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2012年9月25日火曜日

円、77円台後半〔NY外為〕(25日朝)


【ニューヨーク時事】25日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、手掛かり材料難から方向感に乏しく、小浮動している。
午前9時25分現在は1ドル=77円70~80銭と、前日午後5時(77円78~88銭)比08銭の円高・ドル安。


市場では大きな新材料に欠ける中、世界的な景気減速懸念を背景としたリスク回避傾向が強まり、円は対主要通貨で強含んだ。
しかし、高値圏では政府・日銀の介入に対する警戒感も強かったほか、五・十日を受けた売り買いも交錯し、上げ幅は限定的。
この日の米景況感統計などの発表を待ち、様子見姿勢も強かった。


ユーロは、欧州市場で下落したが、その後持ち直した。
ドイツの市場調査会社が同国の10月の消費者信頼感指数が前月比横ばいになるとの見通しを示したことで、前日に発表されたIFO景況感指数に続き、ユーロ圏経済のけん引役であるドイツ経済の低迷ぶりが当初意識された。
独紙で、同国連銀が欧州中央銀行(ECB)による国債購入の合法性を調査していると報道されたほか、スペインが依然として財政支援要請に足踏みを続けていることも嫌気された。


しかし、売り一服後は上伸。
同時刻現在は1ユーロ=1.2940~2950ドル(前日午後5時は1.2925~2935ドル)、対円では同100円60~70銭(同100円57~67銭)。

ダウ、ナスダックともに反発〔米株式〕(25日朝)


【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、午前9時35分現在は前日終値比24.82ドル高の1万3583.74ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在8.46ポイント高の3169.24。

アジア株式市場サマリー(25日)


前営業日比 売買代金/出来高概算



上海総合指数<.SSEC>



大引け 2029.293 3.899安 383.9億元(上海A株)



高値 2039.096



安値 2021.809



前営業日終値 2033.192 6.502高 454.9億元(上海A株)



ハンセン指数<.HSI>



大引け 20698.68 3.98高 396.9億香港ドル



高値 20758.36



安値 20648.59



前営業日終値 20694.70 40.24安 396.4億香港ドル



ST指数(シンガポール)<.FTSTI>



大引け 3067.13 0.80安 19.08億株



高値 3078.32



安値 3066.04



前営業日終値 3067.93 10.30安 17.68億株



KLSE総合指数(クアラルンプール)<.KLSE>



大引け 1618.58 6.20高 9.89億株



高値 1620.98



安値 1603.09



前営業日終値 1612.38 11.32安 8.27億株



SET指数(バンコク)<.SETI>



大引け 1287.41 3.11高 349億バーツ



高値 1290.70



安値 1284.46



前営業日終値 1284.30 1.96安 347億バーツ



総合株価指数(ソウル)<.KS11>



大引け 1991.41 12.03安 5.24億株



高値 2004.26



安値 1988.88



前営業日終値 2003.44 1.07高 4.77億株



加権指数(台湾)<.TWII>



大引け 7734.13 34.17安 774.5億台湾ドル



高値 7789.39



安値 7720.44



前営業日終値 7768.30 13.71高 740.6億台湾ドル



総合株価指数(ジャカルタ)<.JKSE>



大引け 4226.886 25.972高 4.48兆ルピア



高値 4228.092



安値 4190.546



前営業日終値 4200.914 43.707安 3.98兆ルピア



総合株価指数(マニラ)<.PSI>



大引け 5325.17 0.43安 N/A



高値 5335.25



安値 5313.44



前営業日終値 5325.60 33.54高 N/A



SENSEX指数(ムンバイ)<.BSESN>



大引け 18694.41 21.07高 2.79億株



高値 18790.01



安値 18636.16



前営業日終値 18673.34 79.49安 2.86億株



ベトナム株価指数(ホーチミン)<.VNI>



大引け 391.77 1.40高 N/A



高値 394.06



安値 390.14



前営業日終値 390.37 5.11安 N/A



<中国・香港株式市場> 中国株式市場は世界の経済成長に対する懸念が再燃し、反落して引けた。
中国人民銀行(中央銀行)が短期金融市場に過去最大規模の資金供給を行い、預金準備率引き下げへの期待が後退した。


