為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年9月27日木曜日

円強含み、77円台後半〔NY外為〕(27日朝)


【ニューヨーク時事】27日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米成長率の下方修正などを背景とするドル売りから、1ドル=77円台後半で強含みに推移している。
午前9時10分現在は、77円60~70銭と前日午後5時(77円69~79銭)比09銭の円高・ドル安。


米商務省が発表した2012年第2四半期(4~6月)の実質GDP(国内総生産)確定値は前期比年率1.3%の増加。
伸び率は8月下旬発表の改定値から0.4ポイントの下方修正で3期ぶりの低水準となり、市場予想(1.7%増=ロイター通信調べ)を下回った。


これを受け米景気減速不安が台頭し、円・ドル相場は一時77円58銭と約2週間ぶりの高値まで上伸した。

ただ、最新週の新規失業保険申請件数が約2カ月ぶりの低水準に改善。
まちまちの指標に、ドル売り圧力は限られた。

ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.2870~2880ドル(前日午後5時は1.2866~2876ドル)。
スペインの来年度予算案の発表待ちで動きづらいもよう。
一方対円では同99円95銭~100円05銭(同99円99銭~100円09銭)。



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円、77円台後半〔NY外為〕(27日午前8時)


【ニューヨーク時事】27日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=77円63~73銭と前日午後5時(77円69~79銭)比06銭の円高・ドル安で推移している。


一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.2853~2863ドル(前日午後5時は1.2866~2876ドル)、対円では同99円84~94銭(同99円99銭~100円09銭)。



円、77円台後半〔ロンドン外為〕(27日正午)


【ロンドン時事】27日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、引き続き材料に乏しい中、1ドル=77円台後半でこう着した。
正午現在では、1ドル=77円65~75銭と、前日午後4時(77円75~85銭)比10銭の円高・ドル安。


ドル円はロンドン市場に入ってからは10銭前後の極めて狭いレンジ内を推移した。
政府・日銀の介入警戒感も依然根強い上、特段の材料もなく、動きづらい状況が続いている。

ユーロはスペイン情勢への懸念などから弱含み。
ただ強い方向感があるわけではなく、「前日のレンジ内」(邦銀筋)との見方もあった。

ユーロは、対円では1ユーロ=99円85~95銭(前日午後4時は99円80~90銭)。
対ドルでは同1.2855~2865ドル(1.2835~2845ドル)。

他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6195~6205ドル(1.6140~6150ドル)。
月末を控え、ポンドは対ユーロで上がったほか、英国の第2四半期GDP(国内総生産)確定値が上方修正されたことも材料となった。
スイス・フランは1ドル=0.9390~9400フラン(0.9405~9415フラン)。



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反発=中国株堅調受けて買い戻し〔東京株式〕(27日)


【第1部】中国株が戻り歩調に転じたことを受けて株式先物が買い進まれたことに加え、主力株の一部にも押し目買いが入り、日経平均株価は前日比43円17銭高の8949円87銭と反発した。
東証株価指数(TOPIX)も同3.05ポイント高の745.59と反発。
出来高は16億2875万株。


▽値頃感強まる

欧米株式が軟化した流れを引き継ぎ、日経平均は朝方に前日比60円強値下がりした。
しかし、売り一巡後は、前日まで下落が続いた反動で押し目買いが入り、主力株の一部は反発、底打ち感が広がった。
後場は8900円を挟んだ攻防が続いた後、上海総合指数が一段高となったことを受けて株式先物に買いが入り、8900円台半ばまで押し上げられた。


値頃感が強まったことでいったん切り返した形となったが、市場には「米国、欧州とも株価は高値をつけた後、調整含みにある。
円高傾向が定着していることもあり、しばらく調整が続きやすい」(銀行系証券)と慎重な見方も少なくない。
欧州債務問題をめぐって懸念材料が出るたびに、リスク回避のため海外株式に調整圧力が働くため、日本株も上値がやや重くなっている。


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日経平均、4円85銭安の8901円85銭で始まる=東京株式後場


27日午後の東京株式市場の日経平均株価は、前日比4円85銭安の8901円85銭で始まった。


東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、同0.46ポイント安の742.08で始まった。


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ドル小動き、77円台後半=欧州情勢見極め〔東京外為〕(27日正午)


27日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、欧州情勢を見極めたいとするムードが強まる中、決め手となる材料を欠き、1ドル=77円台後半で小動きとなった。
正午現在は、77円63~68銭と前日(午後5時、77円68~71銭)比05銭の小幅ドル安・円高で推移している。


