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直近の決算発表予定

2013年1月25日金曜日

【週刊みんかぶマガジン】早刷 日刊株式経済新聞[無料お試し版]1/25号

★きょうの株式市場動向
305円高、円安を背景に高値引け
 25日の東京株式市場は朝方から大きく買いが先行し、高値圏で頑強な動きを続けた。
後場終盤は為替市場で円安傾向が強まるのを横目に一段高に買われ、新高値を更新している。
 大引けの日経平均株価は前日比305円高の1万926円と続伸。
2011年3月以来の上げ幅の大きさで高値引けとなり、5日ぶりに昨年来高値を更新した。
東証1部の売買高概算は33億3662万株、売買代金は2兆178億円。
値上がり銘柄数は1403と全体の8割を超える銘柄が上昇、対して値下がり銘柄数は210、変わらずは84だった。
 きょうの東京市場は日経平均が寄り後早々に1万800円台を回復、その後も為替市場での円安を拠り所に高値圏で頑強な動きを続けた。
前日の米国株市場でNYダウが5日続伸していることに加え、為替市場の円安が引き続き好感された。
円安に連動した株価指数先物への買いが全体指数を押し上げる展開。
為替市場では後場後半になって、1ドル=90円台後半、1ユーロ=121円台に入るなど円安が加速、この円安トレンドをなぞるように日経平均も上げ足を強めた。
1月第3週までで海外投資家は10週連続の買い越しとなるなど日本株に攻勢を強めており、直近は個人投資家の買いも加速し、きょうは週末にもかかわらず売買代金は2兆円を超えた。

 個別にはソニーが売買代金断トツで大幅高。
トヨタ、ホンダなども高い。
東芝も大商いで上昇したほか、大日住薬が急騰、ファナックも買われた。
ソフトバンク、武田、JTなども高い。
半面、井筒屋が安く、ティアックも軟調。
ニトリHD、津田駒も下げた。
★銘柄フラッシュ
●USENが切り返す、後場早々に大口買い観測 USEN(4842.OS)が切り返す。
前場に前日比2円安の157円まで売られたものの、「後場早々に大口買いが観測」(地場証券)されたことで短期資金が追随、同8円高の167円まで買われる相場つきとなっている。
歩み値の履歴をみると、午後12時41分に10万株の約定がある。
同社株は昨年11月から具体的な材料が表面化しないまま上昇を開始。
市場では「思惑先行の相場つきが継続しそう」(地場証券)との声が挙がっている。

●電気興は続伸、業績の上ブレ期待の買い継続 電気興業(6706.T)が続伸。
同社は携帯電話通信事業者向け基地局アンテナの製造・工事が主力事業。
NTTドコモなど通信大手3社が次世代高速電話サービスであるLTE関連の設備増強を本格化しており、その恩恵をフルに受けている。
また、設備収納用キャビネット製造の関連会社の収益も増勢基調。
13年3月期連結経常利益は24億円(前期比54%増)の見通しだが、上ブレの可能性が高まっている。
PBRは0.7倍台と割安で買い安心感もある。

●トーモク昨年来高値を更新、割安な住宅関連株との見方 トーモク(3946.T)が前日比21円高の270円まで買われ、15日につけた昨年来高値260円を更新した。
段ボール大手で円安は原燃料価格などのコストアップ要因から逆風との見方がある一方で、同社はスウェーデン住宅などの住宅事業が全体の3割強を占めることから、住宅関連の側面も持つ。
PER6倍台、PBR0.5倍台となっていることから、割安な住宅関連との見方もできそうだ。

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★きょうの注目銘柄
●大幸薬品ノロウイルス対策で貢献 900円固めから上昇期待
 大幸薬品(4574.T)は、ノロウイルスとインフルエンザウイルスの両方に効果のある、二酸化塩素分子系の除菌・消臭剤「クレベリン」を製造販売しており、感染防止対策需要の拡大が見込まれる。
ノロウイルスは、石けん、逆性石けん、エタノール類では除去できないため、効果を発揮するのは塩素系消毒液に限られる。
 同社では「ノロウイルスの代替ウイルスであるネコカリシウイルスを、二酸化塩素ガス発生ゲル剤に滴下したところ、5時間後にウイルスの数が99%減少する実験結果を得ている」(広報・IR部)としており、実際に11月以降売り上げが拡大している。
株価は900円台固めから1000円乗せへの期待も。

