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2012年11月12日月曜日

円、79円台半ば〔ロンドン外為〕(12日正午)

【ロンドン時事】週明け12日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米外為市場がベテランズデー(退役軍人の日)により休場となるため、薄商いとなる中、1ドル=79円台半ばでこう着した。
正午現在では、79円40~50銭と前週末午後4時(79円40~50銭)比変わらず。

日本の7~9月期GDP(国内総生産)がマイナスとなったものの、「織り込み済み」(邦銀筋)だったこともあり、特段材料視されなかった。

この邦銀筋は円の対ドル相場に関し、「時間的に広げてみれば、上値は硬かったため、下値を試すのではないか」との見通しを示した。

ユーロは小動き。
ギリシャの資金繰り問題のほか、ユーロ圏各国景気も悪化傾向にあることが重しとなり、1ユーロ=1.27ドルの水準を試す展開となった。
正午現在では、1.2705~2715ドル(前日午後4時は1.2705~2715ドル)。
対円では101円前後を推移し、同時刻では100円95銭~101円05銭(100円95銭~101円05銭)。

他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.5870~5880ドル(1.5905~5915ドル)、スイス・フランは1ドル=0.9480~9490フラン(0.9485~9495フラン)。

東京マーケット・サマリー(12日)

レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 79.45/47 1.2707/11 100.96/00
NY午後5時 79.46/47 1.2710/14 100.99/03
午後5時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの79円半ば。
12日の米国市場が休場のため、午後はいずれの通貨ペアも小動きに終始した。
ギリシャ議会が2013年予算案を可決したことでユーロがサポートされたが、戻り売りで上値は重かった。
<株式市場>
日経平均 8676.44円(81.16円安)
8676.44円─8728.85円
東証出来高 12億5625万株
東証売買代金 7490億円
東京株式市場で日経平均は6日続落。
安値引けとなり、終値は10月15日以来の8700円割れとなった。
長引く米国株の調整や1ドル=80円割れの円高に加え、日本の7─9月期国内総生産(GDP)の弱さも嫌気された。
東証1部の売買代金は7490億円にとどまり、今年6番目の低水準。
1兆円割れは3営業日連続。
ハイテクや自動車などの外需株のほか、小売など内需株もさえなかった。
東証1部騰落数は、値上がり284銘柄に対し、値下がりが1247銘柄、変わらずが149銘柄だった。
<短期金融市場> 17時38分現在
無担保コール翌日物金利 0.085%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.735(+0.010)
安値─高値 99.730─99.735
無担保コール翌日物は0.085%を中心に取引された。
朝方は準備預金の積みの終盤であることや、国債発行要因で不足地合いとなったことから、地銀や信託などの調達意欲がしっかりと示され、0.085─0.09%から取引が始まった。
取り一巡後は0.08%にレートは低下した。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは0.100─0.101%近辺と横ばい。
日銀が実施した資産買入等基金による国庫短期証券の買い入れ結果は、応札倍率が5.10倍となり、前回の4.08倍を上回る高水準となった。
ユーロ円3カ月金利先物は株安/債券高で強含み。
中心限月2013年6月限は前日清算値比1ティック高の99.735。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 144.58(+0.02)
安値─高値 144.52─144.60
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.725%(─0.005)
安値─高値 0.730─0.730%
国債先物は小幅続伸。
前週末のロンドン金融先物(LIFFE)市場が強含んだ流れを引き継いで買いが先行したが、年初来高値(144円64銭)を前に高値警戒感が台頭。
買い一巡後は短期筋からの戻り売りも出たことから伸び悩んだ。
中心限月12月限は一時マイナス圏に沈む場面もあった。
また、米国の「財政の崖」問題やギリシャ情勢に神経をとがらせる展開に変わりはないが、週明けに加え、12日の米債市場が休場になることも影響し、様子見となる市場参加者が多かった。
ギリシャ議会は11日、緊縮策を盛り込んだ2013年予算案を可決したが、12日に行われるユーロ圏財務相会合では、追加融資に関する最終決定は行われない見通しとなっているため、先行き不透明感は依然として強い。
一方、日本の7─9月期実質GDP1次速報値は事前予想の範囲内と受け止められ、反応は限られた。
ただ、内需・外需ともマイナスで不振だったことから、先行きについて厳しい見方が浮上していた。
現物市場は閑散。
20年債に平準買いが入り、利回りが小幅低下した程度。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 14─15bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、電力セクターが前週末に続いてワイドな動きを見せた。
プレミアムは東京電力<9501.T>が500ベーシスポイント(bp)と前週末比30bp程度、関西電力<9503.T>が360bp、東北電力<9506.T>が380bpと、前週末比各20bp程度の上昇になったという。
原子力発電所の再稼動が進まず、火力電力などの燃料費の増加が収益を一層圧迫しかねないとの懸念が強まっているという。
<スワップ市場>
スワップ金利(17時36分現在の気配)
2年物 0.31%─0.21%
3年物 0.31%─0.21%
4年物 0.33%─0.23%
5年物 0.36%─0.26%
7年物 0.49%─0.39%
10年物 0.78%─0.68%
[東京 12日 ロイター]

