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直近の決算発表予定

2013年4月22日月曜日

さくら投資顧問(4/22)

●相場概況 - 週末終値(前週末比)
 日経平均     13316.48(-168.66)
 NYダウ     14547.51(-317.55)
 米ドル/円    99.55(+1.35)
 ユーロ/円    129.92(+1.12)
 ユーロ/米ドル  1.3049(-0.0062)
 米国債(10年) 1.703%(-0.018)
 米国債(30年) 2.882%(-0.036)
 WTI原油先物  88.01(-3.28)
 NY金      1395.60(-105.80)
今週の注目指標
●4/22(月)
3月中古住宅販売件数(米)23:00
前回 → 498万件
●4/23(火)
4月PMI製造業・速報(独)16:30
前回 → 49.0
4月PMIサービス業・速報(独)16:30
前回 → 50.9
4月PMI製造業・速報(ユーロ)17:00
前回 → 46.8
4月PMIサービス業・速報(ユーロ)17:00
前回 → 46.4
2月小売売上高 [前月比](加)21:30
前回 → +1.0%
3月新築住宅販売件数(米)23:00
前回 → 41.1万件
●4/24(水)
RBNZオフィシャル・キャッシュレート(NZ)6:00
前回 → 2.50%
第1四半期消費者物価 [前期比](豪)10:30
前回 → +0.2%
第1四半期消費者物価 [前年比](豪)10:30
前回 → +2.2%
4月IFO景況指数(独)17:00
前回 → 106.7
3月耐久財受注 [前月比](米)21:30
前回 → +5.7% (修正 +5.6%)
3月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器](米)21:30
前回 → -0.5% (修正 -0.7%)
●4/25(木)
休場(NZ、豪)
第1四半期GDP・速報値 [前期比](英)17:30
前回 → -0.3%
第1四半期GDP・速報値 [前年比](英)17:30
前回 → +0.2%
新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 35.2万件
●4/26(金)
日銀金融政策決定会合
前回 → 0.00-0.10%
3月貿易収支(NZ)7:45
前回 → +4.14億NZD
第1四半期GDP・速報値 [前期比年率](米)21:30
前回 → +0.4%
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)

