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2013年4月12日金曜日

欧州株式市場サマリー(11日)

(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 6416.14(+28.77)
前営業日終値 6387.37(+74.16)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7871.63(+61.00)
前営業日終値 7810.63(+173.12)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3775.66(+31.95)
前営業日終値 3743.71(+72.99)
<ロンドン株式市場> 4日続伸。
小売大手のマークス・アンド・スペンサー(M&S)<MKS.L>や金融株がこの日の上昇を主導したほか、堅調な米指標も材料視された。

米新規失業保険の週間申請件数が予想以上に減少したことが追い風となり、相場は午後の取引で上げ足を速めた。

また、米連邦準備理事会(FRB)が緩和策を継続するとの期待から、押し目買いが続いているとアナリストは指摘する。

金融株の買いが優勢となり、FT100種総合株価指数を6.4ポイント押し上げた。
資産運用会社シュローダー<SDR.L>やアバディーン<ADN.L>が、同セクターの上昇を主導。
同業のアシュモア・グループ<ASHM.L>が新規の資金流入額が増加したと発表したことを好感した。
アシュモアは13%高、出来高は90日平均の約5倍となった。

M&Sは4.3%高で終了。
四半期売上高が予想を下回る減少にとどまったことが材料視された。

<欧州株式市場> 続伸、今年の株式相場上昇で資産運用会社が恩恵を受けているとして、金融株が値上がりした。

ファンドマネジャーやトレーダーは、一部投資家が今年の上昇相場の利益を確定させて株式を売却、短期的に下落する場面があっても、相場は年内にかけて緩やかに上昇するとみている。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は6.70ポイント(0.56%)高の1192.87。
年初来で5%上昇した。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は12.71ポイント(0.48%)高の2674.33。
年初来では約2%上がった。

金融サービス株<.SXFP>の上げが目立った。
新規の資金流入額が増加したと発表したアシュモア・グループ<ASHM.L>が13%上昇、他の資産運用株を押し上げた。

株式の投資益が債券や現金を上回るとして、投資家の大半は株式相場に強気だが、米国やアジア株と比べて欧州株に否定的な見方も出ている。

INGインベストメント・マネジメントのストラテジスト、パトリック・ムーネン氏は、欧州株よりも日本株を好ましいと考える。
キプロス支援やポルトガルの緊縮策をめぐる問題、イタリア政治の行き詰まりなど欧州域内で債務危機がくすぶり、欧州株がアンダーパフォームする恐れもあるという。

一方、ソシエテ・ジェネラルのクロスアセットリサーチチームは、イタリアの混迷が間もなく解消すると予想、イタリアのFTSE・MIB指数<.FTMIB>が上昇、ドイツDAX指数<.GDAXI>は下落するとみる。

英小売大手のマークス・アンド・スペンサー(M&S)<MKS.L>は4.3%高。
食品以外の売上高が一部の予想ほど落ち込まなかったことが材料視された。

[東京 12日 ロイター]

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