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2012年11月10日土曜日

円、79円台半ば〔ロンドン外為〕(9日)

【ロンドン時事】週末9日のロンドン外国為替市場の円相場は、序盤より株安が進むなどリスク回避傾向が強まる中、安全資産とされる円が買われて強含んだ。
ただ終盤にかけては一転、週末を控えた調整売りが出て、1ドル=79円台半ばまで戻した。
午後4時現在では79円40~50銭と、前日午後4時(79円80~90銭)比40銭の円高・ドル安。

ある市場関係者は、「グローバルにリスク回避姿勢が強まった」と指摘。
円は対ドルで一時、79円07銭の高値となったものの、その後は調整売りに押された。
別の関係者は、「足元はポジション調整となったが、円高が一番目立った週になった」と振り返った。
ドル円に関しては今後、米金利動向などをにらんだ動きになるとの声も聞かれた。

ユーロは弱含み。
このところの独経済指標悪化を受けた欧州の景気後退懸念が根強いほか、ギリシャやスペインの財政問題も重しとなっている。
「12月初旬までは、ギリシャの資金繰りをユーロ圏首脳らがどう付けていくのか注目される」(邦銀筋)との見方もあった。

ユーロは対円では10月11日以来1カ月ぶりとなる100円台となり、100円43銭の安値を付けた。
だが終盤に急速に値を戻し、101円近辺となった。
午後4時現在では、100円95銭~101円05銭(101円55~65銭)。

対ドルでは同1.2705~2715ドル(前日午後4時は1.2720~2730ドル)。
一時は1.2690ドルと、2カ月ぶりの1.26台となった。

他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.5905~5915ドル(1.5965~5975ドル)、スイス・フランは1ドル=0.9485~9495フラン(0.9470~9480フラン)。

ダウ、ナスダックともに続落〔米株式〕(9日朝)

【ニューヨーク時事】週末9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、午前9時35分現在は前日終値比38.55ドル安の1万2772.77ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在0.35ポイント安の2895.23。

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