為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年11月23日金曜日

欧州株式市場サマリー(22日)

(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5791.03(+39.00)
前営業日終値 5752.03(+3.93)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7244.99(+60.28)
前営業日終値 7184.71(+11.72)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3498.22(+20.86)
前営業日終値 3477.36(+15.30)
<ロンドン株式市場> 堅調な中国の経済指標を受け商品関連株に買いが入り、4日続伸して終了した。
ただ米株式市場が感謝際の祝日のために休場となっていることから、商いは薄かった。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は3週間ぶり高値を更新。
週初からの上昇率は約3.3%となる。
5月に1週間の上昇率としては年初来で最大となる3.3%上昇を記録しているが、今週はこの日までの4日間でこれに並ぶ水準となった。
HSBCがこの日発表した11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)速報値は50.4となり、13カ月ぶりに景況の改善と悪化の境目となる50を上回った。
キャピタル・スプレッズの市場分析部門責任者のアンガス・キャンベル氏は、「市場では中国経済のハードランディングがあまりにも長い間懸念されてきた」と指摘。
ただ「このところは、世界第2位の規模を持つ中国経済が再び高成長を見せる兆しが出始めている」 と述べた。
これを受け、鉱山株<.FTNMX1770>とエネルギー株<.FTNMX0530>に買いが入った。
なかでも、エクストラータ<XTA.L>は1.7%、グレンコア<GLEN.L>は2.0%上昇。
欧州連合 (EU)の独占禁止当局がグレンコアによるエクストラータの買収計画を承認したことが好感された。
ビール醸造会社SABミラー<SAB.L>は6.4%高。
中南米市場の売り上げが好調だっ たことで上半期(4─9月期)の利益が押し上げられ、増配が可能になったことで買いが入った。
<欧州株式市場> 堅調な中国の経済指標や醸造大手SABミラー<SAB.L>の決算を好感して4日続伸した。
米国市場が感謝祭の祝日で休場のため、商いは薄かった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は6.00ポイント(0.55%)高の1103.43。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は15.41ポイント(0.61%)高の2535.09。
SABミラーは商いを伴って6.4%上昇。
中南米市場などの強い伸びが寄与して上期決算が好調となったことが材料視された。
HSBCが発表した11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)速報値が50.4と、13カ月ぶりに景況の改善と悪化の境目となる50を上回ったことを受け、大型資源株にも買いが入った。
フォックス・デイビーズの株式セールスディレクター、オリバー・スタンフィールド氏は「中国から強い経済指標や需要持続の可能性を示唆する材料が出てくれば、資源株を買うのが自然な流れだ」と語った。
英BGグループ<BG.L>は1.2%高。
[東京 23日 ロイター]

ブログ アーカイブ