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直近の決算発表予定

2013年1月11日金曜日

<緊急経済対策決定>市場好感 東証1万800円台回復

政府が11日の閣議で12年度補正予算案に盛り込む緊急経済対策を決定したことに対し、市場では歓迎ムードが広がった。
日経平均株価は続伸し、約1年11カ月ぶりに1万800円台を回復。
金融緩和や財政出動による短期的な景気浮揚効果の期待が膨らむ。
民間投資を喚起する中長期的な成長戦略を実行できるかが、今後の堅調相場持続のカギとなりそうだ。
【葛西大博、浜中慎哉、竹地広憲】
11日の東京株式市場は、円安の流れを好感した買いが先行し、日経平均株価の終値は、前日比148円93銭高の1万801円57銭。
終値としては11年2月21日以来の1万800円台を回復した。
東京外国為替市場の円相場は金融緩和期待から円を売ってドルを買う動きが強まり、午後5時時点は1ドル=89円03~05銭と10年6月以来、約2年半ぶりの円安水準となった。

安倍政権は14年4月に予定される8%への消費増税について、今年10月までの景気状況で最終判断する方針。
7月に参院選を控え、「政権は今年上半期にかけて、金融緩和や公共投資を強力に推し進めるはずだ」(エコノミスト)と市場の期待が膨らむ。
日銀が21、22日に開く金融政策決定会合で追加緩和に踏み切るとの見方も強く、「月内の日経平均株価の1万1000円台回復も十分にあり得る」(藤戸則弘・三菱UFJモルガン・スタンレー証券投資情報部長)など一段の株高を予想する声も多い。

株価を押し上げる円安も続きそうだ。
緊急経済対策の中でも「政府と日本銀行の連携を強化する仕組みを構築」としており、金融緩和の流れは続くとみられ、1ドル=90円台をうかがう展開を予想する声も多い。
バークレイズ銀行の山本雅文チーフFXストラテジストは「デフレ脱却に向けた安倍晋三首相の強い決意が伝わり、『円高は仕方ない』と思っていた市場関係者を目覚めさせた」と評価する。

ただ、中長期的な経済浮揚効果のカギを握る「成長戦略」については、「網羅的で具体性に欠ける」(藤戸氏)との声が根強い。
政府の財政出動の中身が公共投資ばかりで、本当に成長戦略が伴うか疑問を持たれると、円が一気に買い戻される懸念もあり、市場関係者が思い描く「円安・株高」のシナリオも崩れかねない。
SMBC日興証券の末沢豪謙(ひでのり)チーフ債券ストラテジストは「民間の知恵も借りながら中長期的な経済成長への道筋を作らないと、財政出動の借金だけが残る」とアベノミクスが抱える危うさを指摘する。

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★きょうの株式市場動向
148円高、大商い継続で新値街道に
 11日の東京株式市場は買い意欲の強い展開で、寄り付き後早々に1万800円台を回復、その後も継続的な買いが入って、高値圏で頑強な動きを続けた。
 大引けの日経平均株価は前日比148円高の1万801円と3日続伸。
なお、きょうは株価指数オプションとミニ日経平均先物1月物のSQ算出日ということもあり商いも高水準、東証1部の売買高概算は35億3316万株で、売買代金は2兆1137億円と2兆円台に乗せた。
値上がり銘柄数は1035、対して値下がり銘柄数は530、変わらずは130銘柄だった。
 きょうの東京市場は朝方発表された12月上中旬の貿易収支が7500億円強の赤字となったのを受けて、円安が加速、一時1ドル=89円台に入るなど2年半ぶりの水準まで円安が進行、これが株高を後押しする形で上昇基調を強めた。
ECBのドラギ総裁が記者会見で金融市場の落ち着きや景気先行きに強気な姿勢を示したことや、前日の中国の貿易統計で輸出額が市場予想を大きく上回ったことなど、ここにきて世界経済に前向きな材料が増えていることも全体相場を支えている。
全般は3連休前ということもあり、高値警戒感から一時伸び悩む場面もあったが、後場買い直される腰の強さをみせている。