香港市場はほぼ変わらず。


香港取引所<0388.HK>と輸送関連株が下げた。


<東南アジア株式> 東南アジア株式市場は、レンジ取引となるなか、横ばいから小幅上昇で引けた。
ユーロ圏債務問題、特にスペインについて市場が警戒感を緩めなかった。
シンガポール市場は終盤に売りが出て、この日の安値近辺で引けた。


<ソウル株式市場> 反落。
世界経済の長期低迷に対する懸念が広がり、海外勢の売りが目立った。
海外勢は13日ぶりの売り越し。
大型連休を前に投資家がポートフォリオの調整に動く中、投資信託会社も株式売却を実施した。


<台湾株式市場> 3営業日ぶりに反落。
電子機器受託製造(EMS)世界最大手の鴻海精密工業<2317.TW>は2.4%安。
傘下企業の工場で大規模な暴動が発生し、一時は操業を停止していた。


[東京 25日 ロイター]

東京マーケット・サマリー(25日)


<外為市場>



ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>



午後5時現在 77.76/78 1.2899/03 100.31/36



NY午後5時 77.84/86 1.2932/33 100.63/70



午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の77円後半。
リスク回避ムードの中で、クロス円が下落。
ドル/円も相場を圧迫された。
年金などリアルマネーの売りが観測されたという。
ユーロ/ドルは欧州勢が本格参入する時間を前に下げが加速、1.29ドルを割り込んだ。


<株式市場>



日経平均 9091.54円(22.25円高)



9023.63円─9112.54円



東証出来高 17億4553万株



東証売買代金 1兆0732億円



東京株式市場で日経平均は小反発。
為替市場での円高継続や海外株安が重しとなり、輸出関連株に売りが先行した。
一方で、9月中間期の権利付き最終売買日となったことから、配当・優待の権利確保を意識した買いもみられ、心理的な節目の9000円を堅持したことから買い戻しも入った。
売買代金は再び1兆円を回復した。


東証1部騰落数は、値上がり1130銘柄に対し、値下がりが380銘柄、変わらずが168銘柄だった。


<短期金融市場> 17時36分現在



無担保コール翌日物金利 0.084%(速報ベース)



3カ月物国庫短期証券流通利回り ──



ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.715(─0.015)



安値─高値 99.715─99.730



無担保コール翌日物は0.08%中心で取引された。
主な取り手は地銀や信託。
当座預金残高が過去最高規模に膨らんでいるが、期末週であることや、債券決済などの要因から資金ニーズは依然として強めになった。
ただ、試し取りで加重平均金利が高くなった前日とは違う流れとなり、資金の取り一巡後は0.075%付近にレートは低下した。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近と横ばい。


日銀が実施した4カ月物共通担保資金供給(資産買入等基金)オペは、再び札割れになった。
札割れは9月13日オファー分以来。
1週間物の米ドル資金供給オペでは、応札が見られなかった。
邦銀のドル調達環境は安定しているとの指摘が出ていた。


東京金融取引所のユーロ円3カ月金利先物は、前日同様にポジション調整で弱含み。
中心限月2013年6月限は前営業日清算値比1ティック安の99.715。


<円債市場>



10年国債先物中心限月・12月限(東証) 143.96(+0.02)



安値─高値 143.90─144.01



10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.795%(+0.005)



安値─高値 0.795─0.790%



国債先物は小幅続伸。
序盤は世界景気懸念や欧州不安などから安全資産の米独の国債が買われた流れを引き継ぎ、強含みとなった。
中心限月12月限は一時9月6日以来となる144円を回復した。
外為市場で円高基調となったが、日経平均株価が底堅く推移すると、国債先物に短期筋からの戻り売りが出て、上値が抑えられた。
後場にはマイナス圏に沈む場面が見られた。
今週末にオプションの期日を迎えることも影響した。
現物債は中間期末が意識され、市場参加者の動きは鈍かった。
超長期ゾーンに平準買いが見られた程度で、中長期ゾーンは動意薄。
午後の取引では、長期ゾーンが先物主導で利回りに上昇圧力がかかる局面があった。


財務省が実施した流動性供給入札は、ほぼ市場実勢通りとなり、無難な結果だった。
日銀が実施した国債買い入れオペは、残存1年超10年以下がやや甘い結果となった。
残存1年近辺の短いゾーンから中期ゾーンで応札された可能性が高いとの指摘が出ていた。


