +2.8% (修正 +1.1%)
結果 → -1.2%
2月失業者数(独)17:55
前回 → -1.6万人 (修正 -1.4万人)
結果 → -0.3万人
2月失業率(独)17:55
前回 → 6.8% (修正 6.9%)
結果 → 6.9%
2月消費者物価指数・速報 [前月比](独)22:00
前回 → -0.5%
結果 → +0.6%
2月消費者物価指数・速報 [前年比](独)22:00
前回 → +1.7%
結果 → +1.5%
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 36.2万件 (修正 36.6万件)
結果 → 34.4万件
2月シカゴ購買部協会景気指数(米)23:45
前回 → 55.6
結果 → 56.8
●3/1(金)
2月PMI製造業(英)18:30
前回 → 50.8 (修正 50.5)
結果 → 47.9
2月消費者物価指数・速報 [前年比](ユーロ)19:00
前回 → +2.0%
結果 → +1.8%
1月失業率(ユーロ)19:00
前回 → 11.7% (修正 11.8%)
結果 → 11.9%
12月GDP [前月比](加)22:30
前回 → +0.3%
結果 → -0.2%
第4四半期GDP [前期比年率](加)22:30
前回 → +0.6% (修正 +0.7%)
結果 → +0.6%
2月ISM製造業景況指数(米)24:00
前回 → 53.1
結果 → 54.2

日経ニュース・夕版(3/4)

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東京マーケット・サマリー(4日)

レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 93.43/45 1.3007/11 121.53/57
NY午後5時 93.55/62 1.3019/24 121.82/86
午後5時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル安/円高の93円前半。
日銀総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁が所信聴取に臨んだが、市場参加者の事前の期待が高すぎたことで、同氏の発言が伝わると利益確定のドル売りが先行した。
中国市場で上海株が大きく下落したことや利下げ観測を受け、豪ドルは約8カ月ぶりの安値を付けた。

<株式市場>
日経平均 11652.29円(45.91円高)
11613.59円─11767.68円
東証出来高 31億1886万株
東証売買代金 2兆0180億円
東京株式市場で日経平均は3日続伸。
取引時間中に日経平均は約4年半ぶりに1万1700円台を回復、TOPIXは約2年11カ月ぶりに1000ポイントを回復する場面があった。
日銀による金融緩和期待を背景に、倉庫や不動産、金融などの内需関連が引き続き物色され、円安を背景に輸出株の一角も堅調だった。
ただし、大証のシステム障害が重しとなり伸び悩む場面があった。

東証1部騰落数は、値上がり1083銘柄に対し、値下がりが497銘柄、変わらずの119銘柄だった。

<短期金融市場> 17時10分現在
無担保コール翌日物金利 0.087%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(6月限) 99.810(+0.015)
安値─高値 99.805─99.810
無担保コール翌日物は0.075─0.08%中心の取引。
法人税揚げ日を迎えたが、当座預金残高が高水準を維持しており、資金ニーズは限られた。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートはT+1が0.081%に低下。
東京銀行間取引金利(TIBOR)は、3カ月物、6カ月物ともに低下。
日銀が実施した共通担保資金供給(基金)オペ(3月6日─3月27日)は札割れを回避した。
ただ、応札倍率は1.14倍と低水準。

ユーロ円3カ月金利先物は堅調。
中心限月2013年6月限は前営業日清算値比1.5ティック高の99.810。
日銀の大胆な金融緩和への期待が買いを促した。

<円債市場>
10年国債先物中心限月・3月限(東証) 145.32(+0.27)
安値─高値 145.06─145.32
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.605%(─0.050)
安値─高値 0.645─0.600%
国債先物は大幅続伸。
前週末の欧米市場で債券が買われた流れを引き継いで買いが先行。
黒田東彦・日銀総裁候補が衆議院運営委員会の所信聴取で国債のより長期のものを大量に買うことが自然と述べるなど、大胆な金融緩和への期待が高まったことも買いを促した。
買いの勢いは後場にさらに強まり、中心限月として史上最高値を更新。
3月限は一時145円32銭まで買われた。
現物債も堅調。
超長期/長期ゾーンへの利回り低下圧力は強く、30年37回債は1.675%と2003年7月以来の低水準で推移した。
10年最長期国債利回り(長期金利)も0.6%ちょうどと、2003年6月以来の水準に低下した。
5年債利回りも節目の0.1%を割り、過去最低の0.095%に低下した。
黒田氏の発言から基金による買い入れ年限の長期化や輪番オペと言われる国債買い入れに関しても超長期/長期ゾーンの買い入れ額が増額されるとの見方が強まっており、持たざるリスクも見られたとの声が聞かれた。
銀行勢を中心にした投資家の需要が一気に強まった。
国債先物中心限月3月限の大引けは、前営業日比27銭高の145円32銭。

