為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年1月16日水曜日

「円安警戒」発言で円上昇止まらず 1ドル88円台

株が急落したきっかけは、15日に甘利明経済再生相が円安がさらに進むのを警戒する発言をしたことだった。
16日の円相場では朝から主要通貨に対して円が買われ、円高が進んだ。
さらに石破茂自民党幹事長が同日午前、経団連幹部との会談で、円安の悪影響に触れたことが伝わると、円高に拍車がかかった。

経団連によると、石破氏は「円安になって困る産業も出てくる」と発言したという。
これについて、菅義偉官房長官は午後の会見で「市場は反応しすぎ。
政府の見解として、過度な円高がいま是正されている段階だ」と火消しに走ったが、円高は止まらなかった。

午後5時現在の対ドルの円相場は前日同時点比72銭円高ドル安の1ドル=88円10~12銭。
みずほコーポレート銀行の唐鎌大輔氏は「安倍政権の政策への期待が先行するなかで、政権内で円安を牽制(けんせい)する発言が出ると、市場は円高方向に動かざるを得ない」と話す。

日経ニュース・夕版(1/16)

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大幅反落=円高を嫌気した売り膨らむ〔東京株式〕(16日)

【第1部】為替が円高方向に振れたことを嫌気した売りが膨らみ、日経平均株価は前日比278円64銭安の1万0600円44銭と大幅反落した。
東証株価指数(TOPIX)も同18.11ポイント安の888.11と反落した。
出来高は36億4824万株。
【第2部】下げ幅拡大。
ラオックスが甘く、価値開発は売られ、さいか屋が続落。
半面、大盛工は切り返した。
出来高7435万株。
【外国株】軟調。
出来高3万5300株。
▽決定会合控え利益確定売り続く
為替が1ドル=88円台後半から、一時は88円を割り込む水準まで円高が進んだため、円安を手掛かりに株を買ってきた投資家の利益確定売りが続き、日経平均は後場にかけ一段安となった。
足元の株価上昇は円安が最大の手掛かりとなってきただけに、過熱感が強まる中で円高に振れたことで下げ幅が拡大した。
要人発言に左右されるのは「為替以外、経済の基礎的条件に変わりがない中で株価が上昇してきたため、市場参加者はいつ相場が調整してもおかしくないと考えている」(外資系証券)ためと指摘する声もある。
来週21、22日に日銀の金融政策決定会合を控え「いったん利益を確定しようとする外国人投資家が多い」(外資系証券)とみられ、「株を買い、債券を売ってきた投資家が、持ち高を元に戻す動きが出ている」(大手証券)とみられる。
全ての業種がマイナスとなる中で、為替の影響を受けにくい鉄道や薬品株の一角は物色された。

証券ディーラー「プロの視点」(1/16)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■前営業日の要人発言からの円高基調が継続、円高進展とともに大きく売り直される格好となった本日の株式相場ですが、中核銘柄を中心に全面安商状となった一方で新興市場の一角ではディーリング物色が確認されるなど、全体相場の影響を受け難く、需給妙味の強い銘柄には資金流入が続いています。

日経平均株価は大幅反落。
立ち上がりでは先週算出のSQ値10771.98円近辺で推移していたものの、円高進展とともに下げ幅を拡大しました。
節目10600円で踏み止まりましたが、節目10800円、5日移動平均線(10702.46円)を割り込んできています。

当欄でも「為替相場など外部要因の変化に敏感な全体相場に関しては『短期調整を挟みながらの展開が続くのではないでしょうか』との見方に変更はありません」とも記していたように、外部要因軟化とともに調整を余儀なくされました。

ただ、市場参加者の物色意欲につながるボリューム面では、東証1部の売買代金が2兆円超、売買高も概算で36億株超と高水準が続いており、利益確定売りの側面も強いのではないでしょうか。

日経平均株価およびTOPIXの株価指数では、ともに直近の節目や5日移動平均線を割り込んだものの、ボリンジャーバンド+1σを上回る水準。
まだまだ基調としては上向きとも判断できます。

しかしながら、米国は主要企業の決算発表が本格化。
さらに来週では日銀金融政策決定会合も予定されており、会合では政府の求めるインフレ目標など積極的な緩和姿勢を採ることが予想されているものの、政策結果前では円安加速のポジティブ、出尽くしのネガティブのリスク両面を考慮していきたいところ。