 個別にはアイフルが大商いで高く、シャープも買い人気を集めた。
トヨタ、ホンダなど自動車株もしっかり、アステラス製薬、武田など大手医薬品も買われた。
このほか日写印、日本取引所が値を飛ばしている。
半面、オリコが軟調、ファナックも安い。
ソフトバンク、KDDIが冴えず、カーバイド、井筒屋が大きく下げた。

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★銘柄フラッシュ
●カシオが大幅続伸、取組妙味膨らみ買い戻し狙う カシオ計算機(6952.T)が大幅続伸。
株価は前日比44円高の790円まで買われた。
10日申し込み現在の日証金の貸借倍率が0.23倍と売り長で、逆日歩こそついていないものの、取組妙味が膨らんでいる。
13年3月期の連結経常利益は前期比2.4倍の170億円見通しにあるが、主力の腕時計の好調や1ドル80円、1ユーロ100円の想定為替レートから足もとで大幅な円安になっており、収益の上ブレ期待があることから、売り方の買い戻しを狙った買いが入ったようだ。

●蛇の目は大幅反発、中国景気回復や円安が手掛かり 蛇の目ミシン工業(6445.T)が大幅反発。
株価は一時、前日比11円高の97円まで買われている。
同社は家庭用ミシンやスマホ製造用の卓上ロボットが主力製品で、中国の景気回復観測や為替の円安進行から、収益改善期待が高まっている。
8日の信用取引規制からやや買い人気が一服していたが、きょうは再度、低位株人気が波及したようだ。

●カーバイド乱高下、3連休控え目先筋が利益確定売り 日本カーバイド工業(4064.T)が乱高下。
株価は前場から目先筋の買いが先行して、午後1時14分には前日比45円高の437円まで急伸した。
その後は売りが優勢となり、午後2時45分には同40円安の352円まで急落した。
同社は有力特定筋の介入思惑から目先筋の買い人気が継続していたが、きょうは3連休を控えて、一部の投資家が利益確定売りを出したようだ。

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★きょうの注目銘柄
●あいHDセキュリティ機器が拡大 カッティングマシンも好調
 あいホールディングス(3076・T)は、マンション向けセキュリティ機器(防犯カメラやレコーダーなど)、米国でのクラフト関連製品、耐震診断の3事業を展開。
13年6月期通期の業績を、売上高310億円(前期比10・1%増)、営業利益42億円(同18・6%増)と予想。
 セキュリティ機器は、06年から販売が開始され、リースの期間は5〜6年。
12年6月期からリプレース需要が発生している。
防犯意識の高まりが追い風となり順調に設置数が増加。
情報機器での主力は業務用カッティングマシン(プロッタ)やスキャナーのOEM販売など。
株価は、11月半ばの500円水準からジリ高歩調をみせて、600円台に乗せてきた。
(槿)
●イソライト太陽光発電事業に参入 大証単独上場銘柄として注目
 イソライト工業(5358・OS)に注目。
同社は昨年12月20日に、太陽光発電事業に参入すると発表。
旧安芸津工場跡地(広島県東広島市)を活用する。
約4億円を投資して、13年度中の事業開始を見込んでおり、年間発電量は約1500メガワット時(一般家庭約260世帯分)を想定している。
「再生可能エネルギー固定価格買取制度」を踏まえ、自社遊休地を活用した太陽光発電事業に参入した。
また、今年7月に、大証現物株市場を東証に統合することから、大証単独上場銘柄への見直し機運が高まるとの見方が浮上している。
 株価は昨年11月9日に、154円で安値を付けて以降下値を切り上げている。
PER10倍水準と割高感はない。
(椿)
★夕刊フジ 来週の「今日の1番勝負」
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1月15日火曜日発売の勝負銘柄は
不二サッシ(5940)
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400字程度にまとめてご投稿下さい。
お待ちしております。

宛先はコチラ⇒ kabukei-henshu@minkabu.co.jp

中国新車販売台数、4年連続世界一 前年比4.3%増

【北京=吉岡桂子】中国自動車工業協会は11日、2012年の新車販売台数が前年より4・3%増の1930万6400台、生産台数は4・6%多い1927万1800台で、09年以来4年続けて世界一だった、と発表した。
ただ、尖閣問題で日中関係が悪化した影響を受け、乗用車市場での日本車のシェアは、前年より3ポイント低い16・4%に急落、1・9ポイント上昇し、18・4%を占めたドイツ車に抜かれた。

