2012年10月26日金曜日
NY株、反発=米指標を好感〔米株式〕(25日午前)
【ニューヨーク時事】25日午前のニューヨーク株式相場は、良好な内容の米経済指標が並んだことから、反発している。
午前10時20分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比72.57ドル高の1万3149.91ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同19.36ポイント高の3001.06。
米商務省が発表した9月の耐久財受注額は前月比9.9%増と、2010年1月以来2年8カ月ぶりの高い伸び率となった。
労働省が発表した前週まで1週間の新規失業保険申請件数は前週比2万3000件減の36万9000件と、市場予想(ロイター通信調べ)の37万件をわずかに下回った。
9月の全米活動指数も前月から改善。
市場のリスク選好が戻る中、株式を物色する動きにつながった。
また、この日は大手決算が目白押し。
米家庭用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の7~9月期決算は、減収減益となったものの市場予想を上回ったことで、大幅高。
米穀物大手ブンゲも、増収増益を受けて買いを集めた。
一方、米通信大手スプリント・ネクステルは赤字幅が拡大したことで下落、米航空大手ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスと米先物取引大手CMEグループも、それぞれ減収減益となったことで、売り込まれた。
その他個別銘柄では、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、JPモルガン・チェースなど金融銘柄がしっかり。
ファイザー、メルク、ジョンソン・アンド・ジョンソンなど医薬・健康関連銘柄も買われた。
ボーイングは下落。
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