為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年12月24日月曜日

さくら投資顧問(12/24)

●相場概況 - 週末終値(前週末比)
 日経平均     9940.06(+202.50)
 NYダウ     13190.84(+55.83)
 米ドル/円    84.26(+0.83)
 ユーロ/円    111.07(+1.23)
 ユーロ/米ドル  1.3182(+0.0020)
 米国債(10年) 1.765%(+0.063)
 米国債(30年) 2.935%(+0.069)
 WTI原油先物  88.66(+1.93)
 NY金      1660.10(-36.90)
今週の注目指標
●12/24(月)
休場(東京、香港、NY)
●12/25(火)
休場(ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、フランクフルト、
パリ、チューリッヒ、南ア、トロント、NY)
●12/26(水)
休場(ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、フランクフルト、
パリ、チューリッヒ、トロント、南ア)
●12/27(木)
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 36.1万件
11月新築住宅販売件数(米)24:00
前回 → 36.8万件
●12/28(金)
12月シカゴ購買部協会景気指数(米)23:45
前回 → 50.4
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)

■ 今年も残りわずか!
16日の総選挙も終わり、20日の日銀政策会合も終わりました。
今週クリスマスを迎え、いよいよ2012年も残りわずかです。
今年の重要イベントもほぼ終わりましたし、年内のトレードは
終了モードで年末年始を楽しまれるのが良いかと思います。
今週は、保有ポジションのリスク管理を優先し、
積極的なエントリーは控えようと思っておりますが…
FOMC政策金利発表(11日)
 ↓
衆議院総選挙(16日)
 ↓
日銀金融政策決定会合(20日)
この流れをもう一度確認しておきたいと思います。
●FOMC政策金利発表(11日)
・毎月450億ドル規模の国債買入れを発表(ツイスト・オペ終了につき)
・ゼロ金利を維持する期間に「数値目標」を設定
"毎月450億ドル規模の国債買入れを発表"、これは
ツイスト・オペ終了のため追加の金融緩和措置として予想どおり。
"ゼロ金利を維持する期間に「数値目標」を設定"ですが、
ゼロ金利については以前、バーナンキ議長が「2015年半ばまで」
としていましたが今回、「失業率が6.5%を上回り、かつ1-2年のインフレ
予想が2.5%を上回らず、長期の期待インフレ率が安定している限り」に変更。
簡単に言えば、失業率が6.5%になるまでゼロ金利政策を取るということ。
 ↓
●衆議院総選挙(16日)
総選挙の結果、自民党政権が誕生します。
自民党が単独過半数、自公で3分の2以上の議席を獲得しました。
これにより、安倍氏が選挙で掲げた日銀法改正や
大胆な金融緩和は現実味を帯びてきました。
そのため円安には振れましたが、自民党が勝つことは市場では
織り込み済みでしたので大幅な円安とまではいきませんでした。
 ↓
●日銀金融政策決定会合(20日)
・10兆円の追加金融緩和
・次回の会合で物価目標(2%)の検討
上記が主な内容ですが、FOMC→総選挙の流れから、
日銀政策会合での追加金融緩和も、当然といえば当然の結果でした。
白川総裁の会見でも、新政権で安倍氏と協力していく姿勢を
見せましたが、具体的に何をやるかは後回しにした感じです。
失望とまではいきませんが想定内の範囲に止まり、
相場は利益確定への動きとなりました。
以上、注目イベントも終わり日銀政策会合後は
年末年始の相場に備えて利食いや手仕舞いをして、
今年の取引を終了した方も多かったと思います。
そのため、週末は円高に動きました。
ところで、日銀の白川総裁は「物価目標 (2%)」を
選挙中は批判していたのに、自民党が選挙で勝ってからは
安倍氏に同調するようになりました。
どこかの知事と同じで、選挙結果を見て
態度を返るのはどうかと思うのですが、
最終的には強い者になびくということでしょうか…。
それにしても、前原氏はずいぶんコケにされましたね。
それだけ民主党は相手にされていなかったということです…。
http://goo.gl/3P8nw
先週の注目指標(結果)
●12/17(月)
12月NY連銀製造業景気指数(米)22:30
前回 → -5.22
結果 → -8.10
10月対米証券投資 [ネット長期フロー](米)23:00
前回 → +33億USD (修正 +32億USD)
結果 → +13億USD
10月対米証券投資 [ネットフロー合計](米)23:00
前回 → +47億USD (修正 +43億USD)
結果 → -567億USD
●12/18(火)
RBA議事録(豪)9:30
・労働市場の更なる軟化で利下げ余地があると判断
・据え置きを検討したが、バランスを考えて利下げした
・資源以外への投資は抑制されている
11月消費者物価指数 [前月比](英)18:30
前回 → +0.5%
結果 → +0.2%
11月消費者物価指数 [前年比](英)18:30
前回 → +2.7%
結果 → +2.7%
●12/19(水)
12月IFO景況指数(独)18:00
前回 → 101.4
結果 → 102.4
BOE議事録(英)18:30
・政策金利の据え置きを9対0で決定
・資産購入枠の維持を8対1で決定
・資産買い入れプログラムの250億ポンド規模拡大を主張(マイルズ委員)
11月住宅着工件数(米)22:30
前回 → 89.4万件 (修正 88.8万件)
結果 → 86.1万件
第3四半期GDP [前期比](NZ)30:45
前回 → +0.6%
結果 → +0.2%
第3四半期GDP [前年比](NZ)30:45
前回 → +2.6%
結果 → +2.0%
●12/20(木)
日銀金融政策決定会合
前回 → 0.00-0.10%
結果 → 0.00-0.10%
11月小売売上高指数 [前月比](英)18:30
前回 → -0.7% (修正 -0.5%)
結果 → +0.1%
11月小売売上高指数 [前年比](英)18:30
前回 → +1.1% (修正 +1.4%)
結果 → +2.0%
10月小売売上高 [前月比](加)22:30
前回 → +0.1%
結果 → +0.7%
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 34.3万件
結果 → 36.1万件
12月フィラデルフィア連銀景況指数(米)24:00
前回 → -10.7
結果 → 8.1
11月中古住宅販売件数(米)24:00
前回 → 479万件 (修正 476万件)
結果 → 504万件
●12/21(金)
11月耐久財受注 [前月比](米)22:30
前回 → 0.0% (修正 +1.1%)
結果 → +0.7%
11月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器](米)22:30
前回 → +1.5% (修正 +1.9%)
結果 → +1.6%
10月GDP [前月比](加)22:30
前回 → 0.0%
結果 → +0.1%
11月消費者物価指数 [前月比](加)22:30
前回 → +0.2%
結果 → -0.2%
11月消費者物価指数 [前年比](加)22:30
前回 → +1.2%
結果 → +0.8%

