為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年12月3日月曜日

円、82円台前半〔NY外為〕(3日午前8時)

【ニューヨーク時事】週明け3日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=82円19~29銭と前週末午後5時(82円43~53銭)比24銭の円高・ドル安で推移している。
一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.3054~3064ドル(前週末午後5時は1.2980~2990ドル)、対円では同107円36~46銭(同107円08~18銭)。

【日経ビジネス12月3日号】

 スマートフォンは通常、高機能携帯電話と訳されます。
しかし、このネーミングが実態をゆがめているのかもしれません。
特集で紹介していますが、携帯電話ユーザー1000人に「最も利用するコミュニケーションツールは何か」と聞いたところ、29歳以下で「通話」と回答したのは14.5%。
60代以上の48%と比べ、3分の1以下しかいませんでした。
メールやフェイスブックなどコミュニケーションの手段は多様化しており、若者はスマートフォンを電話とは思っていません。
 しかも最近では、スマートフォン向け無料通話・メールアプリ「LINE」の台頭で、さらにコミュニケーションの形態が変わってきました。
このアプリを使えば、電話帳に登録している家族や知人との通話やメッセージのやり取りは原則無料になります。
電話番号を介したコミュニケーションなので、メールアドレスも不要です。
LINE利用者の数は国内外で7500万人と急増しており、通信料や通話料収入を成長の糧としてきた通信会社の経営基盤を大きく揺るがそうとしています。
 ネーミングと言えば、通信会社のことを業界では「キャリア」と呼んできました。
文字通り、「運ぶ人」であり、「管」です。
キャリアが通信産業の頂点に君臨し、端末やサービスの開発を主導する時代は終わろうとしています。
こちらはむしろ管という本来の意味に先祖返りしようとしているのかもしれません。
この危機をどう乗り越えるか。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは異なる道を歩き始めたようです。
各社の動きを追うことで、通信の未来が透けて見えてきます。
                     (日経ビジネス編集長 山川 龍雄)

日経ビジネス「記者の眼」

日経ビジネス編集部の記者がオンライン用に書き下ろしたコラムです。
■新政権下の円安・株高はどこまで?  衆院総の解散を受けた円安と株高はいったいどこまで続くのか。
12月16日の投開票後の相場シナリオは。
株式、外国為替、債券、商品の各市場の関係者に、来年3月末までの相場見通しとその背景を占ってもらった。
松村 伸二 記者http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121128/240191/?REF=ML
■アセアンの中心はマレーシアと叫ぶ  イオンはマレーシアで仏カルフールの事業を買収した。
マレーシアには東南アジアの事業を統括する「アセアン本社」を新設している。
アセアンの「中心」をマレーシアと位置付けた意図は何か。
現地でアジア戦略の狙いを探った。
馬場 燃 記者http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121127/240094/?REF=ML
■売れ残らないTシャツの作り方、見つけました  面白いベンチャーがある。
「流行をみんなで創ろう」というスローガンを掲げるファッションコミュニティサイトを運営するカラフル・ボードという企業だ。
戸川 尚樹 記者http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121126/240072/?REF=ML
■もし、ビールの泡にツリーが立っていたら…  見渡す限り、女子一色。
その数、500人。
11月に「ザ・プリンスパークタワー東京」で開かれた「巨大女子会」だ。
平日にもかかわらず、ドレスアップしたアラサー女性たちが大挙して訪れた。
瀬戸 久美子 記者http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121126/240023/?REF=ML
■「ガンプラ」の副産物、「ちきゅう」に挑戦したバンダイ  バンダイが海洋調査船「ちきゅう」のプラモデルを発売した。
ターゲットは40代以上の男性。
世界に誇る日本の海洋開発技術を、プラモデルをつくることで学べる魅力が支持されている。
「ガンプラ」で培われたバンダイの模型技術の高さも凄い。
鵜飼 秀徳 記者http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121121/239694/?REF=ML

最新号から

■特集 さよなら、電話 〜iPhoneの先へ――通信三国志〜
 1890(明治23)年、東京〜横浜間に日本で初めての電話が開通した。
 それから1世紀たった1996年、固定電話の加入者数は6153万件でピーク アウトする。
 携帯電話が登場したためだ。
だが「ケータイ」の時代はさらに短かった。
 16年後の今年、スマートフォンの国内出荷台数は初めて従来型携帯電話を逆転 する見通しだ。
米アップルの「iPhone」の登場からわずか5年で通信業界の風景 は一変した。
 ソフトバンクによる米携帯電話大手買収などで通信業界は表面的にはホットだ。
 NTT、KDDIを加えた国内3社の売上高の合計は17兆3000億円、営業利益も 2兆3000億円を超し、いずれも高収益企業の上位にランクする。
だが背後では 深刻な地盤沈下が進行している。
 1億人のポケットに入り込む携帯端末や、日常生活に不可欠なアプリやソフトなど のサービス基盤の両方を海外企業に握られ、通信会社は単なる「土管」に 成り下がる危険にさらされている。
かつて経験したことがない環境変化に 通信会社はどう向かい合うのか、3社トップのインタビューを交えてトンネル の先を探る。
(編集委員 小板橋 太郎、原 隆、白石 武志)
詳細はこちらからhttp://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbo/base1/index.html?xadid=2002
■特集 中国人客バブル崩壊 〜4000億円市場を取り戻せ〜
 日本中から中国人観光客の姿が忽然と消えた。
尖閣諸島の国有化が反日感情 に火をつけた。
日本は年4000億円を消費する上客を失う恐れがある。
小売店 からホテル、航空業界まで、てんやわんやだ。
しかし今こそ落ち着いて、 訪日客相手のビジネスを見直す時だ。
日中双方にとってプラスとなる解決策 が浮かび上がる。
(吉野 次郎、熊野 信一郎、香港支局 池田 信太朗)
詳細はこちらからhttp://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbo/base1/index.html?xadid=2002

