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2013年4月4日木曜日

日経ニュース・夕版(4/4)

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輸入車シェア、過去最高の7.6% 低燃費小型車投入で

日本自動車輸入組合が4日発表した2012年度の輸入車(逆輸入を除く)の新車販売台数は、前期比10.0%増の24万5679台だった。
増加は3年連続。
軽自動車を除く国内の新車販売台数(約323万台)に占めるシェアは7.6%と、2年連続で過去最高を更新した。
ドイツ勢を中心に、輸入車各社が値ごろ感のある低燃費の小型車を投入し、国産車からの乗り換えを促す戦略が奏功しつつある。

逆輸入車を含めた販売台数は前期比8.9%増の32万1292台。
シェアは過去最高の9・9%だった。

長期金利、過去最低を更新 一時0.425%に

4日の東京債券市場では、日本銀行が新たな量的緩和政策を発表して国債購入の拡大を打ち出したため、国債が買われた。
長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りは一時前日比0・125%幅低い0・425%に低下(国債価格は上昇)で03年6月11日につけた0・430%を下回り、約9年10カ月ぶりに過去最低を更新した。

日経電子版 ビジネスリーダー(4/4)

◆就活生の疑問に答えるため、日経記者が企業に突撃取材する「お悩み解決!就活
探偵団」を更新しました。
「その書き込みが危ない! SNS就活の落とし穴」(4月3日)
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_1
◆「新製品ウオッチャー」は「新製品 解剖」にリニューアルしました。
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_2
【コンフィデンシャル】
◆オリンピック牛耳るIOC、権力の源泉
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_3
◆最終決断、裏目に出た首相特使  検証・尖閣国有化(4)
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_4
◆中国指導部、真夏の「急変」  検証・尖閣国有化(3)
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_5
【スペシャルリポート】
◆極秘プランが告げる電力解体の先
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_6
【ニュースこう読む】
◆シーチキンはアベノミクスの優等生か  編集委員 田中陽
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_7
◆トヨタの割り切り 「擦り合わせ帝国」に決別か  編集委員 西條都夫
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_8
◆「10銭革命」が変える株式市場  編集委員 小平龍四郎
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_9
◆2年で2%インフレ 楽観視する欧米金融筋  ワシントン支局長 藤井彰夫
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_10
◆安倍首相と黒田日銀総裁の蜜月いつまで  編集委員 小竹洋之
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_11
【経営者ブログ】
◆会社は自己実現の場である  (鈴木幸一氏の経営者ブログ)
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_12
◆新入社員諸君 理不尽を乗り越えよう  (西川善文氏の経営者ブログ)
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_13
◆新社会人へ「Vision&Hard Work」  (高原豪久氏の経営者ブログ)
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_14
◆新社会人へ  (宮内義彦氏の経営者ブログ)
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_15
◆TPP、北海道は農業立国宣言を(丹羽宇一郎氏の経営者ブログ)
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_16
【池上彰の教養講座】
◆習体制幕開け 中国の夢と急成長の代償
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_17
【消費を斬る】
◆愛猫をまるごとコピー 夢を広げる3Dプリンター
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_18
【価格は語る】
◆歌舞伎座、当面は高根の花 一等席は…
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_19
【すごい現場〜事例に学ぶ】
◆カルビー、行列のできる「ミニ工場」を全国展開
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_20
【お悩み解決!就活探偵団】
◆その書き込みが危ない! SNS就活の落とし穴
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_21
【Forbes】
◆[FT]中国経済が転倒しかねない理由
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_22
◆デル買収に名乗りを上げたウォール街の暴れん坊
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_23
【Financial Times】
◆[FT]中国経済が転倒しかねない理由
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_24
◆[FT]中国政府の圧力に屈した米アップル
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_25
◆[FT]安倍氏、インフレ目標達成に"現実路線"
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_26
【The Economist】
◆「欧州の病人」ドイツを救った労働改革の功罪
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_27
【中央日報】
◆[中央日報]韓国の成長予想下方修正、具体性ある景気対策急げ
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_28
【気になる値段】
◆こんなに違う車検のコスト 最大格差約3倍のワケ
http://mx.nikkei.com/?4_78268_4613_29

