為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年4月29日月曜日

円、97円台後半〔ロンドン外為〕(29日正午)

【ロンドン時事】週明け29日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、手掛かり材料に乏しい中、1ドル=97円後半での小動きとなった。
正午現在は97円85~95銭と、前週末午後4時(97円65~75銭)比20銭の円安・ドル高。
東京市場の休場で様子見姿勢も強い中、前週末発表された低調な米成長率を背景とするドル売り地合いが継続しており、円は戻り売りに押されながらも底堅く推移した。
今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)の政策決定や米雇用統計の発表などを控えており、市場はこれら材料を見極めながらの展開が予想される。
ただ円は下値の堅さから100円近辺で下げ止まる展開が続いており、市場からは「100円を試す局面は小休止」(邦銀筋)との見方も出る。
ある市場関係者は、「米国の物価上昇率の鈍化から米連邦準備制度理事会(FRB)で緩和派が優勢となりつつあり、円も96円近辺まで調整する可能性がある」と指摘した。
一方、ユーロは上昇。
イタリアで新政権が発足し、2月末から続いた政治空白が解消したことが好感された。
正午現在の対ドル相場は、1ユーロ=1.3075~3085ドル(前週末午後4時は1.3020~3030ドル)。
対円では同128円00~10銭(127円20~30銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.5515~5525ドル(1.5485~5495ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9390~9400フラン(0.9410~9420フラン)。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