為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年1月28日月曜日

円、91円挟み〔NY外為〕(28日朝)

【ニューヨーク時事】週明け28日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日銀による積極的な金融緩和期待を背景とした円売り・ドル買い基調が継続し、1ドル=91円を挟んだ水準で弱含みに推移している。
午前9時現在は90円90銭~91円00銭と、前週末午後5時(90円88~98銭)比02銭の円安・ドル高。
円の対ドル相場は早朝にかけて調整の買い戻しが優勢となる場面もあったが、米市場に入ると再び91円絡みの水準に下落。
今週は、29~30の両日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるほか、30日には昨年第4四半期の米実質GDP(国内総生産)速報値、週末2月1日には米雇用統計とイベントが目白押し。
堅調な内容が相次げば、円安トレンドを一段と後押しする可能性があるとしていずれも注目を集めている。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.3460~3470ドルと前週末午後5時と同水準、対円では同122円40~50銭(同122円31~41銭)で取引された。

さくら投資顧問(1/28)

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●相場概況 - 週末終値(前週末比)
 日経平均     10926.65(+13.35)
 NYダウ     13895.98(+246.28)
 米ドル/円    90.94(+0.88)
 ユーロ/円    122.38(+2.46)
 ユーロ/米ドル  1.3457(+0.0141)
 米国債(10年) 1.942%(+0.104)
 米国債(30年) 3.126%(+0.105)
 WTI原油先物  95.88(+0.32)
 NY金      1656.60(-30.40)
今週の注目指標
●1/28(月)
12月耐久財受注 [前月比](米)22:30
前回 → +0.7% (修正 +0.8%)
12月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器](米)22:30
前回 → +1.6%
12月貿易収支(NZ)30:45
前回 → -7.00億NZD
●1/30(水)
1月ADP全国雇用者数(米)22:15
前回 → +21.5万人
第4四半期GDP・速報値 [前期比年率](米)22:30
前回 → +3.1%
FOMC政策金利発表(米)28:15
前回 → 0.00-0.25%
RBNZオフィシャル・キャッシュレート(NZ)29:00
前回 → 2.50%
●1/31(木)
1月失業者数(独)17:55
前回 → +0.3万人
1月失業率(独)17:55
前回 → 6.9%
1月消費者物価指数・速報 [前年比](独)22:00
前回 → +2.2%
1月消費者物価指数・速報 [前年比](独)22:00
前回 → +0.9%
11月GDP [前月比](加)22:30
前回 → +0.1%
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 33.0万件
1月シカゴ購買部協会景気指数(米)23:45
前回 → +2.1%
●2/1(金)
1月PMI製造業(英)18:30
前回 → 51.4
12月失業率(英)19:00
前回 → 11.8%
1月非農業部門雇用者数(米)22:30
前回 → +15.5万人
1月失業率(米)22:30
前回 → 7.8%
1月ISM製造業景況指数(米)24:00
前回 → 50.7
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)