日経ニュース・夕版(1/11)

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証券ディーラー「プロの視点」(1/11)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■緊急経済対策の期待感やユーロ上昇で円安がさらに加速。
SQ算出日を迎えて立ち上がりから買い優勢の流れとなった本日の株式相場ですが、外部要因進展で前営業日に見られた低位選好から中核銘柄に資金が還流。
株価指数を押し上げています。

日経平均株価は続伸。
買い先行の立ち上がりで昨年来高値を更新すると、前場で伝わったSQ概算値10771.98円を意識しつつ、終値でも節目10800円に乗せてきました。
週末三連休も手仕舞いにつながらず、高値もみあいで終始した辺りは相場の先高感を反映しています。

さて、前営業日配信版では「SQ通過後もイベント控える 需給妙味の強い新興銘柄が狙い目か」と題していました。

本日のSQ算出や週末三連休を控えて、前営業日には外部要因進展による買い優勢の流れも日経平均株価で上値の重さが見られていましたが、1ドル89円台、1ユーロ118円台と円安がさらに加速したことで、外需関連を中心に相場を大きく押し上げています。

「今晩の外部要因、とくに為替相場の推移を見極めながら、引け後に発表した日経平均株価構成比率上位・ファーストリテイリング<9983>の増額実施の影響などを踏まえて、前場に伝わる概算値、日中高安、場中の方向性を見ておきましょう」とも記していましたが、SQ値は10771.98円と行使価格10750円を上回る算出に。
週末三連休も日中の水準を保ったことで、手仕舞い売りも限られました。

また、東証1部の売買代金は概算2兆円超となり、商いの膨らみやすいSQ算出日取引とはいえ大台を突破。
一方の東証1部の売買高は概算で35億株台と前営業日の41億株台から低下しており、前営業日に見られた低位選好の流れから中核銘柄への資金還流も見て取れます。

SQ算出日取引の好結果から、相場の先高感も強まっていますが、それでも本日午前に閣議決定された事業規模で20兆円超の緊急経済対策に対する期待感が先行した格好に。
来週にも米国主要企業の決算が本格化していくため、週初のような短期調整を挟みながらの展開が続くのではないでしょうか。

一方、前営業日に紹介していたように、東証マザーズ指数、ジャスダック指数、日経ジャスダック平均の新興株価指数は続伸。
需給妙味があり、外部要因や全体相場の影響を受け難くい新興市場銘柄は引き続き狙い目となるでしょう。

会員情報でも今週1月9日前引け後配信の電話会員情報で買い推奨していたニコン<7731>が円安加速に沿って上伸、目標株価達成を果たした一方で、前営業日1月10日のインターネット会員A情報で買い推奨していたそーせいグループ<4565>、前営業日1月10日のインターネット会員B情報で買い推奨していたジーンテクノサイエンス<4584>はわずか1営業日で目標株価達成を果たすなど、新興市場銘柄は値動きの大きさから、ひとたび資金が流入すると人気化しやすい傾向があります。

このまま外部要因や全体相場の影響を受け難く、需給妙味の強い新興市場銘柄のなかで、とくに将来性のある成長期待株を狙っていきましょう。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は上昇。
中国経済指標が好感されたほか、企業の決算期待も高まり、買い優勢で推移しています。

中国貿易収支で12月の輸出は前年同月比14.1%増と、5%増の市場予想を上回る高い伸びとなり、買い材料視されたほか、企業業績もフォードが増配方針を打ち出すなど、企業の決算期待も高まりました。

ダウ構成銘柄では、値下がりがアルコア、マイクロソフト、デュポン、ウォルマート、コカ・コーラの5銘柄のみで、上昇率上位にはバンカメ、HP、インテル、JPモルガンらが並んでいます。

ダウ平均株価は、前営業日比80.71ドル高の13,471.22ドル。
ナスダック総合指数は15.95ポイント高の3,121.76ポイントで取引を終えました。

為替相場では、日本で緊急経済対策の期待感や株式相場上昇、欧州金融政策維持でユーロが買い進まれ円安が進展。
東京時間帯早朝では、1ドル89円台前半、1ユーロ118円台前半の円安水準で取引されています。

