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2013年5月2日木曜日

NYダウ、反落〔米株式〕(1日午前)

【ニューヨーク時事】1日午前のニューヨーク株式相場は、低調な米経済指標を受け反落している。
午前10時20分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比74.34ドル安の1万4765.46ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同20.84ポイント安の3307.95。
米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した4月の全米雇用報告によると、非農業部門就業者数は前月比11万9000人増と、増加幅は2012年9月以来7カ月ぶりの低水準。
市場予測(15万人増=ロイター通信調べ)を下回った。
また、前月分も下方修正され、先行き不透明感を背景に民間企業が新規雇用に消極的な姿勢が浮き彫りになった。
雇用統計の発表を3日に控え、労働市場の回復ペース減速が不安視され、市場では売りが先行した。
4月の米サプライ管理協会(ISM)製造業景況指数も、前月の51.3から50.7に低下し、市場予想の50.9を下回った。
市場ではこの日午後の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明公表を待ち、協議結果を見極めたいとの思惑が強い。
このため、ダウは一時80ドル近く下落した後は下げ渋っている。
個別銘柄では、製薬大手のメルクは3.71%下落。
減収減益決算や通年業績見通し引き下げを嫌気して売られた。
バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェースなどの金融株のほか、ヒューレット・パッカード、マイクロソフトなどのハイテク株が軒並み2%近く下落。
総額170億ドル規模の起債が注目を集めたアップルは1.34%安で推移している。
半面、ウォルマート・ストアーズ、AT&Tはしっかり。

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