証券ディーラー「プロの視点」(4/4)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■経済指標軟化による米国株安から、前営業日の指数上昇で利益確定売りが先行した本日の株式相場ですが、午後に日銀金融政策決定会合の政策結果が伝わると一転してリスク選好ムードに。
金融緩和効果の期待されるセクター、銘柄を中心に買い優勢の流れとなっています。

日経平均株価は反落スタートから後場でプラス圏に浮上すると続伸着地に。
売りが先行したこともあり、日中値幅は558円と大きな値動きとなりました。
さらに買い気を強めたまま高値引けとなり、年初来高値12650.26円に迫ってきています。

さて、前営業日配信版では「日銀金融政策決定会合結果に注目 市場の反応は?」と題していました。

さらに日中の急激な動きに付けるデイトレードと、夜間取引があり、金融当局の政策声明の伝わりやすい現物市場の昼休みでも取引可能な先物取引を併用しながら、イベント通過を確認していく投資戦略を推していたと思います。

昨晩の米国市場は経済指標軟化で反落し、東京市場は売り先行の立ち上がりを余儀なくされましたが、夜間取引の日経平均先物では米国時間帯での下落を捕捉。
2日の相場下落、前営業日の反発に本日の反落と東京市場の反応を先回りする展開が続きました。

さて、注目された日銀金融政策決定会合での金融政策結果ですが、市場予想を上回る金融緩和政策を受けて為替相場がまず円安推移でいち早く反応。
その後は先物相場、そして金融緩和効果の期待されるセクター、銘柄を中心に買い優勢の流れとなっています。

発表タイミングは、過去に金融当局の政策声明が伝わることの多かった現物市場の昼休みではなく、13時40分過ぎとなりましたが、為替相場に次いで反応の見られた先物市場で素早く上昇に付いた方も多かったのではないでしょうか。

また、株価指数が日中で上値を伸ばしていくなか、金融緩和が追い風となるメガバンク、不動産などの活躍が目立ち、ディーリング資金の集めやすいケネディクス<4321>、マツダ<7261>、低位金融のアイフル<8515>、オリコ<8585>も全市場の売買代金上位に入るなど、引き続きデイトレードに適した局面となりました。

さて、今後は、日本の金融政策結果を受けた欧米市場の反応を確認していきたいところ。
欧州時間帯ではECB理事会とドラギ総裁の会見、そして米国時間帯ではバーナンキFRB議長の講演も予定されています。

このところ神経質な反応を見せる要因ともなっている経済指標ですが、昨晩の米国市場で雇用指標軟化が確認されただけに今晩発表の新規失業保険申請件数、そして明日発表の重要指標・米雇用統計が控えていることもあり、まだまだ神経質な展開が続きそう。
指数浮上で買い気の強まるところですが、基本線では夜間市場のある先物取引と翌日にポジションを持ち越さないデイトレードを活用するスタンスを崩すべきではないでしょう。

ただ、これらイベント確認後の来週以降は、新しい投資テーマの到来が意識される局面に。
会員情報でも前営業日4月3日のインターネット会員A情報で買い推奨していたシスメックス<6869>がわずか1営業日で目標株価を達成しましたが、イベントにも対応力のある有望企業を仕込んでいきたいところです。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は反落。
経済指標の予想下ブレを嫌気した売りに押されています。

前営業日には2月の製造業受注額が好感されていたものの、この日発表の3月のADP雇用統計では、米民間部門の雇用者数が前月比で15万8000人増加と市場予想の20万人の増加を下回る結果に。
また、3月のISM非製造業景況指数も54.4ポイントと、前月の56ポイント、市場予想の55.5ポイントを下回ったこともあり、経済指標軟化を嫌気した売りが出ました。