■ 日銀政策会合を終えて
22日に日銀金融政策決定会合がありましたが、
特にサプライズもなく予想通りの結果となりました。
主な内容は以下のとおりです。
・追加の金融緩和⇒無制限金融緩和
・インフレ目標2%設定
前述のとおり、今回は想定内の内容であったことや
安倍首相の言う"大胆"とは少し言い難い内容を受けての
失望売りに近い動き、そしてイベントが終わり一段階した
ことによる利益確定などが重なり日銀会合後は円高に振れましたが、
その翌日頃からは再度円安に動き出しました。
最近の動きは、ある程度上がれば一服という感じでガス抜きされて、
ある程度下がったらその後また上がり前回の高値を越えてくる、
というパターンが多いです。
そのため"下がったら買う"のが一番安定しているエントリーです。
対円ロングに関しては下がったら押し目で買う。
中長期的なことを踏まえて要所要所では戻り売りを仕掛ける。
ロング・ショートのバランスを考えた取引量で
総合的な投資を心がけていけば良いかと思います。
また、乗り遅れた場合はそこで焦らずに、
次のチャンスをしっかり待つことも重要です。
それでは、日銀政策会合の動きを整理してみたいと思います。
〜日銀金融政策決定会合前〜
(1)1/14〜1/17(円高へ)
甘利経済再生大臣
「過度な円安は輸入物価に跳ね返り、国民生活にマイナスの影響もある」
石破茂幹事長
「(最近の円相場の下落について)産業によっては困る企業も出てくる」
これによりUSD/JPYは89円台から88円台に、
EUR/JPYは120円付近から117円付近まで円高に傾く、
いわゆる"甘利ショック"。
(2)1/17〜1/18(円安へ)
甘利ショックにより一度円安にブレーキをかけて
円安過熱感を沈静し、そのクッションを使ってさらに円安へ。
してやったり甘利戦略が大成功。
浜田内閣官房参与
「95円または100円への円安進行について懸念する必要はない」
「100円くらいが良い水準ではないか」
USD/JPYは88円から90円台へ、EUR/JPYは117円台から
120円台半ばまで円安が進む。
(甘利発言等を叩いていたマスコミや偽エコノミストは涙目)
(3)1/18〜1/23(円高へ)
22日の日銀会合を控え、リスク回避や
ガス抜きのために一時円高に動きました。
日銀会合直後には乱高下しましたが、最終的には円高に動きました。
(4)1/24〜(円安へ)
利益確定により円高に動いた後、再度円売りとなり円安に動きました。
まさに最近の相場を物語っているように"下がったら買う"
というパターンになっています。
まだ、アベノミクス効果は強そうですね。
さて、早いもので2月に入ろうとしています。
今月末の米1月ADP全国雇用者数やFOMC政策金利発表を含め、
米雇用統計など今週末はかなりイベントが多いので、
週末にかけては要注意となりそうです。
もちろんいずれも重要なのですが、現在の円安傾向の相場において、
米国の景気が良くなってくる内容は円安に取っては追い風となります。
従いまして、特にFOMC政策金利発表には注目が集まるでしょう。
ただ、今の日本の通貨安に対しては、
海外からはイチャモンを付けてきている傾向もあります。
個人的には、日本の円安を支持していますので
このまま遠慮なくやれば良いと思いますが、
海外の反撃にはやや警戒しながら進めていく必要があると思います。
そのためには、諸外国と外交交渉しながら
協調的に円安にしていく必要がありますが、
現政権でここまで円安を維持できているのは、
国内の信頼や期待もあるでしょうが、なによりも
しっかりと交渉できているからです。
そう考えると、民主党政権が如何に交渉できなかったか
というのがわかります、中韓以外は。
まぁ、交渉というより良いように利用されていただけですが(苦笑)
先週の注目指標(結果)
●1/21(月)
休場(NY)
●1/22(火)
日銀金融政策決定会合
前回 → 0.00-0.10%
結果 → 0.00-0.10%
1月ZEW景況感調査(独)19:00
前回 → 6.9
結果 → 31.5
11月小売売上高 [前月比](加)22:30
前回 → +0.7% (修正 +0.5%)
結果 → +0.2%
12月中古住宅販売件数(米)24:00
前回 → 504万件 (修正 499万件)
結果 → 494万件
●1/23(水)
第4四半期消費者物価 [前期比](豪)9:30
前回 → +1.4%
結果 → +0.2%
第4四半期消費者物価 [前年比](豪)9:30
前回 → +2.0%
結果 → +2.2%
12月失業率(英)18:30
前回 → 4.8%
結果 → 4.8%
12月失業保険申請件数(英)18:30
前回 → -0.30万件 (修正 -0.89万件)
結果 → -1.21万件
BOE議事録(英)18:30
・9対0で政策金利の据え置きを決定
・8対1で資産購入枠の維持を決定
・資産買い入れプログラムの250億ポンド規模拡大を主張(マイルズ委員)
加中銀政策金利発表(加)24:00
前回 → 1.00%
結果 → 1.00%
1月消費者信頼感・速報(ユーロ)24:00
前回 → -26.5
結果 → -23.9
●1/24(木)
1月PMI製造業・速報(独)17:30
前回 → 46.0
結果 → 48.8
1月PMIサービス業・速報(独)17:30
前回 → 52.0
結果 → 55.3
1月PMI製造業・速報(ユーロ)18:00
前回 → 46.1
結果 → 47.5
1月PMIサービス業・速報(ユーロ)18:00
前回 → 47.8
結果 → 48.3
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 33.5万件
結果 → 33.0万件
SARB政策金利発表(南ア)
前回 → 5.00%
結果 → 5.00%
●1/25(金)
1月IFO景況指数(独)18:00
前回 → 102.4
結果 → 104.2
第4四半期GDP・速報値 [前期比](英)18:30
前回 → +0.9%
結果 → -0.3%
第4四半期GDP・速報値 [前年比](英)18:30
前回 → 0.0%
結果 → 0.0%
12月消費者物価指数 [前月比](加)22:30
前回 → -0.2%
結果 → -0.6%
12月消費者物価指数 [前年比](加)22:30
前回 → +0.8%
結果 → +0.8%
12月新築住宅販売件数(米)24:00
前回 → 37.7万件 (修正 39.8万件)
結果 → 36.9万件