日経ニュース・朝版(12/24)

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証券ディーラー「プロの視点」(12/24)

■ 〜 重複上場企業には上場維持費用が削減できるメリットも 〜 ■2013年1月1日の日本取引所グループ誕生によって、現物株は東証に統合されることになります。
これによって日経平均採用も期待される、優先市場が大証となっていて時価総額が上位200社以内の銘柄について、前回お伝えしました。

もう一度確認してみましょう。

任天堂(7974)村田製作所(6981)日本電産(6594)小野薬品工業(4528)シマノ(7309)オムロン(6645)ベネッセホールディングス(9783)ローム(6963)
上記のように、東証と大証に重複で上場している企業にとっては、TOPIXへの組み入れによる買い需要以外にも、上場維持費用が削減できるなどのメリットがあります。

また、大証に単独上場している銘柄も要注目です。
大証一部から東証一部となることによって、TOPIXへの組み入れによる買い需要が発生するだけでなく、個人投資家の目にも止まりやすくなりますから、思わぬ急騰をみせる可能性もありそうです。
■ 〜 2013年は大証単独上場銘柄を要チェック! 〜 ■    では、以下に大証一部単独上場銘柄を記載します。

銭高組(1811)明星工業(1976)新日本理化(4406)ビオフェルミン製薬(4517)神東塗料(4615)ヨータイ(5357)イソライト工業(5358)虹技(5603)エス・サイエンス(5721)サンコール(5985)モリテックスチール(5986)古野電気(6814)大真空(6962)名村造船所(7014)サノヤスホールディングス(7022)OUGホールディングス(8041)小林産業(8077)キムラタン(8107)キング(8118)ワキタ(8125)サトレストランシステムズ(8163)近鉄百貨店(8244)アプラス(8589)穴吹興産(8928)神戸電鉄(9046)山陽電気鉄道(9052)西尾レントオール(9699)王将フードサービス(9936)
今年、急騰を見せたような銘柄も散見されます。
一度急騰した銘柄というのは再び投資家の注目が集まりやすくなります。

また、来年にはこれらの銘柄が1つの「テーマ」として捉えられるケースもあるでしょう。

株価は同じテーマによって動くことが多いですから、この中のどれかが大きな上昇を見せれば、「大証単独上場銘柄」という「テーマ」によって、他の銘柄に投資資金が向かっていくかもしれません。

ぜひ、まとめてチェックしておいてください。

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