国債先物中心限月12月限の大引けは、前営業日比2銭高の143円96銭。
10年最長期国債利回り(長期金利)は0.795%。


<クレジット市場>



政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp



地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp



クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、ソニー<6758.T>のプレミアムが大幅に上昇。
スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)による格下げが嫌気された。
ソニーのプレミアムは格下げ発表後に425ベーシスポイント(bp)と前日比20bp程度ワイドな水準で出合いを付けた後、410─480bpの気配が観測された。


<スワップ市場>



スワップ金利(17時28分現在の気配)



2年物 0.32%─0.22%



3年物 0.32%─0.22%



4年物 0.34%─0.24%



5年物 0.39%─0.29%



7年物 0.54%─0.44%



10年物 0.83%─0.73%



[東京 25日 ロイター]

ドル下落、77円台後半=ユーロ売りになびく〔東京外為〕(25日午後5時)


25日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、世界経済の減速懸念からリスク回避姿勢が高まり下落。
ユーロ売りになびいた。
午後5時現在は、1ドル=77円76~76銭と前日(午後5時、78円07~11銭)比31銭のドル安・円高。


朝方の東京市場は、ドル売りが進んだ海外の流れを引き継ぎ、77円80銭台で始まった。
仲値にかけては「五・十日」の決済需要でもみ合い。
午前中はアジア株が底堅く推移したことからクロス円が堅調となり、ドル円の下支え要因となった。
安住財務相が閣議後会見で円高進行をけん制したものの、相場への影響は限定的だったが、「77円台の水準では、市場は政府・日銀による為替介入を意識せざるを得ない」(外資系証券)との声が聞かれた。
午後は、アジア株が軟調となったことからクロス円が下落、ドル円も連れ安となり、77円70銭台まで値を下げた。


市場では、スペインがユーロ圏に支援要請するかどうかを注目。
スペイン国内銀行のストレステストや米格付け大手による格付け見直しが予定されており、「スペインの先行き不透明感がユーロ売り材料になっている」(大手邦銀)との声が聞かれた。


欧米時間には、7月米S&Pケース・シラー住宅価格、9月米消費者信頼感指数などが発表されるほか、メルケル独首相とドラギECB総裁の会談、イタリア国債やスペイン国債の入札が予定されている。


ユーロは対円、対ドルで午前中はじり高だったが、午後に入って下落基調に転じた。
午後5時現在は、1ユーロ=100円33~33銭(前日午後5時、101円13~20銭)、対ドルで1.2899~2902ドル(同1.2953~2955ドル)。

ドル小幅続落、77円台後半=ユーロ売りになびく〔東京外為〕(25日午後3時)


25日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、ユーロ売りが強まったことになびき、1ドル=77円台後半で小幅続落している。
午後3時現在、77円78~78銭と前日(午後5時、78円07~11銭)比29銭のドル安・円高。


午前中のドル円は、中間期末を控えた実需筋の売り買いにもみ合う展開で、77円80~85銭前後の狭いレンジで浮動した。
午後に入ると、2時すぎからユーロの下げが徐々に顕著となり、ドル円もじり安となった。


安住財務相の「やるときは徹底的にやる」とのけん制発言は大きくは響かなかったものの、「介入警戒感から下値は積極的には攻めにくい状態にある」(大手邦銀)とされ、ユーロ安の影響は限定的となっている。


ユーロも対円、対ドルで続落。
午前中は海外市場で売られた後の買い戻しがみられたが、午後は再び下げに転じた。
市場関係者は「特段のニュースは浮上しておらず、フロー主導で対ドル、対円で下げ足が速まった」(為替ブローカー)という。
アジア株価が総じて軟調となる中、「リスクオフ的な売りがユーロに出たのではないか」(FX業者)との指摘もある。
午後3時現在、1ユーロ=100円33~35銭(前日午後5時、101円13~20銭)、対ドルで1.2898~2901ドル(同1.2953~2955ドル)。

為替に左右される展開〔東京株式〕(25日、続き)☆差替


前日の米国株安を嫌気して、東京市場では前日終値より安い水準で寄り付いた。
売りが一巡した後、円高が対ドル、対ユーロともに一服したため、輸出関連株などに買い戻しが入った。
先物主導でじりじりと値を上げて切り返し、日経平均は9100円台に乗せた。