海外市場では佐藤日銀審議委員の追加緩和に前向きな発言が伝えられ、これを手掛かりにドルは一時、77円90銭台まで買われる場面もみられた。
東京市場に入ってからは、77円60銭台を中心とした狭いレンジで推移した。


中国経済の減速懸念から、前日に3年8カ月ぶりに一時2000台の大台を割り込んだ上海総合株価指数は、きょうは大台を回復し横ばい推移。
このため、アジア株安を受けたリスク回避のクロス円売りは小康状態となっており、ドル円も一段と下げる展開とはなっていない。
政府・日銀の介入に対する警戒感もドルの下支えとなっている。


ただ、ギリシャやスペインでの大規模な反緊縮デモなどを背景に、欧州債務問題の先行き懸念が強まっており、みずほ証券の鈴木健吾氏は「引き続き安全資産としての円買い圧力は根強い」と指摘した。
ドルも対ユーロでは買われやすい状態だが、「米国債買いによる同国長期金利低下がドル安・円高要因」(大手外銀)で、円が選好されやすい。


ユーロは対円、対ドルで小動き。
スペイン国債の利回りが再び6%台に乗せるなど、同国の支援要請の遅れが懸念されているが、「市場は米大手格付け会社による格付け見直しや、銀行ストレステストの結果発表を待っている」(前出・鈴木氏)とされ、午後も欧州時間までは小動きが続くとみられている。


正午現在は、1ユーロ=100円01~03銭(前日午後5時、100円03~04銭)、対ドルで1.2876~2881ドル(同1.2873~2876ドル)。



NY市場サマリー(26日)


(カッコ内は前営業日比、%は利回り)



ドル/円 終値 77.73/75



始値 77.83/84



前営業日終値 77.80/82



ユーロ/ドル 終値 1.2873/74



始値 1.2856/57



前営業日終値 1.2902/05



30年債<US30YT=RR>



(2105GMT) 99*11.50(+1*12.50) =2.7816%



前営業日終盤 97*31.00(+0*31.00) =2.8514%



10年債<US10YT=RR>



(2105GMT) 100*04.50(+0*18.00)=1.6095%



前営業日終盤 99*18.50(+0*12.50)=1.6714%



5年債<US5YT=RR>



(2105GMT) 100*02.75(+0*06.00) =0.6073%



前営業日終盤 99*28.75(+0*01.25) =0.6460%



2年債<US2YT=RR>



(2105GMT) 99*31.25(+0*00.25) =0.2618%



前営業日終盤 99*31.00( 0*00.00) =0.2663%



ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>



終値 13413.51(‐ 44.04)



前営業日終値 13457.55(‐101.37)



ナスダック総合<.IXIC>



終値 3093.70(‐24.03)



前営業日終値 3117.73(‐43.05)



S&P総合500種<.SPX>



終値 1433.32(‐ 8.27)



前営業日終値 1441.59(‐15.30)



COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ2><GCZ2><0#GC:>



終値 1753.60(‐12.80)



前営業日終値 1766.40(+ 1.80)



COMEX銀(12月限)(セント/オンス)<2SIZ2><SIZ2><SIcv1><0#SI:>



終値 3394.00(‐0.80)



前営業日終値 3394.80(‐3.60)



原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLX2><CLX2><0#CL:>



終値 89.98(‐1.39)



前営業日終値 91.37(‐0.56)



CRB商品指数(ポイント)<.CRB>



終値 303.74(‐2.97)



前営業日終値 306.71(+0.78) <為替> ユーロが対ドルで2週間ぶりの安値をつけた。
スペイン10年債利回りが1週間ぶりに6%の水準を突破したほか、同国中銀が第3・四半期の国内総生産(GDP)について、「かなりの落ち込みになる」との見方を示したことで、スペインをめぐる懸念が高まった。


ユーロは対円でも売られ、およそ2週間ぶり安値となる99.69円をつけた。
直近では0.4%安の99.93円。


一部の市場参加者は、半期末を控えた日本企業の本国への資金還流が、円に緩やかな上昇圧力をかける可能性があると予想している。


<債券> 国債価格が上昇。
スペインが本格的な金融支援の要請をためらうなか、ユーロ圏の債務危機が長引きかねないとの懸念が再び強まり、米国債への逃避買いにつながった。


欧州をめぐる不安が後押しとなり、午後に行われた350億ドルの5年債入札に底堅い引き合いが見られた。
最高落札金利は0.647%で、入札前の取引水準を下回った。


10年物のスペイン国債利回りはこの日6%台に上昇。
ラホイ首相は、米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙に対し、スペインの国債利回りが長期間にわたり過度に高い水準にとどまった場合は支援を要請する意向を示した。


