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2013年2月22日金曜日

<外為市場>英ポンドも急落…「通貨安戦争」不満再燃も

【ロンドン坂井隆之】英ポンドが外国為替市場で急落している。
21日のロンドン市場では、ポンド相場は1ポンド=1.52ドル台半ばを付け、10年7月以来、約2年7カ月ぶりの安値水準となった。
欧州危機が和らいだことでポンドに逃避していた資金が流出していることや、英イングランド銀行(中央銀行、BOE)が金融緩和を強化するとの思惑が背景にある。
キャメロン首相が17年までに欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票を実施する意向を示したことも、ポンドを避ける空気につながっているようだ。

ポンド相場は欧州危機が始まった09年秋以降、円と同様に比較的安全な資産として買われてきた。
だが、市場の不安感が後退してきたことに加え、BOEの新総裁に7月就任するカーニー・カナダ中央銀行総裁が昨年12月、金融政策の目標に名目GDP(国内総生産)を据える考えを示唆したことで、金融緩和がさらに進むとの観測が強まり、ポンド売りが加速した。

さらに20日発表された2月のBOE理事会の議事録で、キング総裁が量的緩和の規模を拡大する案に賛成票を投じていたことも判明(同案は反対多数で否決)。
ポンドに売り注文が殺到した。
市場では「円売りで稼いだ投機筋が、今度は大量のポンド売りを仕掛けている」(大手銀行ディーラー)との指摘も出ている。

ポンドは対ユーロでも年初から約6%下落。
対円では両者がともに下落していることで、年初とほぼ同水準の1ポンド=140円台前半で推移している。
日英中銀がそろって緩和策を強化し、通貨安が進むことで、ユーロ圏などから「事実上の通貨切り下げ」との不満が再燃する可能性もある。

日経ニュース・夕版(2/22)

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証券ディーラー「プロの視点」(2/22)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■前営業日に続いて外部要因軟化で売りが先行するも、要人発言による円高一服とともに見直し買いが広がった本日の株式相場ですが、このところ低下していたボリュームは戻るも売買代金上位では中核銘柄が目立たず、代わって地合いを問わず仕手系の材料株、バイオ関連のテーマ人気も見られるなど、このところのディーリング主導の相場環境は変わっていません。

日経平均株価は反発。
前営業日に抵抗した節目11300円割れから一時は11200円を割り込む場面があったものの、円安推移とともに切り返し、節目11300円に乗り直してきました。
ただ、後場の浮上時も前営業日に割り込んだ5日移動平均線(11388.71円)近辺で水準を探る動きとなっています。

前営業日の下落も節目意識の高さから、当欄でも「為替相場など外部要因で一喜一憂しつつも基本的には買い目線で臨んでいる市場参加者が多いのではないでしょうか」とも記していましたが、要人発言による円高一服を機に急速に下げ渋るなど、やはり為替相場を睨みながら買い手掛かりを探る状況が続いているのではないでしょうか。

ボリューム面では、東証1部の売買代金は概算で2兆円乗せ、売買高も概算で33億株台と巻き返してきましたが、売買代金上位では指数反発に比して中核銘柄の反応は鈍く、指数浮上に準じてファーストリテイリング<9984>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>ら日経平均株価構成比率上位が反応したのみに過ぎません。

そこで前営業日配信版でも「このまま株式市場で材料視されるテーマ、ディーリング資金の集まりやすいバイオ関連、低位株や仕手系色の強い銘柄などを見ていきたいところ」として「今はリスクを取ればハイリターンが期待できる相場」と題していました。

すでに「株とまとホームページ」で紹介しているように、今週20日前引け後配信の電話会員情報で買い推奨していたナノキャリア<4571>が目標株価を達成。
前営業日にも上昇していたように、バイオ関連のテーマ性から地合いを問わずに活躍。
前場立ち上がりの目標株価達成から、日中でも20%超の上昇率を記録し、全市場の売買代金上位に進出するなど、全員参加型の人気銘柄となっています。

また、同じく売買代金上位では、前回レポート銘柄で当欄でも継続紹介しているガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が切り返し、仕手系色の強いサニックス<4651へ>のディーリング物色も継続。
全市場の値上がり上位もバイオ関連に混じって仕手系色の強い丸山製作所<6316>が進出してくるなど、地合いを問わずに活躍が見込まれる投資対象が選好されました。