Editor's EYE(特集の読みどころ)

 日経ビジネス12月3日号は特集「さよなら、電話 iPhoneの先へ――通信三国志」 をお届けします。
NTT、ソフトバンク、KDDI。
国内における通信業界を3つに分か つプレイヤーたちが今、何を考えているのか。
各社の社長のインタビューを交え てその先を探ります。
三国志とうたってはいますが、現代の通信業界では規制も あり、“統一”はありません。
しかし、一方では意図せぬプレイヤーに翻弄され るという異変が起きています。
米アップルの「iPhone」です。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20121129/240294/?REF=ML

日経ビジネス Digitalから

日経ビジネスをスマホで読める日経ビジネス Digitalからの注目記事です。
■ユニクロまで韓国勢に負ける日〜既存アパレルを苦しめる“広告費ドーピング”〜
 アパレル業界が揺れている。
今夏、三越伊勢丹ホールディングスなど一部の百貨店やファッションビルが、バーゲンの開始時期を遅らせた。
年明けの冬のバーゲンについても、三越伊勢丹は1月18日に開始を遅らせる。
夏のバーゲンでは三越伊勢丹の施策に賛同した大手アパレルの多くは、冬のバーゲンでは例年通りの対応となる見通しだ。
 そもそも、三越伊勢丹がバーゲン時期の変更に乗り出したのは、夏物もしくは冬物が最も売れる時期に安売りをしている現状を正すためだ。
その背景には、苦境に立たされている国内アパレルメーカーの現状がある。
 なぜ百貨店などに商品を納めるアパレルメーカーが苦境に陥っているのか。
そして、既存アパレルが苦戦する一方で、グローバルブランドになりつつあるユニクロは成長を続けることができるのか。
アパレル業界に詳しいコンサルティング会社、ジェネックスパートナーズの河合拓取締役に聞いた。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20121129/240296/?REF=ML
■成長を給料によって実感できない世代のために〜テーブル・フォー・ツー・インターナショナル代表理事・小暮氏にNPOと企業の関係を聞く〜
 2008年のリーマンショック以降、社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)と呼ばれる存在が注目を集めている。
金銭的利益よりも、社会貢献や仕事の満足度を追求する。
米国で広がった動きは日本にも波及、年々そのうねりは大きくなっている。
一見、資本システムのアンチテーゼのような存在として見られがちだが、企業にとっても社会起業家は今後欠かせない存在になる可能性がある。
NPO法人(特定非営利活動法人)とは企業にとってどのような存在になるのか。
社会起業家、TABLE FOR TWO Internationalの小暮真久代表に聞いた。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20121127/240101/?REF=ML
■日本企業は迫り来る反グローバリズムの時代に備えよ〜『静かなる大恐慌』の著者、柴山桂太・滋賀大学准教授に聞く〜
 近著『静かなる大恐慌』で、リーマンショック以降の経済状況は既に「大恐慌」であり、それは1920年代の恐慌と同様、「グローバル化がもたらした結果」であると指摘した。
 そのため世界は今後、確実に「グローバル化への揺り戻しの時代」に突入し、保護主義が台頭してくると警告する。
国内市場の縮小とグローバル化に対応すべく海外事業の強化・拡大に力を入れてきた日本企業――。
だが、時代の大きな転換点を迎えるに当たり、日本企業は歴史的大局観を持って、「グローバル化はいつまでも続く」などという幻想は捨て去り、基本的認識を改めるべきだと警鐘を鳴らす。
その考え方を聞いた。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20121126/240027/?REF=ML

時事深層

■円安・株高、“口先介入”の功罪  衆院選に向けた各党の舌戦が繰り広げられる中、円安・株高が進行している。
日銀に強力な金融緩和を求める安倍晋三・自民党総裁の“口先介入”が奏功した格好だ。
だが、その実現性と効力をいぶかる声は多く、市場との対話力が選挙の勝敗を握る。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121129/240314/?REF=ML
■米国で急増する「成長請負人」  米国でにわかに注目を集めるグロースハッカー。
IT(情報技術)などの能力を駆使し、成長を請け負う新職種だ。
日本では裁量権の委譲が活躍の必須条件になる。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121128/240188/?REF=ML
■家電2社、苦肉の資金調達  家電各社が資金調達に奔走している。
シャープは米半導体大手に出資を要請。
ソニーは転換社債発行で一段の環境悪化に備える。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121127/240093/?REF=ML
■トクホブームに忍び寄る「刺客」  メッツコーラが火をつけた、5年ぶりのブームを謳歌するトクホ業界。
一方ドラッグストアは、3年越しで「最強の武器」を手に入れようとしている。
「中性脂肪」を巡るトクホとクスリの異種格闘技戦。
そのゴングが鳴る。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121126/240014/?REF=ML
■続く江沢民時代、改革は停滞の恐れ  習近平総書記が率いる中国共産党の新体制が発足した。
保守派の江沢民氏に近い人が最高指導部の過半数を占めた。
格差縮小などへ向けた改革が停滞する恐れがある。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121122/239808/?REF=ML

円、82円台前半〔ロンドン外為〕(3日正午)

