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2012年11月22日木曜日

日経平均終値も9300円台回復 6カ月半ぶり

22日の東京株式市場は、日経平均株価が140円を超える値上がりとなり、5月2日以来、約6カ月半ぶりに9300円台を回復して取引を終えた。
外国為替市場が円安に傾いたことを受け、輸出関連株を中心に買い注文が優勢になった。
終値は、日経平均が前日より144円28銭(1.56%)高い9366円80銭。
東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同9.42ポイント(1.23%)高い776.43。
出来高は20億2千万株だった。

<東証>一時9300円台を回復 追加金融緩和への期待で

22日の東京株式市場は、日銀の追加金融緩和への期待感を反映した円安進行を受け、日経平均株価が大幅続伸し、5月2日以来、約7カ月ぶりに一時9300円台を回復した。
自民党が政権公約で大胆な金融緩和を日銀に求める方針を掲げたことなどから、22日の東京外国為替市場の円相場は約7カ月半ぶりの円安水準となる1ドル=82円台半ばで推移。
輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。
自動車、機械などの輸出関連銘柄に加え、金融・証券株も買われ、平均株価の上げ幅は一時130円を超えた。
市場では「衆院選後に自民党が政権を取り円高対策を打ち出すとの思惑が先行し、外国人投資家を中心に買いが入っている」(銀行系証券)との見方が出ていた。

<東証>一時9300円台を回復 自民政権公約などで

22日午前の東京株式市場は、日銀の追加金融緩和への期待感を反映した円安進行を受けて日経平均株価が大幅続伸し、5月2日以来、約7カ月ぶりに一時9300円台を回復した。
自民党が政権公約で大胆な金融緩和を日銀に求める方針を掲げたことなどから22日午前の東京外国為替市場の円相場は約7カ月半ぶりの円安水準となる1ドル=82円台半ばで推移。
業績改善期待から輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。
日経平均の午前の終値は前日比96円84銭高の9319円36銭。
輸出関連銘柄に加え、金融・証券株なども買われ、上げ幅は一時130円を超えた。
為替市場は、米国経済が改善するとの思惑から円売り・ドル買いが加速した前日の海外市場の流れを引き継いだ。

日経平均、9300円台回復 6カ月半ぶり

22日の東京株式市場は、日経平均株価が前日終値より113円80銭高い9336円32銭で取引が始まった。
取引時間中に9300円台を回復するのは5月2日以来、約6カ月半ぶり。
外国為替市場で1ドル=82円台まで円安が進んだことを好感し、輸出関連株を中心に幅広い銘柄で買い注文が先行している。

円、82円台半ばに急落〔NY外為〕(21日)

【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク外国為替市場は、日本の貿易収支の悪化を背景に円売り・ドル買いが加速し、円相場は1ドル=82円台半ばに急落した。
午後5時現在は82円47~57銭と前日同時刻(81円62~72銭)比85銭の円安・ドル高。

10月の日本の貿易赤字額は5490億円と、市場予想を上回り同月として過去最大を記録。
輸出減は5カ月連続となり外需の鈍さが改めて意識された。
また、自民党の安倍晋三総裁が、金融政策によるデフレ脱却と円高是正に取り組む、と公約したことも円売りに拍車を掛けた。
円は対ドルで4月6日以来7カ月半ぶりとなる82円56銭まで一時下落。
対ユーロでは一時105円87銭と5月3日以来、6カ月半ぶりの安値を付けた。

この日は、米週間新規失業保険申請件数や11月のミシガン大学消費者景況感指数(確報値)などマクロ指標が発表されたが、相場への影響はいずれも限定的だった。

ユーロは上伸。
ユーロ圏財務相会合で対ギリシャ融資の再開について合意は見送りとなったものの、26日の再協議で合意に達するとの楽観的な観測が根強く、買い戻しを後押し。
このほか、米感謝祭に伴う休場を翌22日に控え、ポジション調整のユーロ買いも下値を支えた。
同時刻現在1ユーロ=1.2825~2835ドル(前日午後5時は1.2812~22ドル)、対円では同105円82~92銭(同104円65~75銭)。

NY株、反発=中東情勢でひとまず安心感〔米株式〕(21日)☆差替

【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク株式相場は、感謝祭休日前で薄商いとなる中、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの停戦合意を受け、中東情勢の先行きにひとまず安心感が生まれ上昇した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比48.38ドル高の1万2836.89ドルと反発して終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同9.87ポイント高の2926.55で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2145万株減の5億1975万株。