経済指標では、8月の新築1戸建て住宅販売戸数が若干減少したものの約2年ぶり高水準近辺にとどまり、価格も約5年ぶり高水準に上昇した。


<株式> 続落。
スペインやギリシャの反緊縮デモを受け、債務危機に対する欧州の対処能力をめぐる懸念が再燃した。
エネルギー株やハイテク株などリスクに敏感なセクターが売られた一方、公益株や必需品セクターなどのディフェンシブ銘柄には買いが入った。


スペインでは、新たな緊縮策に抗議するデモ隊が25日、警官隊と激しく衝突したほか、カタルーニャ州の独立をめぐる観測も広がり、ラホイ首相に対する支援要請の圧力が強まった。


一方、ギリシャでも26日、連立政権発足後初の大規模な反緊縮デモが発生し、暴徒化した一部の若者が警官隊と激しく衝突した。
また、同国への支援をめぐり国際通貨基金(IMF)と欧州連合(EU)の間で確執が生じているとの関係筋の話も伝わった。


<金先物> 反落。
ドル高を背景に売られた。
電子取引では一時1738.30ドルと約2週間ぶりの安値を付けた。
利益確定売りも目立った。


<原油先物> 3日続落。
根強い欧州債務不安を嫌気し、8月2日以来約1カ月半ぶりに90ドル割れで取引を終えた。
電子取引では一時88.95ドルまで下押された。


米エネルギー情報局(EIA)が公表した統計で、原油在庫は予想を上回る取り崩しが確認されたものの、市場は反応薄だった。


[東京 27日 ロイター]

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円、77円台後半〔NY外為〕(26日)


【ニューヨーク時事】26日のニューヨーク外国為替市場は、欧州の先行き不安の深刻化を受けて円が安全資産としてユーロに対して買われ、対ドルでも強含んだ。
午後5時現在は1ドル=77円69~79銭と、前日同時刻(77円75~85銭)比06銭の円高・ドル安。


米国内は目新しい材料に欠ける中、市場の注目は欧州の債務問題の行方に集まった。
ドイツとオランダ、フィンランドの財務相は前日、経営不振の銀行を対象にした直接資本注入に関して、適用対象を限定すべきとの共同声明を発表した。
また、スペイン中央銀行はこの日公表した月報で、第3四半期の国内総生産(GDP)伸び率が4四半期連続でマイナスになるとの見通しを示した。
加えてスペインが支援を要請するかどうかなど不安要素が山積する中、同国の10年物国債利回りは6%台に上昇。
これらを受けて欧州の債務問題をめぐる先行き不安が高まり、ユーロが対主要通貨で下落した。


円・ドル相場では円高・ユーロ安の動きにつれて円は対ドルでも強含んだ。
一部報道で日銀の佐藤健裕審議委員が追加金融緩和に前向きな姿勢を示したと報じられたことから警戒感が高まり、一時77円91銭まで売り込まれる場面もあった。
しかし影響は一時的にとどまり、その後は円がじりじりと買われた。


ユーロは対ドルで一時1ユーロ=1.2835ドル、対円では同99円79銭と、いずれも約2週間ぶりの安値まで下落した。
午後5時現在は対ドルで1.2866~2876ドル(前日午後5時は1.2891~2901ドル)、対円では99円99銭~100円09銭(同100円30~40銭)で推移している。


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欧州市場サマリー(26日)


1657GMT 25日終盤



ユーロ/ドル<EUR=> 1.2864 1.2898



ドル/円<JPY=> 77.740 77.790



ユーロ/円<EURJPY=> 100.03 100.33



26日終値 前営業日終値



株 FT100 5768.09(‐91.62) 5859.71



クセトラDAX 7276.51(‐148.60) 7425.11



金 現物午後値決め 1744.75 1771.50



(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)



先物



3カ月物ユーロ(12月限) 99.79 (‐0.02) <FEIZ2>



独連邦債2年物(12月限) 110.69 (+0.08) <FGBSZ2><0#FGBS:>



独連邦債5年物(12月限) 125.64 (+0.56) <FGBMZ2><0#FGBM:>



独連邦債10年物(12月限) 141.57 (+1.51) <FGBLZ2><0#FGBL:>



独連邦債30年物(12月限) 132.36 (+3.14) <FGBXZ2><0#FGBX:>



現物利回り



独連邦債2年物 0.040 (0.073) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>



独連邦債5年物 0.522 (0.604) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>



独連邦債10年物 1.462 (1.570) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>



独連邦債30年物 2.289 (2.400) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>



<為替> ユーロが対ドルで一時2週間ぶり安値をつけた。
スペイン経済が急激に落ち込んだことや、同国10年債利回りが再び6%を超えたことで、ユーロ圏債務危機が悪化しているとの懸念が広がった。