日経ニュース・夕版(1/28)

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証券ディーラー「プロの視点」(1/28)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■日経平均株価は一時大台の11000円台に乗せたものの、前営業日の相場浮上からの利益確定売りが優勢となった本日の株式相場ですが、ボリュームは依然高水準と市場参加者の物色意欲は高い状況。
全体相場弱含みで値動きの軽い銘柄を対象としたディーリング主導の展開となっています。

日経平均株価は反落。
前述の通り立ち上がりには大台の11000円に乗せたものの、利益確定売りに押され、結果的に寄り付き天井となりました。
寄り付き天井は先週月曜日と同様の流れとなるも5日移動平均線(10713.75円)キープや前営業日からの下値切り上げなどの違いもあります。

さて、前営業日配信版では「まだ相場は為替推移に敏感 決算期待の個別銘柄が狙い目」と題していました。

日経平均株価の週央安から、要人発言を切っ掛けとした円安加速、さらに朝高から買い優勢の流れとなった前営業日の日経平均株価は高値引けと、前営業日配信版でも1月3週と4週の共通点を紹介していたと思います。

そして週明け月曜日の寄り付き天井は18日から21日とほぼ同様の流れ。
先週は日銀金融政策決定会合、そして今週はFOMC(連邦公開市場委員会)と金融政策イベントが控えるところも一致。
先週の流れを引き継ぐならば、このまま週央は調整優位となりそうですが、前述の通りに先週とは違って株価指数は下値を切り上げてきており、基本線では「為替相場に準じた反応」が続くのではないでしょうか。

その為替相場に関しては「このまま円安が進展するならば、外需関連の中核銘柄を中心とした買い上がりが期待されますが、ムードとしては海外要人からの円安牽制発言が聞かれているだけに、円安水準の『さらなる進展より維持』が見込まれるところか」としたように、欧米時間帯での円安推移も買い気が続かず、直近で一喜一憂した流れが見られていただけに、ひとまずは水準キープが望まれるでしょう。
このまま欧米時間帯での為替相場の推移を確認していきたいところ。

一方、指数反落も東証1部の売買代金は概算で1兆9300億円。
売買高も概算で30億株と高水準の商いが続き、売買代金上位では値動きの軽い低位株、仕手系や新興市場銘柄のディーリングが目立ちました。
過去のレポート銘柄でもあるアイフル<8515>、オリコ<8585>、ユーグレナ<2931>、アプラスフィナンシャル<8589>、地盤ネット<6072>、リニカル<2183>などに値幅取り物色が向かっています。

投資戦略としては、個別視点のなかでも、事前の好決算期待から開示後の反応を見据えた「決算発表を先回りするスタンス」を挙げていましたが、今後は開示情報増加とともに個別視点が強まるとの見方に変更はありません。

会員情報では、23日のインターネット会員B情報で買い推奨していた日立キャピタル<8586>、21日のインターネット会員A情報で買い推奨していたトリドール<3397>が本日目標株価を達成。
ともに開示迫る決算期待が物色を誘っているように、今後決算開示を予定している好決算期待銘柄には「先回り買い」が入ってきています。

当欄で推しているように、決算開示数の増加する今週は「決算先回り買い戦略」が軸となるでしょう。
この「決算先回り買い」の戦略方針については、明日販売締め切りの「厳選5銘柄付き市況分析レポート」で銘柄アプローチをまとめていますので、ぜひ確認してみてください。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■先週末の米国市場は上昇。
欧州経済指標の好感や個別企業決算を評価する買いが押し上げています。

