為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年1月4日金曜日

証券ディーラー「プロの視点」(1/4)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■年末年始休場明け、大発会を迎えた株式相場ですが、休場期間中の外部要因進展を好感した買いが優勢に。
高水準のボリュームを伴いながら全面高商状となるなど、昨年末の勢いを持続しながら好発進を切っています。

日経平均株価は暴騰。
一時は300円高、2011年の震災前3月以来となる節目の10700円を回復する場面もありました。
買い一巡後はさすがに利益確定売りで伸び悩む場面もありましたが、高値圏でのもみあいに終始しています。

さて、昨年末の前営業日配信版では「年末年始も外部要因の確認を 物色はテーマ性と需給妙味がポイント」と題していました。

年末年始の休場期間が通常ベースの4日間から2日多い6日間にも関わらず、目立った手仕舞いもなく、上昇基調が確認された前営業日の「大納会」でしたが、休場期間中も米国で減税失効と強制的な歳出削減が重なる「財政の崖」の問題を解決したことで、株高円安の流れが強まる格好に。
当欄で指摘していたように、年末年始中の外部要因変化を確認しながら、本日の相場浮上の流れに上手く付けた方も多かったのではないでしょうか。

参加者不足で閑散となることが多い年末年始需給も本日は東証1部の売買代金が概算で2兆円に迫り、東証1部の売買高も概算34億株と昨年末からの「大商い」が継続。
さらに東証1部値上がり銘柄数は1553(91%)と9割超の銘柄が上昇する全面高となるなど、大発会としては珍しい暴騰&全面高スタートとなっています。

また、物色対象としては「新年相場もこのままテーマ性と需給妙味を兼ね備えた物色対象が狙い目となるでしょう」と記していましたが、12月26日に配信した恒例企画『厳選5銘柄付きレポート』「2013年に狙える【注目テーマ株!】」の注目銘柄・オリエントコーポレーション<8585>が暴騰。
すでに返金条件クリアを果たしていたユーグレナ<2931>、アプラスフィナンシャル<8589>に続く目標株価達成となり、配信から実質3営業日で3銘柄の目標株価達成を果たしました。

さらに会員情報でも12月26日のインターネット会員A情報で買い推奨していた東海東京ホールディングス<8616>、12月27日のインターネット会員A情報で買い推奨していた三井物産<8031>、12月26日のインターネット会員B情報で買い推奨していた丸紅<8002>、12月19日の前引け後配信の電話会員情報で買い推奨していた日立製作所<6501>らがそれぞれ目標株価を達成するなど、当欄で指摘していたように市況関連など過去の新年相場で活躍の見られるテーマ株を手掛けて利益を上げられた方も多かったのではないでしょうか。

さて、ポイントとなるのが、この活況相場が「いつまで続くかどうか?」でしょう。
今晩にも米国で重要指標・米雇用統計の発表が控えており、波乱発生に備える意味で需給妙味の強い低位金融関連などが場中で上値を伸ばしましたが、株価指数上伸とともに中核銘柄に短期過熱感も見られるだけに、比較的需給妙味の強い銘柄を選好する流れとなるかもしれません。

また、来週は国内で2月期決算銘柄を中心とした第3四半期開示、そして米国でも主要企業の10−12月期決算開示が始まります。
そして金曜日にSQ算出もあるなど、このまま昨年末と同じく、ボリュームと外部要因、とくに為替相場の水準を見極めながら、相場の流れに付くことを心がけましょう。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は反落。
前営業日に財政問題進展で大きく買い進まれていたほか、FOMC議事録確認で追加金融緩和期待も後退し、利益確定売りが主導しています。

前営業日に減税失効と強制的な歳出削減が重なる「財政の崖」をめぐる協議で、超党派の法案可決を好感した流れで大きく買い進まれていたことから、利益確定売りが先行しました。

また、この日に明らかになった米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で、金融当局が債券購入を2013年中に終わらせる可能性があることが示されていたこともあり、追加金融緩和期待が後退。
買い手控えにつながっています。

ダウ平均株価は、前営業日比21.19ドル安の13,391.36ドル。
ナスダック総合指数は11.70ポイント安の3,100.57ポイントで取引を終えています。

東京市場休場前となる27日終値の価格水準と比べると、ダウ平均は13,096.31ドル→13,391.36ドル(295.05ドル上昇)。
ナスダック総合指数は2,985.91ポイント→3,100.57ポイント(114.66ポイント上昇)となりました。

為替相場では、米国での財政問題進展でユーロに対してドルが買われたものの、リスク退避圧力とともに円が売られる展開に。
東京時間帯早朝では、1ドル87円台半ば、1ユーロ114円台前半の円安水準で取引されています。