前週末に円高で終了した円相場は、
週明けもその流れは止まらずに円高で開始しました。
黒田円安もひと段落して下降トレンドになったことで、
利益確定に動いた側がさらに円高を誘発させたり、
また、ボストンマラソンの爆破事件や薄くはなりましたが
北朝鮮ミサイルなども影響を与えた先週でしたが、
やはりメインはNYダウやG20を意識した動きであったと思います。
そのG20ですが、今回も無難?に閉幕しました。
主な内容は以下のとおりです。
・各国が輸出競争力強化のために自国通貨を切り下げる
「通貨安競争の回避」を再確認した共同声明の発表
・(日銀の量的緩和について)"デフレ脱却を意図したもの"とし、
円安誘導ではないとする日本の主張を理解
今回は開幕前からあまり騒がれずにいたので
大方の予想通りの内容となったわけですが、
週レポフォロー(会員向け)でも書いたようにあくまでこれは表舞台上でのことで、
今回はそれどころではなかったのか?
それとも欧米が目的を達成したからか?
はたまた、国際舞台で非難するのは分が悪いと見たのか?
今の日本に逆らうのは良くないと見たのか?
このように裏を探れば色々と考えられるわけですが、
ひとつ言えることは、"表舞台と裏舞台とで
同じ態度を取るとは限らない"ということです。
おそらく今後は、各国とも裏では露骨に通貨安政策を
取ってくることは間違いないと思っております。
そして「通貨安誘導?そんなのしてません♪G20の共同声明で決めたでしょ?」
と各国が揃ってシラを切るでしょう。
他国を非難しない代わりに自国も非難させないパターンかと思います。
もし非難されれば、
「オタクもやってるでしょうが!?」
「いいやアナタのところが先にやりました!!」
となるわけですが、お互いで暗黙の了解という状況を作っておくのです。
そうすると欧米など力を持っているところは断然有利となりますが、
力がないところは、ただ吠えるしかなくなります、例えば韓国とか…。
経済がひっ迫している時は、G20でも新興国の発言が強くなりがちですが、
新興国より先進国の方が有利に働いてきたということは、
そう考えると、経済も本格的に回復してきたのかもしれません。
少し話が逸れましたが、
今後は、各国が裏で独自に通貨安をやってくると思いますが、
その点で気をつけるべきは、やはり米国(ドル)になります。
現在公開中のレポート及び次回のレポートにて詳しく解説しています。
G20前に米国の要人が円安にやや釘を刺したことも考えると、
米国にも譲れない部分があるのだと思いますし、
以前よりも辛口になってきております。
ただし、現在は協力関係や思惑などもあり
そこまで露骨にはやってこないと思いますが、
日本側がやり過ぎると「それ以上は調子に乗るな」と
お灸を据えてくる程度かと思います。
それでも米国がずーっと本気にならないとは言えませんので、
米国とユーロに対して注意して見る必要があるのは、
いつの時期も同じだと言えます。
さて、今週は4月に入って2回目の「日銀金融政策決定会合」があります。
黒田総裁にとっても2回目となります。
今回は、前回あれほど大胆な追加の緩和策を出しましたし、
黒田総裁も「現時点で出せる全てを出し切った」
「すぐに次の追加緩和を行うことはない」と言ってましたから、
今回はそれほどサプライズはないと思われます。
しかし前回のことを考えると黒田総裁はなかなかの役者ですから、
そのように言っておいてまた何かやるかも?という部分も
少しは考えられますので、油断は禁物かと思います。
今月は、会員様向けに"新レポート"を配布しております。
今年第2弾の特典レポート
「植木良太の相場観 〜2013年上半期編〜」
2013年も早3ヶ月が過ぎました。
新年度を迎て「この先の為替相場はどうなるの?」と
不安に思われている方も多いかと思います。
そんな多くの疑問に対し、2013年のこれからの相場で
注目しておくべきことを植木がレポートとしてまとめました。
アベノミクスの行方は?
日本を取り巻く政治情勢は?
今後の円相場の運命は何が握っているのか?
などなど…。
数々の修羅場をくぐり抜けて来た
FXトレーダー植木良太の、2013年の相場観とは?
この後の為替相場を利益に変えるためには、
絶対に欠かすことのできない内容となっております。
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先週の注目指標(結果)
●4/15(月)
4月NY連銀製造業景気指数(米)21:30
前回 → 9.24
結果 → 3.05
2月対米証券投資 [ネット長期フロー](米)22:00
前回 → +257億USD
結果 → -178億USD
2月対米証券投資 [ネットフロー合計](米)22:00
前回 → +1109億USD (修正 +1168億USD)
結果 → +536億USD
●4/16(火)
RBA議事録(豪)10:30
・インフレ見通しは、必要であればさらなる緩和余地があることを示唆
・貸出金利が歴史的低水準であることに対して、経済が反応している兆しがある
・交易条件悪化にも関わらず、豪ドルは高止まり
3月消費者物価指数 [前月比](英)17:30
前回 → +0.7%
結果 → +0.3%
3月消費者物価指数 [前年比](英)17:30
前回 → +2.8%
結果 → +2.8%
4月ZEW景況感調査(独)18:00
前回 → 48.5
結果 → 36.3
3月消費者物価指数 [前月比](米)21:30
前回 → +0.7%
結果 → -0.2%
3月消費者物価指数 [コア:前月比](米)21:30
前回 → +0.2%
結果 → +0.1%
3月消費者物価指数 [前年比](米)21:30
前回 → +2.0%
結果 → +1.5%
3月消費者物価指数 [コア:前年比](米)21:30
前回 → +2.0%
結果 → +1.9%
3月住宅着工件数(米)21:30
前回 → 91.7万件 (修正 96.8万件)
結果 → 103.6万件
3月鉱工業生産 [前月比](米)22:15
前回 → +0.7% (修正 +1.1%)
結果 → +0.4%
●4/17(水)
第1四半期消費者物価 [前期比]
前回 → -0.2%
結果 → +0.4%
第1四半期消費者物価 [前年比]
前回 → +0.9%
結果 → +0.9%
3月失業率(英)17:30
前回 → 4.7%
結果 → 4.6%
3月失業保険申請件数(英)17:30
前回 → -0.15万件
結果 → -0.70万件
BOE議事録(英)17:30
・6対3で資産購入枠の維持を決定
・9対0で政策金利の据え置きを決定
・資産買い入れプログラムの250億ポンド規模拡大を主張
(キング総裁、フィッシャー理事、マイルズ委員)
加中銀政策金利発表(加)23:00
前回 → 1.00%
結果 → 1.00%
米ベージュブック(米)27:00
・緩やかな成長は住宅と自動車が牽引
・緩やかな成長を報告(5地区連銀)
・成長ペースのわずかな加速を報告(2地区連銀)
・個人消費は緩やかに成長
・小売業者はしばらく売上増加が続くと予想
・自動車販売は引き続き強いかもしくは増加
・多くの地区が不動産の著しい改善
・住宅価格は多くの地域で上昇
・雇用状況は変わらないかもしくは改善
・賃金の上昇圧力はわずか
●4/18(木)
3月小売売上高指数 [前月比](英)17:30
前回 → +1.9% (修正 +2.1%)
結果 → -0.8%
3月小売売上高指数 [前年比](英)17:30
前回 → +3.3% (修正 +3.2%)
結果 → +0.4%
新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 34.6万件 (修正 34.8万件)
結果 → 35.2万件
4月フィラデルフィア連銀景況指数(米)23:00
前回 → 2.0
結果 → 1.3
●4/19(金)
3月消費者物価指数 [前月比](加)21:30
前回 → +1.2%
結果 → +0.2%
3月消費者物価指数 [前年比](加)21:30
前回 → +1.2%
結果 → +1.0%

