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2012年11月27日火曜日

6日ぶり反落=銀行株が急落〔ロンドン株式〕(26日)

【ロンドン時事】週明け26日のロンドン株式市場の株価は、様子見姿勢の強い中を銀行株を中心に6営業日ぶり反落、FT100種平均株価指数は前週末終値比32.42ポイント安の5786.72で引けた。

対ギリシャ融資の再開を協議するユーロ圏の臨時財務相会合の結果を見極めたいとの気分が強く、全般に手控えムード。
ただカタールの政府系ファンド、カタール・ホールディングによる英銀大手バークレイズのワラント売却を受けて同行株が値を下げ、全般の地合いを悪化させた。

これに対しETXキャピタルのイシャク・シディキ氏は、「財務相会合でギリシャの資金繰り問題が決着すれば、リスク資産は上昇に転じる」と期待感を示した。

個別銘柄では、バークレイズが13.70ペンス安の240.50ペンスと急反落したほか、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)も8.90ペンス安の285.10ペンスと下げるなど、銀行株が軒並み大幅安。
イングランド銀行(英中央銀行)の次期総裁にカナダ中銀のカーニー総裁が就任することが発表され、銀行規制が強化されるとの思惑からも銀行株への売りが加速した。

このほか、石油大手BPが4.15ペンス安の431.35ペンス。
半面、通信のBTは0.20ペンス高の226.90ペンスと値を保った。

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