そこで前営業日にも「安易に中核銘柄を手掛けて全体相場に振り回されるより、ディーリング資金集中の期待できる銘柄群を選び抜き、積極的にリスクを取ればハイリターンが期待できる局面とも言えるでしょう」とも締めていましたが、相場の強弱両面で狙える仕手系色の強い銘柄や低位、バイオ関連など、ディーリング資金集中の期待できる銘柄群を選び抜き、積極的にハイリターンを狙っていく局面との見方に変わりはありません。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は続落。
前日に明らかとなったFOMC議事録確認後の売りが続いています。

前日午後に明らかとなったFOMC議事録を受けて売り圧力が強まり、さらに2月のフィラデルフィア連銀地区製造業景況指数はマイナス12.5ポイントとなり、前月のマイナス5.8ポイントから低下したことも嫌気され、終始軟調に推移しました。

ダウ構成銘柄では、決算銘柄のウォルマートが買われたほか、引け後に開示を控えるHPも堅調。
軟調相場のなか個別物色を集めています。

ダウ平均株価は、前営業日比46.92ドル安の13,880.62ドル。
ナスダック総合指数は32.92ポイント安の3,131.49ポイントで取引を終えました。

為替相場では、欧州時間帯で経済指標を嫌気したユーロ売りが優勢。
東京時間帯早朝では、1ドル93円台前半、1ユーロ122円台後半のユーロ安水準で取引されています。

東京株式市場では、米国市場続落、為替相場のユーロ安推移を嫌気した売りが先行。
日経平均株価は11238円の続落スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が節目11300円を割り込む立ち上がりとなり、下値を探る動きに。
後半にかけて11200円を割り込む場面が見られたものの、麻生財務相が「為替の安定化が重要」との発言が伝わり、為替相場の円高が和らぐと急速に下げ渋る動きを見せました。

昼休みを挟んで円安が進んでおり、後場では日経平均株価がプラス圏に浮上。
ただ、週末を控えての手仕舞い売りもあり、上値は限られています。

日経平均株価終値は、76.81円高の11,385.94円。
東証1部の売買代金は概算で2兆807億円。
東証1部の売買高は概算で33億411万株。
値上がり銘柄は573(33%)に対し値下がりは982(57%)、変わらずは145(8%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■場中の円安推移による指数反発も中核銘柄の反応は鈍く、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、ソニー<6758>ら国際優良株、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンクは軟調に推移しています。

日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9984>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>、キヤノン<7751>らが買われたほか、為替感応度の高い富士重工業<7270>などが好調でした。

売買代金上位では、仕手系色の強いサニックス<4651>が高く、新興市場所属のバイオ関連のナノキャリア<4571>、ソーシャルゲーム関連のガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>の売買が目立っています。

また、ソーシャルゲーム関連のディー・エヌ・エー<2432>、グリー<3765>らがしっかり。
外部要因に左右されにくく、安定した資金流入が確認されました。

セクターでは、王子ホールディングス<3861>、日本製紙<3893>の紙パルプ、JT<2914>の食料品、ディー・エヌ・エー<2432>のサービス業など、内需関連が中心に買われています。

JR西日本<9021>、JR東海<9022>の陸運、ファーストリテイリング<9983>の小売、ソフトバンク<9984>の情報通信など、ディフェンシブセクターも選好されました。

一方、業種別株価指数騰落の値下がり上位では、東京海上ホールディングス<8766>、T&Dホールディングス<8795>の保険業、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>の銀行など金融関連が入っています。

また、旭硝子<5201>のガラス製品、三菱商事<8058>、三井物産<8031>の卸売、JXホールディングス<5020>、出光興産<5019>の石油製品なども売られました。

個別では、米ボーイングの新型航空機787のバッテリー問題防止素材開発の東ソー<4042>、目標株価引き上げのコムシスホールディングス<1721>、朝日インテック<7747>、ダイフク<6383>らが材料物色を集めています。

新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したナノキャリア<4571>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が大商い。
バイオ関連ではタカラバイオ<4674>、メディネット<2370>、そーせいグループ<4565>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>、アールテック・ウエノ<4573>、テラ<2191>らがテーマ人気で買い進まれました。

