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2012年11月14日水曜日

円、79円台半ば〔ロンドン外為〕(13日)

【ロンドン時事】13日のロンドン外国為替市場の円相場は、ギリシャ情勢をめぐる不透明感から様子見姿勢も強く、1ドル=79円台半ばでのもみ合いとなった。
午後4時現在は79円40~50銭と、前日午後4時(79円35~45銭)比05銭の円安・ドル高。

前日のユーロ圏財務相会合では、ギリシャの緊縮達成期限の2年延長で合意する一方、次回融資実行の正式決定は見送られ、なお先行き不透明感が残る結果となった。

このため市場では、「ギリシャ情勢に神経質になっている」(市場筋)中で様子見商状。
対ギリシャ融資の一括供与が検討されていると報じられたことでユーロは対円、対ドルともに序盤の安値から買い戻されたものの、具体化へ向け「まだ難しい問題が多い」(別の市場関係者)との見方は強く、方向感には乏しい展開が続いた。

一方、円売り・ユーロ買いをにらみ円は対ドルでも水準を切り下げたが、手掛かり材料に乏しく行って来い。
一部からは、「日本の衆院解散・総選挙をにらみ円も買いにくい」(邦銀筋)との指摘も出ていた。

ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.2705~2715ドル(前日午後4時は1.2705~2715ドル)。
対円では同100円90銭~101円00銭(100円90銭~101円00銭)。

他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.5885~5895ドル(1.5860~5870ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9470~9480フラン(0.9475~9485フラン)。

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