【編集部から】
総選挙で自民党が大勝し、金融緩和期待から株高・円安が進んでいます。日経平均 株価の1万円の大台復帰も目の前です。野田首相が解散を表明した11月半ば、日経平 均は8800円台でした。あれから1カ月、9000円、9500円とレンジを切り上げるたびに 、「上げ相場もそろそろ限界だろう」という声があがりましたが、買いの勢いは衰え ませんでした。 やや手前味噌ですが、振り返ってみると、注目すべき記事が電子版マーケットにあ りました。11月22日掲載の株式FOCUSです。一緒に仕事をしているマーケットセクシ ョンの小林茂デスク執筆の「日本株、円安で上昇基調に転換 年内1万円も視野」で す。当日の日経平均は9222円。同じ日に、「こんなにある9500円限界説の根拠」とい う原稿も出稿されるほど相場の先行きは読みにくく、社内でも「いったいどうなるん だ」と強弱感が対立していました。 結果はご存じの通りで、このまま日経平均が年内に1万円の大台をクリアしたら、 編集長の私が小林デスクにうな重をごちそうすることになっています。そのあかつき には小林デスク、次の相場展開を読み解く原稿を掲載すべく、現在取材を進めていま す。引き続き、株式FOCUSなどマーケットセクションの記事にご注目ください。 (マーケット編集長 鈴木亮) 【株式FOCUS】
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