金曜日には、米雇用統計の発表を控えているだけに、先行き不透明感も強まり、見直し買いも入らず、株価指数は次第安となっています。

ダウ平均株価は、前営業日比111.66ドル安の14,550.35ドル。
ナスダック総合指数は36.26ポイント安の3,218.60ポイントで取引を終えました。

為替相場では、欧州時間帯後半からドル売り、円買い圧力が強まる格好。
東京時間帯早朝では、1ドル92円台後半、1ユーロ119円台半ばの水準で取引されています。

東京株式市場では、米国市場反落、為替相場の円高推移を嫌気した売りが先行。
日経平均株価は12188円の反落スタートに。

寄り付き後は、利益確定売りで日経平均株価が一旦12100円を割り込む場面があったものの、経済指標好感の豪ドル上昇で持ち直す動き。
日銀金融政策決定会合での政策声明が伝わる昼休みから午後を前に、一旦ポジションを縮小する向きもあり、方向感を探る動きとなりました。

昼休みにも当局の政策声明は伝わらず、後場寄りも相場の方向感を探る格好。
13時40分過ぎに伝わった日銀金融政策決定会合の政策声明で長期国債買い入れと輪番オペを統合し、長期国債買い入れ対象を40年債を含む全ゾーンに拡大。
さらに資産買い入れのETFを年間1兆円増額、REIT買い入れを年間約300億円に増額するなど、積極的な追加金融緩和策が明らかとなり、一転して日経平均株価がプラス圏に浮上。
買い優勢の流れのまま取引を終えています。

日経平均株価終値は、272.34円高の12,634.54円。
東証1部の売買代金は概算で3兆875億円。
東証1部の売買高は概算で42億7093万株。
値上がり銘柄は1439(84%)に対し値下がりは205(11%)、変わらずは68(3%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■後場に伝わった日銀金融政策決定会合での追加金融緩和を受けて、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>らメガバンクが買い進まれたほか、証券業の野村ホールディングス<8604>も一気にプラス圏に浮上するなど、金融関連物色が目立っています。

また、REIT資産買い入れ増額で不動産市況の先行き期待も高まっており、三菱地所<8802>、三井不動産<8801>、住友不動産<8830>の不動産も急上昇。
関係性の深いJR東日本<9020>、阪急阪神ホールディングス<9042>など陸運業も買われました。

円安推移を追い風にトヨタ<7203>、ホンダ<7267>、日産自動車<7201>の自動車もしっかり。
値動きの良いマツダ<7261>などにはディーリング資金が入り、ETF資産買い入れで日経225連動投信<1321>も商いが急増しています。

売買代金上位では、不動産ファンド運営のケネディクス<4321>が大商い。
低位金融のアイフル<8515>、オリコ<8585>などが活況高となった半面、前営業日に賑わいを見せたファーストリテイリング<9983>、東京電力<9501>には利益確定売りが出ました。

セクターでは、三菱地所<8802>、三井不動産<8801>、住友不動産<8830>の不動産が業種別株価指数騰落の値上がり最上位に。
三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>ら銀行、武田薬品<4502>、アステラス製薬<4503>の医薬品も続いています。

野村ホールディングス<8604>ら証券業、オリックス<8591>、オリコ<8585>らその他金融、JR東日本<9020>、阪急阪神ホールディングス<9042>など陸運業も値上がり上位に並びました。

業種別株価指数騰落では全業種が上昇したものの、下落した日本航空<9201>の空運、東京電力<9501>の電気ガスらは振るわず、鈍い動きとなっています。

新興市場では、いちごグループ<2337>、レーサム<8890>、新日本建物<8893>ら不動産関連、バイオ関連のテラ<2191>、UMNファーマ<4585>、オンコセラピー・サイエンス<4564>、マスクの興研<7963>、重松製作所<7980>らが買われました。

日経ニュース・昼版(4/4)

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みんなの外為 !今日の重要経済指標(4/4)

   
予想(コンセンサス) :+2.5%
   
ユーザー予想    :
上昇 70% 下落 30%
   
関連指標の動向   :
上昇33% 下落39%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:6.0pips
上昇時平均幅:5.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-3.0pips
   
予想(コンセンサス) :+0.3%
   
ユーザー予想    :
上昇 74% 下落 26%
   
関連指標の動向   :
上昇36% 下落36%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-4.0pips
   