そこで、前営業日配信版では「新興株価指数の活躍見逃せず! 新興市場銘柄が物色の軸に」と題していました。

当欄にて東証マザーズ指数、ジャスダック指数、日経ジャスダック平均の新興株価指数の活躍を紹介していましたが、本日ではジャスダック指数が続伸着地を果たしたほか、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均も前営業日から上値、下値ともに切り上げており、外部要因や全体相場の影響を受け難く、需給妙味の強い新興市場銘柄の物色は継続しています。

このまま「新興市場銘柄」を物色の軸として取り組んでいきたいところ。
本日販売締め切りの厳選5銘柄付き市況分析レポート』「新興市場で狙える将来性有望な【高成長株】」にて、新興市場銘柄を対象とする銘柄アプローチや売買タイミングなどのポイントをまとめていますので、ぜひ確認してみてください。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は小動き。
経済指標を好感した買いが入ったものの、アップルの続落がナスダック市場を押し下げています。

米商務省が発表した昨年12月の小売売上高は、前月比0.5%増加と市場予想の0..2%増を上回り、前月も速報値の0.3%増から0.4%増に上方修正されるなど、小売株を押し上げ要因となりました。

ただ、前営業日にも下げていたアップルがこの日も安く、ナスダック市場を押し下げる格好に。
HP、ベライゾン、AT&Tも下落しています。

ダウ平均株価は、前営業日比27.57ドル高の13,534.89ドル。
ナスダック総合指数は6.72ポイント安の3,110.78ポイントで取引を終えました。

為替相場では、前営業日東京時間帯で伝わった甘利経済再生相の発言からの円高が海外時間帯でも継続。
東京時間帯早朝では、1ドル88円台後半、1ユーロ118円台前半の円高水準で取引されています。

東京株式市場では、円高推移を嫌気した売りが先行。
日経平均株価は10806円の反落スタートに。

寄り付き後は、先週算出のSQ値10771.98円近辺で推移しており、SQ値を意識する局面があったものの、円高進展とともに下値を探る動きとなりました。

昼休みを挟んで円高が進んでおり、後場の日経平均株価はさらに下げ幅を拡大する動き。
5日移動平均線を割り込み、節目の10600円台を探っています。

日経平均株価終値は、278.64円安の10,600.44円。
東証1部の売買代金は概算で2兆260億円。
東証1部の売買高は概算で36億4824万株。
値上がり銘柄は332(19%)に対し値下がりは1287(76%)、変わらずは73(4%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■円高進展による指数反落でトヨタ<7203>、キヤノン<7751>の国際優良株が安く、日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、ソフトバンク<9984>、ファーストリテイリング<9983>も軟調。
株価指数を押し下げています。

三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンク、証券業の野村ホールディングス<8604>も売られており、直近で賑わっていたアイフル<8515>、オリコ<8585>の低位金融の下げもきつく、幅広い銘柄が下落しました。

一方、売買代金上位では太陽光発電関連のサニックス<4651>、バイオのタカラバイオ<4974>、橋梁株の日本橋梁<5912>らが個別で賑わっており、物色は値動きの良い一部の銘柄に偏っています。

セクターでは、業種別株価指数騰落の全業種が下落。
後場後半までの値上がりが日本航空<9201>の空運業の1業種に限られるなど、ほぼ全面安商状となりました。

値下がり上位では、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の大手三社が下落した海運が最上位に進出。
三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の不動産、野村ホールディングス<8604>の証券業、第一生命<8750>の保険など、金融関連業種が続いています。

また、帝人<3401>、東レ<3402>の繊維、新日鉄住金<5401>、JFEホールディングス<5411>の鉄鋼、王子ホールディングス<3861>の紙パルプ、旭硝子<5201>、日本板硝子<5202>のガラス製品など、素材系業種も下落しました。

個別では、格上げのニトリ<9843>、塩野義製薬<4507>、決算の北興化学工業<4992>、ドトール日レス<3087>などが材料物色を集めています。

新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したタカラバイオ<4974>が活躍。
決算評価から太陽光発電人気につながったウエストホールディングス<1407>、エヌ・ピー・シー<6255>、IPOの地盤ネット<6072>なども短期資金で人気化しました。

日経ニュース・昼版(1/16)

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NY株、5日続伸=堅調な小売売上高で〔米株式〕(15日)☆差替