日経ニュース・夕版(4/22)

主要ニュース
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円続落、99円台後半〔NY外為〕(22日朝)

【ニューヨーク時事】週明け22日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議をこなして売り安心感が広がり、1ドル=99円台後半の水準に続落している。
午前9時現在は99円55~65銭と、前週末午後5時(99円43~53銭)比12銭の円安・ドル高。
米ワシントンで開かれたG20は19日、日銀の新たな金融緩和策を容認する共同声明を採択して閉幕。
警戒された通貨安誘導との批判を回避したことで、相場の流れは円安基調に回帰、円は再び100円の大台をうかがう水準に弱含んでいる。
ユーロは軟調。
同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.3025~3035ドル(前週末午後5時は1.3045~3055ドル)、対円では同129円70~80銭(同129円80~90銭)で推移している。

円、99円台後半〔NY外為〕(22日午前8時)

【ニューヨーク時事】週明け22日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=99円67~77銭と前週末午後5時(99円43~53銭)比24銭の円安・ドル高で推移している。
一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.3043~3053ドル(前週末午後5時は1.3045~3055ドル)、対円では同130円06~16銭(同129円80~90銭)。

円下落、99円台後半〔ロンドン外為〕(22日正午)

【ロンドン時事】週明け22日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、前週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を受けた円売りが一巡、1ドル=99円台後半での小動きとなった。
正午現在は99円65~75銭と、前週末午後4時(99円20~30銭)比45銭の円安・ドル高。
G20が採択した共同声明では、日銀の新たな量的緩和策について「デフレ脱却を意図したもの」と指摘し、円安誘導ではないとの日本の主張に理解が示された。
これを受け週明けの海外市場では円売り安心感が広がり、円安・ドル高が進展。
東京市場では99円89銭と、4年ぶりとなる100円の大台近辺まで円安が進んだ。
その後は、利益確定に伴うポジション調整の売り買いに押されもみ合う展開となったものの、円の下値は99円台後半で固かった。
ある邦銀筋は、「100円台を防戦する円買い・ドル売りが相当分厚いが、積極的に円を買い戻す動きもなく円は上値がかなり重い」と指摘。
このため市場からは、新たな円売り材料待ちながらも、「今週中に100円台をつける可能性は高い」(市場筋)との声が多く聞かれた。
ユーロの対ドル相場は正午現在1ユーロ=1.3035~3045ドル(前週末午後4時は1.3075~3085ドル)。
対円では同129円95銭~130円05銭(129円80~90銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.5235~5245ドル(1.5255~5265ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9340~9350フラン(0.9300~9310フラン)。

東京マーケット・サマリー(22日)

レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 99.69/71 1.3036/40 129.96/00
NY午後5時 99.49/55 1.3050/55 129.84/88
午後5時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル高/円安の99円後半。
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明では日本の政策が名指しで批判されることはなかったが、ドルはオプションと現物の壁に阻まれ、100円突破はできなかった。

<株式市場>
日経平均 13568.37円(251.89円高)
13529.44円─13611.58円
東証出来高 44億1925万株
東証売買代金 2兆7966億円
東京株式市場で日経平均は大幅続伸。
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を受けた円安を背景に全面高となり、4年9カ月ぶりに1万3600円台を回復する場面があった。
日経平均、TOPIXともに年初来高値を更新。
ただ、1ドル100円目前で為替が足踏み状態となったことから、利益確定売りで次第に伸び悩んだ。

