【藤田知也】国内の輸出企業がぎりぎり利益を出せる為替レートは今年度、平均1ドル=83・9円だった。
昨年度の1ドル=82・0円より1・9円の円安ドル高で、6年ぶりに円安方向に振れた。
昨年11月から急速に円安が進んだため、輸出企業の円高への警戒感が和らいだとみられる。
内閣府が1月、株式上場している企業2374社に「企業行動に関するアンケート調査」をした際、輸出などで利益が出るかどうかの分かれ目となる為替レートを聞いた。
1年後の予想為替レートは平均1ドル=88・4円で、さらに円安ドル高になった。
一方、1年後に材料などの仕入れ価格がどうなるかを聞いたところ、今年度より1・4%高くなるとの予想だった。
円安で輸入品が上がる影響とみられる。
ただ、1年後の販売価格は0・1%安くなるとの予想で、物価が下がる「デフレ」は続くとみている。
昨年度の1ドル=82・0円より1・9円の円安ドル高で、6年ぶりに円安方向に振れた。
昨年11月から急速に円安が進んだため、輸出企業の円高への警戒感が和らいだとみられる。
内閣府が1月、株式上場している企業2374社に「企業行動に関するアンケート調査」をした際、輸出などで利益が出るかどうかの分かれ目となる為替レートを聞いた。
1年後の予想為替レートは平均1ドル=88・4円で、さらに円安ドル高になった。
一方、1年後に材料などの仕入れ価格がどうなるかを聞いたところ、今年度より1・4%高くなるとの予想だった。
円安で輸入品が上がる影響とみられる。
ただ、1年後の販売価格は0・1%安くなるとの予想で、物価が下がる「デフレ」は続くとみている。