後場に入ると、再び円高が進み、アジア株が軟調なこともあって売り物に押され、日経平均、TOPIXともにマイナス圏に下落。
市場関係者からは、「出来高、売買代金ともに低水準で商いが薄く、為替に左右される展開だった」(大手証券)との声も聞かれた。


欧州債務危機や中国の景気先行き懸念など、「世界景気の不透明感が高まっている」(同)と、外部環境は悪化している一方で、9月末決算銘柄の権利付き売買最終日とあって、「売り込むこともできない」(国内証券)と、投資家にとってはポジションの取りづらい状況だった。

小じっかり=環境落ち着き買い優勢〔東京株式〕(25日後場寄り付き)


【第1部】為替相場など外部環境の落ち着きを受けた買いが優勢となり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小じっかり。


日産自、トヨタが締まり、ソニー、パナソニック、キヤノンは値を上げている。
三菱UFJ、三井住友が小高く、野村、第一生命も強含み。
KDDIが年初来高値圏で堅調を持続し、OLC、ファーストリテはしっかり。
半面、ファナックが下押し、コマツ、日立建機は軟調。
ディーエヌエー、グリーが安く、中部電、関西電の電力株は下落している。
武田が売り物がち。
JALは下げ足を速めている。

ドル小動き、77円台後半=介入警戒感強い〔東京外為〕(25日正午)


25日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、世界経済の減速懸念から海外市場で売りが進んだ流れを引き継ぎ、1ドル=77円台後半に下落して始まったあとは、小動きとなった。
正午現在は、77円82~86銭と前日(午後5時、78円07~11銭)比25銭のドル安・円高で推移している。


前日の海外では、中国や欧州の景気先行きに対する懸念でリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円が買われた。
東京市場に入ってからは、中間期末の五・十日で実需の動向が注目されたが、「売り買いが拮抗(きっこう)していた」(大手邦銀)といい、一時やや買いが強まる場面はあったが、おおむね77円80銭台での小幅な動きとなった。
上海株が底堅く推移し、クロス円も堅調だったこともドルの下支えとなった。


政府・日銀の介入への警戒感も根強かった。
安住財務相は閣議後に、円高進行について「最後の1分1秒まで、やるときは徹底的にやる」などとけん制発言をした。
「77円台後半では投資家のドル買いも活発」(前出の大手邦銀)との声が聞かれた。


バークレイズ銀行の山本雅文氏は「QE3によって米景気の下振れリスクは低下しており、一段の長期金利低下は考えにくい。
ドル円も下値は限定的だろう」とみている。


ユーロは対円で下落、対ドルで小動き。
東京市場に入ってからは買い戻しに下げ渋っている。
ただ、独IFO景況感指数の低下や、スペインの支援要請の遅れなどから、「ECBの国債買い入れ策が好感された先々週までとは一変して、ユーロは再び売られやすくなっている」(FX業者)との見方が強い。


正午現在は、1ユーロ=100円77~80銭(前日午後5時、101円13~20銭)、対ドルで1.2946~2949ドル(同1.2953~1.2955ドル)。

反発=輸出関連株などに買い戻し〔東京株式〕(25日前場)


【第1部】為替相場の円高一服を背景に、輸出関連株を中心に買い戻しの動きがみられ、小幅高となった。
日経平均株価は前日比25円99銭高の9095円28銭、東証株価指数(TOPIX)も同1.56ポイント高の755.24とともに反発した。
出来高は7億8494万株。


【第2部】小幅安。
トランコムが3日続落。
マーベラスが軟調、キューブシスは小安い。
半面、セブンシーズ、アトムがしっかり。
出来高2796万株。


【外国株】まちまち。
出来高2400株。


▽先物主導で値を上げる

前日の欧米株安を受け、朝方はマイナス水準で寄り付いたものの、売り一巡後は「先物で小口の買い物が入った」(大手証券)と、先物主導でじりじりと上昇し、切り返した。


為替相場は1ドル=77円台後半、1ユーロ=100円台後半とそれぞれ円高基調ではあるものの、朝方からは円高が一服した格好で、自動車株などが値を戻した。
市場関係者からは「寄り付きが日経平均の200日移動平均線(9016円86銭)より高く、安心感が広がった」(インターネット証券)との声も上がっている。


9月末決算銘柄の権利付き売買最終日に当たるため、「売り方の様子見姿勢が強い」(国内証券)と、売り物の薄さにつながっているという。

日経平均、25円99銭高の9095円28銭で終了=東京株式前場


25日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前日比25円99銭高の9095円28銭で終了した。


