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2012年11月12日月曜日

6日続落=円高止まり、不透明な欧米情勢受け〔東京株式〕(12日前場)

【第1部】円相場の高止まりや、不透明な欧米情勢が嫌気され様子見姿勢が強まりとなり、日経平均株価は前営業日比64円31銭安の8693円29銭と利益確定売りに押され6営業日続落。
約1カ月ぶりに8700円を割り込んだ。
東証株価指数(TOPIX)も同5.37ポイント安の725.37と3営業日続落。
出来高は6億4028万株。

【第2部】3日ぶり反落。
ニッタゼラチンが大幅安で、三光MF、イクヨはさえない。
半面、Eギャランティが上伸した。
出来高1456万株。

【外国株】閑散。
出来高4700株。

▽GDPのマイナス転落、手控えムードを後押し
円相場は1ドル=79円台半ばで横ばい、対ユーロでは朝方に一時100円台を付け、高止まり。
また、米国で「財政の崖」問題の解決に進展がなく、12日のユーロ圏財務相会合でギリシャへの融資実行が正式承認されるか流動的と伝わり、投資家は様子見姿勢を強めた。
取引開始直前に7~9月期の実質GDP(国内総生産)が前期比年率3.5%減とマイナスに転落したと公表された。
市場では「予想通りの結果で、影響は限定的」(中堅証券)との見方が大勢だが、地合いが弱い中で「景況感悪化が上値を押さえつけた」(銀行系証券)側面はあり、手控えムードを後押しした。
市場では「週末の米国株価の戻りが鈍かったことが、きょうの日本株に影響している。
このまま戻りが鈍ければ、後場一段安となる可能性が強まる」(同)と懸念されている。

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