【ロンドン時事】週明け3日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、東京市場に続き円の買い戻しが優勢となり、1ドル=82円台前半で強含みに推移した。
正午現在は82円15~25銭と、前週末午後4時(82円40~50銭)比25銭の円高・ドル安。
特段の円買い材料は出ていないものの、これまでに積み上がった円売りポジションを解消する動きにじり高。
自民党の安倍晋三総裁が再び「無制限な金融緩和」などに言及したものの、市場では「安倍総裁の発言はほぼ織り込み済み」(邦銀筋)として反応は薄く、一時82円近辺まで上昇した。
もっとも81円台では戻り売り圧力も強く、上値も限定的。
週末に発表される米雇用統計や米国の財政問題もにらみながら、ややレンジ内相場の様相を見せた。
一方でユーロは、前週末の米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる欧州安定機構(ESM)の格下げもほぼ消化し堅調。
ギリシャ政府が発表した国債買い戻し条件などを交換し、「リスク回避が後退した」(市場関係者)格好となった。
ユーロの対ドル相場は正午現在1ユーロ=1.3025~3035ドル(前週末午後4時は1.3000~3010ドル)。
対円では同107円05~15銭(107円20~30銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6045~6055ドル(1.6020~6030ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9250~9260フラン(0.9260~9270フラン)。

東京マーケット・サマリー(3日)

レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 82.30/32 1.3030/34 107.24/28
NY午後5時 82.46/48 1.2985/88 107.10/14
午後5時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点に比べて、ややドル安/円高の82円前半。
日経平均株価が失速する中で、やや上値の重さが目立った。
一方、ユーロ/ドルは短期筋主導で6週ぶりの高値を付けたが、午後に入ってからは伸び悩んだ。
全般的には目立ったフローは見られなかった。

<株式市場>
日経平均 9458.18円(12.17円高)
9453.48円─9525.82円
東証出来高 18億6829万株
東証売買代金 1兆1045億円
東京株式市場で日経平均は3日続伸。
対ユーロの円安を手がかりに一時4月27日以来約7カ月ぶりに9500円を回復したが、買い一巡後は上値が重くなった。
後場には円安が一服、さえない中国の上海総合指数<.SSEC>も嫌気され、引けにかけて上げ幅を縮小。
中央自動車道の笹子トンネル崩落事故をきっかけに、老朽化したインフラの整備が進むとの思惑から建設セクターが堅調だった。

東証1部騰落数は、値上がり917銘柄に対し、値下がりが608銘柄、変わらずが158銘柄だった。

<短期金融市場> 17時08分現在
無担保コール翌日物金利 0.082%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.750(変わらず)
安値─高値 99.745─99.750
無担保コール翌日物の加重平均レートは速報ベースで0.082%と前週末(0.091%)に比べて低下した。
月末要因のはく落で落ち着いた展開。
地銀、信託などを主な取り手に、0.08─0.085%を中心に取引された。
日銀が実施した共通担保資金供給(資産買入等基金)オペ(12月5日─2013年6月10日)は入札予定額8000億円に対して、応札額は2兆1074億円と前回(3兆4169億円)を大きく下回った。

ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
債券が売られる場面では上値を重くしたが、日銀の緩和期待を背景に下げ渋った。
中心限月2013年6月限は前日清算値比変わらずの99.750。

<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 144.87(+0.01)
安値─高値 144.81─144.91
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.700%(─0.005)
安値─高値 0.710─0.705%
国債先物中心限月12月限は前週末比1銭高の144円87銭と小幅続伸して引けた。
高値警戒感が浮上する中、日経平均株価が強含んだことで軟化する場面もあったが、日銀の緩和期待や良好な需給環境などを背景に全般に底堅い地合い。
月末・月初に絡むインデックス長期化需要に伴う現物買いに加えて、6日に30年債入札を控えて、短期筋が20年や30年の新発債に売りが出す一方で、その資金で先物や長期ゾーンを買う動きが出た。
10年最長期国債利回り(長期金利)は0.700%。

<クレジット市場>政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 14─15bp地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ18は動意薄。
プレミアムは前週末引けの167ベーシスポイント(bp)から2bp低い165bpで取引が成立した程度。
タイト化の流れが優勢なことに変わりないが、週明けのため積極的な取引は見送られたという。

<スワップ市場>スワップ金利(16時55分現在の気配)
2年物 0.29%─0.19%
3年物 0.29%─0.19%
4年物 0.30%─0.20%
5年物 0.33%─0.23%
7年物 0.47%─0.37%
10年物 0.79%─0.69%
[東京 3日 ロイター]