東証1部騰落数は、値上がり1541銘柄に対し、値下がりが111銘柄、変わらずが61銘柄だった。

<短期金融市場> 17時14分現在
無担保コール翌日物金利 0.072%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(9月限) 99.785(+0.005)
安値─高値 99.780─99.785
無担保コール翌日物は0.065─0.075%中心での取引。
主な取り手は地銀、信託銀行。
当座預金残高が、国債発行要因などで減少する方向となったが、60兆円台の高水準を維持する見込みとなったため、資金ニーズは限られた。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCのT+1レートは0.101%とほぼ横ばい。
日銀が実施した約1カ月物の共通担保資金供給(全店)オペは札割れとなった。
1カ月物が札割れとなるのは、4月17日オファー分以来。
足元の資金は潤沢で資金需要は限られている。

ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。
中心限月2013年9月限は99.785。

<円債市場>
10年国債先物中心限月・6月限(東証) 144.34(─0.24)
安値─高値 144.33─144.64
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.610%(+0.030)
安値─高値 0.615─0.585%
国債先物は反落。
日銀の国債買いオペ期待が一部で浮上していたが、これが見送られたため失望感を誘った。
後場は中盤まで、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を受けた円安/株高にも反応は限られていたが、終盤にかけて、海外勢を巻き込んだ売り物に押されて下落幅を広げた。
もっとも、週明けとあって模様眺めとなる市場参加者も多く、出来高は厚みを欠いた。
現物債は先物主導でポジションを調整する地合いになった。
特に超長期/長期ゾーンが銀行勢などの益出しで利回りに上昇圧力がかかった。
中期ゾーンもさえない。
イールドカーブはスティープ化の形状。

日本証券業協会が22日発表した3月公社債投資家別売買状況によると、年金のリバランスなどを受け、信託銀行が最大の超長期国債の買い越し主体となった。
アセットアロケーションの変化に対応するためのリバランス、デュレーション長期化需要などが影響したとみられている。

国債先物中心限月6月限の大引けは、前営業日比24銭安の144円34銭。
長期金利は同3bp高い0.610%に上昇。

<クレジット市場>政保債(地方公)10年1.5─2.0bp 銀行債(みずほ)5年 12─13bp地方債(都債) 10年2.0─2.5bp 電力債(東電) 5年280─300bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapanシリーズ19のタイト化は限られた。
プレミアムは92ベーシスポイント(bp)と、前週末の気配(ミッドで93bp付近)から1bp程度低い水準。
為替(ドル/円)が節目となる100円に迫ったほか、日経平均株価<.N225>が年初来高値を更新するなど堅調な展開となったものの、今週後半から本格化する日本企業の2013年3月期決算発表を確認したいとのムードが強く、積極的なリスクオンには至らなかったという。

<スワップ市場>スワップ金利(16時39分現在の気配)
2年物 0.31%─0.21%
3年物 0.33%─0.23%
4年物 0.37%─0.27%
5年物 0.43%─0.33%
7年物 0.57%─0.47%
10年物 0.81%─0.71%
[東京 22日 ロイター]

<外為>東京=17時 1ドル=99円70~71銭

22日の東京外国為替市場の円相場は、午後5時現在、1ドル=99円70~71銭で、前週末(19日)の午後5時時点と比べ39銭の円安・ドル高になった。

証券ディーラー「プロの視点」(4/22)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■G20を無事に消化、円安推移の外部要因進展とともに買い優勢の流れとなった本日の株式相場ですが、株価指数は年初来高値更新も節目攻防をこなせず。
物色傾向も中核銘柄より需給妙味の強い銘柄のディーリングが目立っており、先週の流れを引き継いでいます。

日経平均株価は大幅続伸。
先週に見られた5日移動平均線(13341.85円)を上抜き、一気に年初来高値を更新してきました。
ただ、前場で見られた節目13600円と4月SQ値13608.19円との攻防をこなせず、引けにかけて伸び悩んでいます。

さて、前営業日配信版では「いよいよ決算シーズン到来 波乱発生の備えも」と題していました。

外部要因の変化に敏感だった先週の流れから、G20通過後の円安推移とともに株価指数を切り上げる格好。
ただ、前述の通りに節目攻防をこなせず、全市場の売買代金上位もケネディクス<4321>、東京電力<9501>、マツダ<7261>、長谷工コーポレーション<1808>、アイフル<8515>ら値動きの軽い銘柄が独占しており、中核銘柄物色よりもディーリング主導の展開となっています。

