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2012年10月1日月曜日

円、78円絡み〔NY外為〕(1日朝)


【ニューヨーク時事】週明け1日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=78円絡みで推移している。
午前9時10分現在は、77円90銭~78円00銭で前週末午後5時と同水準。


日銀が同日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)は、3四半期ぶりの悪化となり、景気が踊り場にあることが示されたものの、円相場への反応は限定的。
新規の手掛かり材料難から78円を挟んで小浮動する展開が続いている。
5日に9月の米雇用統計の発表を控えており、様子見気分も強い。


ユーロは、ドル、円に対して堅調。
スペインが前週末発表した銀行特別検査(ストレステスト)の結果が引き続き好感されているほか、9月のユーロ圏製造業購買担当者景況指数(PMI)確報値が速報値と同水準だったため、ユーロが買い戻されている。


ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.2920~2930ドル(前週末午後5時は1.2855~2865ドル)、対円では同100円65~75銭(同100円05~15銭)。


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東京マーケット・サマリー(1日)


レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>

午後5時現在 77.91/93 1.2866/70 100.25/30

NY午後5時 77.88/96 1.2854/58 100.21/26

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場28日午後5時時点とほぼ変わらずの77円後半。
中国や韓国の各市場が休場となるなか、午後3時までは停滞した。
しかし、序盤の欧州市場でスペイン10年債利回りが急速に低下するとユーロが買い戻された。
また、米10年債利回りの上昇でドル/円は一時78円を回復した。


<株式市場>

日経平均 8796.51円(73.65円安)

8759.07円─8829.35 円

東証出来高 13億7393万株

東証売買代金 8905億円

東京株式市場で日経平均は続落。
9月6日以来3週間半ぶりに8800円を下回って引けた。
名実ともに下期相場入りしたものの、3四半期ぶりに悪化した日銀短観や中国PMIの50割れが重しとなり、円高や輸出減に伴う業績下振れリスクが警戒された。
トヨタ自動車<7203.T>が2カ月ぶりに3000円を下回るなど主力輸出株が軟調。
鉄鋼、海運、機械など景気敏感株や不動産もさえなかった。


<短期金融市場> 17時05分現在

無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.086%(速報ベース)

3カ月物国庫短期証券流通利回り ──

ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.725(+0.010)

安値─高値 99.720─99.725

無担保コール翌日物の加重平均レートは0.086%(速報ベース)。
当座預金残高が前週末比で減少する中で資金偏在が見られ、地銀を中心にした金融機関から調達意欲がしっかりと示された。
「税揚げで資金需給が大きく不足となる3日が意識され、積みニーズが強かった」(国内金融機関)といい、午前は0.085%を中心に取引された。
調達が一巡した午後は閑散。
ユーロ円3カ月金利先物は債券高を受けて買い優勢。


<円債市場>

10年国債先物中心限月・12月限(東証) 144.27(+0.08)

安値─高値 144.14─144.28

10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.760%(─0.010)

安値─高値 0.770─0.760%

国債先物中心限月12月限は前週末比8銭高の144円27銭と続伸で引けた。
スペインの格下げ懸念などの欧州債務問題に加えて、世界景気先行きへの不透明感などを背景に安全資産の国債に買いが入った。
先物12月限は一時144円28銭と8月7日以来約2カ月ぶりの水準まで買われた。


現物市場は長期ゾーンが堅調。
10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比1bp低い0.760%と8月7日以来約2カ月ぶりの水準に低下した。
一部銀行勢から超長期売り/長期・先物買いなどのフローが入った。
今後、質への逃避が強まるとの見方もあり、超長期ゾーンから流動性が高い年限に入れ替える動きではないか、との声もあった。


<クレジット市場>

政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp

地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ18がワイドな水準で取引された。
プレミアムは226.5ベーシスポイント(bp)と、前週末引け(225bp)を1.5bp高い水準。
企業業績の下振れ懸念が根強いほか、1日の東京株式市場で日経平均<.N225>が3週間半ぶりに8800円を下回るなどさえない展開となったことから、信用リスクを回避するプロテクションの買いが優勢になったという。


<スワップ市場>

スワップ金利(17時00分現在の気配)

2年物 0.32%─0.22%

3年物 0.32%─0.22%

4年物 0.34%─0.24%

5年物 0.38%─0.28%

7年物 0.53%─0.43%

10年物 0.82%─0.72%

[東京 1日 ロイター]

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NY株、反落〔米株式〕(28日午前)


【ニューヨーク時事】週末28日午前のニューヨーク株式市場は、スペインの先行き警戒感を受けて反落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時20分現在、前日終値比98.76ドル安の1万3387.21ドル。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は19.31ポイント安の3117.29。


スペインがこの日銀行のストレステストの結果を発表することになっているほか、米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスがスペインの格付けを引き下げるのではないかとの不安が広がっていることから行方を見極めたいとの思惑が広がり、前日の買い地合いは一服した。


この日発表された米経済指標は強弱まちまち。
米商務省が発表した8月の個人消費支出は前月比0.5%増と3カ月連続で前月を上回り、市場予想通りの内容となった。
その後発表された9月のシカゴ地域の景況指数(PMI)は49.7と、前月比3.3ポイント下落し、景気判断の節目となる50を下回った。
その直後にミシガン大学が発表した9月の消費者景況感指数の確定値は78.3と、先に発表された暫定値(79.2)をわずかに下回り、前月の確報値(74.3)は上回った。
方向感に欠ける指標の内容を受けて、相場はマイナス圏で小浮動した。


個別銘柄では、マクドナルドが2%余り売られているほか、前日決算を発表した米スポーツ用品大手ナイキは中国からの需要が低下しているとの懸念を背景に1.8%程度下げている。
シスコシステムズはしっかり。

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