ユーロは一時1.2834ドルまで下落する場面があった。
円に対しても、 2週間ぶり安値近辺の99.69円まで下落した。


日銀の佐藤健裕審議委員が、追加金融緩和を躊躇(ちゅうちょ)しない姿勢を示したが、 円はドルに対して堅調に推移した。


<株式> ロンドン株式市場は反落し、3週間ぶり安値で終了した。
ギリシャやスペインをはじめとするユーロ圏の債務問題が世界経済を脅かすとの懸念が高まり、銀行株や鉱山株を中心に売られる展開となった。


スペインではカタルーニャ州独立に向けた動きをめぐる観測が高まっているほか、中銀が第3・四半期の国内総生産(GDP)について、引き続きかなり落ち込むとの見通しを示した。
ギリシャでは大規模な反緊縮デモが発生し、同国への支援をめぐり国際通貨基金(IMF)と欧州連合(EU)の間で確執が広がっているとの関係筋の話も伝わった。


FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値として9月上旬以来の安値をつけた。


ベドラム・アセット・マネジメントの運用担当者フェリシティ・スミス氏は、各国中銀が事実上無制限の量的緩和措置を発表したにもかかわらず、奏功し始めていないとの懸念が出ていると指摘した。
また、欧州中央銀行(ECB)の債券買い入れが対象国の支援要請を条件とする一方で、スペインなどが要請を渋っていることも懸念材料だと述べた。


アナリストによると、長引く欧州問題や米経済の緩慢な回復に加え、中国の景気減速が世界経済の成長加速を妨げており、銀行株や鉱山株など景気動向に敏感なセクターが打撃を受けている。


鉱山株指数<.FTNMX1770>はこの日2.8%下落。
銀行株指数<.FTNMX8350>も2.7%安、石油・ガス指数<.FTNMX0530>は1.5%安となった。


個別銘柄ではロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>とバークレイズ<BARC.L>がともに約4.2%安。
BP<BP.L>は1.7%、リオ・ティント<RIO.L>は3.4%、それぞれ下落した。


欧州株式市場は反落して終了した。
スペインとギリシャで緊縮財政措置に反対するデモが行われ、ユーロ圏の債務危機からの脱却の難しさが認識されたことで、主要株価指数のこの日の下落率は過去2カ月で最大となった。


DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>終値は69.96ポイント(2.72%)安の2498.52。
1日の下げとしては8月初旬以来最大となった。


FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は20.78ポイント(1.86%)安の1099.01で取引を終えた。


この日最も大きく下げたのが、利益確定の売りが出た金融株<.SX7P>。
経営難に陥った銀行に対する資本注入方法に関してユーロ加盟国間に意見の相違があることも重しとなった。


経済指標が思わしくなかったことに加え、スウェーデンのスカニア<SCVb.ST>が自動車市場は厳しい状況が続くとの見通しを示し、韓国の現代自動車<005380.KS>が欧州市場での目標達成時期を少なくとも1年延期するなど、企業から先行き見通しの暗い発表が相次いだことで、自動車<.SXAP>や素材<.SXPP>などの景気循環株にも売りが出た。


ただ、ナティクシスの投資ストラテジスト、Benoit Peloille氏は「市場は明らかに反発していたため、調整の余地はある。
それ以上のものではないと見ている」と述べた。


この日はリスクの高さを示すEUROSTOXX50ボラティリティ指数<.V2TX>が12%上昇し、2週間ぶりの高水準となった。


スペインの主要株価指数IBEX<.IBEX>は3.9%安。
比較的裕福な北東部カタルーニャ州でスペインからの分離独立の機運が高まっていることで、スペインをとりまく情勢に対する懸念が増大している。


<ユーロ圏債券> スペインに全面支援要請を求める圧力が強まり、同国の10年債利回りが6%を突破する一方、安全資産の独連邦債が買われた。


スペインのラホイ首相はこの日、同国の国債利回りが長期間にわたって高過ぎる水準にとどまった場合に限り、新たな支援を求める用意があると表明した。


バイエリッシェ・ランデスバンクの金利ストラテジスト、ノルベルト・ウーセ氏はラホイ首相の発言について「やや早計だった。
市場に金利を押し上げるよう誘っているようなものだ」と指摘し、「(支援要請に)踏み切らざるを得なくなるのは数日か数週間の問題だろう」との見方を示した。


