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2012年11月14日水曜日

NY株、続落=米欧の不透明感が重し〔米株式〕(13日)☆差替

【ニューヨーク時事】13日のニューヨーク株式相場は、米国の財政問題や欧州債務問題をめぐる不透明感が重しとなり、続落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比58.90ドル安の1万2756.18ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同20.37ポイント安の2883.89で終了した。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3億8528万株増の6億7646万株。

米住宅改装小売り大手のホーム・デポが朝方発表した決算は、市場予想を上回ったほか、通期の予想も上方修正。
小安く始まったダウ平均は、同社株の値上がりにつられてじり高となり、一時は約83ドル高まで上昇した。

ただ、今週から本格化する米国の財政問題をめぐるオバマ大統領と与野党との協議を前に、買いの勢いは限定的。
また、12日開催のユーロ圏財務相会合では、ギリシャへの追加支援が最終合意に至らず、20日に再び会合を開くことを決定。
ギリシャの当面の資金繰りには懸念は生じない見通しだが、財政緊縮策の達成先送りをめぐる対応策などに不確定な部分があるほか、債務削減時期に関する国際通貨基金(IMF)とユーロ圏のスタンスの違いも表面化し、「ギリシャ支援の不透明感は引き続き残った」(準大手証券)と受け止められ、投資家心理を圧迫。
徐々に下げ幅を拡大して終了した。

個別銘柄では、ホーム・デポは3.6%高で終了。
一方、マイクロソフトは基本ソフト「ウィンドウズ」の開発責任者の退社や新タブレット型端末販売の立ち上がりの弱さが伝わり、3.2%安で終わった。

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