日経平均終値、1カ月ぶりの8700円割れ

12日の東京株式市場は、日経平均株価が6営業日続けて値下がりして取引を終えた。
終値の下落が6営業日続いたのは、今年7月上旬(7月5~12日)以来4カ月ぶり。
終値は81円16銭(0.93%)安い8676円44銭で、約1カ月ぶりに8700円を割り込んだ。
東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同8.16ポイント(1.12%)低い722.58。
出来高は12億5千万株だった。

6日続落=円高止まり、不透明な欧米情勢受け〔東京株式〕(12日前場)

【第1部】円相場の高止まりや、不透明な欧米情勢が嫌気され様子見姿勢が強まりとなり、日経平均株価は前営業日比64円31銭安の8693円29銭と利益確定売りに押され6営業日続落。
約1カ月ぶりに8700円を割り込んだ。
東証株価指数(TOPIX)も同5.37ポイント安の725.37と3営業日続落。
出来高は6億4028万株。

【第2部】3日ぶり反落。
ニッタゼラチンが大幅安で、三光MF、イクヨはさえない。
半面、Eギャランティが上伸した。
出来高1456万株。

【外国株】閑散。
出来高4700株。

▽GDPのマイナス転落、手控えムードを後押し
円相場は1ドル=79円台半ばで横ばい、対ユーロでは朝方に一時100円台を付け、高止まり。
また、米国で「財政の崖」問題の解決に進展がなく、12日のユーロ圏財務相会合でギリシャへの融資実行が正式承認されるか流動的と伝わり、投資家は様子見姿勢を強めた。
取引開始直前に7~9月期の実質GDP(国内総生産)が前期比年率3.5%減とマイナスに転落したと公表された。
市場では「予想通りの結果で、影響は限定的」(中堅証券)との見方が大勢だが、地合いが弱い中で「景況感悪化が上値を押さえつけた」(銀行系証券)側面はあり、手控えムードを後押しした。
市場では「週末の米国株価の戻りが鈍かったことが、きょうの日本株に影響している。
このまま戻りが鈍ければ、後場一段安となる可能性が強まる」(同)と懸念されている。

<外為>東京=10時 1ドル=79円47~55銭

12日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時現在、1ドル=79円47~55銭で、前週末(9日)の午後5時時点と同じ水準だった。

軟調=円高止まりで売り優勢〔東京株式〕(12日前場寄り付き)

【第1部】円相場が1ドル=79円台半ばで高止まりしていることから主力株は売り優勢となり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とも軟調となっている。

ソニー、東芝、キヤノンの電機株や、トヨタ、日産自の自動車株がさえない。
三井住友、三菱UFJや野村が小安い。
NTTやNTTドコモ、KDDIが軟調。
アイフルも売られている。
半面、日東電工、スズキが高く、マツダもしっかり。
コマツは反発。
郵船、川崎汽が強含み、ソフトバンクも堅調。

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