日経ビジネスオンライン

■ ピックアップ
【日本と世界の未来を読む 徹底予測2013】クリス・アンダーソンがiPad片手に熱く語った「新産業革命」トレンドセッターの素顔は5児の父親、51歳で経営者に“転身”http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121130/240331/?mlp「ロングテール」や「フリーミアム」といったキーワードで時代を鮮やかに切り取ってきたクリス・アンダーソン氏。
インタビューに応じた同氏は、新著『メイカーズ』で描いた“モノ作り革命”の胎動について熱弁を振るった。
【時事深層】円安・株高、“口先介入”の功罪自民党・安倍氏 vs 日銀・白川氏http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121129/240314/?mlp衆院選に向けた各党の舌戦が繰り広げられる中、円安・株高が進行している。
日銀に強力な金融緩和を求める安倍晋三・自民党総裁の“口先介入”が奏功した格好だ。
だが、その実現性と効力をいぶかる声は多く、市場との対話力が選挙の勝敗を握る。
【押井守監督の「勝つために見る映画」】パト2は「何かを成したい中間管理職」必見の映画「機動警察パトレイバー2」(1993年 押井守監督)http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20121130/240347/?mlp組織の中にいるから「中間管理職」。
自分のやりたいことを実現するには、上下を動かさねばならない。
それは映画監督も同じこと。
お待たせしました。
全国の「何かをやりたい」中間管理職の皆様。
必見の映画を監督が解題します。
【倉都康行の世界金融時評】資金はなぜ「グッド・マネー」にならないのか金融政策や銀行批判だけに偏る視点の修正をhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121130/240342/?mlp世界中で「マネーが動かない」という悲鳴が上がっている。
金融緩和政策を進めてもなかなか成長率が上向かないのは、日本だけではない。
個人消費が堅調そうに見える米国でも企業経営者の心理は冷え込んだままだ。
■ 特集
◆2012年衆院選 争点を考えるhttp://business.nikkeibp.co.jp/special/senkyo/?mlt
【NBO世論調査 [質問編]】【第2回・緊急調査】衆院選迫る!投票で重視することは?http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20121129/240312/?mlt
【小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ?世間に転がる意味不明】最大与党を代表して一言http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20121129/240317/?mlt
【磯山友幸の「政策ウラ読み」】誰も本当の事を言わない“甘言選挙”http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121126/240073/?mlt
■ 1年前に読まれた記事?ランキング今昔 ☆ 2011.12.03[土] ☆http://business.nikkeibp.co.jp/ranking/lastyear/?mlt
1位 【ニュースを斬る】  ドコモ、来年夏にiPhone参入  http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20111130/224702/?mlt
2位 【小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ?世間に転がる意味不明】  大阪の「維新」とまだるっこしい民主主義  http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20111201/224762/?mlt
3位 【ニュースを斬る】  オリンパス取締役辞任、「これからが面白いよ」  http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20111202/224793/?mlt
■ 新着
┌┐ └■ マネジメント   http://business.nikkeibp.co.jp/manage/
【キーパーソンに聞く】数学は日本が勝つための最後のフロンティア『渋滞学』を極めた西成浩裕・東大教授に聞くhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20121130/240338/?mlt
【記者の眼】新政権下の円安・株高はどこまで?相場見通し・市場関係者アンケートhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121128/240191/?mlt
【特集の読みどころ】通信三国志の主役は誰かhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20121130/240362/?mlt
┌┐ └■ 政治・経済   http://business.nikkeibp.co.jp/politics/
【指標で読む】賞与減少で年末商戦は期待薄実質消費総合指数http://business.nikkeibp.co.jp/article/research/20121129/240297/?mlt
【「気鋭の論点」】母親が働くと、子どもの学力にマイナスなのか?格差解消には、「背中を見せる」ことがまず大事http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20121112/239321/?mlt
【13の論点】民主党が官僚制度改革でおかした2つのミス政策工房社長の原英史氏が唱える「公務員制度改革」(前編)http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20121025/238596/?mlt
┌┐ └■ IT・革新   http://business.nikkeibp.co.jp/tech/
【田中芳夫の技術と経営の接点・視点】日本の「ものづくり」が忘れてしまったもの ―帝人・長島会長との対談―「ものづくり」から「もの・ことづくり」へ変わろう(第5回)http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121127/240147/?mlt
┌┐ └■ アジア・国際   http://business.nikkeibp.co.jp/world/
【Project syndicate】始まった株価調整の意味http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121128/240234/?mlt
【細田孝宏のニューヨーク街談巷説】「サンディ」で変わるか 米国の地球温暖化議論http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20121129/240292/?mlt
【韓国発 毎経エコノミー】岐路に立つ韓国経済大手企業のビジネスにも影http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20121129/240310/?mlt
┌┐ └■ 環境・エネルギー   http://business.nikkeibp.co.jp/eco/
【研究室に行ってみた】コウテイペンギンのギャップに萌える東京大学大気海洋研究所(1)http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121121/239735/?mlt
┌┐ └■ ライフサプリ   http://business.nikkeibp.co.jp/life/
【フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える】「男も女も、念じた通りラクに走れるクルマ」を目指したCX-5第172回 マツダ CX-5【開発者インタビュー その1】http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20121128/240264/?mlt
【出口治明の「ビジネスに効く読書」】時には宇宙のスケールで、小さな人間社会の悩みを考えたい「意思決定に悩んだ時、背中を押してくれるこの本」後編http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121126/240036/?mlt
【あの男の正体(はらわた)】第23話「あなたと会えなくなってしまうのは悲しい。
でも時間がないの」http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20121122/239878/?mlt
【サテライト「三国志」群像】「長安の幼帝など、何ほどものか」【73】第十六章 袁紹1http://business.nikkeibp.co.jp/article/book/20121031/238841/?mlt
┌┐ └■ 編集部から   http://business.nikkeibp.co.jp/editor/
【週刊アクセスランキング】「会長/社長、役員」が読んだ今週の記事TOP20http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121130/240334/?mlt
【週刊アクセスランキング】「年収2000万円以上」が読んだ今週の記事TOP20http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121130/240335/?mlt
【週刊アクセスランキング】「女性」が読んだ今週の記事TOP20http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121130/240336/?mlt
【週刊アクセスランキング】コメント数の多かった記事TOP20http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121130/240337/?mlt
■ アクセスランキング
1位【早読み 深読み 朝鮮半島】   日本より重い「日本病」に罹る韓国   http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121126/240071/?mlt
2位【グーグルで最も活躍する日本人の軌跡】   米国の大学生だった彼に「日本での就職はない」と決意させた経験   http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121120/239600/?mlt
3位【キーパーソンに聞く】   ユニクロまで韓国勢に負ける日   http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20121128/240266/?mlt
4位【中国国盗り物語】   新たなチャイナ・セブンに隠れた狙い?実は胡錦濤の大勝利   http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121126/240074/?mlt
5位【河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学】   JALの機内で起きたブチ切れ事件で問う“現場の力”   http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20121125/239988/?mlt
 

