●相場概況 - 週末終値(前週末比) 日経平均 9940.06(+202.50) NYダウ 13190.84(+55.83) 米ドル/円 84.26(+0.83) ユーロ/円 111.07(+1.23) ユーロ/米ドル 1.3182(+0.0020) 米国債(10年) 1.765%(+0.063) 米国債(30年) 2.935%(+0.069) WTI原油先物 88.66(+1.93) NY金 1660.10(-36.90)
●12/25(火) 休場(ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、フランクフルト、 パリ、チューリッヒ、南ア、トロント、NY)
●12/26(水) 休場(ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、フランクフルト、 パリ、チューリッヒ、トロント、南ア)
●12/27(木) 新規失業保険申請件数(米)22:30 前回 → 36.1万件
11月新築住宅販売件数(米)24:00 前回 → 36.8万件
●12/28(金) 12月シカゴ購買部協会景気指数(米)23:45 前回 → 50.4
■ 今年も残りわずか!
16日の総選挙も終わり、20日の日銀政策会合も終わりました。 今週クリスマスを迎え、いよいよ2012年も残りわずかです。 今年の重要イベントもほぼ終わりましたし、年内のトレードは 終了モードで年末年始を楽しまれるのが良いかと思います。
今週は、保有ポジションのリスク管理を優先し、 積極的なエントリーは控えようと思っておりますが…
FOMC政策金利発表(11日) ↓ 衆議院総選挙(16日) ↓ 日銀金融政策決定会合(20日)
この流れをもう一度確認しておきたいと思います。
●FOMC政策金利発表(11日) ・毎月450億ドル規模の国債買入れを発表(ツイスト・オペ終了につき) ・ゼロ金利を維持する期間に「数値目標」を設定
"毎月450億ドル規模の国債買入れを発表"、これは ツイスト・オペ終了のため追加の金融緩和措置として予想どおり。
"ゼロ金利を維持する期間に「数値目標」を設定"ですが、 ゼロ金利については以前、バーナンキ議長が「2015年半ばまで」 としていましたが今回、「失業率が6.5%を上回り、かつ1-2年のインフレ 予想が2.5%を上回らず、長期の期待インフレ率が安定している限り」に変更。 簡単に言えば、失業率が6.5%になるまでゼロ金利政策を取るということ。
↓
●衆議院総選挙(16日) 総選挙の結果、自民党政権が誕生します。 自民党が単独過半数、自公で3分の2以上の議席を獲得しました。 これにより、安倍氏が選挙で掲げた日銀法改正や 大胆な金融緩和は現実味を帯びてきました。 そのため円安には振れましたが、自民党が勝つことは市場では 織り込み済みでしたので大幅な円安とまではいきませんでした。
↓
●日銀金融政策決定会合(20日) ・10兆円の追加金融緩和 ・次回の会合で物価目標(2%)の検討
上記が主な内容ですが、FOMC→総選挙の流れから、 日銀政策会合での追加金融緩和も、当然といえば当然の結果でした。
白川総裁の会見でも、新政権で安倍氏と協力していく姿勢を 見せましたが、具体的に何をやるかは後回しにした感じです。 失望とまではいきませんが想定内の範囲に止まり、 相場は利益確定への動きとなりました。
以上、注目イベントも終わり日銀政策会合後は 年末年始の相場に備えて利食いや手仕舞いをして、 今年の取引を終了した方も多かったと思います。 そのため、週末は円高に動きました。
ところで、日銀の白川総裁は「物価目標 (2%)」を 選挙中は批判していたのに、自民党が選挙で勝ってからは 安倍氏に同調するようになりました。
どこかの知事と同じで、選挙結果を見て 態度を返るのはどうかと思うのですが、 最終的には強い者になびくということでしょうか…。
それにしても、前原氏はずいぶんコケにされましたね。 それだけ民主党は相手にされていなかったということです…。 http://goo.gl/3P8nw
10月対米証券投資 [ネット長期フロー](米)23:00 前回 → +33億USD (修正 +32億USD) 結果 → +13億USD
10月対米証券投資 [ネットフロー合計](米)23:00 前回 → +47億USD (修正 +43億USD) 結果 → -567億USD
●12/18(火) RBA議事録(豪)9:30 ・労働市場の更なる軟化で利下げ余地があると判断 ・据え置きを検討したが、バランスを考えて利下げした ・資源以外への投資は抑制されている