年末年始休場明け、大発会を迎えた東京株式市場では、休場期間中の米国市場上昇、為替相場の円安推移を好感した買いが先行。
日経平均株価は10604円の大幅続伸スタートに。

寄り付き後は、多くの銘柄が買い進まれ、日経平均株価が一時300円高の10700円台を回復するなど、暴騰スタートとなったことで利益確定売りを誘い、やや伸び悩む格好となりました。

ただ、昼休みで円買い圧力をこなすと円安がさらに進行、後場の日経平均株価は高値もみあいに終始。
今晩の米雇用統計や週末を警戒したポジション整理で膠着状況を見せる株価指数に対して、物色対象は次第に短期志向を強めています。

日経平均株価終値は、292.93円高の10,688.11円。
東証1部の売買代金は概算で1兆9516億円。
東証1部の売買高は概算で34億949万株。
値上がり銘柄は1553(91%)に対し値下がりは110(6%)、変わらずは32(1%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■休場期間中の外部要因進展を追い風に受け、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、キヤノン<7751>、東芝<6502>の国際優良株が好調。
三菱UFJFG<8306>、みずほFG<8411>、三井住友FG<8316>のメガバンクら中核銘柄の活躍が目立っています。

日経平均株価が一時300円高を記録するなど、株価指数の上伸からファナック<6954>、ファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>の構成比率上位が押し上げる格好に。
大型株の三菱商事<8058>、コマツ<6301>、JT<2914>らも強さを見せました。

売買代金上位では、アイフル<8515>、オリコ<8585>、アプラスフィナンシャル<8589>らその他金融の低位株がディーリング資金を集めて活況高。
今晩に米雇用統計の発表があるほか、週末を控えて物色傾向の短期化が追い風に働いています。

セクターでは、業種別株価指数騰落で全業種が上昇。
所属全銘柄の上昇でゴム製品、保険業、電気ガスなどが値上がり上位に並びました。

デンソー<6902>、日産自動車<7201>の輸送用機器、三菱UFJFG<8306>、みずほFG<8411>、三井住友FG<8316>の銀行業も好調。
野村ホールディングス<8604>の証券、三菱マテリアル<5711>の非鉄なども続いています。

個別では、米国での増産報道で富士重工<7270>、伊藤忠<8001>の第三者割当引受で戸田工業<4100>などが材料物色を集めた半面、増資観測のシャープ<6753>には見切り売りが出ました。

新興市場では、直近IPOのユーグレナ<2931>、UMNファーマ<4585>が活況高。
中核のサイバーエージェント<4751>、ミクシィ<2121>、楽天<4755>、デジタルガレージ<4819>なども底堅く推移しています。

日経ニュース・昼版(1/4)

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みんなの外為 !今日の重要経済指標(1/4)

   
予想(コンセンサス) :
   
ユーザー予想    :
上昇 75% 下落 25%
   
関連指標の動向   :
上昇50% 下落40%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:14.0pips
上昇時平均幅:11.0pips
下落時平均幅:-7.0pips
下落時安値幅:-11.0pips
   
予想(コンセンサス) :+0.8%/-1.6%
   
ユーザー予想    :
上昇 78% 下落 22%
   
関連指標の動向   :
上昇56% 下落11%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-5.0pips
   
予想(コンセンサス) :47.8
   
ユーザー予想    :
上昇 72% 下落 28%
   
関連指標の動向   :
上昇38% 下落44%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:4.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-3.0pips
   
予想(コンセンサス) :50.2
   
ユーザー予想    :
上昇 58% 下落 42%
   
関連指標の動向   :
上昇38% 下落44%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:4.0pips
上昇時平均幅:4.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-3.0pips
   
予想(コンセンサス) :+2.1%
   
ユーザー予想    :
上昇 58% 下落 42%
   
関連指標の動向   :
上昇48% 下落35%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:3.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-4.0pips
   
予想(コンセンサス) :15.0万人増
   
ユーザー予想    :
上昇 83% 下落 17%
   
関連指標の動向   :
上昇46% 下落31%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:33.0pips
上昇時平均幅:28.0pips
下落時平均幅:-43.0pips
下落時安値幅:-50.0pips
   
予想(コンセンサス) :7.3%
   
ユーザー予想    :
上昇 77% 下落 23%
   
関連指標の動向   :
上昇46% 下落31%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:19.0pips
上昇時平均幅:15.0pips
下落時平均幅:-13.0pips
下落時安値幅:-18.0pips

日経ニュース・朝版(1/4)

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