●イリソ電子高性能コネクタを開発 PER10倍台で上値余地
 イリソ電子工業(6908.OS)に注目。
同社は、電子機器用多極コネクタの中堅メーカーで、自動車向けが主力。
新機能付加による既存品のリニューアルや、顧客の利便性向上を図ることで競争力を強化していく方針。
また、異物に強いコネクタを独自開発した。
最終製品の不良率低下のため、接点部を2つに増やし、どちらか一方の接点が異物に乗り上げても、もう一方の接点で接触することが可能なコネクタを開発。
需要拡大が見込まれている。
 株価は、昨年11月半ばの1000円台水準から下値を切り上げており、1500円水準に到達。
 ただ、株価指標では、依然としてPER10倍台、PBR0.8台と割安水準にある。
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米アップル、株価急落 1日で時価総額5兆円超吹き飛ぶ

【ニューヨーク=畑中徹】24日のニューヨーク株式市場で米アップル株が急落し、前日より63・50ドル(12・35%)低い450・50ドルで取引を終えた。
企業価値をしめす株式時価総額は約4230億ドル(約38兆円)に下がり、1日で約600億ドル(約5兆4千億円)が失われた。
2012年10~12月期決算で純利益が前年同期から横ばいにとどまり、「成長力が弱まっている」との見方が広がり、売り注文が膨らんだ。

看板商品のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)5」を売り出した昨年9月には705ドルの最高値をつけたが、そのころに比べると35%超も下がった。

日経ニュース・夕版(1/25)

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ドル急伸、90円台半ば=追加緩和期待などで〔東京外為〕(25日午後5時)

25日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、海外景気の改善や日銀の追加金融緩和への観測で急伸し、一時2010年6月22日以来約2年7カ月ぶりに1ドル=90円60銭台を付けた。
午後5時現在は90円53~54銭と前日(午後5時、89円26~28銭)比1円27銭のドル高・円安。
朝方の外為市場は、ドル買いが一気に強まった海外の流れを引き継ぎ、オセアニア時間に90円69銭まで上昇した。
その後は昨年12月の消費者物価指数(生鮮食品除く)が2カ月連続でマイナスとなり、2%上昇の物価目標を掲げる日銀がさらなる追加緩和を迫られるとの見方もドル円の上昇を後押しした。
仲値にかけては輸出企業の売りに押されたが、売り一巡後は堅調を維持。
欧州勢が参加し始める時間帯は90円50銭前後で推移している。
市場では「世界経済に対する懸念が後退する中、リスク選好姿勢が逃避先通貨としての円を売る動きにつながった」(大手外銀)とされる。
「株式市場次第では、海外時間中に91円を突破してもおかしくない」(外資系証券)との声も聞かれた。
欧米時間には、1月の独IFO景況感指数、12月の米新築住宅販売などが発表されるほか、開催中のダボス会議では通貨安競争に絡む発言が注目されている。
ユーロは対円で大きく上昇、対ドルで小幅高で始まった後は、方向感に欠ける展開が続いていたが、欧州勢参入後にストップロスを巻き込みながら急伸する場面があった。
11年4月28日以来約1年9カ月ぶりとなる1ユーロ=121円台まで値を上げている。
午後5時現在は121円40~42銭(前日午後5時、118円75~77銭)、対ドルで1.3407~3412ドル(同1.3299~3301ドル)。

証券ディーラー「プロの視点」(1/25)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■前営業日取引時間帯で伝わった西村内閣副大臣の発言を受けての円安基調が継続、1ドル90円台、1ユーロ120円台の節目レベル突破で買い気を強めた本日の株式相場ですが、要人発言から円安推移で買い進まれた先週金曜、そして円高推移で見られた週央安の展開も記憶に新しく、結局のところは為替相場に一喜一憂する展開が続いているのではないでしょうか。

日経平均株価は大幅続伸。
先週末水準の10900円台を回復し、高値で引けました。
一気に5日移動平均線(10698.43円)や節目10700円、10800円を上抜いてきています。

前場、後場と伸び悩む場面が見られたものの、西村内閣副大臣の発言を切っ掛けとした円安進展とともに買い進まれる展開となった前営業日の引け味を引き継ぎ、本日は円安加速とともに朝高から買い優勢の流れが続きました。

