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2012年9月15日土曜日

円、78円挟み〔NY外為〕(14日午前8時)


【ニューヨーク時事】週末14日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=77円98銭~78円08銭と前日午後5時(77円43~53銭)比55銭の円安・ドル高で推移している。


一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.3091~3101ドル(前日午後5時は1.2982~2992ドル)、対円では同102円15~25銭(同100円63~73銭)。

<東証>9100円台を回復 米のQE3導入決定に好感


14日の東京株式市場は、米国のQE3導入決定を好感して日経平均株価が大幅続伸、終値は同164円24銭高の9159円39銭と8月23日以来、約3週間ぶりに9100円台を回復した。


購入額の総枠や期限を設けずに「住宅ローン担保証券」(MBS)の購入を続けるという今回の措置について、市場は「米労働市場の立て直しに向けた強い決意の表れ」(SMBC日興証券)と好感。
14日の東京市場では、投資家の買い意欲が強まり、銀行・証券など金融株、自動車・電機などの輸出関連銘柄を中心に値を上げた。
日経平均は一時、前日終値に比べ200円近く上昇する場面もあった。


一方、14日の東京外国為替市場の円相場は朝方はドル売り・円買いが優勢だったが、その後は政府・日銀の円売り介入への警戒感も拡大。
午後5時時点は前日同時刻とほぼ同水準の1ドル=77円64~66銭。
QE3を受けて13日のニューヨーク外為市場では円相場が一時1ドル=77円13銭と約7カ月ぶりの円高水準となったが、東京市場に取引が移ってからは介入警戒感も強まった。
【浜中慎哉】

円、77円台後半〔ロンドン外為〕(14日午前9時)


【ロンドン時事】週末14日のロンドン外国為替市場の円相場はやや弱含みとなり、1ドル=77円台後半となった。
午前9時現在では、1ドル=77円60~70銭と、前日午後4時(77円40~50銭)比20銭の円安・ドル高。


前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後は、追加量的緩和が決まったことで円はいったんは買われたが、その後連邦準備制度理事会(FRB)の証券買い取り規模が継続的ながらも少額にとどまったことなどからじり安となっている。


ユーロは米追加緩和を受けて堅調。
午前9時現在、対円では1ユーロ=101円10~20銭(99円90銭~100円00銭)、対ドルでは同1.3020~3030ドル(1.2900~2910ドル)。

円下落、78円台前半〔NY外為〕(14日)


【ニューヨーク時事】週末14日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、政府・日銀による介入への警戒感などを背景に売られ、下落した。
午後5時現在は1ドル=78円34~44銭と、前日同時刻(77円43~53銭)比91銭の大幅な円安・ドル高。


前日の米国の量的緩和第3弾(QE3)実施決定を受けて円高が急速に進んだことから、介入への警戒感が強まった。
また、QE3の対象に米国債が含まれなかったために債券が売られ、米長期金利が上昇。
一方で日銀による追加緩和の思惑も浮上し、日米金利差の拡大を意識した円売りも誘われた。


一方、QE3を受けて世界的に株高が進み、投資家らのリスク回避姿勢が後退したことから、ユーロは対円、対ドルともに買い戻しが進んだ。
ユーロは対円で一時1ユーロ=103円02銭と、5月14日以来4カ月ぶりの高値を付けた。
対ドルでも1.3169ドルと、5月4日以来約4カ月ぶりの水準まで上伸した。


ユーロは同時刻現在、対ドルで1.3127~3137ドル(前日午後5時は1.2982~2992ドル)、対円では同102円85~95銭(同100円63~73銭)。

NY株、53ドル高=量的緩和が支援〔米株式〕(14日)☆差替


【ニューヨーク時事】週末14日のニューヨーク株式市場は、米国の量的緩和第3弾(QE3)が引き続き支えとなり、4営業日続伸した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比53.51ドル高の1万3593.37ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は28.12ポイント高の3183.95。


ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9874万株増の8億9633万株(暫定値)。


米連邦準備制度理事会(FRB)は前日、住宅ローン担保証券(MBS)を毎月400億ドル購入する追加緩和策を決定。
これを受けてダウは4年9カ月ぶり高値まで値上がりし、この日も買いが優勢となった。


朝方発表された9月の消費者景況感指数が予想を上回ったことや、海外の株高も相場の追い風となった。
市場では「FRBは労働市場が改善するまで無期限に続けると表明し、一段と踏み込んだ。
これが好感されている」(日系証券)との声があった。


商品相場高を受けて素材、エネルギー関係が物色された。
アルコアが2.2%高、エクソンモービルが1.1%高。


スマートフォン(多機能携帯電話)の新型機「iPhone(アイフォーン)5」発表が好感されているアップルは1.2%高。
前日に続いて上場来高値を更新した。

NY株、53ドル高=量的緩和が支援〔米株式〕(14日)


【ニューヨーク時事】週末14日のニューヨーク株式市場は、米国の量的緩和第3弾(QE3)が引き続き支えとなり、4営業日続伸した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比53.51ドル高の1万3593.37ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は28.12ポイント高の3183.95。

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