また、軽量級のジェイアイエヌ<3046>、日本ファルコム<3723>、ブロッコリー<2706>なども短期資金を集めています。

反発=内需株に押し目買い〔東京株式〕(22日)☆差替

【第1部】内需株を中心に値下がりした銘柄が買い戻され、日経平均株価は前日比76円81銭高の1万1385円94銭、東証株価指数(TOPIX)も同0.62ポイント高の963.48と、ともに反発した。
東証1部銘柄の34%が値上がりし、58%が値下がりした。
出来高は33億411万株、売買代金は2兆807億円。
業種別株価指数(全33業種)のうち、陸運業、食料品、情報・通信業が上昇する一方、輸送用機器、銀行業、保険業が下落した。
個別銘柄では、JR東海、JR西日本が買われ、JTは堅調。
ソフトバンク、KDDIが締まり、キリンHD、武田はしっかり。
サニックスが急騰し、ディーエヌエー、グリーはともに値上がりした。
半面、トヨタ、ホンダが売られ、ブリヂストンは小安く、ソニー、日立が下落した。
三菱UFJ、東京海上が緩み、菱地所、三井不も軟調。
中部電、関西電は値下がりした。
【第2部】5日続伸。
アサヒインテック、デジアーツが高い。
高木証もしっかり。
半面、コムチュア、ラオックスが軟調。
出来高2886万株。
【外国株】さえない。
出来高3万4500株。
(続)

日経ニュース・昼版(2/22)

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続落=円高ユーロ安と米株安で―為替連動を再確認〔東京株式〕(22日前場)☆差替

【第1部】円高・ユーロ安や米国株安から売り物が優勢となり、日経平均株価は前日比56円72銭安の1万1252円41銭、東証株価指数(TOPIX)も同8.44ポイント安の954.42と、ともに続落して午前の取引を終えた。
東証1部銘柄の76%が値下がりし、18%が値上がりした。
出来高は15億9593万株、売買代金は9680億円。
業種別株価指数(全33業種)のうち、電気機器、輸送用機器、銀行業などが下落する一方、食料品、陸運業、小売業が上昇した。
個別銘柄では、ソニー、トヨタ、コマツなど輸出株が軒並み下落し、三井物、郵船も軟調。
三菱UFJ、野村、東京海上など金融関連株が総じて安く、三井不は緩み、NTT、NTTドコモもさえない。
半面、JT、アサヒが締まり、JR東日本などJR3銘柄がそろって上伸。
イオン、ミツコシイセタンが強含んだほか、ディーエヌエー、グリーは締まり、サニックスは個別に買われた。
【第2部】反落。
高木証が弱含み、コムチュア、エスビーも軟調。
半面、アサヒインテックが買われ、花月園もしっかり。
出来高1847万株。
【外国株】さえない。
出来高2万3800株。
(続)

日経平均、続落=円高嫌気、前場56円72銭安の1万1252円41銭―東京株式

22日午前の東京株式市場の日経平均株価は、ユーロ安・円高や米株安を嫌気して売られ、前日比56円72銭安の1万1252円41銭と続落して終了した。
東証1部出来高は15億9593万株。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、同8.44ポイント安の954.42で終了した。

日経電子版 マネー(2/22)

【編集部から】
 日本株が上昇基調となり、世の中が動意づいてきました。弊社でも電子版の会員数
が増え、閲読数も最高となるなど、明るい話題が出ています。この機会により多くの
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な思いを込めて3月から、電子版マネーセクションを中心としたセミナーを継続的に
開催します。私とデスクの小林茂、編集委員の土屋直也が講師役を務めます。詳しく
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える日本株 日経平均2万円への道」が22日から紀伊国屋、ソニーリーダーなどでも
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◆安倍訪米 複雑な心境のオバマ
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NY株続落、46ドル安=景気不安で〔米株式〕(21日)☆差替

【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク株式市場は、欧州株安や景気先行き不安を受けて続落、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比46.92ドル安の1万3880.62ドルで終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は32.92ポイント安の3131.49。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比299万株減の8億1239万株。
この日発表された2月の米フィラデルフィア連銀の景況指数は前月から悪化。
新規失業保険申請件数も前週から増えた。
欧州では、週末に控えたイタリア総選挙をめぐる不透明から同国株が急落した。
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて浮上した量的緩和策の早期解除観測も、引き続き相場を圧迫した。
ただ、株式相場は年初から上昇を続けただけに、下落した局面では乗り遅れた投資家らの買い意欲は旺盛とみられる。
この日もダウの下げ幅は一時90ドルを超えたが、引けにかけて縮小した。
市場では「景気指標はそれほど弱いわけではない」(日系証券)との見方があった。
個別では、半導体株に売りが目立ち、インテルが2.3%安、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が3.7%安。
一方、小売り最大手ウォルマート・ストアーズが好決算を受けて1.5%高。

