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2012年11月28日水曜日

NY株、続落〔米株式〕(27日午前)

【ニューヨーク時事】27日午前の米株式市場は、欧州債務不安が和らぐ中、米国の財政問題への警戒感から売りが優勢となり、続落している。
午前10時半現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比49.84ドル安の1万2917.53ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が9.15ポイント安の2967.63。

欧州連合(EU)ユーロ圈諸国は前日、ブリュッセルで財務相会合を開いた。
27日未明まで続いた協議の末、財政危機のギリシャに対する融資再開で合意。
これを受けて、欧州債務不安が後退し、買いが入っている。

米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した11月の米消費者信頼感指数が73.7と、市場予想を上回ったことも相場の下支え要因となっている。

ただ、米国の「財政の崖」問題をめぐる投資家らの不安は根強く、相場の上値は重い。
経済協力開発機構(OECD)が同日発表した経済見通しで、欧米の財政問題を取り上げ「世界経済見通しに重大な結果をもたらす恐れがある」との見方を示したことも投資家心理の悪化につながっている。

個別銘柄では、食品大手のコナグラは4%超高。
同業のラルコープ・ホールディングスの買収が好感された。
今週末に新型「iMac(アイマック)」の販売を開始するアップルは、小幅安にとどまっている。

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