スペイン10年債利回りは28ベーシスポイント(bp)上昇の 6.06%、2年債利回りは25bp上昇の3.48%。


ドイツ、オランダ、フィンランドの3カ国が25日、欧州安定メカニズム(ESM)による銀行への直接資本注入について声明を発表し、6月の欧州連合(EU)首脳会議の合意と矛盾するような見解を示したことも周辺国債を圧迫した。


声明では、将来発生する問題に関してはESMが直接対応できるものの、既存の問題については対象にならないとしている。
6月の合意についてスペインやアイルランドは、銀行と政府債務の間の悪循環を断ち切る手段になると受け止めていたことから、両国の国債はこの日、他のユーロ圏国債をアンダーパフォームした。


アイルランドの2020年10月償還債利回りは17bp上昇の 5.21%。


ドイツが実施した10年債入札は札割れとなったが、投資家のリスク回避の高まりを受けて流通市場では独連邦債価格が上昇した。


10年物独連邦債利回りは14bp低下の1.45%。
独連邦債先物は151ティック高の141.57。


市場のリスク回避ムードを受け、イタリアが27日に実施する5年・10年債入札では警戒感が高まる可能性がある。
ただ、バイエリッシェ・ランデスバンクのウーセ氏によれば、市場はスペインとイタリアを切り離して考えており、入札はおおむね良好な結果になるとみられている。
同氏はその上で、市場がイタリアに焦点を当てるのはスペインが全面支援を要請してからになるとの見方を示した。


イタリア10年債利回りは10bp上昇し、5.21%となった。


[東京 27日 ロイター]


NYダウ、4日続落=スペインなど欧州懸念で〔米株式〕(26日)☆差替


【ニューヨーク時事】26日のニューヨーク株式相場は、スペインなど欧州の経済・債務問題をめぐる懸念が重しとなり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比44.04ドル安の1万3413.51ドルと4営業日続落で終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同24.03ポイント安の3093.70で終わった。


ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1660万株減の7億3789万株(暫定値)。


スペインでは政府が進める緊縮策に反対するデモが活発化しており、ユーロ圏への支援要請をめぐる不透明感が高まっている。
また、スペインの中央銀行が同日、同国の成長率が4四半期連続でマイナスになるとの見通しを公表し、景気の先行きに対する不安も改めて強まった。
ギリシャでも追加緊縮策に反対するゼネストが激化しており、欧州債務問題の解決に対する懸念から、幅広い銘柄が売られた。


市場関係者からは、「スペインが支援要請すれば短期的にはプラスだが、ギリシャの例が示す通り緊縮策の実現など将来への不確実性は消えていない」(準大手証券)との指摘が聞かれた。


個別銘柄では、アップルが1.2%安と3日続落。
新型「iPhone(アイフォーン)5」の当初3日間の販売台数が500万台超と一部の市場予想を下回ったことで、投資家の失望売りが続いているもよう。
朝方に年初来安値を更新したヒューレット・パッカード(HP)は後半切り返し、2.4%高で引けた。


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NYダウ、4日続落=スペインなど欧州懸念で〔米株式〕(26日)


【ニューヨーク時事】26日のニューヨーク株式相場は、スペインなど欧州の経済・債務問題をめぐる懸念が重しとなり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比44.04ドル安の1万3413.51ドルと4営業日続落で終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同24.03ポイント安の3093.70で終わった。


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反落〔ロンドン株式〕(26日)


【ロンドン時事】26日のロンドン株式市場の株価は、リスク回避姿勢が強まる中を反落し、FT100種平均株価指数は前日終値比91.62ポイント(1.56%)安の5768.09で終了した。


ETXキャピタルの市場アナリスト、イシャク・シディキ氏は、「主要中銀による金融緩和効果は終わったと感じている。
真の懸念はスペインとギリシャだ」と指摘。
「ユーロ圏で政治が再び不安定となれば、一部諸国のデフォルト(債務不履行)やユーロ圏離脱といった問題が蒸し返されるだろう」と語った。


個別銘柄では、石油大手BPは7.65ペンス安の438.35ペンス、金融大手バークレイズが9.55ペンス安の213.65ペンス。
製薬大手グラクソスミスクラインは12.00ペンス安の1444.50ペンス。


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