<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─2.5bp 銀行債(みずほ)5年 13─14bp
地方債(都債) 10年 3.0─3.5bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ18にタイト化圧力がかかった。
プレミアムは121ベーシスポイント(bp)と、前週末引け(123bp)から2bp低い水準で取引が成立。
政府が次期日銀総裁の候補者に指名した黒田東彦・アジア開発銀行(ADB)総裁は追加金融緩和に意欲的な姿勢を示したことで、4日のマーケットが円安・株高に反応。
シリーズ18には信用リスクを取るプロテクション売りのポジションが入りやすい状況になった。
もっとも、発言内容が想定内だったことで、円安に歯止めがかかかり、株価も伸び悩んだこともあって、一段のタイト化には至らなかったという。

<スワップ市場>
スワップ金利(17時9分現在の気配)
2年物 0.25%─0.15%
3年物 0.25%─0.15%
4年物 0.27%─0.17%
5年物 0.31%─0.21%
7年物 0.46%─0.36%
10年物 0.75%─0.65%
[東京 4日 ロイター]

円、93円台後半〔ロンドン外為〕(4日午前9時)

【ロンドン時事】週明け4日朝方のロンドン外国為替市場の円相場は、1ドル=93円台後半で弱含んでいる。
午前9時現在は93円55~65銭と、前週末午後4時(93円40~50銭)比15銭の円安・ドル高。
東京市場では、中国株の下落を受けたリスク回避姿勢から円買い・ドル売りが優勢となる場面も見られたが、こうした動きも当市場に入ると一巡。
ただこの日は手掛かり材料も乏しく、方向感のない展開となっている。
ユーロの対ドル相場は午前9時現在1ユーロ=1.3000~3010ドル(前週末午後4時は1.2980~2990ドル)。
対円では同121円65~75銭(121円30~40銭)。

<外為>東京=17時 1ドル=93円43~44銭

4日の東京外国為替市場の円相場は、午後5時現在、1ドル=93円43~44銭で、前週末(1日)の午後5時時点と比べ85銭の円安・ドル高になった。

証券ディーラー「プロの視点」(3/4)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■場中には中国株安や円高推移、そして大証でデリバティブ取引障害発生が見られたものの、日銀新総裁人事で新総裁候補の黒田氏に対する衆院聴取など金融緩和期待は継続し、底堅い動きとなった本日の株式相場ですが、金融緩和が追い風となる金融関連、不動産が賑わった一方で、売買代金上位には地合いを問わずに狙えるディーリング対象が進出。
とくに仕手系色の強い銘柄が賑わいを見せています。

日経平均株価は続伸。
前場では11700円台での推移が見られましたが、前述の通りに外部要因軟化やシステム障害の影響で伸び悩みました。
ローソク足も上ヒゲ陰線となりましたが、下値切り上げは継続するなど、上値志向の高さが見て取れます。

前営業日に跳ね返された25日高値上抜けを果たしましたが、このところの値幅の狭さからスクイーズ(収縮)となっているボリンジャーバンド+2σ(11705.48円)の存在も上値圧迫要因となっているのではないでしょうか。

また、今週はメジャーSQ算出週ですし、週半ばも日銀金融政策決定会合にECB理事会の金融政策イベントが控えるなか、オプション行使価格11500円から11750円の節目レベルを意識した展開となるかもしれません。

さて、前営業日配信版では「来週もイベント揃う 需給妙味に優れる銘柄群はまだまだ狙い目!」と題していました。

当欄では一貫して地合いに左右されにくく、需給妙味に優れる「仕手系・低位・バイオ関連」を中心に取り組む投資戦略を推していたと思います。

株価指数は日中で伸び悩む動き。
金融関連、不動産などが賑わいましたが、日中の値幅取り視点では手掛けにくい状況となり、全市場の売買代金上位では仕手系色の強いサニックス<4651>、ジャスダック所属のガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、低位不動産のケネディクス<4321>などが進出しました。