日経ニュース・朝版(2/22)

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みんなの外為 !今日の重要経済指標(2/22)

   
予想(コンセンサス) :-0.6%/+0.4%
   
ユーザー予想    :
上昇 55% 下落 45%
   
関連指標の動向   :
上昇35% 下落42%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:6.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-5.0pips
下落時安値幅:-8.0pips
   
予想(コンセンサス) :104.9
   
ユーザー予想    :
上昇 52% 下落 48%
   
関連指標の動向   :
上昇50% 下落36%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:7.0pips
上昇時平均幅:5.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-4.0pips
   
予想(コンセンサス) :-0.3%
   
ユーザー予想    :
上昇 72% 下落 28%
   
関連指標の動向   :
上昇60% 下落20%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:9.0pips
上昇時平均幅:7.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-4.0pips
   
予想(コンセンサス) :+0.2%/+0.6%
   
ユーザー予想    :
上昇 67% 下落 33%
   
関連指標の動向   :
上昇31% 下落19%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :+0.2%/+1.0%
   
ユーザー予想    :
上昇 72% 下落 28%
   
関連指標の動向   :
上昇31% 下落19%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
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急反落〔ロンドン株式〕(21日)

【ロンドン時事】21日のロンドン株式市場の株価は、米国の量的緩和終了観測などを背景に売られ急反落、FT100種平均株価指数は前日終値比103.83ポイント安の6291.54で引けた。
前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、市場では量的緩和政策が早期に終了されるとの観測が浮上。
またこの日朝方に発表された2月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)で総合指数が市場予想に反し大幅に低下、ユーロ圏経済への先行き懸念につながった。
このほか、週末に行われるイタリア総選挙への不透明感も悪材料となった。
レドメイン・ベントリーのデービッド・バターズビー氏は「投資家は利食い売りを進めている段階で、なお相場に対しては強気だ」としつつ、「先行き不透明感は強く不安定な相場が続くだろう」との見方を示した。
個別銘柄では銀行大手のバークレイズが13.50ペンス安の306.45ペンス、通信のBTが7.00ペンス安の274.00ペンスと値を崩したほか、石油大手のBPも4.75ペンス安の443.00ペンスと大幅安だった。

NY株、続落〔米株式〕(21日午前)

【ニューヨーク時事】21日午前のニューヨーク株式相場は、米量的緩和の早期縮小観測や、弱めの米指標を嫌気した売りに続落した。
午前10時35分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比51.99ドル安の1万3875.55ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同16.92ポイント安の3147.49。
前日に続き、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が米株相場を圧迫。
同会合では、多くの委員が労働市場の大幅改善を待たず量的緩和を終了する必要性に言及したことが判明した。
これを受け、景気刺激策が早期に終了するとの懸念が米株売りにつながった。
この日発表された一連の米経済指標も売り材料。
労働省によると、前週まで1週間の新規失業保険申請件数は前週比2万件増の36万2000件と、35万5000件との市場予想(ロイター通信調べ)を上回った。
その後発表された民間有力調査会社コンファレンス・ボードの1月の景気先行指数も94.1と、前月比0.2%上昇したものの、0.3%上昇との市場予想(同)を下回った。
米不動産業者協会(NAR)の1月の米中古住宅販売件数は492万戸と、市場予想(同)の490万戸を上回った。
決算関連銘柄では、前日夕に10~12月期業績を発表した米電気自動車(EV)テスラ・モーターズが大幅安。
売上高が前年同期比約7.8倍となった一方、純損失が拡大したため売りを浴びた。
この日の朝方ウォルマート・ストアーズが発表した四半期決算は、純利益が前年同期比8.6%増となったほか1株当たり利益も市場予想を上回り、同銘柄は2%強上伸。
電子決済システム・ソフト開発のベリフォン・ホールディングズは、第2四半期見通しが市場予想を大幅に下回ったことで37%以上の大幅安となった。
その他個別銘柄では、バンク・オブ・アメリカ、シティグループなど金融銘柄の下げが目立つ。
マイクロソフト、インテルなど、ハイテク関連も安い。

ダウ、ナスダックともに続落〔米株式〕(21日朝)

【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、午前9時35分現在は前日終値比28.10ドル安の1万3899.44ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在14.97ポイント安の3149.44。

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