しかしながら、日経平均株価の週央安、金曜日の高値引けは先週同様の流れ。
木曜日午後からの円安加速は、前営業日は西村内閣副大臣の発言、先週は甘利経済再生相の発言が契機となるなど、ともに要人発言によるもの。
為替相場に準じた反応と言えるのではないでしょうか。

このまま円安が進展するならば、外需関連の中核銘柄を中心とした買い上がりが期待されますが、ムードとしては海外要人からの円安牽制発言が聞かれているだけに、円安水準の「さらなる進展より維持」が見込まれるところか。
さらに来週はFOMC(連邦公開市場委員会)の開催、週末には米雇用統計など波乱要因も控えているだけに、来週も為替相場を睨みながらの神経質な展開が続きそうです。

さて、前営業日配信版では「材料株物色の盛り上がり続く 決算先回りの準備を!」と題していました。

売買代金上位では、外需関連の中核銘柄が占めるなか、地合いに関わらず値動きの軽い低位や新興市場銘柄が進出する格好。
先週1月16日配信の厳選5銘柄付き市況分析レポート「新興市場で狙える将来性有望な【高成長株】」の提供銘柄・地盤ネット<6072>、エムアップ<3661>がレポートの目標株価となる10%以上の上昇率を記録するなど、高水準のボリュームを背景としたディーリング物色も続いています。

ただ、今後は決算銘柄や増減額修正の発表が増える見通し。
調査機関の投資判断や業績観測報道も相次ぐだけに、ディーリング対象となる材料性は決算絡みのものが増えてきそう。
そこで前営業日にも「そろそろ事前の好決算期待から開示後の反応を見据えた『決算発表を先回りするスタンス』を準備しておきましょう」とも締めていましたが、今後は決算銘柄に絞って銘柄選択を行なっていきたいところ。

会員情報では、今週1月23日前引け後配信の電話会員情報で買い推奨していたKDDI<9433>が実質2営業日で目標株価を達成。
来週28日発表予定の決算を前に好業績観測が伝わって人気化しました。

本日は好地合いのなかで目立ちませんが、好決算期待銘柄には、着実に決算発表を先回りした買いが入っています。
決算開示数の増えてくる来週以降は「決算先回り買い戦略」が軸となるのではないでしょうか。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は堅調。
決算売りを集めたアップルの急落が響いたものの、良好な経済指標や企業決算を評価した買いが下支えしています。

前営業日に決算を発表したアップルが決算売りを集めて10%超の下落となり、ナスダック指数を押し下げたものの、ブルームバーグによると、S&P500採用企業のうち決算を発表した134社の約75%が利益予想を上回るなど、好調な企業業績を評価した買いが入りました。

また、米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数は、前の週から5000件減少の33万件となり、市場予想の35万5000件の増加を下回る好結果に。
さらに12月のコンファレンス・ボード景気先行指標総合指数は前月比で0.5%上昇となるなど、良好な経済指標を評価した買いも下支えしています。

ダウ平均株価は、前営業日比46.00ドル高の13,825.33ドル。
ナスダック総合指数は23.29ポイント安の3,130.38ポイントで取引を終えました。

為替相場では、前営業日東京時間帯で伝わった西村内閣副大臣の発言を受けての円安基調が継続。
東京時間帯早朝では、1ドル90円台前半、1ユーロ120円台半ばの水準で取引されています。

東京株式市場では、堅調な米国市場、為替相場の円安推移を好感した買いが先行。
日経平均株価は10797円の続伸スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が200円高の10800円台回復と直近の高値レベルに到達。
為替相場で警戒された円買い圧力は目立たず、高値もみあいに終始しました。

昼休みを挟んで円安基調は変わらず、日経平均株価は前場と同水準での高値もみあいが続きましたが、週末を控えての売り圧力が見られなかったこともあり、引け前は上値志向が強まっています。

日経平均株価終値は、305.78円高の10,926.65円。
東証1部の売買代金は概算で2兆178億円。
東証1部の売買高は概算で33億3662万株。
値上がり銘柄は1403(82%)に対し値下がりは210(12%)、変わらずは84(4%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■円安加速による指数大幅続伸を受けてソニー<6758>、東芝<6502>、日立<6501>、トヨタ<7203>、パナソニック<6752>、ホンダ<7267>の国際優良株が好調。
日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、ソフトバンク<9984>の活躍もあり、株価指数を大きく押し上げています。

