為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年10月3日木曜日

証券ディーラー「プロの視点」(10/3)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■前営業日の大幅調整からの見直し買いと先行き不透明感からの戻り売りが交錯、株価指数はもみあいに終始した本日の株式相場ですが、代わって値動きの軽い銘柄へのディーリングが主導。売買代金上位には材料株や話題株、新興軽量級が進出しています。日経平均株価は小幅続落。前営業日の300円超下落から下げ幅を縮めるも上値、下値ともに切り下げてきました。ローソク足は陽線転換も25日移動平均線(14242.78円)を下回る推移となっています。さて、前営業日配信版では「先行き不透明感強い 指数直近安値割れから調整到来」と題していました。昨晩の米国市場が軟調、為替相場でもドル売りが目立つなか、やはり米財政協議問題が相場の重しとなっています。前営業日の当欄でも紹介したように、このまま一部政府機関の閉鎖が続けば、重要指標・米雇用統計の発表延期も取り沙汰されるなど、まだまだ先行き不透明感が強い状況。昨晩発表されたADP雇用統計の内容が振るわなかったことも買い手控えにつながっているのではないでしょうか。買い手控え、リスク回避の流れが強まるとともに、当欄でも「空売りなどヘッジポジションの準備を整えておくべきとの見方や基本となるポジション調整やリスクテイクの軽減」を紹介。調整可能性を想定して、先週9月25日引け後に配信した恒例企画『厳選5銘柄付きレポート』の空売りテーマ「歴史的暴落多発の10月相場接近! 秋相場に仕掛ける【空売り戦略】」を配信し、提供銘柄・TYK(東京窯業)<5363>が本日目標株価を達成。配信から実質6営業日での返金条件クリアを果たしました。さて、このまま米財政協議問題を抱えつつ、日銀金融政策決定会合や米雇用統計の重要イベントを迎えます。各イベント結果が注目されるほか、日経平均株価では5日移動平均線(14405.66円)と25日移動平均線(14242.78円)のデッドクロス形成も迫るなど、まだまだ先行き不透明感が強い状況が続くのではないでしょうか。一方の買い目線では「短期視点では外部要因に左右されにくく、値動きの軽いタイプ。中長期視点では中長期上昇銘柄の押し目を拾うスタンス」を紹介。会員情報では、10月1日のインターネット会員A情報で買い推奨していたenish<3667>が目標株価を達成するなど、コロプラ<3668>、ユナイテッド<2497>などとともにコンテンツ関連人気が確認されています。実は、同社株も5月28日配信の厳選5銘柄付きレポートの注目銘柄として提供。ユナイテッド<2497>も8月13日配信の厳選5銘柄付きレポートの注目銘柄として提供し、前営業日前引け配信の電話会員情報で推すなど、中長期視点での上昇銘柄としても合致。短期、中長期両面で狙える有力な投資対象でしょう。また、コロプラ<3668>は7月23日配信の引け後に配信した恒例企画『厳選5銘柄付きレポート』「2013年夏の決算シーズン到来 【決算暴騰株】を先回り買い!」の注目銘柄ですが、同レポートではソフトバンク<9984>が本日目標株価を達成。配信翌営業日に目標株価達成、返金条件クリアを果たしたアドウェイズ<2489>、配信2営業日目に目標株価を達成したテラ<2191>に続く4銘柄目の目標株価達成となりましたが、年初来高値を更新し、時価総額も三菱UFJFG<8306>を超え、トヨタ<7203>に次ぐ国内2位となるなど、活躍が目立ちました。相場の先行き不透明感が強く、株価指数も振るわないなかでも適切に銘柄選定を行えば活躍銘柄を先取りすることも可能。過去の市況分析レポート、提供銘柄をぜひ確認してみてください。■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は反落。一部政府機関の閉鎖が2日目に突入しており、協議の行き詰まりを嫌気した見切り売りに押されています。一部政府機関閉鎖が2日目を迎えたことで、財政協議の行き詰まりを嫌気した売りが主導。オバマ大統領が議会の指導者4人をホワイトハウスに招集したことが報じられると見直し買いを誘ったものの、概ね売り圧力が優勢でした。また、9月のADP雇用統計では、米民間部門の雇用者数は前月比16万6000人増加と市場予想の18万人の増加を下回り、前月も15万9000人増加と、速報値の17万6000人増から下方修正されたことも売りにつながっています。ダウ平均株価は、前営業日比58.56ドル安の15,133.14ドル。ナスダック総合指数は2.96ポイント安の3,815.02ポイントで取引を終えました。為替相場では、欧州時間帯でユーロが上昇。