米株式市場は22日が感謝祭祝日のため休場、週末23日は取引時間が短縮される。
このため、週末にかけて連休となる市場関係者も多く、21日の取引は閑散となった。

こうした中、21日早朝まで続いたユーロ圏財務相会合はギリシャへの追加金融支援の決着を持ち越したものの、市場では「再協議で詳しい内容を決めるという前向きな姿勢が示された」(準大手証券)との受け止め方もあり、米株価は朝方からやや買いが優勢。
その後、パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスとイスラエルの停戦合意が発表され、中東情勢に対する悲観的な見方がひとまず後退し、株価は上げ幅を拡大した。

個別銘柄では、前日大幅赤字決算を受けて急落したヒューレット・パッカード(HP)が買い戻され、2.0%高。
一方、決算が市場予想を下回った農業機械大手ディアは3.7%安で引けた。

3日続伸〔ロンドン株式〕(21日)

【ロンドン時事】21日のロンドン株式市場の株価は、ギリシャ資金繰り問題解決への根強い期待を背景に小幅ながら3日続伸、FT100種平均株価指数は前日終値比3.93ポイント高の5752.03で引けた。

この日早朝まで行われたユーロ圏財務相会合は、対ギリシャ融資再開に関し合意に至らず、結論を来週に持ち越した。
これを受け当市場も序盤は失望売りが優勢。
ただ市場では「いずれ合意に達する」(市場筋)との楽観論も根強く、午後に入り値を戻す展開となった。

レドメイン・ベントリーの投資マネージャー、デービッド・バターズビー氏は、「ギリシャ問題や米国の財政の崖問題が解決に向かえば、現在は天井となっている指数6000の水準が下値支持線となってくる」と指摘、強気な見方を示した。

個別銘柄では銀行大手のバークレイズが2.35ペンス高の248.85ペンス、石油大手のBPが0.75ペンス高の433.00ペンスと堅調。
半面、携帯のボーダフォンは3.15ペンス安の159.15ペンスと下げがきつかった。

NY株、小反発〔米株式〕(21日午前)

【ニューヨーク時事】21日午前の米株式市場は、感謝祭の祝日を控えて薄商いとなる中、欧州株高を眺めた買いなどに小反発している。
午前10時15分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比15.99ドル高の1万2804.50ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が0.47ポイント高の2917.15。

債務危機のギリシャに対する融資再開をめぐり、21日早朝(現地時間)まで行われた協議は決着を持ち越したが、合意に達するのは間近との見方が多く、欧州株が上昇。
米株価にもつられて買いが入っている。
また、休日を控えたポジション調整目的の買いも相場を支えている。
ただ、相場が閑散となる中、買いの勢いは乏しい。

米新規失業保険申請件数や米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した10月の米景気先行指数は、市場予想とほぼ同水準だったことから、相場への影響は限定的だった。

米農業・建設機械大手ディアは四半期決算で1株当たり利益が市場予想を下回ったことが嫌気され、3%超安となっている。
一方、年末商戦初日とされる感謝祭翌日のブラックフライデーを控え、アーバン・アウトフィッターズやメーシーズなどの小売関連銘柄が物色されている。

円、82円台半ばに急落=日本の貿易赤字を嫌気〔NY外為〕(21日朝)

【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日本の10月の貿易収支が4カ月連続の赤字となったことなどを嫌気し、1ドル=82円台に急落している。
午前9時10分現在は82円40~50銭と前日午後5時(81円62~72銭)比78銭の円安・ドル高。

10月の日本の貿易収支は5490億円の赤字で、同月としては過去最大の赤字額となった。
また、次期首相候補とされる安倍晋三自民党総裁が「大胆な金融緩和でデフレを脱却し円高を是正する」と発言するなど、日銀に対する追加緩和圧力が高まっている。
外為市場ではこれを受け、円は対ドル、対ユーロともに売りが加速。
ニューヨーク市場に入ってからもこの流れを引き継ぎ、1ドル=82円54銭と4月6日以来と7カ月半ぶりの安値まで下落したほか、1ユーロ=105円84銭と5月3日以来と6カ月ぶり半ぶりの安値を付けた。

この日発表された米経済統計では、17日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週比4万1000件減の41万件と、市場予想(ロイター通信調べ)と同水準で反応は限定的。

一方、ユーロは堅調。
21日早朝(現地時間)まで行われたギリシャ向け融資再開をめぐるユーロ圏財務相会合で合意に至らなかったことを嫌気し、一時的に急落した。
しかし、市場では週明けの再協議での合意に楽観的な見方が強く、買い戻されている。
同時刻現在1ユーロ=1.2820~30ドル(前日午後5時は1.2812~22ドル)、対円では同105円75~85銭(同104円65~75銭)。

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