三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンク、野村ホールディングス<8604>、大和証券<8601>の証券業ら金融関連もしっかり。
三菱商事<8058>、コマツ<6301>、キヤノン<7751>ら大型株も底堅く推移しました。

売買代金上位では、最上位には国際優良株のソニー<6758>が入ったものの、値動きの軽いマツダ<7261>、がん新薬の臨床試験で大日本住友製薬<4506>、バイオ関連のナノキャリア<4571>らが活況高。
一方、低位のミヨシ油脂<4404>、減額の日本電産<6594>には売りが出ています。

セクターでは、業種別株価指数騰落で全業種が上昇。
値上がり上位には、所属全銘柄が上昇した紙パルプが進出しました。

ブリヂストン<5108>、住友ゴム<5110>のゴム製品、信越化学<4063>、旭化成<3407>の化学、JT<2914>の食料品が続くなど、業種を問わずに全面高商状となっています。

一方、石油資源開発<1662>の鉱業、日本航空<9201>の空運業、コスモ石油<5007>の石油製品の反応は鈍く、値上がりが限られました。

個別では、決算銘柄のオービック<4684>、ゴールドクレスト<8871>、増額の小松ウオール工業<7949>、好業績観測のKDDI<9433>、プリマハム<2281>、SUMCO<3436>ら決算絡みの材料性が買い材料視されています。

新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したバイオ関連のナノキャリア<4571>が好調。
バイオ関連ではUMNファーマ<4585>、オンコセラピー・サイエンス<4564>、IPOの地盤ネット<6072>、軽量級のガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、エムアップ<3661>なども人気化しました。

海外の景気回復期待が支えに〔東京株式〕(25日、続き)☆差替

前日の海外市場で一段と円安が進んだことを受けて、輸出関連株を筆頭に幅広い銘柄が買い進まれた。
米国では新規失業保険申請件数が低水準となり、製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値も上昇。
前日には中国でも製造業PMIが改善しており、市場関係者からは「世界的な景気回復期待が日本株の上昇を支えている」(大手証券)という指摘が聞かれた。
自動車、電機などの輸出関連株には短期筋の利益確定売りも出て、後場は高値圏でのもみあいとなった。
このため、出遅れ感のあったパルプ・紙や化学、ゴムなど素材関連業種の方が上昇率は上回った。
強い地合いは終日続き、大引けにかけて4営業日ぶりに1万0900円台を回復した。

日経ニュース・昼版(1/25)

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東京円、一時90円台後半 2年7カ月ぶりの円安水準

25日の東京金融市場では円安が進み、対ドルでは一時、約2年7カ月ぶりの円安ドル高水準となる1ドル=90円台後半をつけた。
株式市場はほぼ全面高となり、日経平均株価は一時、250円近く上昇した。

午前11時現在の対ドルの円相場は、前日午後5時時点より1円13銭円安ドル高の1ドル=90円40~41銭。
対ユーロは、同1円98銭円安ユーロ高の1ユーロ=120円75~77銭。
対ユーロでも一時、1ユーロ=121円台をつけ、約1年9カ月ぶりの円安ユーロ高水準となった。
日経平均の午前の終値は、前日終値よりも211円61銭(1・99%)高い1万0832円48銭。
東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同14・82ポイント(1・65%)高い912・44。
出来高は17億6千万株。