ドル下落も円買いを誘い、東京時間帯早朝では、1ドル97円台前半、1ユーロ132円台前半の水準で取引されています。東京株式市場では、米国市場が下落するなど依然軟調。ただ、前営業日に大幅下落していた経緯から見直し買いも入っており、売り買いが交錯。日経平均株価は14140円の小幅続落スタートに。寄り付き後は、日経平均株価が一旦下値を探るも為替相場の落ち着きとともに持ち直すなど、方向感を欠く動きに。前営業日終値を挟んでのもみあいに終始しました。後場も見直し買いと戻り売りが拮抗する展開。日経平均株価は前営業日終値を挟んでのもみあいが続いています。日経平均株価終値は、13.24円安の14,157.25円。東証1部の売買代金は概算で2兆396億円。東証1部の売買高は概算で24億2350万株。値上がり銘柄は526(30%)に対し値下がりは1106(63%)、変わらずは120(6%)となりました。■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■指数もみあいでトヨタ<7203>、ソニー<6758>の国際優良株、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンクなど中核銘柄も小動き。値動きの軽い富士重工業<7270>、マツダ<7261>などが賑わい、指数レバレッジETFの日経レバレッジETF<1570>も商いが目立っています。売買代金上位では、材料性が継続視されているソフトバンク<9984>が進出。年初来高値を更新し、時価総額も三菱UFJFG<8306>を超え、トヨタ<7203>に次ぐ国内2位となるなど、活躍が目立ちました。指数膠着で値動きの軽い銘柄へディーリング資金が集中。新興軽量級のコロプラ<3668>、ユナイテッド<24978>も活況高となり、材料性でヤマダ・エスバイエルホーム<1919>も短期資金を集めています。悪材料の出た東京電力<9501>、月次確認のファーストリテイリング<9983>らが売られるなど、材料性に着目した売買が主導しました。セクターでは、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>の情報通信、新日鐵住金<5401>、JFEホールディングス<5411>の鉄鋼、トプコン<7732>、オリンパス<7733>の精密機械などが業種別株価指数騰落の値上がり上位に並んでいます。一方、第一生命<8750>、東京海上ホールディングス<8766>の保険、所属全銘柄が下落した鉱業、JXホールディングス<5020>、出光興産<5019>の石油製品らが値下がり上位に並びました。個別では、羽田空港発着枠配分でANAホールディングス<9202>、増額修正のジャパンマテリアル<6055>、格上げのセイコーエプソン<6724>、タカラトミー<7867>らが材料性で物色されています。新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したユナイテッド<2497>、コロプラ<3668>が活躍。新興軽量級のアドウェイズ<2489>、ビリングシステム<3623>、ネットイヤーグループ<3622>、enish<3667>、ザインエレクトロニクス<6769>、C&Gシステムズ<6633>なども買われました。■■ 〜 本日の注目銘柄シューティング! 〜 ■■<9984>ソフトバンク 7,530円 前日比+290円(+4.01%)続伸。利益確定売りが先行したものの、直近に伝わった材料性が再評価されているほか、押し目買いを集めて切り返すと、年初来高値を更新している。全市場の売買代金上位に進出、時価総額も三菱UFJFG<8306>を超え、トヨタ<7203>に次ぐ国内2位となるなど、活躍が話題となってきた。<3668>コロプラ 2,720円 前日比+239円(+9.63%)大幅続伸。スマートフォン専用クイズ&カードバトルRPG『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』が累計800万ダウンロードを突破したことが引き続き買い材料視されている。株価指数が膠着するなか、値動きの軽さから短期資金が流入。新興軽量級のユナイテッド<2497>とともに売買代金上位に進出するなど、活躍が目立った。<1919>ヤマダ・エスバイエルホーム 170円 前日比+26円(+18.06%)急騰。親会社のヤマダ電機<9831>が住宅リフォーム事業を拡大するとの一部報道が買い材料視された。商機拡大につながるとの判断が追い風となっているものの、親会社のヤマダ電機<9831>は軟調に推移しており、同社株も買い一巡後は伸び悩んでいる。◇…

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