11月消費者物価指数 [前月比](英)18:30 前回 → +0.5% 結果 → +0.2%
11月消費者物価指数 [前年比](英)18:30 前回 → +2.7% 結果 → +2.7%
●12/19(水) 12月IFO景況指数(独)18:00 前回 → 101.4 結果 → 102.4
BOE議事録(英)18:30 ・政策金利の据え置きを9対0で決定 ・資産購入枠の維持を8対1で決定 ・資産買い入れプログラムの250億ポンド規模拡大を主張(マイルズ委員)
11月住宅着工件数(米)22:30 前回 → 89.4万件 (修正 88.8万件) 結果 → 86.1万件
第3四半期GDP [前期比](NZ)30:45 前回 → +0.6% 結果 → +0.2%
第3四半期GDP [前年比](NZ)30:45 前回 → +2.6% 結果 → +2.0%
●12/20(木) 日銀金融政策決定会合 前回 → 0.00-0.10% 結果 → 0.00-0.10%
11月小売売上高指数 [前月比](英)18:30 前回 → -0.7% (修正 -0.5%) 結果 → +0.1%
11月小売売上高指数 [前年比](英)18:30 前回 → +1.1% (修正 +1.4%) 結果 → +2.0%
10月小売売上高 [前月比](加)22:30 前回 → +0.1% 結果 → +0.7%
新規失業保険申請件数(米)22:30 前回 → 34.3万件 結果 → 36.1万件
12月フィラデルフィア連銀景況指数(米)24:00 前回 → -10.7 結果 → 8.1
11月中古住宅販売件数(米)24:00 前回 → 479万件 (修正 476万件) 結果 → 504万件
●12/21(金) 11月耐久財受注 [前月比](米)22:30 前回 → 0.0% (修正 +1.1%) 結果 → +0.7%
11月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器](米)22:30 前回 → +1.5% (修正 +1.9%) 結果 → +1.6%
10月GDP [前月比](加)22:30 前回 → 0.0% 結果 → +0.1%
11月消費者物価指数 [前月比](加)22:30 前回 → +0.2% 結果 → -0.2%
11月消費者物価指数 [前年比](加)22:30 前回 → +1.2% 結果 → +0.8%
今週の注目指標
●12/24(月) 休場(東京、香港、NY) ●12/25(火) 休場(ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、フランクフルト、 パリ、チューリッヒ、南ア、トロント、NY)
●12/26(水) 休場(ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、フランクフルト、 パリ、チューリッヒ、トロント、南ア)
●12/27(木) 新規失業保険申請件数(米)22:30 前回 → 36.1万件
11月新築住宅販売件数(米)24:00 前回 → 36.8万件
●12/28(金) 12月シカゴ購買部協会景気指数(米)23:45 前回 → 50.4
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)
■ 今年も残りわずか!
16日の総選挙も終わり、20日の日銀政策会合も終わりました。 今週クリスマスを迎え、いよいよ2012年も残りわずかです。 今年の重要イベントもほぼ終わりましたし、年内のトレードは 終了モードで年末年始を楽しまれるのが良いかと思います。
今週は、保有ポジションのリスク管理を優先し、 積極的なエントリーは控えようと思っておりますが…
FOMC政策金利発表(11日) ↓ 衆議院総選挙(16日) ↓ 日銀金融政策決定会合(20日)
この流れをもう一度確認しておきたいと思います。
●FOMC政策金利発表(11日) ・毎月450億ドル規模の国債買入れを発表(ツイスト・オペ終了につき) ・ゼロ金利を維持する期間に「数値目標」を設定
"毎月450億ドル規模の国債買入れを発表"、これは ツイスト・オペ終了のため追加の金融緩和措置として予想どおり。
"ゼロ金利を維持する期間に「数値目標」を設定"ですが、 ゼロ金利については以前、バーナンキ議長が「2015年半ばまで」 としていましたが今回、「失業率が6.5%を上回り、かつ1-2年のインフレ 予想が2.5%を上回らず、長期の期待インフレ率が安定している限り」に変更。 簡単に言えば、失業率が6.5%になるまでゼロ金利政策を取るということ。
↓
