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2012年11月27日火曜日

NY株、反落〔米株式〕(26日午前)

【ニューヨーク時事】週明け26日午前の米株式市場は、大幅高となった前週末の反動で利益確定の売りが先行し、反落して始まった。
午前10時10分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前週末終値比68.60ドル安の1万2941.08ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が3.08ポイント安の2963.77。

感謝祭明け23日の「ブラック・フライデー」を皮切りに、全米で本格的な年末商戦がスタート。
調査会社によると、23日のインターネット通販の売上高が統計を開始した2001年以来初めて10億ドルを突破したという。
また、感謝祭後の最初の月曜に当たるこの日は「サイバー・マンデー」と呼ばれ、例年ネット通販で大幅な値引きが行われることで知られる。

市場では一方、商戦の好調な滑り出しが確認できたとして買い一服感が浮上。
年末年始にかけて減税失効と自動的な歳出削減が重なる「財政の崖」問題に対する懸念が再び広がっている。
また、ユーロ圏諸国がこの日、財政危機に陥っているギリシャ向け融資の再開を目指して協議を行っており、最終的な合意に至るかどうかをめぐって警戒感も強い。

個別銘柄を見ると、ウォルマート・ストアーズなど小売り関連は総じて軟調。
半面、韓国サムソン電子との間で特許侵害訴訟中のアップルは、裁判対象として新たに6製品を追加するよう求めてしっかり。

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