ドイツのIfo経済研究所が発表した独企業景況感指数は104.2ポイントとなり、昨年12月の102.4ポイントを上回る高い伸びを記録。
欧州主要市場で18カ国中14カ国の主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、米国市場も買い優勢の流れとなりました。

また、P&Gがアナリスト予想を上回る決算を明らかにしたことも好感され、ダウ構成銘柄で上昇率トップに。
下落は7銘柄に限られるなど、全般底堅い展開となっています。

ダウ平均株価は、前営業日比70.65ドル高の13,895.98ドル。
ナスダック総合指数は19.33ポイント高の3,149.71ポイントで取引を終えました。

為替相場では、欧州中央銀行(ECB)が銀行に提供した3年物資金の返済計画がアナリスト予想を上回り、先週末の欧州時間帯からユーロが強含む格好に。
ドル円も株式市場上昇とともにドルが買われており、週明けの東京時間帯早朝では、1ドル91円台前半、1ユーロ122円台半ばの円安水準で取引されています。

東京株式市場では、堅調な米国市場、為替相場の円安推移を好感した買いが先行。
日経平均株価は11002円の続伸スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価の大台11000円台回復も寄り付きのみ、その後は大台奪回の達成感や前営業日の300円高からの利益確定売りに押されており、結果的に寄り付き天井となりました。

昼休みを挟んで為替相場は水準を保つ動き、中国市場も米国市場上昇とともに堅調な展開となり、外部要因に大きな変化がないなか、後場も利益確定売りで水準を探る動きに。
日経平均株価は前場安値近辺で下値を模索しています。

日経平均株価終値は、102.34円安の10,824.31円。
東証1部の売買代金は概算で1兆9300億円。
東証1部の売買高は概算で30億7214万株。
値上がり銘柄は600(35%)に対し値下がりは978(57%)、変わらずは118(6%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■指数は買い先行も反落しており、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、東芝<6502>ら国際優良株の一角が弱含んだほか、日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>が決算売りを浴びており、指数の押し下げ要因となっています。

売買代金上位では、調査機関の相次ぐ格上げが伝わったソニー<6758>が活況高。
さらに中国当局がゲーム機製造・販売・輸入の解禁を検討しているとの報道も支援材料となり、任天堂<7974>とともにテーマ物色を集めました。

また、指数弱含みでディーリング妙味の強い銘柄に資金が集まり、低位金融のアイフル<8515>、オリコ<8585>、仕手系の強いケネディクス<4321>、ミヨシ油脂<4404>、日本カーバイド<4064>、新興市場銘柄のユーグレナ<2931>、ナノキャリア<4571>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>などが進出しています。

セクターでは、国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業が業種別株価指数騰落の値上がり最上位に。
低位金融の賑わいでその他金融業、大和証券<8601>の証券業、任天堂<7974>擁するその他製品が続きました。

一方、値下がり上位では、所属全銘柄が下落した海運、旭硝子<5201>、日本電気硝子<5214>のガラス製品、住友鉱山<5713>、三菱マテリアル<5711>が並んでいます。

中部電力<9502>、中国電力<9504>の電気ガス、SUMCO<3436>の金属製品、前営業日に値上がり最上位となった紙パルプなどが利益確定売りでさえない動きとなりました。

個別では、米食品医薬品局(FDA)から糖尿病治療薬承認で武田薬品工業<4502>のほか、増額の富士通ゼネラル<6755>、SMK<6798>ら決算絡みの材料性が買い材料視されています。

新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したバイオ関連のナノキャリア<4571>、タカラバイオ<4974>、ユーグレナ<2931>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が活躍。
バイオ関連ではUMNファーマ<4585>、オンコセラピー・サイエンス<4564>、IPOの地盤ネット<6072>なども人気化しました。

日経ニュース・昼版(1/28)

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みんなの外為 !今日の重要経済指標(1/28)

   
予想(コンセンサス) :+1.9%
   
ユーザー予想    :
上昇 71% 下落 29%
   
関連指標の動向   :
上昇38% 下落36%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:9.0pips
上昇時平均幅:5.0pips
下落時平均幅:-6.0pips
下落時安値幅:-11.0pips

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