●衆議院総選挙(16日) 総選挙の結果、自民党政権が誕生します。 自民党が単独過半数、自公で3分の2以上の議席を獲得しました。 これにより、安倍氏が選挙で掲げた日銀法改正や 大胆な金融緩和は現実味を帯びてきました。 そのため円安には振れましたが、自民党が勝つことは市場では 織り込み済みでしたので大幅な円安とまではいきませんでした。
↓
●日銀金融政策決定会合(20日) ・10兆円の追加金融緩和 ・次回の会合で物価目標(2%)の検討
上記が主な内容ですが、FOMC→総選挙の流れから、 日銀政策会合での追加金融緩和も、当然といえば当然の結果でした。
白川総裁の会見でも、新政権で安倍氏と協力していく姿勢を 見せましたが、具体的に何をやるかは後回しにした感じです。 失望とまではいきませんが想定内の範囲に止まり、 相場は利益確定への動きとなりました。
以上、注目イベントも終わり日銀政策会合後は 年末年始の相場に備えて利食いや手仕舞いをして、 今年の取引を終了した方も多かったと思います。 そのため、週末は円高に動きました。
ところで、日銀の白川総裁は「物価目標 (2%)」を 選挙中は批判していたのに、自民党が選挙で勝ってからは 安倍氏に同調するようになりました。
どこかの知事と同じで、選挙結果を見て 態度を返るのはどうかと思うのですが、 最終的には強い者になびくということでしょうか…。
それにしても、前原氏はずいぶんコケにされましたね。 それだけ民主党は相手にされていなかったということです…。 http://goo.gl/3P8nw
先週の注目指標(結果)
●12/17(月) 12月NY連銀製造業景気指数(米)22:30 前回 → -5.22 結果 → -8.10 10月対米証券投資 [ネット長期フロー](米)23:00 前回 → +33億USD (修正 +32億USD) 結果 → +13億USD
10月対米証券投資 [ネットフロー合計](米)23:00 前回 → +47億USD (修正 +43億USD) 結果 → -567億USD
●12/18(火) RBA議事録(豪)9:30 ・労働市場の更なる軟化で利下げ余地があると判断 ・据え置きを検討したが、バランスを考えて利下げした ・資源以外への投資は抑制されている
11月消費者物価指数 [前月比](英)18:30 前回 → +0.5% 結果 → +0.2%
11月消費者物価指数 [前年比](英)18:30 前回 → +2.7% 結果 → +2.7%
●12/19(水) 12月IFO景況指数(独)18:00 前回 → 101.4 結果 → 102.4
BOE議事録(英)18:30 ・政策金利の据え置きを9対0で決定 ・資産購入枠の維持を8対1で決定 ・資産買い入れプログラムの250億ポンド規模拡大を主張(マイルズ委員)
11月住宅着工件数(米)22:30 前回 → 89.4万件 (修正 88.8万件) 結果 → 86.1万件
第3四半期GDP [前期比](NZ)30:45 前回 → +0.6% 結果 → +0.2%
第3四半期GDP [前年比](NZ)30:45 前回 → +2.6% 結果 → +2.0%
●12/20(木) 日銀金融政策決定会合 前回 → 0.00-0.10% 結果 → 0.00-0.10%
11月小売売上高指数 [前月比](英)18:30 前回 → -0.7% (修正 -0.5%) 結果 → +0.1%
11月小売売上高指数 [前年比](英)18:30 前回 → +1.1% (修正 +1.4%) 結果 → +2.0%
10月小売売上高 [前月比](加)22:30 前回 → +0.1% 結果 → +0.7%
新規失業保険申請件数(米)22:30 前回 → 34.3万件 結果 → 36.1万件
12月フィラデルフィア連銀景況指数(米)24:00 前回 → -10.7 結果 → 8.1
11月中古住宅販売件数(米)24:00 前回 → 479万件 (修正 476万件) 結果 → 504万件
●12/21(金) 11月耐久財受注 [前月比](米)22:30 前回 → 0.0% (修正 +1.1%) 結果 → +0.7%
11月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器](米)22:30 前回 → +1.5% (修正 +1.9%) 結果 → +1.6%
10月GDP [前月比](加)22:30 前回 → 0.0% 結果 → +0.1%
11月消費者物価指数 [前月比](加)22:30 前回 → +0.2% 結果 → -0.2%
11月消費者物価指数 [前年比](加)22:30 前回 → +1.2% 結果 → +0.8%