予想(コンセンサス) :46.5
   
ユーザー予想    :
上昇 60% 下落 40%
   
関連指標の動向   :
上昇45% 下落42%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:6.0pips
上昇時平均幅:5.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-3.0pips
   
予想(コンセンサス) :51.5
   
ユーザー予想    :
上昇 58% 下落 42%
   
関連指標の動向   :
上昇45% 下落42%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:12.0pips
上昇時平均幅:8.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-4.0pips
   
予想(コンセンサス) :+0.2%/+1.4%
   
ユーザー予想    :
上昇 60% 下落 40%
   
関連指標の動向   :
上昇35% 下落26%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:4.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :0.50%に据え置き
   
ユーザー予想    :
上昇 72% 下落 28%
   
関連指標の動向   :
上昇56% 下落22%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:3.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-4.0pips
   
予想(コンセンサス) :0.75%に据え置き
   
ユーザー予想    :
上昇 83% 下落 17%
   
関連指標の動向   :
上昇56% 下落22%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:8.0pips
上昇時平均幅:5.0pips
下落時平均幅:-1.0pips
下落時安値幅:-2.0pips
   
予想(コンセンサス) :35.2万件
   
ユーザー予想    :
上昇 67% 下落 33%
   
関連指標の動向   :
上昇38% 下落31%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:12.0pips
上昇時平均幅:8.0pips
下落時平均幅:-6.0pips
下落時安値幅:-11.0pips
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日経ニュース・朝版(4/4)

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<NY株>大幅反落

【ワシントン平地修】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、同日発表された米景気指標が低調だったことを受けて大幅に反落し、前日終値比111.66ドル安の1万4550.35ドルで取引を終えた。
ハイテク銘柄主体のナスダック総合指数は、36.26ポイント安の3218.60で終了した。

この日発表された米民間会社による雇用報告で、3月の民間就業数(非農業部門)の増加幅が市場予想を下回った。
米国の非製造業の景況感を示す指標も予想を下回ったことから、景気の先行きへの不安感が高まった。
ダウ平均は前日に史上最高値を更新しており、市場では「指標の発表をきっかけに当面のもうけを確保する売りが広がった」との声が出ている。

NYダウ、111ドル下落 雇用情勢への警戒感強まる

【ニューヨーク=畑中徹】3日のニューヨーク株式市場は、米雇用情勢への警戒感が強まり、大企業で構成するダウ工業株平均は大きく下落した。
終値は、前日比111・66ドル(0・76%)安い1万4550・35ドルだった。

ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より36・26ポイント(1・11%)低い3218・60で取引を終えた。

欧州株式市場サマリー(3日)

(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 6420.28(‐70.38)
前営業日終値 6490.66(+78.92)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7874.75(‐69.12)
前営業日終値 7943.87(+148.56)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3754.96(‐50.41)
前営業日終値 3805.37(+73.95)
<ロンドン株式市場> 反落。
さえない米経済指標を受け、鉱山株や銀行株に売りが出た。

3月米オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)民間雇用者数は15万8000人増で、昨年10月以来5カ月ぶりの低い伸びにとどまり、市場予想の20万人増も下回った。

バークレイズ・ウエルスの株式ストラテジスト、ヘンク・ポッツ氏は、相場が前日大きく値上がりしたことで、この日は米指標をきっかけに利食い売りが出たとの見方を示した。

銀行株指数<.FTNMX8350>は1.6%安。
バークレイズ<BARC.L>は2.8%安、スタンダード・チャータード(スタンチャート)<STAN.L>は1.4%安、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>は4.4%安。

通信のボーダフォン<VOD.L>は約3%安。
米ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ.N>が現時点で、単独または他者と共同でボーダフォンとの合併や同社の買収を行う計画はないと表明したことが売り材料となった。
同社株は買収観測を背景に年初以降25%程度値上がりしているが、先行きの動きについては楽観視する投資家もいる。

<欧州株式市場> 反落。
弱い米経済指標を受けて、最近の株価水準を正当化できるほど世界経済の見通しは明るくないとの懸念が高まった。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は10.49ポイント(0.87%)安の1193.30。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は40.79ポイント(1.52%)安の2639.01。