日経ニュース・夕版(12/3)

主要ニュース
ジャンル別速報ニュース
【経済】
【企業】
【国際】
【政治】
【マーケット】
【社会】
【スポーツ】
【ピックアップ情報】

日経ニュース・昼版(12/3)

主要ニュース
ジャンル別速報ニュース
【経済】
【企業】
【国際】
【政治】
【マーケット】
【社会】
【スポーツ】
【ピックアップ情報】

さくら投資顧問(12/3)

●相場概況 - 週末終値(前週末比)
 日経平均     9446.01(+79.21)
 NYダウ     13025.58(+15.90)
 米ドル/円    82.46(+0.06)
 ユーロ/円    107.22(+0.33)
 ユーロ/米ドル  1.3002(+0.0029)
 米国債(10年) 1.612%(-0.078)
 米国債(30年) 2.804%(-0.024)
 WTI原油先物  88.91(+0.63)
 NY金      1712.70(-38.70)
今週の注目指標
●12/3(月)
10月小売売上高 [前月比](豪)9:30
前回 → +0.5%
11月PMI製造業(英)18:30
前回 → 47.5
11月ISM製造業景況指数(米)24:00
前回 → 51.7
●12/4(火)
RBAキャッシュターゲット(豪)12:30
前回 → 3.25%
11月PMI建設業(英)18:30
前回 → 50.9
加中銀政策金利発表(加)23:00
前回 → 1.00%
●12/5(水)
第3四半期GDP [前期比](豪)9:30
前回 → +0.6%
第3四半期GDP [前年比](豪)9:30
前回 → +3.7%
11月PMIサービス業(英)18:30
前回 → 50.6
10月小売売上高 [前月比](ユーロ)19:00
前回 → -0.2%
10月小売売上高 [前年比](ユーロ)19:00
前回 → -0.8%
11月ADP全国雇用者数(米)22:15
前回 → +15.8万人
11月ISM非製造業景況指数(米)24:00
前回 → 54.2
RBNZオフィシャル・キャッシュレート(NZ)29:00
前回 → 2.50%
●12/6(木)
11月新規雇用者数(豪)9:30
前回 → +1.07万人
11月失業率(豪)9:30
前回 → 5.4%
BOE政策金利発表(英)21:00
前回 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)21:45
前回 → 0.75%
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 39.3万件
●12/7(金)
10月貿易収支(豪)9:30
前回 → -14.56億AUD
10月鉱工業生産 [前月比](英)18:30
前回 → -1.7%
10月鉱工業生産 [前月比](独)20:00
前回 → -1.8%
11月非農業部門雇用者数(米)22:30
前回 → +17.1万人
11月失業率(米)22:30
前回 → 7.9%
11月雇用ネット変化(加)22:30
前回 → +0.18万人
11月失業率(加)22:30
前回 → 7.4%
12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(米)23:55
前回 → 82.7
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)