東京株式市場では、米国市場上昇、円安推移を好感した買いが先行。
日経平均株価は10786円の続伸スタートに。

寄り付き後は、シカゴ先物やシンガポール先物で10800円台での推移が見られたことから、SQ算出に絡んで行使価格10750円の攻防が意識され、SQ概算値10771.98円が伝わると節目10800円台で推移していた原資産の日経平均株価は水準を探る動きとなりました。

円安基調も利益確定目的の円買いが見られているほか、週末三連休を控えての手仕舞い売りもあり、後場の日経平均株価は高値もみあいに。
行き場を無くした資金は短期志向を強めています。

日経平均株価終値は、148.93円高の10,801.57円。
東証1部の売買代金は概算で2兆1137億円。
東証1部の売買高は概算で35億3316万株。
値上がり銘柄は1035(61%)に対し値下がりは530(31%)、変わらずは130(7%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■円安推移を追い風とした株価指数上伸でトヨタ<7203>、ホンダ<7267>、ソニー<6758>、キヤノン<7751>、ソニー<6758>の国際優良株が好調。
マツダ<7261>、任天堂<7974>、ニコン<7731>など為替感応度の高い銘柄も買い進まれています。

売買代金上位では、低位金融のアイフル<8515>がディーリング資金を集めて最上位に進出。
材料性の伝わったシャープ<6753>、アステラス製薬<4503>らと同業のパナソニック<6752>、武田薬品工業<4502>も買われたほか、増額のファーストリテイリング<9983>、音楽配信事業進出のディー・エヌ・エー<2432>なども買われました。

三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンクは堅調も野村ホールディングス<8604>、オリコ<8585>が利益確定売りで続落。
内需系ではセブン&アイ<3382>、ソフトバンク<9984>、住友不動産<8830>なども軟調に推移しています。

セクターでは、国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業、任天堂<7974>擁するその他製品、第一生命<8750>、東京海上ホールディングス<8766>の保険業などが業種別株価指数騰落の値上がり上位に並びました。

人気化したアステラス製薬<4503>の医薬品、ニコン<7731>ら為替感応度の高い精密機械、出光興産<5019>、JXホールディングス<5020>の石油製品、大手三社の上昇で海運が続いています。

一方、帝人<3401>、東レ<3402>の繊維、LIXIL<5938>の金属製品が値下がり上位に。
金融関連で買い進まれていた野村ホールディングス<8604>の証券、オリコ<8585>のその他金融なども売られました。

個別では、目標株価引き上げのダイキン<6367>、長谷工コーポレーション<1808>、キッコーマン<2801>、日本板硝子<5202>などが買い材料視されています。

新興市場では、前営業日に買い進まれていたバイオ関連のタカラバイオ<4974>、ナノキャリア<4571>が売られた一方で、メディネット<2370>、シンバイオ<4582>、そーせいグループ<4565>が上昇するなど、循環物色に発展。
直近IPOのユーグレナ<2931>、地盤ネット<6072>、軽量級のガンホー<3765>は引き続き短期資金で賑わいました。

日経ニュース・昼版(1/11)

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日経平均、一時1万800円台回復 1年11カ月ぶり

11日の東京株式市場は、日経平均株価が一時、取引時間中としては2011年2月21日以来、約1年11カ月ぶりに1万0800円台をつけた。
午前9時すぎの日経平均は、前日終値より153円29銭高い1万0805円93銭。
外国為替市場で、一時1ドル=89円台まで円安が進んだことを好感している。
前日の米国市場が上昇した流れも引き継いでいる。

日経電子版 マネー(1/11)