NY株、5日続伸=アップル失望にも指標好感〔米株式〕(24日)☆差替

【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク株式相場は、雇用関連の米指標が好調だったことを好感し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比46.00ドル高の1万3825.33ドルと5営業日続伸、約5年3カ月ぶりの高値を更新して終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は、アップルの決算を受けた失望売りが重しとなり、同23.29ポイント安の3130.38と反落した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3833万株増の6億7602万株。
朝方発表された米国の19日までの1週間の新規失業保険申請件数は季節調整済みで33万件と、2008年1月以来の低水準を記録。
雇用市場が順調に回復していることを裏付けた。
また、民間有力調査会社コンファレンス・ボードによる12月の景気先行指標総合指数も市場予想を上回ったため、景気の先行き期待を背景に買いが優勢となった。
しかし、時価総額で最大のアップルの株価が12%超下落し、相場の上値を抑えた。
前日引け後に発表した12年10~12月期決算は、主力のスマートフォン「アイフォーン」やタブレット型多機能携帯端末「アイパッド」の販売台数が大幅に伸びたにもかかわらず、純利益はほぼ横ばい。
販売のけん引役となったのはアイフォーンの旧型やアイパッドの小型機などの価格を抑えた機種で、これまで同社が謳歌(おうか)してきた高い利益率に陰りが出ていると受け止められた。
スマホの主戦場が新興国に移り、グーグル陣営との競争が激化する中で、高価格帯の製品に軸足を置くアップルの戦略が崩れるとの懸念が高まりつつある。
ただ、投資家心理への影響が大きいアップル株が急落しても、市場が底堅さを保ったことを評価する声も聞かれた。
企業決算は総じて堅調な内容となっているほか、懸案の債務問題をめぐっては連邦債務上限が事実上3カ月間引き上げられる運びとなり、市場には「(心理的な)余裕が生まれている」(大手証券)。
そのため、「マクロ指標に素直に反応しやすい地合になっている」(同)との指摘が出ていた。
個別銘柄では、オンラインDVDレンタルのネットフリックスが42.2%高と急騰。
市場予想を上回る決算が好感された。
前日大幅高となったIBMは小幅反落した。

日経電子版 マネー(1/25)

【編集部から】
 先日、社業で就活真っ盛りの学生を対象に講演をする機会がありました。事務局か
ら与えられたお題は「円高と円安、どっちが得か」。高校生にもわかるようにやさし
くという注文に応えるべく、汗をかきました。
 講演では学生の皆さんといろいろな話をしました。円高の方が海外旅行は得だとか
、円安になると中国野菜の値段や電力料金が上がるかもね、といった身近な話題も多
く出ました。あれこれ話をして、結局この日の結論は、「円高で得をする人もいれば
、円安で得をする人もいる」。有力政治家の「円安で困る業種もある」発言の域を出
ていないなというのが、正直なところでした。
 円相場は上げを喜ぶ人も下げを喜ぶ人もいます。輸出企業か輸入企業か、立場によ
って見方は相反します。
 その一方で、株式相場はどうでしょう。株が上がって嬉しいのは、まず投資家、株
式を発行している企業とその従業員、手数料が増える証券会社、含み益をあてに買い
物をする個人が増えて潤う小売業などがあげられます。
 企業が元気になれば広告が増えますし、新聞や雑誌も売れるようになるでしょう。
株高の恩恵を受ける人は多そうです。逆に株価が下がって喜ぶ人は、信用取引で売り
持ちにしている投資家くらいしか思い浮かびません。
 もし講演のテーマが「株高と株安、どっちが得か」だったら、結論は明らかですね
。電子版マネーでは「株式投資入門」など、読者の資産形成に役立つ記事をこれから
もたくさん掲載します。引き続き、ご支援よろしくお願いします。
(マネー編集長 鈴木亮)
【株式投資入門】
◆アベノミクス、株高の行方占う小泉政権との違い
http://mx.nikkei.com/?4_73805_4447_1
【30代共働き夫婦のサバイバル家計術】
◆人生に3回ある「タメ期」を見逃すな
http://mx.nikkei.com/?4_73805_4447_2
【マネーブログ カリスマの直言】
◆自分が理解できるものだけに投資しよう ロジャーズ・ホールディングス会長 ジム・ロジャーズ氏
http://mx.nikkei.com/?4_73805_4447_3
【保険会社が言わないホントの保険の話】
◆70代からかさむ医療費 保険は備えに向かない
http://mx.nikkei.com/?4_73805_4447_4
【司法書士が見た 相続トラブル百科】
◆先代の遺言を守らないことはできるか
http://mx.nikkei.com/?4_73805_4447_5
【暮らしを磨く 週末マネー講座】
◆1月からできる還付申告 取り戻せる税金チェック
http://mx.nikkei.com/?4_73805_4447_6
【マネーHOTトピックス】
◆じっくり金投資、今後2年は上昇傾向 マーケットアナリスト 豊島逸夫氏
http://mx.nikkei.com/?4_73805_4447_7
【月刊日経マネー 特集セレクト】
◆晩婚家族の老後設計、教育費・住宅費負担に要注意
http://mx.nikkei.com/?4_73805_4447_8

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みんなの外為 !今日の重要経済指標(1/25)