東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、同1.56ポイント高の755.24で終了した。

日経平均、37円92銭安の9031円37銭で始まる=東京株式前場


25日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前日比37円92銭安の9031円37銭で始まった。


東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、同2.83ポイント安の750.85で始まった。

NY市場サマリー(24日)


(カッコ内は前営業日比、%は利回り)



ドル/円 終値 77.84/86



始値 78.01/04



前営業日終値 78.15/23



ユーロ/ドル 終値 1.2932/33



始値 1.2899/00



前営業日終値 1.2975/78



30年債<US30YT=RR>



(2105GMT) 97*00.00(+0*29.00) =2.9007%



前営業日終盤 96*03.00(‐0*02.00) =2.9474%



10年債<US10YT=RR>



(2105GMT) 99*06.00(+0*11.50)=1.7146%



前営業日終盤 98*26.50(+0*03.00)=1.7545%



5年債<US5YT=RR>



(2105GMT) 99*27.50(+0*02.50) =0.6540%



前営業日終盤 99*25.00(+0*03.00) =0.6701%



2年債<US2YT=RR>



(2105GMT) 99*31.00(‐0*00.25) =0.2662%



前営業日終盤 99*31.25( 0*00.00) =0.2622%



ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>



終値 13558.92(‐20.55)



前営業日終値 13579.47(‐17.46)



ナスダック総合<.IXIC>



終値 3160.78(‐19.18)



前営業日終値 3179.96(+4.00)



S&P総合500種<.SPX>



終値 1456.89(‐3.26)



前営業日終値 1460.15(‐0.11)



COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ2><GCZ2><0#GC:>



終値 1764.60(‐13.40)



前営業日終値 1778.00(+ 7.80)



COMEX銀(12月限)(セント/オンス)<2SIZ2><SIZ2><SIcv1><0#SI:>



終値 3398.40(‐65.40)



前営業日終値 3463.80(‐ 4.40)



原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLX2><CLX2><0#CL:>



終値 91.93(‐0.96)



前営業日終値 92.89(+0.47)



CRB商品指数(ポイント)<.CRB>



終値 305.93(‐3.05)



前営業日終値 308.98(+2.05)



<為替> ユーロがドル、円に対しおよそ1週間ぶりの安値をつけた。
9月の独IFO業況指数が2010年2月以来の低水準に悪化したことに加え、スペインが全面支援の要請を渋っているとの見方が圧迫した。


スペインのデギンドス経済相が週末に、支援要請を急がないとの考えを示したことが嫌気され、同国国債利回りはこの日上昇。
欧州当局者からは、ガリシア州の地方選挙が行われる10月21日以前にスペインが支援要請することはないとの見方も出ている。


また対ドルで4カ月ぶり高値に上昇するなど、ユーロに対しては高値警戒感が出ており、多くの市場関係者がユーロの反落を見込んでいた。


<債券> 国債価格が上昇。
世界経済の減速をめぐる懸念が国債買いを誘い、指標10年債利回りは米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)を発表する前の水準に低下した。


独IFO業況指数は5カ月連続で低下し、ユーロ圏債務危機の影響がドイツにも波及しているとの懸念が強まった。
こうしたなか、月末に向けファンド勢によるポートフォリオ調整の動きが予想され、相場を支えるとみられている。


<株式> 小幅下落。
ドイツの経済指標やキャタピラーが取引終了直前に2015年度の利益見通しを引き下げたことが失望を誘い、世界経済をめぐる懸念が高まった。
キャタピラーは0.9%下落。


世界経済をめぐる懸念でエネルギー株やハイテク株が下落し、S&Pハイテク株指数<.GSPT>は0.8%安となった。


アップル<AAPL.O>は1.3%安の690.79ドル。
同社の最新スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」の販売台数は21日の発売開始から3日間で500万台を超えたものの、アナリストからは生産が需要に追いついていないのではないかと懸念する声が聞かれた。


石油サービスセクター指数<.OSX>は1.4%安。
需要をめぐる懸念を背景とした原油相場の下落が重しとなった。


<金先物> 反落。
欧州債務不安を背景に対ユーロでドル高が進行したことに連れた。
前週までの急伸を受けた利益確定売りや調整売りも目立った。


<原油先物> 反落。
ドル高・ユーロ安の進行や欧州債務問題の先行きに悲観的なムードが強まった。
シカゴ地区連銀が朝方発表した8月の全米活動指数(CFNAI)が前月から悪化したことも相場を押し下げた。