【編集部から】
 日経電子版マネーセクションの新連載2本が好調な滑り出しです。毎週金曜日更新
の「老後を支える じぶん年金のつくり方」は第1回となった4日掲載の記事が、そ
の日の読まれたランキングで1位となるほど、注目を集めました。今年から年金の減
額が始まり、受給額への不安が高まる中、その不安を解消し、安心な老後に備えるた
めの知恵を伝授します。筆者は公認会計士の平林亮子さんで、わかりやすい解説が早
くも評判になっています。
 もうひとつの新連載が毎週木曜日更新の「30代共働き夫婦のサバイバル家計術」で
す。30代は人生の基礎固めの時期。住宅購入、子育て、教育費、親の介護など様々な
出費が始まります。同時に将来へ向けての準備も第一歩を踏み出す時期でもあり、こ
こでしっかり家計の基盤を固めるかどうかが、今後の人生を大きく左右します。ファ
イナンシャル・プランナーの花輪陽子さんが、実例に基づいてアドバイスします。
 2013年のマネーセクションは亮子と陽子、2人の女性に注目です。
(マネー編集長 鈴木亮)
【老後を支える じぶん年金のつくりかた】
◆「年金、13年10月から減額」知っていますか
http://mx.nikkei.com/?4_72856_4433_1
◆公的年金だけでは不足 「じぶん年金」が必要な時代
http://mx.nikkei.com/?4_72856_4433_2
【30代共働き夫婦のサバイバル家計術】
◆子育て世代は世帯年収600万円を目指そう
http://mx.nikkei.com/?4_72856_4433_3
【マネーブログ カリスマの直言】
◆債券から株式へ資金シフトが始まるよ さわかみ投信会長 澤上篤人氏
http://mx.nikkei.com/?4_72856_4433_4
【保険会社が言わないホントの保険の話】
◆銀行が勧める退職金運用 断った人に学ぶ3カ条
http://mx.nikkei.com/?4_72856_4433_5
【豊島逸夫の金のつぶやき】
◆一人勝ちの通貨安競争、日本が抱える宿題
http://mx.nikkei.com/?4_72856_4433_6
【司法書士が見た 相続トラブル百科】
◆相続に少子化リスク 死亡順が遺産を大きく左右
http://mx.nikkei.com/?4_72856_4433_7
【マネー底流潮流】
◆大型補正担う麻生財政、「盲点」は13年度予算
http://mx.nikkei.com/?4_72856_4433_8
【投資ビギナー必見 株主優待入門】
◆コツコツ稼ぐ 優待投資の基礎知識
http://mx.nikkei.com/?4_72856_4433_9
【月刊日経マネー 特集セレクト】
◆「老後難民」、現役世代の4割が不安
http://mx.nikkei.com/?4_72856_4433_10

円安加速、2年半ぶり一時89円台 対ドル

11日早朝の外国為替市場で円が主要通貨に対し値下がりし、対ドルでは一時、2年半ぶりの円安ドル高水準となる1ドル=89円台をつけた。
対ユーロでも、1年8カ月ぶりの1ユーロ=118円台をつけている。

市場では、日本銀行に金融緩和の拡大を求める安倍政権の圧力が一段と高まるとの期待から、円を売る動きが加速し、全面安の展開となっている。

日経ニュース・朝版(1/11)

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みんなの外為 !今日の重要経済指標(1/11)

   
予想(コンセンサス) :8,320億円の赤字
   
ユーザー予想    :
上昇 83% 下落 17%
   
関連指標の動向   :
上昇44% 下落22%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:9.0pips
上昇時平均幅:7.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-6.0pips
   
予想(コンセンサス) :171億円の赤字
   
ユーザー予想    :
上昇 93% 下落 7%
   
関連指標の動向   :
上昇44% 下落22%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:9.0pips
上昇時平均幅:7.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-6.0pips
   
予想(コンセンサス) :+0.8%/-1.9%
   
ユーザー予想    :
上昇 90% 下落 10%
   
関連指標の動向   :
上昇45% 下落38%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:3.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :
   
ユーザー予想    :
上昇 58% 下落 42%
   
関連指標の動向   :
上昇42% 下落8%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:14.0pips
上昇時平均幅:11.0pips
下落時平均幅:-5.0pips
下落時安値幅:-9.0pips
   
予想(コンセンサス) :413億ドルの赤字
   
ユーザー予想    :
上昇 72% 下落 28%
   
関連指標の動向   :
上昇41% 下落41%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:14.0pips
上昇時平均幅:11.0pips
下落時平均幅:-5.0pips
下落時安値幅:-9.0pips
   
予想(コンセンサス) :+0.1%/-1.5%
   
ユーザー予想    :
上昇 70% 下落 30%
   
関連指標の動向   :
上昇48% 下落30%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:7.0pips
上昇時平均幅:5.0pips
下落時平均幅:-7.0pips
下落時安値幅:-9.0pips

欧州市場サマリー(10日)