当欄では株価指数のチャート軟化や日程面での買い難さから、需給妙味の強い銘柄のディーリング、そして外部要因軟化、指数の下押しに備えたヘッジ意識など、保守的な投資戦略を紹介していました。

前営業日の当欄で目標株価達成を紹介したナノキャリア<4571>もマザーズ所属ながら全市場の売買代金上位に進出。
ディーリング資金を集めて大きく水準を切り上げてきたほか、前営業日のインターネット会員A情報で買い推奨していたサムティ<3244>がわずか1営業日で目標株価を達成。
不動産関連のテーマ性に加えて、新興軽量級としてディーリング物色を取り込んで人気化しています。

外部要因進展とともに株価指数は水準を切り上げてきましたが、まだまだ全体相場は外部要因の変化に敏感な状況。
株価指数の節目攻防、物色対象としてディーリング候補を見ていくスタンスが中心となるほか、時間外米指数先物の上昇とともに今晩の米国市場上昇が期待されている点から、本日の上昇にはさらなる外部要因進展を期待した先回り買いも入っているのではないでしょうか。

また、ディーリング優位の物色傾向も、今後開示後の増えてくる決算発表や業績修正を手掛かりとする材料売買も増えてくるだけに、外部要因に左右されにくいテーマ、値動きの軽さに加えて、決算絡みの材料株も見ていきたいところ。

ただ、短期視点ではディーリング技術も問われますし、万人向けの投資戦略とは言えません。
とはいえ、買いスタンスのみで臨む場合、金曜日の日銀金融政策決定会合、月末からの大型連休、そして個別レベルでは決算開示の影響も無縁ではないだけに、調整可能性や予期せぬ波乱発生に対応する意味で「打診目的の売りポジション」の構築も推していたと思います。

そこで現在販売中の「厳選5銘柄付き市況分析レポート」のテーマは「空売り戦略」を採用。
市況分析に基づく空売り戦略のポイント、銘柄アプローチをまとめていますので、ぜひ確認してみてください。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■先週末の米国市場は上昇。
企業の決算開示が相次ぎ、ナスダック所属銘柄の活躍が株価指数を押し上げています。

企業の決算開示が本格化、グーグル、マイクロソフトらナスダック所属銘柄が決算評価が上昇しており、株価指数を下支えました。

一方、IBM、マクドナルドらは振るわず、大型株の決算売りがダウ平均株価を押し下げています。

ダウ平均株価は、前営業日比10.37ドル高の14,547.51ドル。
ナスダック総合指数は39.69ポイント高の3,206.06ポイントで取引を終えました。

為替相場では、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、日本の金融緩和に対して理解が示されたことが円売りを支援。
週明けの東京時間帯早朝では、1ドル99円台後半、1ユーロ130円台半ばの円安水準で取引されています。

東京株式市場では、G20通過の円安進展を好感した買いが先行。
日経平均株価は13537円の続伸スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が節目13600円と4月SQ値13608.19円を奪回するも短期過熱感から利益確定売りが上値の重しに。
同水準を挟んでの高値もみあいが続きました。

昼休みを挟んで為替相場で円買いが散発、前場で攻防の見られた節目13600円と4月SQ値13608.19円から伸び悩む動き。
ただ、押し目買い意欲も高く、高値推移が続いています。

日経平均株価終値は、251.89円高の13,568.37円。
東証1部の売買代金は概算で2兆7966億円。
東証1部の売買高は概算で44億1925万株。
値上がり銘柄は1541(89%)に対し値下がりは111(6%)、変わらずは61(3%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■G20通過で円安進展、金融緩和期待とともにトヨタ<7203>、キヤノン<7751>、ホンダ<7267>の国際優良株、三井住友FG<8316>、三菱UFJFG<8306>のメガバンクがしっかり。
ただ、株価指数が高寄りから後場で伸び悩んでおり、同様に伸び悩む銘柄も見られています。

一方、金融緩和関連としてケネディクス<4321>が活況高、全市場の売買代金上位に入ったほか、直近からディーリング物色を集めている東京電力<9501>なども大商いを見せており、短期資金の循環が目立ちました。

売買代金上位では、外需関連のなかでも値動きの軽いマツダ<7261>、低位金融のアイフル<8515>、マンション関連の長谷工コーポレーション<1808>、低位建設の三井住友建設<1821>などが活躍しています。

