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2013年2月27日水曜日

農業関連銘柄、上昇目立つ=政策期待で注目―東京株式市場

東京株式市場で、農業機械や種苗など農業関連銘柄の上昇が目立つ。
安倍晋三首相が、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加もにらんで「攻めの農業」を打ち出したことが背景だ。
欧州債務危機に対する懸念などから27日の日経平均株価が続落し、株高の勢いに一服感が出る中で、農業強化策への期待から注目を集めている。
18日の産業競争力会議で、農業強化策が議題に取り上げられて以降、農機メーカーの井関農機 <6310> 、種苗業のサカタのタネ <1377> などの株価が上昇。
井関農機の27日の終値は340円で、18日と比較して34%高となった。
農業関連銘柄は、昨年11月からのいわゆる「安倍相場」で伸びが緩やかだったために割安感が強く、それも理由に買われている。
当面の値動きについて「自動車、電機など輸出関連株の上昇が一段落しており、しばらくは個人投資家の目も向かいやすい」(国内証券)と、さらなる上昇を見込む市場関係者もいる。
一方、「政府の本気度が問われる」(インターネット証券)として、具体策が出なければ長続きしないとの見方も根強い。

海外リスクを意識〔東京株式〕(27日、続き)☆差替

前日の米国株高を受けて、朝方は小幅ながら反発して始まった。
しかし、その後は先物市場で売りが断続的に出て値を消すと、前日比100円超安の水準まで一気に下落した。
イタリアの政治混迷が欧州経済全体への懸念につながっていることや、米国でも歳出強制削減の発動期限が3月1日に迫ってきており、「海外のリスクが意識されている」(国内証券)という。
後場に入り、アジア市場が堅調に動いていることから、下げ渋りの局面も見せたが、円相場が締まると再び株価も下落。
前場の安値を下回った。
「国内では、安倍政権の掲げる成長戦略への期待は根強い」(大手証券)と、大きく売り込まれることはないものの、買い戻しの勢いは弱く、さえない展開が続いた。

小高い=米株反発を好感〔東京株式〕(27日前場寄り付き)

前日の米国株が反発したことを好感し、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小高く始まった。
野村、大和証Gが堅調、三菱UFJ、みずほFG、三井住友は強含み、郵船、商船三井がしっかり。
菱地所、住友不は底堅く、日水、マルハニチロHDも締まっている。
富士通、ソニーが小反発、コマツ、クボタは小じっかり。
半面、三井不が反落、JR東日本、JR西日本、JR東海は軟調、第一生命、東京海上が小甘い。
トヨタ、日産自は小安く、パナソニック、日立が緩んでいる。

反落〔ロンドン株式〕(26日)

【ロンドン時事】26日のロンドン株式市場の株価は、イタリア総選挙結果を受け、同国政局の混乱が長引くとの懸念に圧迫されて反落し、FT100種平均株価指数は前日終値比84.93ポイント(1.34%)安の6270.44で引けた。
IGマーケッツのアナリスト、デービッド・マッデン氏は、「この日はイタリア総選挙結果が大きく材料視された。
英銀は欧州諸国に債権を持つので、条件反射的に銀行株が売られた」と語った。
個別銘柄では、石油大手BPは7.05ペンス安の444.10ペンス。
製薬大手グラクソスミスクラインは17.50ペンス安の1458.00ペンス。
金融大手バークレイズは14.65ペンス安の297.00ペンス。

円、91円台後半〔ロンドン外為〕(26日)

【ロンドン時事】26日のロンドン外国為替市場の円相場は、イタリア政局に対する不透明感が強まり、神経質な取引が続く中、1ドル=91円台後半となった。
午後4時現在では、91円65~75銭と前日午後4時(93円75~85銭)比2円10銭の円高・ドル安。
前日開票のイタリア総選挙では、下院を制した緊縮財政堅持を訴える中道左派連合が上院で過半数を獲得できず、ベルルスコーニ元首相率いる中道右派連合が上院で獲得議席数を伸ばした。
このため同国の政局混迷が長引くとの懸念から、資金の安全な逃避先とされる円はニューヨーク市場で一時、90円台に急騰。
東京市場では92円前後を浮動、ロンドン市場でもこの流れを引き継いだ。
もっとも、「イタリア政局がどれだけユーロ危機に結びつくか不明」(邦銀筋)なことから、金融市場全般に様子見ムードも見受けられる。
欧州中央銀行(ECB)の国債購入策のアナウンスメント効果がなおも続くとの見方も根強い。
別の市場関係者は、「全般的な相場の水準感が変わった。
大きな調整が起きた後なので、はっきりした水準感のない相場が続く可能性がある」と話した。
ユーロは、伊総選挙の結果が重しとなる中、方向感に乏しい展開。
午後4時現在、対円では119円85~95銭と前日午後4時(123円90銭~124円00銭)比では4円05銭の大幅な円高・ユーロ安。
対ドルでは、1.3070~3080ドル(前日午後4時は1.3210~3220ドル)。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.5120~5130ドル(1.5105~5115ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9310~9320フラン(0.9295~9305フラン)。

ダウ、ナスダックともに反発〔米株式〕(26日朝)

【ニューヨーク時事】26日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、午前9時35分現在は前日終値比77.09ドル高の1万3861.26ドルで推移している。
ハイテク株が多く取引されているナスダック総合指数は同時刻現在9.64ポイント高の3125.89。

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