また、先週2月26日に販売を締め切り、配信を行った厳選5銘柄付き市況分析レポート「仕手系・低位・バイオ ハイリターン投資で【資産倍増】を目指せ!」の提供銘柄・新日本科学<2395>も仕手系色の強い面があるうえ、バイオ関連の一角としてもディーリング資金を集めてストップ高となり、一時は全市場の売買代金上位に進出するなど、レポート銘柄は配信から実質4営業日で4銘柄目の目標株価達成に。
先週から「仕手系・低位・バイオ」の人気化が続いています。

このまま地合いに左右されにくく、需給妙味の強い銘柄群を手掛けるスタンスが軸となりますが、金融イベント揃う今週、そして金曜日のメジャーSQに米雇用統計と重要イベントを消化した週明けには全体観も高まってきそう。
今週はイベントを確認しながら、徐々に物色対象のタイプを広げていく局面でしょうか。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■先週末の米国市場は上昇。
欧州経済指標が相場を冷やす場面があったものの、米国経済指標は良好な内容が揃い、買い優勢に転じています。

ユーロ圏の2月の製造業景気指数が活動縮小を示したほか、失業率が過去最悪を更新したことで欧州株式市場が下落しており、米国市場も売り優勢の立ち上がりに。

ただ、米商務省が発表した1月の個人消費支出(PCE)は前月比0.2%増加となり、2月のISM製造業景況指数も54.2ポイントと、前月の53.1ポイント、市場予想の52.5ポイントを上回るなど、良好な米国経済指標が揃い買い優勢に転じています。

ダウ平均株価は、前営業日比35.17ドル高の14,089.66ドル。
ナスダック総合指数は9.55ポイント高の3,169.74ポイントで取引を終えました。

為替相場では、軟調な欧州経済指標を受けてユーロが売られたものの、良好な米国経済指標を受けてドル買いを確認。
東京時間帯早朝では、1ドル93円台半ば、1ユーロ121円台後半の水準で取引されています。

東京株式市場では、米国市場上昇、為替相場の円安推移を好感した買いが先行。
日経平均株価は11695円の続伸スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が節目11700円台に乗せたあと、日銀新総裁人事で黒田氏に対する衆院聴取で円安に振れ、上値を目指す場面があったものの、中国株安や出尽くしの円高推移、そして大証で10時20分のオプション取引障害発生が先物全商品に波及するなど、先物取引停止でポジション調整を誘うに。
日経平均株価は伸び悩みました。

昼休みを挟んで大証のシステム障害が復旧せず、後場も手探りの状況が継続。
先物取引再開で買いが入る場面もありましたが、日経平均株価は11600円台後半での推移が続いています。

日経平均株価終値は、45.91円高の11,652.29円。
東証1部の売買代金は概算で2兆180億円。
東証1部の売買高は概算で31億1886万株。
値上がり銘柄は1083(63%)に対し値下がりは497(29%)、変わらずは119(7%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■前営業日に続く金融緩和期待の高まりによる指数続伸を受けて三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンク、証券の野村ホールディングス<8604>、関係性の深い三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の不動産も好調。
金融関連を中心に株価指数を押し上げています。

国際優良株ではソニー<6758>、東芝<6502>が底堅く推移するもトヨタ<7203>、マツダ<7261>ら自動車は振るわず、ソフトバンク<9984>、JR東日本<9020>、住友不動産<8830>、野村不動産<3231>、オリックス<8591>ら内需関連の強さが目立ちました。

売買代金上位では、金融関連を除くと仕手系色の強いサニックス<4651>、低位不動産のケネディクス<4321>、バイオ関連の新日本科学<2395>が強く、新興市場軽量級のガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>などのディーリング物色が見られています。

セクターでは、三菱倉庫<9301>、三井倉庫<9302>の倉庫運輸、JR東日本<9020>、JR西日本<9021>の陸運、三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の不動産ら土地保有セクターが業種別株価指数騰落の値上がり上位を占めました。