■ 今年も残り1ヶ月!
12月に入り、今年も残りあと僅かとなってきました。
この年末は、かなり気が抜けない相場が最後まで控えています。
まずは、16日の衆議院総選挙です。
ご存じのとおり、自民党総裁である安倍氏が次期首相になる
可能性が高いので、安倍氏による大胆な金融緩和や
日銀を巡る発言から円安が続いております。
その安倍発言も、徐々に新鮮味を失ってきましたが、
それでも円安傾向が強いのは事実です。
おそらく、円安基調を見越して、
下がったら買うという押し目買いになり、
買いのパワーがその都度貯まっているためでしょう。
下がったら買うことはトレンドに逆らわないので良いのですが、
少なくとも高値圏で買うことはやめましょう。
つまり、現在考えられる戦略は・・・
(1)高値圏からのショートに備える
(2)上昇トレンドから下がったら買う押し目買い
この2つになると思います。
最終的にはどちらかに大きく動くでしょう。
その時のために、どちらに動いても良いポジション取りや
細かなリスク管理をしっかりやることが大切です。
そして、今週は雇用統計など、
月初めの米国重要指標の発表もあります。
●12/3(月)
11月ISM製造業景況指数(米)24:00
前回 → 51.7
結果 →
●12/5(水)
11月ADP全国雇用者数(米)22:15
前回 → +15.8万人
11月ISM非製造業景況指数(米)24:00
前回 → 54.2
●12/6(木)
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 39.3万件
●12/7(金)
11月非農業部門雇用者数(米)22:30
前回 → +17.1万人
11月失業率(米)22:30
前回 → 7.9%
12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(米)23:55
前回 → 82.7
7日の米雇用統計はもちろんですが、
ISM製造業景況指数、ADP全国雇用者数、
ISM非製造業景況指数などすべて重要です。
米国の"財政の崖"問題などにより、
対円以外はドル売りの形となっております。
基本的には、雇用統計など米指標が良い結果となれば
ドルは買われますが、今回それほど買われるような気がしません。
対円に関しては、円売りとドル買いが
ぴったりハマったので円安になりやすいでしょう。
ただ、円高恐怖症により高値圏からさらに円安に動くのは
少し難しいかもしれませんが、仮に円安になった場合は
最低でも84円付近までは見ておかなければいけません。
USD/JPYに関しては、小幅にコツコツ
利食いをしていくのが良いかもしれませんね。
最後に、今年最後の金融政策会合に触れておきます。
RBAキャッシュターゲット(4日)
 ↓
加中銀政策金利発表(4日)
 ↓
RBNZオフィシャル・キャッシュレート(6日)
 ↓
BOE政策金利発表(6日)
 ↓
欧州中銀金融政策発表(6日)
利下げの可能性があるのは、
豪と英、場合によってはユーロです。
ただ、現在の円安にとっては、
その壁を押し返す程の材料とは言い難いでしょう。
金利政策の本番はむしろ、
FOMC政策金利発表と日銀金融政策決定会合です。
FOMC政策金利発表(11日)
 ↓
衆議院総選挙(16日)
 ↓
日銀金融政策決定会合(20日)
おそらくこの辺りが、今年最後の流れを
決めることになると思います。
先週の注目指標(結果)
●11/26(月)
10月貿易収支(NZ)30:45
前回 → -7.91億NZD (修正 -7.75億NZD)
結果 → -7.18億NZD
●11/27(火)
10月耐久財受注 [前月比](米)22:30
前回 → +9.9% (修正 +9.2%)
結果 → 0.0%
10月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器](米)22:30
前回 → +2.0% (修正 +1.7%)
結果 → +1.5%
●11/28(水)
11月消費者物価指数・速報 [前月比](独)22:00
前回 → 0.0%
結果 → -0.1%
11月消費者物価指数・速報 [前年比](独)22:00
前回 → +2.0%
結果 → +1.9%
10月新築住宅販売件数(米)24:00
前回 → 38.9万件 (修正 36.9万件)
結果 → 36.8万件
米ベージュブック(米)28:00
(前回)
・米経済活動は12地区で緩やかに拡大している
・個人消費:横ばいから小幅に上向き
・製造業:幾分改善している
・住宅市場:回復、商業不動産市場はまちまち
・雇用情勢:ほぼ変わらず
(今回)
・個人消費:緩やかなペースで拡大
・多数の地区で「財政の崖」をめぐり不安表明化
・製造業:減速(7つの地区)
●11/29(木)
第3四半期民間設備投資(豪)9:30
前回 → +3.4%
結果 → +2.8%
11月失業者数(独)17:55
前回 → +2.0万人 (修正 +1.9万人)
結果 → +0.5万人
11月失業率(独)17:55
前回 → 6.9%
結果 → 6.9%
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 41.0万件 (修正 41.6万件)
結果 → 39.3万件
●11/30(金)
10月失業率(ユーロ)19:00
前回 → 11.6%
結果 → 11.7%
11月消費者物価指数・速報 [前年比](ユーロ)19:00
前回 → +2.5%
結果 → +2.2%
9月GDP [前月比](加)22:30
前回 → -0.1%
結果 → 0.0%
第3四半期GDP [前期比年率](加)22:30
前回 → +1.8% (修正 +1.7%)
結果 → +0.6%
11月シカゴ購買部協会景気指数(米)23:45
前回 → 49.9
結果 → 50.4
●以下は、11月金利政策の結果です。
RBAキャッシュターゲット(6日)・・・3.25%据え置き
 ↓
BOE政策金利発表(8日)・・・0.50%据え置き
 ↓
欧州中銀金融政策発表(8日)・・・0.75%据え置き
 ↓
日銀金融政策決定会合(20日)・・・0.00-0.10%据え置き

証券ディーラー「プロの視点」(12/3)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■外部要因に大きな変化はなく、場中に伝わった中国経済指標を好感した買いが見られたものの、株価指数は直近高値レベルでの攻防が継続。
上値の重さを嫌気した利益確定売り圧力とともに伸び悩みましたが、物色はテーマ性を帯びた建設株などに向かっており、物色意欲は衰えていません。

日経平均株価は小幅続伸。
一時は節目9500円を奪回する場面も見られましたが、節目を固められず、伸び悩む動きに。
ローソク足は上ヒゲ陰線となったものの、下値切り上げは継続しており、基調としては未だ上向きと判断できます。

当欄で物色意欲の目安として紹介していたボリューム面ですが、東証1部の売買代金は大台1兆円台をキープ。
東証1部の売買高も前営業日の23億株台から18億株台に低下したものの、低位建設株の活況高が下支えする格好に。
市場参加者の物色意欲の高さは継続しているのではないでしょうか。

ただ、気掛かりは株価指数の「上値の重さ」でしょう。
名実とも「12月相場入り」で、イベントのメジャーSQ、そして総選挙での「出尽くし」の可能性が買い手控えにつながっているほか、目先でも金曜日の米雇用統計に向けて経済指標に対する注目度も高まりつつあります。

また、年末特有の「節税対策売り」や海外投資家による「ポジション調整」など、需給面での一時的な逆風に備えた動きも「重し」となりやすい局面。
テーマ性を帯びた低位建設株など、値動きの良い投資対象が選好されやすくなっているのではないでしょうか。

そこで当欄では「セクター間の資金シフト」「低売買単価銘柄の資金循環」を物色対象のポイントに挙げていましたが、セクター間の資金シフトでは、指数伸び悩みで前営業日に買い進まれていた外需関連から内需関連への資金シフトが見られています。