データストリームによると、中銀の金融緩和を背景とする過去9カ月の株高で、欧州株の株価収益率(PER)は現在12.3倍と、歴史的な平均である12.19倍を上回っている。

この日発表されたADP全米雇用報告では、民間部門雇用者数は予想を下回る15万8000人増と、昨年10月以来5カ月ぶりの低い伸びとなったほか、米ISM非製造業総合指数も予想を下回った。

ピクテット・アセット・マネジメントのストラテジスト、フレデリック・ロリン氏は「短期的には、世界経済の回復はすでに織り込み済みで、やや行き過ぎていた」とし、「数カ月前割安だった株価はもはや安くない」と述べた。

鉱山株<.SXPP>、通信株<.SXKP>が売られ、それぞれ2%安、2.1%安となった。

クレディスイスは鉱山株の目標株価、利益見通しを引き下げた。
利益見通しの引き下げたが最も大きかったアングロ・アメリカン<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、カザキミス<KAZ.L>は1.4─5%値下がりした。

リオ・ティント<RIO.L>も2%下落。
オーストラリアの石炭資産売却に向け、ドイツ銀行と契約したとの報道が重しとなった。

プライム・マーケッツのディーリング部門責任者、リチャード・カー氏は「鉱山セクターのブームは終わった」とし、「中国経済の成長見通しはなお不確かで、リオ・ティントなど資源大手はとりわけその影響を受けやすく、資産売却やコスト削減に取り組んでいる」と指摘した。

UBSが弱気な見方を示したことが通信株を圧迫。
投資判断を「売り」に引き下げられたフランス・テレコム<FTE.PA>、テレコム・イタリア<TLIT.MI>、テリアソネラ<TLSN.ST>は1.1─5.4%下落した。

買収観測を背景に3月初旬以降14%近く値上がりしていたボーダフォン・グループ<VOD.L>は3%安。
米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ.N>が単独または他者と共同でボーダフォンとの合併や同社の買収を行う計画はないと表明したことが嫌気された。

景気先行き不安が重しとなり、銀行株<.SX7P>は1.8%安。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>は4.4%急落した。
2008年の株主割当増資(ライツイシュー)をめぐり、投資家が損害賠償請求を起こしたことが圧迫した。

[東京 4日 ロイター]

反落〔ロンドン株式〕(3日)

【ロンドン時事】3日のロンドン株式市場の株価は、米経済指標が市場予想を下回ったことを嫌気して下げ幅が拡大し、FT100種平均株価指数は前日終値比70.38ポイント(1.08%)安の6420.28で引けた。
英ハーグリーブス・ランスダウンのアナリスト、キース・ブラウン氏は、「おそらく米株では利食い売りが出た。
市場には不透明感が依然として多い」と語った。
個別銘柄では、金融大手バークレイズが8.20ペンス安の289.30ペンス、石油大手BPは0.60ペンス安の461.90ペンス。
製薬大手グラクソスミスクラインは1.00ペンス安の1549.00ペンス。

NYダウ、反落〔米株式〕(3日午前)

【ニューヨーク時事】3日午前のニューヨーク株式相場は、低調な米経済指標を受けて反落した。
午前10時40分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比35.37ドル安の1万4626.64ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同9.74ポイント安の3245.12。
米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した3月の非農業部門就業者数は前月比15万8000人増と、20万人増との市場予想(ロイター通信調べ)を下回った。
週末に控える米雇用統計発表を前に不安が広がった。
その後米サプライ管理協会(ISM)が発表した同月のISM非製造業景況指数も54.4と、前月の56.0から低下。
55.8との市場予想(ロイター通信調べ)も下回ったため、一段の売り圧力となった。
個別銘柄では、モンサントが通期利益見通しを引き上げたことで2%余り上伸。
アップルやヒューレット・パッカードなどハイテク関連もしっかり。
一方、コナグラ・フーズは市場予想を下回る決算を受けて下落。
金融関連の下げが目立ち、バンク・オブ・アメリカが2%以上下げているほか、JPモルガン・チェース、シティグループなども売られた。

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