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2012年11月7日水曜日

円、80円台前半〔ロンドン外為〕(6日)

【ロンドン時事】6日のロンドン外国為替市場の円相場は、米大統領選を前に様子見姿勢も見られる中、このところの上伸分の巻き戻しが出て、1ドル=80円台前半で弱含んだ。
午後4時現在では80円25~35銭と、前日午後4時(80円10~20銭)比15銭の円安・ドル高。

市場は米大統領選を前に、動きづらい状況となっている。
ある邦銀筋は「オバマ米大統領が再選されれば、現行政策の継続でドル売りとの見方があるが、正直どう反応するのか読めない」と語った。
市場では、大統領選後の減税措置の失効と自動的な歳出削減が重なる「財政の崖」問題への懸念が根強い。

ユーロは、対ドルでは「売られ過ぎ感から」(前出の邦銀筋)、1ユーロ=1.28ドル台に戻した。
別の市場関係者は、「株が買われ、ユーロは買い戻され、円も売り戻されるなど、大統領選をにらんで巻き戻しとなった」と指摘した。

対ドルは同1.2800~2810ドル(前日午後4時は1.2780~2790ドル)。
対円では1ユーロ=102円75~85銭(102円45~55銭)となった。

他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.5975~5985ドル(1.5970~5980ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9430~9440フラン(0.9440~9450フラン)。

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