不動産業を有するオリックス<8591>のその他金融業、野村ホールディングス<8604>、大和証券<8601>の証券、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンクら金融関連が続き、ブリヂストン<5108>、住友ゴム工業<5110>のゴム製品、新日本科学<2395>のサービス業なども並んでいます。

一方、国際石油開発帝石<1605>の鉱業、JFEホールディングス<5411>の鉄鋼、日本郵政<9101>、商船三井<9104>の海運などが値下がり上位業種となりました。

個別では、天然ガスの成分を高温・高圧で反応させ合成油にする中核設備納入交渉報道で日立造船<7004>、大型ファンド組成のジャフコ<8595>、目標株価引き上げのJR東海<9022>などが物色されています。

新興市場では、バイオ関連のジーエヌアイグループ<2160>、メドレックス<4586>、メディネット<2370>、そーせい<4565>、リニカル<2183>、ジーンテクノサイエンス<4584>、デウエスタン<4576>らがテーマ物色を集めて好調に推移しました。

また、米ツイッター上場観測の材料性でデジタルガレージ<4819>、ブロッコリー<2706>、日本ファルコム<3723>の軽量級などもディーリング資金を集めています。

3日続伸=緩和期待支えに〔東京株式〕(4日)

【第1部】金融緩和強化への期待感を背景に不動産や鉄道、倉庫などの業種に買いが入り、相場を支えた。
日経平均株価は前営業日比45円91銭高の1万1652円29銭、東証株価指数(TOPIX)も同7.92ポイント高の992.25と、ともに3営業日続伸。
出来高は31億1886万株。
【第2部】4日続伸。
昭和飛が急騰し、ニホンフラッシュ、デジアーツも大幅高。
半面、アサヒインテックが緩み、コムチュアも軟調。
出来高3616万株。
【外国株】高安まちまち。
出来高3万6100株。
▽アジア株安で上値重く
前週末の米株が底堅さを示し、為替も円安に振れていたため、東京市場は買い優勢で始まり、日経平均は朝方に一時1万1700円台に乗せた。
しかし、その後為替がやや円高に傾くと上げ幅を縮小した。
「中国政府の住宅価格抑制策が嫌われてアジアの主要株価指数が下落したことも、重しとなった」(中堅証券)という。
市場関係者からは「株式先物の売買がシステム障害で一時中断したことが、投資家心理にマイナスに働いた」(大手証券)との声も聞かれた。
とはいえ、4日の日経平均はアジア株が大きく下げる中でもプラス圏で推移。
欧州ではイタリアの政治的混乱に対する警戒感がくすぶるなど、海外のリスク要因は消えていないが、「金融緩和など安倍政権の政策に対する期待は根強い」(同)といい、日本株の底堅さを印象付ける一日となった。

<株式>東証=終値 1万1652円29銭

4日の東京株式市場の日経平均株価は、前週末(1日)の終値と比べ45円91銭高の1万1652円29銭で取引を終えた。

日経ニュース・昼版(3/4)

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日経平均一時1万1700円台を回復 4年5カ月ぶり

4日の東京株式市場は、日経平均株価が前週末より100円以上も値上がりし、一時1万1700円台を回復した。
取引時間中に1万1700円を上回るのは約4年5カ月ぶりで、2月25日につけたリーマン・ショック後の最高値(1万1662円)もぬりかえた。

前週末の米国市場が値上がりした流れを受けたほか、円相場がより円安に振れているのを好感している。
次期日本銀行総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行総裁が午前中に衆院で所信聴取に臨むため、積極的な金融緩和を期待する市場も発言に注目している。

日経ニュース・朝版(3/4)

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みんなの外為 !今日の重要経済指標(3/4)

   
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ユーザー予想    :
上昇 60% 下落 40%
   
関連指標の動向   :
上昇44% 下落44%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:4.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-3.0pips
   
予想(コンセンサス) :
   
ユーザー予想    :
上昇 70% 下落 30%
   
関連指標の動向   :
上昇63% 下落25%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :+0.5%/+1.9%
   
ユーザー予想    :
上昇 65% 下落 35%
   
関連指標の動向   :
上昇31% 下落15%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:4.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-5.0pips
下落時安値幅:-7.0pips
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