一方の「低売買単価銘柄」では、前述の通りに低位建設株が活況高。
日本橋梁<5912>、不動テトラ<1813>が全市場の売買代金上位に進出したほか、前営業日に目標株価達成を紹介した11月29日のインターネット会員A情報での買い推奨銘柄・佐藤渡辺<1807>も上値追いを強めました。

このまま両タイプの資金循環がポイントとなりますが、前営業日にも紹介していた物色の軸となる「先導株」も見極めていきたいところ。
米雇用統計通過後の来週辺りからは、物色傾向にも変化が見られそうです。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■先週末の米国市場はもみあい。
財政問題に進展がなかったほか、MSCIグローバル指数の銘柄入れ替えタイミングとなり、売買が交錯しています。

財政問題協議で目立った進展はなく、方向感を探る動きが継続。
また、MSCIグローバル指数の定期入れ替えタイミングとなり、個別銘柄に対する売買が交錯しました。

ダウ構成銘柄では、上昇がウォルマート、ホームデポ、HP、ジョンソン&ジョンソンら17銘柄に対して、変わらず1銘柄。
下落がマイクロソフト、キャタピラー、デュポンら12銘柄となり、まちまちな反応となっています。

ダウ平均株価は、前営業日比3.76ドル高の13,025.58ドル。
ナスダック総合指数は1.79ポイント安の3,010.24ポイントで取引を終えました。

為替相場では、欧州時間帯でギリシャ問題進展絡みのユーロ上昇が見られたものの、米国時間帯からは落ち着いた動きに。
東京時間帯早朝では、1ドル82円台半ば、1ユーロも107円台前半の水準で取引されています。

東京株式市場では、米国市場はもみあいだったものの、為替相場でのユーロ上昇を好感した買いが先行。
日経平均株価は9484円の続伸スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価における直近高値レベルの9500円ラインには届かず、上値の重い展開に。
中国製造業PMI確定値が速報値を上回り、為替相場での円安推移とともに戻り売りをこなし、節目9500円に乗せて前引けを迎えました。

昼休みを挟んで、日経平均株価は後場も節目9500円の攻防が継続。
ただ、直近高値レベルでの上値の重さを嫌気した売り圧力も根強く、円買い圧力とともに上げ幅を縮めています。

日経平均株価終値は、12.17円高の9,458.18円。
東証1部の売買代金は概算で1兆1045億円。
東証1部の売買高は概算で18億6829万株。
値上がり銘柄は917(54%)に対し値下がりは608(36%)、変わらずは158(9%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■株価指数の伸び悩みで、円安推移で買い進まれていたトヨタ<7203>、ホンダ<7267>ら国際優良株が失速。
日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>は堅調に推移したものの、ソフトバンク<9984>、京セラ<6871>などの苦戦が重しとなっています。

代わって内需系の三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンク、三菱地所<8802>、住友不動産<8830>がしっかり。
株価指数を下支えしました。

売買代金上位では、中央道トンネル崩落事故の影響で補修点検工事増加の思惑も強まった日本橋梁<5912>など建設株が短期物色を集めた一方、ディー・エヌ・エー<2432>、グリー<3632>ら値動きの良いソーシャルゲーム関連はさえない動きとなっています。

セクターでは、低位建設のほか、大成建設<1801>、鹿島<1812>、大林組<1802>ら中核建設の活躍で建設業が業種別株価指数騰落の値上がり最上位に入りました。

三菱地所<8802>、三井不動産<8801>、住友不動産<8830>の不動産株も堅調。
住友大阪セメント<5232>、太平洋セメント<5233>のガラス土石、古河電工<5801>、住友電工<5802>の非鉄、大王製紙<3880>、日本製紙<3893>の紙パルプなども買われています。

一方、中部電力<9502>、関西電力<9503>の電気ガス、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の海運、任天堂<7974>のその他製品が値下がり上位に並びました。

個別では、炭素繊維増産観測報道で帝人<3401>、フォークリフト事業承継が継続視されたニチユ<7105>らが材料物色を集めましたが、値上がり上位ではピーエス三菱<1871>、安藤建設<1816>、ハザマ<1719>など建設株の活躍が目立っています。

新興市場では、中核のサイバーエージェント<4751>、楽天<4755>、ジェイアイエヌ<3046>らが軟調。
ジーエヌアイ<2160>、カイオム・バイオサイエンス<4583>のバイオ関連、材料物色を集めた日本管理センター<3276>、値動きの軽いオンキヨー<6628>、夢真ホールディングス<2362>、キャリアリンク<6070>などが買われました。
■■ 〜 本日の注目銘柄シューティング! 〜 ■■<9983>ファーストリテイリング 19,010円 前日比+290円(+1.55%)
続伸。
日経平均株価が5月以来の戻り高値を更新するなか、日経平均株価構成比率上位として堅調な値動きに。
同社株も9月高値を更新し、4月に付けた年初来高値を窺う流れ。
内需系大型株が底堅く、三菱地所<8802>、住友不動産<8830>の不動産株も買われた。

<2432>ディー・エヌ・エー 2,940円 前日比−85円(−2.81%)
反落。
続伸基調から買いが先行したものの、利益確定売りも出ており、同業のグリー<3632>、サイバーエージェント<4751>などとともに売り直された。
ミクシィ<2121>との連携強化で材料性を帯びていたものの、値動きに着目した短期資金が低位建設に向かっており、手仕舞い売りが出たようだ。