【ニューヨーク時事】15日のニューヨーク株式市場は、堅調な小売売上高を好感して優良株で構成するダウ工業株30種平均が5営業日連続で上昇、前日終値比27.57ドル高の1万3534.89ドルで終了した。
一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は6.72ポイント安の3110.78と続落した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1248万株増の6億0230万株。
商務省が発表した12月の米小売売上高は前月比0.5%増で、市場予想の0.2%増を上回った。
これを受けてウォルマート・ストアーズなど小売株が買われた。
連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和が当面続くとの当局者の発言も安心感を誘った。
一方、米政府の債務問題が相場の重しとなった。
オバマ大統領は前日、2月半ばにも達するとされる債務上限の引き上げに関して、歳出削減などを条件とする交渉に応じない姿勢を強調。
「野党共和党との深い溝が浮き彫りとなり、先行き懸念につながった」(日系証券)という。
個別では、ウォルマートが1.0%高。
一方、アップルが続落し、3.2%安。
検索の新サービスを発表したフェイスブックは2.7%安。

16日の日経平均株価は72円安で寄り付き

16日の日経平均株価は、72円67銭安の1万806円41銭で寄り付いた。

前日のNYダウは前日比27ドル高で終了。
一方、為替市場ではドルが88円台後半で落ち着いており、日経平均には高値警戒感が出つつあるもようだ。

業種別では、医薬品や陸運がしっかり。
金融株や不動産株、ハイテク株などは売られている。
(編集担当:片岡利文)

日経ニュース・朝版(1/16)

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みんなの外為 !今日の重要経済指標(1/16)

   
予想(コンセンサス) :+0.3%/-7.3%
   
ユーザー予想    :
上昇 75% 下落 25%
   
関連指標の動向   :
上昇41% 下落35%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-4.0pips
   
予想(コンセンサス) :+0.3%/+2.2%
   
ユーザー予想    :
上昇 75% 下落 25%
   
関連指標の動向   :
上昇55% 下落9%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:2.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :+1.5%
   
ユーザー予想    :
上昇 60% 下落 40%
   
関連指標の動向   :
上昇55% 下落9%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:2.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :±0.0%/+1.8%
   
ユーザー予想    :
上昇 53% 下落 47%
   
関連指標の動向   :
上昇55% 下落9%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:11.0pips
上昇時平均幅:5.0pips
下落時平均幅:-9.0pips
下落時安値幅:-13.0pips
   
予想(コンセンサス) :+0.1%/+1.9%
   
ユーザー予想    :
上昇 75% 下落 25%
   
関連指標の動向   :
上昇55% 下落9%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:11.0pips
上昇時平均幅:5.0pips
下落時平均幅:-9.0pips
下落時安値幅:-13.0pips
   
予想(コンセンサス) :
   
ユーザー予想    :
上昇 60% 下落 40%
   
関連指標の動向   :
上昇17% 下落8%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:4.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :+0.3%
   
ユーザー予想    :
上昇 56% 下落 44%
   
関連指標の動向   :
上昇42% 下落30%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-4.0pips
下落時安値幅:-6.0pips
   
予想(コンセンサス) :+78.5%
   
ユーザー予想    :
上昇 58% 下落 42%
   
関連指標の動向   :
上昇42% 下落30%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-4.0pips
下落時安値幅:-6.0pips

日経電子版 マーケット(1/16)