   
予想(コンセンサス) :-0.2%
   
ユーザー予想    :
上昇 73% 下落 27%
   
関連指標の動向   :
上昇48% 下落35%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:3.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :-0.5%
   
ユーザー予想    :
上昇 93% 下落 7%
   
関連指標の動向   :
上昇48% 下落35%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:3.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :
   
ユーザー予想    :
上昇 75% 下落 25%
   
関連指標の動向   :
上昇45% 下落45%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:7.0pips
上昇時平均幅:4.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-3.0pips
   
予想(コンセンサス) :103.0
   
ユーザー予想    :
上昇 85% 下落 15%
   
関連指標の動向   :
上昇38% 下落36%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:6.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :-0.1%/+0.2%
   
ユーザー予想    :
上昇 84% 下落 16%
   
関連指標の動向   :
上昇24% 下落43%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:7.0pips
上昇時平均幅:4.0pips
下落時平均幅:-5.0pips
下落時安値幅:-8.0pips
   
予想(コンセンサス) :-0.2%/+1.2%
   
ユーザー予想    :
上昇 88% 下落 12%
   
関連指標の動向   :
上昇31% 下落19%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :-0.2%/+1.2%
   
ユーザー予想    :
上昇 84% 下落 16%
   
関連指標の動向   :
上昇31% 下落19%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-5.0pips

急反発、6200台回復=4年8カ月ぶり〔ロンドン株式〕(24日)

【ロンドン時事】24日のロンドン株式市場の株価は、良好な米国や中国の経済指標などをながめて急反発、FT100種平均株価指数は6264.91と、2008年5月19日以来約4年8カ月ぶりに6200の大台を回復して引けた。
前日終値比は67.27ポイント高。
1月の中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が11年1月以来の高い水準を記録したことを好感し、序盤から鉱山株を中心に幅広い銘柄が急伸。
また午後に発表された米国の新規失業保険申請件数も08年1月以来の低水準となったことも好感、ユーロ圏の経済指標改善もにらみ、午後に入り上げ幅を広げた。
ETXキャピタルの株式アナリスト、イシャク・シディキ氏は、「米国と欧州、中国の良好な経済指標が材料となりリスク志向が強まった」と指摘、週末に向け一段と株価が上昇するとの見方を示した。
個別銘柄では携帯大手のボーダフォンが5.20ペンス高の168.65ペンスと急伸、米国の携帯合弁会社の株式売却方針が蒸し返され買われた。
そのほか、資源大手リオ・ティントが74.00ペンス高の3575.00ペンス、石油大手BPが4.45ペンス高の467.70ペンスと値を飛ばした。
銀行株も買われ、バークレイズも4.00ペンス高の300.00ペンス。
半面、スーパーのテスコは0.30ペンス安の352.50ペンスと甘かった。

NYダウ、続伸=ナスダックはアップル株下落で弱含み〔米株式〕(24日午前)

【ニューヨーク時事】24日午前の米株式市場は良好な内容の米経済指標を受け、続伸している。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時10分現在、前日終値比81.98ドル高の1万3861.31ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数はアップル株の下落が響き6.38ポイント安の3147.29。
米労働省が発表した19日までの1週間の新規失業保険申請件数は、前週比5000件減の33万件と08年1月以来の低水準となり、米雇用回復を改めて示す内容。
米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した2012年12月の米景気先行指数は、0.5%上昇し、市場予想を上回った。
これらを好感し、米株価は上昇している。
また、1月の中国製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値が51.9で11年1月以来の高い水準となったほか、1月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)速報値も48.2と市場予想を上回ったことも、相場の支援材料。
一方ナスダックは、寄り付きから軟調に推移。
米アップルが前日に発表した12年10~12月期決算で売上高が前年同期比17.7%増となったものの、純利益が0.1%増と伸び悩んだことを受け、市場の失望売りが先行している。
個別株では、好調な決算を発表した3M(0.08%高)やマイクロソフト(1.27%高)は堅調に推移。
ネットフリックスも(1.08%高)急伸している。
バンク・オブ・アメリカ(1.89%高)やJPモルガン・チェース(0.95%高)といった金融株も買われている。
一方、アップルは10.59%安と急落しているほか、ノキア(8.40%安)も下げが目立つ。

ダウ、続伸=ナスダックは反落〔米株式〕(24日朝)

【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、午前9時35分現在は前日終値比37.93ドル高の1万3817.26ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在22.25ポイント安の3131.42。

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