1452GMT 9日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3188 1.3063
ドル/円<JPY=> 88.080 87.870
ユーロ/円<EURJPY=> 116.17 114.78
<p />10日終値 前営業日終値
株 FT100 6101.51(+2.86) 6098.65
クセトラDAX 7708.47(‐12.00) 7720.47
<p />金 現物午後値決め 1675.00 1657.75
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物
3カ月物ユーロ(3月限) 99.78 (‐0.03) <FEIH3>
独連邦債2年物(3月限) 110.56 (‐0.10) <FGBSH3><0#FGBS:>
独連邦債5年物(3月限) 126.35 (‐0.53) <FGBMH3><0#FGBM:>
独連邦債10年物(3月限) 142.47 (‐1.11) <FGBLH3><0#FGBL:>
独連邦債30年物(3月限) 130.24 (‐2.24) <FGBXH3><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 0.106 (0.058) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.540 (0.456) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.568 (1.475) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.447 (2.352) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ユーロがドルに対して1週間ぶり高値をつけた。
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が、金利据え置きを決定した理事会後の会見で、利下げの手掛かりを示さなかったことを受け、ユーロの上昇が加速した。

ユーロ/ドルは一時、1.3205ドルまで買われた。
スペイン国債の入札が堅調だったことも追い風となった。

円はドルに対して下落。
日銀の追加緩和観測に加え、底堅い中国の貿易統計を好感したリスク選好の高まりで、低利回りの円が売られやすい地合いとなっている。

<株式> ロンドン株式市場は続伸。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は2008年5月22日以来初めて抵抗線の6100を上抜けて取引を終えた。

ただ、利食い売りが出る場面もあり、トレーダーからは、上昇の勢いは弱いとの声も聞かれた。

銀行株<.FTNMX8350>が高い。
規制当局による流動性規制緩和の決定が引き続き材料視されている。

HSBC<HSBA.L>は0.5%高。
平安保険<601318.SS>株売却をめぐる計画は順調に進 んでいるとし、計画が難航しているとの報道を否定した。

スタンダード・チャータード<STAN.L>も0.8%高。
トレーダーは、ソシエテジェネラルによる投資判断引き上げを指摘した。

半導体設計のARM<ARM.L>は4.4%高。
米アップル<AAPL.O>のスマートフォン(多 機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」には、ARMチップが使用されていることから、iPhoneの廉価版をめぐるうわさが支援した。

鉱山株<.FTNMX1770>は一時、中国の堅調な指標を手がかりに上昇したものの、終盤の利食い売りに押され、下落して取引を終えた。

小売りテスコ<TSCO.L>は1.8%高。
年末商戦の既存店売上高が3年ぶりの大幅な伸びになったことが好感された。

欧州株式市場は反落。
序盤に約2年ぶり高値をつける場面もあったが、スイスの時 計輸出見通しに関するスウォッチ・グループ<UHR.VX>最高経営責任者(CEO)の発言で高級品関連銘柄が売られたことなどから、マイナス圏に沈んだ。

複数の市場関係者は、デリバティブ市場で大きな動きがあるとのうわさが広がったことも終盤の売りにつながったと指摘した。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.33ポイント(0.29%)安の1164.65。
一時は1170.29まで上昇し、2011年3月以来の高値をつけた。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は1.88ポイント(0.07%)高の 2708.27。

スウォッチのハイエックCEOは2013年のスイスの時計輸出について、伸びは5─7%程度となり、12年1─11月の12.6%から鈍化するとの見通しを示した。

仏LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)<LVMH.PA>は1.1%、エルメス <HRMS.PA>は1.8%、スイスのリシュモン<CFR.VX>は2.1%、それぞれ下落。
スウォ ッチは0.8%安となった。

フィンランドの携帯電話機メーカー、ノキア<NOK1V.HE>は11%急伸。
新型スマートフォン(多機能携帯電話)「ルミア」の第4・四半期の売れ行きが好調だったことが追い風となった。

<ユーロ圏債券> ドイツ連邦債利回りが上昇した。
欧州中央銀行(ECB)が、主要政策金利であるリファイナンス金利を0.75%に据え置き、一部理事会メンバーによる利下げ圧力が和らいだと示唆したことを受けた。