バイオ関連の新日本科学<2395>、ナノキャリア<4571>なども好調、新興軽量級のガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>もディーリング資金循環が見られました。

セクターでは、大成建設<1801>、大林組<1802>の建設、LIXIL<5938>、日本橋梁<5912>の金属製品らが業種別株価指数騰落の値上がり上位となっています。

旭硝子<5201>、日本板硝子<5202>のガラス土石、NTN<6472>、ジェイテクト<6473>の機械、オリックス<8591>、オリコ<8585>のその他金融なども続きました。

一方、中部電力<9502>、九州電力<9508>の電気ガス、三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の大手不動産が安く、値下がり上位業種となっています。

個別では、川崎重工業<7012>との経営統合交渉で三井造船<7003>が人気化。
増額の島精機製作所<6222>、サンケン電気<6707>、ジャフコ<8595>、ジェイテクト<6473>、新光電気工業<6967>なども買われたほか、目標株価引き上げの日本電産<6594>、イビデン<4062>も材料物色を集めました。

新興市場では、全市場の売買代金上位に入ったナノキャリア<4571>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>がしっかり。
バイオ関連のメディネット<2370>、UMNファーマ<4585>、テラ<2191>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>、不動産関連のいちごホールディングス<2337>、サムティ<3244>などもディーリング資金を集めています。

日経ニュース・昼版(4/22)

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大幅続伸=G20声明や円安を好感〔東京株式〕(22日前場)

【第1部】前週末に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明で日本の金融緩和策が容認され、円安が進んだことから買いが優勢となった。
日経平均株価は前営業日比258円23銭高の1万3574円71銭と大幅続伸し、一時1万3600円台を回復し取引時間中の年初来高値を更新した。
東証株価指数(TOPIX)も同21.85ポイント高の1148.52と上伸した。
出来高は24億9787万株。
▽イベント通過で買い安心感広がる
G20では、日本の新たな量的緩和策は「デフレ脱却を意図したもの」と明記した共同声明が採択されて閉幕した。
「日本の政策に対する批判が出なかったため、安心感が広がった」(大手証券)といい、寄り付きから幅広い業種が買われた。
日経平均は4年10カ月ぶりの高値となる1万3611円まで上昇した。
一方、上値では利益確定売りも控えており、高値もみ合いとなり、出来高が膨らんだ。
1ドル=100円を目前に控え「100円台に乗せれば株価もさらに上昇する」(銀行系証券)と期待する声も聞かれた。
円安進行を好感し自動車、機械など輸出関連株が買われ、さらにデフレ脱却が進むとの期待で内需関連株も堅調だった。
日経平均採用銘柄の大半が値上がりする中、前週に上昇した材料株の一角は売りに押された。

イベント通過で買い安心感広がる〔東京株式〕(22日前場、続き)☆差替

G20では、日本の新たな量的緩和策は「デフレ脱却を意図したもの」と明記した共同声明が採択されて閉幕した。
「日本の政策に対する批判が出なかったため、安心感が広がった」(大手証券)といい、寄り付きから幅広い業種が買われた。
日経平均は4年10カ月ぶりの高値となる1万3611円まで上昇した。
一方、上値では利益確定売りも控えており、高値もみ合いとなり、出来高が膨らんだ。
1ドル=100円を目前に控え「100円台に乗せれば株価もさらに上昇する」(銀行系証券)と期待する声も聞かれた。
円安進行を好感し自動車、機械など輸出関連株が買われ、さらにデフレ脱却が進むとの期待で内需関連株も堅調だった。
日経平均採用銘柄の大半が値上がりする中、前週に上昇した材料株の一角は売りに押された。

日経ニュース・朝版(4/22)

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みんなの外為 !今日の重要経済指標(4/22)

   
予想(コンセンサス) :501万件
   
ユーザー予想    :
上昇 68% 下落 32%
   
関連指標の動向   :
上昇29% 下落47%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:7.0pips
上昇時平均幅:6.0pips
下落時平均幅:-6.0pips
下落時安値幅:-12.0pips
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<外為>東京=10時 1ドル=99円81~83銭

22日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時現在、1ドル=99円81~83銭で、前週末(19日)の午後5時時点と比べ50銭の円安・ドル高になった。

日経平均、ザラバ年初来高値を更新=東京株式前場

22日の東京株式市場の日経平均株価は、午前9時3分に前営業日比252円38銭高の1万3568円86銭と、4月12日に付けたザラバの年初来高値(1万3568円25銭)を更新して推移している。

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