[東京 25日 ロイター]

円上伸、77円台後半〔NY外為〕(24日)


【ニューヨーク時事】週明け24日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、欧州の景気減速懸念や南欧諸国の債務不安を背景にリスク回避の買いが優勢となり、1ドル=77円台後半に上伸した。
午後5時現在は、77円78~88銭と前週末午後5時(78円11~21銭)比33銭の円高・ドル安。


この日は、米経済指標の発表や要人発言もなく、欧州情勢をにらんだ展開。
相対的に安全とされる円が選好され、10日ぶりに77円台に上昇した。
ただ、政府・日銀による円売り介入への警戒感が根強く77円台後半で上値は抑えられた。


ユーロはドル、円に対して下落。
9月のIFO景況感指数は101.4と市場予想(102.5=ロイター通信調べ)を下回った。
これで5カ月連続低下し、同国の景気減速基調が鮮明になった。
独紙の報道で、ギリシャ債務懸念も再燃。
ユーロ圏がギリシャの債務削減を再検討するかどうかをめぐりる不透明感が投資家心理を圧迫した。
さらに、重債務国のスペインは依然としてユーロ圏に支援の要否について明確な態度を示していないほか、格付け大手による国債格下げの可能性もくすぶっている。


ユーロは、対ドルで同時刻現在1.2925~2935ドル(前週末午後5時は1.2973~2983ドル)。
一時1.2891ドルと約1週間半ぶりに1.29ドルを割り込んだ。
対円では同100円57~67銭(同101円45~55銭)。

NY株、小幅続落=欧州懸念で〔米株式〕(24日)☆差替


【ニューヨーク時事】週明け24日のニューヨーク株式市場は、欧州の景気懸念を受けて小幅続落し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比20.55ドル安の1万3558.92ドルで終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は19.18ポイント安の3160.78。


ニューヨーク証券取引所の出来高(暫定値)は前週末比11億8340万株減の6億2484万株。


序盤は、9月のドイツ景況感指数が5カ月連続で低下したことを受けて景気悪化懸念が強まり、売りが先行。
週末の独仏首脳会談で、ユーロ圏の金融監督を一元化する「銀行同盟」などの問題で意見の相違が目立ったことも売りにつながった。


ただ金融株を中心に押し目買いが入り、ダウはプラスに転じる局面もあった。


株価はこのところ、今年の高値圏でもみ合いが続く。
市場では「米連邦準備制度理事会(FRB)の量的金融緩和を受けて、資金が入っている」(日系証券)との見方があった。


個別では、金融大手JPモルガン・チェースが0.9%高。


アップルは1.3%安。
新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」の発売から3日間の売り上げが500万台を突破したと発表したが、一部の市場予想を下回った。
また、中国の下請け工場で暴動が発生したことで、供給懸念も広がった。

円、77円台後半〔ロンドン外為〕(24日)


【ロンドン時事】週明け24日のロンドン外国為替市場の円相場は、特段の材料が見当たらない中をじり高となり、1ドル=77円台後半となった。
午後4時現在では、1ドル=77円85~95銭と、前週末午後4時(78円10~20銭)比25銭の円高・ドル安。


アジア株や欧州株が軟調に推移し、ややリスク回避の流れが強まる中、クロス円の取引を中心に円高がじわり進み、9月14日以来10日ぶりとなる77円台に突入した。


一方ユーロは、独IFO景況感指数が5カ月連続で低下したことをきっかけに下落。
ただ、売り一服後は小動きとなった。
午後4時現在、対円では1ユーロ=100円55~65銭(前週末午後4時は101円45~55銭)。


対ドルでは同1.2910~2920ドル(1.2985~2995ドル)。
一時、9月13日以来約10日ぶりとなる1.28ドル台を付けた。


ある市場関係者は、「為替相場はトレンドを持った動きとはなっていない」と指摘。
四半期末を控え、「居所を探る展開」との見方を示した。


他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6190~6200ドル(1.6250~6260ドル)、スイス・フランは1ドル=0.9360~9370フラン(0.9325~9335フラン)。

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