ドラギECB総裁は、全会一致で主要政策金利の据え置きを決めたことを明らかにした。
これを受け、短期の主要金利引き下げ観測が後退した。

対照的にECBは先月、金利引き下げを行うかで理事会内の意見が分かれたことを示唆し、短期の主要金利引き下げ期待が高まっていた。

償還期間が短期のため、金利見通しに敏感とされる独連邦債2年物利回りは4ベーシスポイント(bp)上昇して0.107%で、昨年10月末以来の高水準となった。

連邦債先物は下げ幅を拡大し、142.54の安値をつける場面があった。
その後幾分回復し、前日比88ティック安の142.70で清算した。

財政難のスペインが今年初の国債入札で、調達額が予定を大幅に上回った。
このため、リスクが低いとされるドイツ連邦債への需要が減退した。

市場では、スペインが今年の資金調達目標をどのように達成するかをめぐり懸念が強かったが、今回の入札結果を受けて落ち着いた。
同国の10年債利回りは、10カ月ぶりに節目の5%を下回った。

RBCキャピタル・マーケッツの金利ストラテジスト、ノーバート・ アウル氏は、今 後の国債発行額は多額に上るものの、前向きな見通しを持っていると話した。

スペイン10年債利回りは直近で22bp低下して4.92%。
1日の 下げ幅としては過去約3カ月で2番目の大きさとなる見通し。

[東京 11日 ロイター]

NY株、続伸〔米株式〕(10日午前)

【ニューヨーク時事】10日午前のニューヨーク株式相場は、堅調な中国統計や欧州中央銀行(ECB)総裁の発言などを手掛かりに続伸している。
午前10時10分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比47.34ドル高の1万3437.85ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同13.50ポイント高の3119.31。
中国税関総署によると、2012年12月の同国輸出は前年同月比14.1%増の19992億ドルと過去最高を記録し、貿易黒字は前年のおよそ2倍に拡大。
世界経済のけん引役である中国の景気回復が加速していると受け止められた。
また、ECBのドラギ総裁がこの日の定例理事会後の会見で「ユーロ圏の金融市場は大幅に改善している」と楽観的な見通しを示したことも買いを誘った。
一方、米労働省が朝方発表した米週間失業保険申請件数は前週比4000人増の37万1000件と、市場予想(36万5000件=ロイター通信調べ)を若干上回った。
ただ、、前週は下方修正され株式の買い材料になったもようだ。
個別銘柄では、インテル、デル(ともに1.2%高)などハイテク株が堅調。
引け後に決算発表を控えたシェブロンは0.8%高で推移している。
原油高を反映してエクソンモービルもしっかり。
従業員1600人削減すると報道されたモルガン・スタンレーは3.9%高で推移。
半面、ティファニーは弱い業績見通しを嫌気して4.4%下落している。

円、続落=88円台前半〔NY外為〕(10日朝)

【ニューヨーク時事】10日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日銀の金融政策決定会合を翌々週に控えて追加緩和観測が強まったことから、下落している。
午前9時10分現在は1ドル=88円20~30銭と前日午後5時(87円82~92銭)比38銭の円安・ドル高で推移している。
安倍晋三首相が同日、緊急経済対策に関する連絡会議でデフレ脱却と円高是正に向けた積極的な姿勢を改めて表明した。
日銀側も政府と前向きに協調していく姿勢を示していたことから追加金融緩和観測が拡大し、円は海外市場で88円台に下落した。
ニューヨーク市場入り後も基調は弱含み。
米労働省が朝方発表した最新週の新規失業保険申請が37万1000件と前週から4000件増加し、市場予想の36万5000件を上回ったことを受けて円は一時的に上昇したが、前週の申請件数が37万2000件から36万7000件に下向き改定されるというまちまちな内容だったこともあって、すぐに売り優勢に戻った。
一方ユーロは、スペイン国債の堅調な需要などを背景に買われている。
ニューヨーク市場では、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がユーロ圏の金融市場について楽観的な見方を示したことを受けて対円では一時1ユーロ=116円49銭と、2011年7月8日以来約1年6カ月ぶりの高値まで上昇した。
同時刻現在は116円30~40銭(同114円75~85銭)、対ドルでは1.3180~3190ドル(前日午後5時は1.3060~3070ドル)で推移している。

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