【編集部から】
 子供のころから「お前はひと言余計なんだよ」とよく言われましたが、15日のあの
発言はまさに「余計なひと言」でした。
 甘利明経済財政・再生相の「過度の円安は国民生活にマイナス」 発言です。マー
ケットは1ドル90円への台替わりを目前に、おっかなびっくりドルを買う動きを強め
ているところでした。昼休み時間中の甘利発言に市場は水をかけられた形となり、円
はするすると88円台まで値を上げ、連動する形で日経平均株価も伸び悩みました。
 円相場に関しては自民党の石破茂幹事長も、望ましい水準として90円を円安の下限
としていますし、過去にも民主党政権時代に菅直人財務相が「95円が好ましい」など
と発言したことがありました。企業経営者も「90円が限界」とか「100円が適正水準
」など様々な発言をします。
 自分の会社の利益を考えて発言するので、自動車と家電で水準が違ったりしても理
解できますが、政府高官の発言はマーケットへの重みが違いますし、ましてや今は、
アベノミクスで円安が注目されているさなかです。政治家は普段以上に市場への配慮
をしたうえで、発言してほしいものです。
 当たり前のことですが、為替でも株式でも、相場の水準はマーケットが決めること
で、政治家が誘導できるものではありません。米国景気の動向などが大きく変動すれ
ば、いくら国内で口先介入したところで、効果は知れているでしょう。そう考えれば
、甘利発言を受けての調整は、株高円安の基調が長く続くために、いい息つぎの場に
なったと言えるかもしれません。
 来週はいよいよ日銀の政策決定会合です。インフレ目標を達成するための手段は何
か?追加緩和の内容は?などなど関心は尽きません。日経電子版マーケットではこの
一大イベントをめぐる動きを手厚く報道します。ご期待ください。
(マーケット編集長 鈴木亮)
【注目の新着記事】
◆日本企業を取り囲む6重「楽」にも注目を(マーケット反射鏡)
http://mx.nikkei.com/?4_73112_4465_1
◆三菱マ、「補正予算」に頼らず米で放つ成長の矢(記者の目)
http://mx.nikkei.com/?4_73112_4465_2
◆来期業績、円高修正最大の恵みはどこに(スクランブル)
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◆投信にも「リスクオン」 個人マネーの向かう先は(スクランブル)
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◆トリプルA政権、「3、2、1」突破の大仕事(グローバルOutlook)
http://mx.nikkei.com/?4_73112_4465_5
◆東京の金先物、拭えない電話勧誘時代の痕跡(コモディティーview)
http://mx.nikkei.com/?4_73112_4465_6
◆松井社長に聞く「デイトレーダー囲い込み競争は終わらせる」(NQNスペシャル)
http://mx.nikkei.com/?4_73112_4465_7
◆三井物「今期業績は鉄板」と言わせた中国の政策期待(記者の目)
http://mx.nikkei.com/?4_73112_4465_8

小反発〔ロンドン株式〕(15日)

【ロンドン時事】15日のロンドン株式市場の株価は方向感に乏しい中を小反発し、FT100種平均株価指数は前日終値比9.45ポイント(0.15%)高の6117.31で終了した。
レッドメーン・ベントレーの投資マネジャー、デービッド・バタースバイ氏は、「より幅広い経済が改善していくには時間がかかりそうだ。
FT100種は6100付近の水準で天井を打った感がある」と指摘。
「長期的には強気だが、短期的には今後数日、調整する可能性がある」との見通しを示した。
個別銘柄では、金融大手バークレイズが3.50ペンス安の295.40ペンス。
石油大手BPは0.20ペンス高の459.50ペンス。
製薬大手グラクソスミスクラインは9.50ペンス安の1363.00ペンスとなった。

NY株、反落〔米株式〕(15日午前)

【ニューヨーク時事】15日午前のニューヨーク株式市場は、米国の債務問題の行方に対する不安から、反落している。
午前10時25分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比31.36ドル安の1万3475.96ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数20.52ポイント安の3096.98。
オバマ大統領は前日、債務上限の引き上げと歳出削減を別々に扱うと主張し、債務上限問題を取引材料としないことを強調した。
一方、共和党は二つの問題を併せて議論するよう改めて求め、民主、共和党の対立が色濃くなる中、債務問題をめぐる不透明感が株売りの動きにつながった。
この日発表された米経済指標は強弱まちまち。
12月の米小売売上高は前月比0.5%増で、変動の激しい自動車・同部品ディーラーを除くと0.3%増。
それぞれ0.2%増と見込んでいた市場予想(ロイター通信調べ)を上回った。
一方で、1月のニューヨーク州製造業景況指数はマイナス7.78と、市場予想(同、横ばい)を下回ったほか、6カ月連続のマイナスとなった。
12月の米卸売物価指数は前月比0.1%低下、コアは0.1%低下となり、おおむね市場予想に沿う内容だった。
個別銘柄では、デルが約3%上伸。
非上場化を検討していると報じられたことで前日に大幅高となり、この日も買いが継続した。
アップルは「iPhone(アイフォーン)5」の需要が予想を下回っていると報じられ、2%余り下落。
ヒューレット・パッカードも安い。
ルルレモンが大幅安で7%以上下落し、リサーチ・イン・モーション(RIM)も約3%下落した。

ダウ、反落=ナスダックは続落〔米株式〕(15日朝)

【ニューヨーク時事】15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、午前9時35分現在は前日終値比37.19ドル安の1万3470.13ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在19.42ポイント安の3098.08。

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