<5912>日本橋梁 352円 前日比+60円(+20.55%)
連騰。
前営業日にも値動きに着目した短期資金が流入していたほか、週末に発生した中央道トンネル崩落事故の影響で補修点検工事増加の思惑も強まり、さらに短期資金を惹きつけている。
直近でも短期資金を集めていた不動テトラ<1813>のほか、トンネル工事の熊谷組<1861>、ハザマ<1719>、合併対象の安藤建設<1816>も連れ高、補修工事のショーボンド<1414>などが高く、建設業が業種別株価指数騰落の値上がり上位に入っている。

日経平均、一時7カ月ぶり9500円台回復

3日の東京株式市場は、日経平均株価が3営業日続けて値上がりした。
一時、取引時間中としては4月27日以来、約7カ月ぶりに9500円を上回る場面もあった。
終値は前週末より12円17銭(0.13%)高い9458円18銭。

外国為替市場で円安傾向が続いていることを好感し、輸出関連株などで買い注文が先行した。
日経平均は野田佳彦首相が衆院解散の方針を表明した先月14日からこれまでに800円ほど上昇したため、いったん利益を確定させる売りも出た。

東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)の終値は、同0.27ポイント(0.03%)高い781.73。
出来高は18億6千万株。

3日続伸=9500円台を回復〔東京株式〕(3日前場)

【第1部】日経平均株価は前営業日比62円25銭高の9508円26銭、東証株価指数(TOPIX)は同3.50ポイント高の784.96と、ともに3営業日続伸した。
円安基調を受けた主力銘柄の上昇が指数を押し上げ、日経平均は約7カ月ぶりに9500円台を回復した。
ただ大台回復後は上値も重く、高値圏でのこう着状態に陥った。
出来高は9億8317万株(概算)。
▽過熱感強まり上値は重い
前週末のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)での225先物12月きり清算値(円建てで9495円)にサヤ寄せする形で、日経平均株価は続伸して始まった。
前週末に発表された中国での景況感改善や円安基調を追い風に買いが継続し、4月27日以来ほぼ7カ月ぶりに9500円台回復を回復した。
ただ、大台を回復した後は上値の重さが目立ったのも確か。
日経平均のサイコロジカルラインは80%を超え、相場の過熱感が意識されやすい。
日経平均採用銘柄の株価純資産倍率(PBR)の1倍水準は約9500円に相当するため「割安感も後退している」(中堅証券)状況だ。
この日は、先物高につれ主力株も堅調な値動きだが、相場の主役は年初来高値更新銘柄が続出している建設株。
自民党が提唱する「国土強靱(きょうじん)化計画」が下支えだが、「中央自動車道のトンネル天井崩落の影響も少なからずある。
相場の質は良いとは言えない」(同)と、市場関係者からは冷めた声も上がっていた。

日経平均、一時9500円台回復 7カ月ぶり

3日の東京株式市場で、日経平均株価が一時、9500円を上回った。
9500円台を回復するのは4月27日以来、約7カ月ぶり。
外国為替市場で円安傾向が続いていることを好感し、輸出関連株を中心に買い注文が先行している。

ドル小反落、82円台前半=米財政問題が重しに〔東京外為〕(3日午前9時)

週明け3日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前週末の海外市場で伸び悩んだ流れを受け継ぎ、1ドル=82円台前半に小反落している。
午前9時現在、82円47~48銭と前週末(午後5時、82円62~63銭)比15銭のドル安・円高。
前週末の欧米市場では、ドル円は一時82円台後半に続伸。
日本の金融緩和強化を期待した海外ファンド筋や輸入企業などのドル買い・円売りがみられた模様だが、上値では利益確定のドル売りが出たほか、米「財政の崖」問題が重しとなり、徐々に値を消した。
きょう早朝の東京市場では82円40銭前後で取引されている。
ドル円は前週末の欧米時間に比べて上値が重くなっており、「場合によっては調整的な売りが強まるのではないか」(外資系金融機関)との声も聞かれる。
ただ、「82円前後から下では押し目買いも強い」(大手邦銀)とされ、下値はなお限られる公算が大きい。
安倍自民党総裁の金融緩和発言がなお注目されるが、「新鮮味はなくなりつつあり、大きくは響かないのではないか」(大手邦銀アナリスト)という。
ユーロは前週末比では対円で反落、対ドルは小幅安。
前週末の米国時間終盤にムーディーズが欧州安定機構(ESM)と欧州金融安定化基金(EFSF)を格下げして売りが強まったが、東京市場の早朝は安値からは戻り歩調となっている。
午前9時現在、1ユーロ=107円18~19銭(前週末午後5時、107円57~58銭)、対ドルで1.2993~2998ドル(同1.3017~3022ドル)。

日経ニュース・朝版(12/3)

主要ニュース
ジャンル別速報ニュース
【経済】
【企業】
【国際】
【政治】
【マーケット】
【社会】
【スポーツ】
【ピックアップ情報】


みんなの外為 !今日の重要経済指標(12/3)

予想(コンセンサス) :+0.4%
ユーザー予想 :
上昇 65% 下落 35%
関連指標の動向 :
上昇63% 下落0%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:4.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-3.0pips
予想(コンセンサス) :46.2
ユーザー予想 :
上昇 43% 下落 57%
関連指標の動向 :
上昇27% 下落42%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:3.0pips
上昇時平均幅:1.0pips
下落時平均幅:-4.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
予想(コンセンサス) :48.0
ユーザー予想 :
上昇 46% 下落 54%
関連指標の動向 :
上昇24% 下落46%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-4.0pips

ブログ アーカイブ